えすとえむのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「しゃばけ」という人気小説を原作とした、漫画アンソロジー。
色々な漫画家が書いているのに、作品世界がブレない。
私は読んだことがないが、原作が確固たる世界を持っているのでしょう。
マンガ家達が実力者揃い。
皆この小説のことを愛しているのだろう。どの人も楽しんで書いているのが伝わってくる。
(そして、鳴家という小さい鬼たちは、どの漫画家が描いても、かわいい。)
話としては、「仁吉の思い人」(みもり)が面白かった。
人情時代劇、輪廻転生の千年ドラマ、満たされない想い満載の恋愛、と、とにかくロマンチック要素抜群で、ぐいぐい引き込まれた。
「ドリフのゆうれい」(鈴木志保)のクールな絵。素晴らし -
Posted by ブクログ
個人的に30万円もする靴に手を出す日は来ないと思う。
でも高くても価値あるものを求めるお客さんたちの悲喜こもごもと、靴作りにおける丁寧な気持ちのほぐし方を読んでると、最初の一歩を踏み出す勇気を靴から分けてもらうような気分になる。主人公・歩がごまかしのない職人で優しい男だからできる対話なんだろうなと。
あと今回出てきた新キャラ・新堂の突っかかりって半分くらい妬みなんじゃないかなーと。「余所さんは余所さん、ウチはウチ」の気風が強い京都人にしてはちょっと違和感あったり。でも家族や周りの反対、売れるまでの経済的な苦労、歯を食いしばって登って来た先に、存分に恵まれ、望まれてニコニコ靴を作る若造が現れた -