えすとえむのレビュー一覧

  • equus

    名前

    『はたらけ、ケンタウロス!』を読んでからこちらを購入。
    読んでおいて良かった。
    彼らの名前の持つ重み、意味をわかった上で読むととても切ない。
    他のケンタウロスたちの物語も読んでみたい。
  • いいね!光源氏くん(4)【電子限定特典付】

    現代を満喫する主人公たち

    現代のレジャーに挑戦していく光源氏と頭中将。やはり二人ともスッペクが高くて何気にうまくこなしながら、感動したことを歌にして詠むところがいつのもパターンですが面白かったです。後半は、二人がどうして物語の世界から現実の現代に来たのかの謎に触れます。光源氏たちは元に戻れるのでしょうか。気になります。
  • いいね!光源氏くん(4)【電子限定特典付】
    これにて完結。出落ちネタ漫画と思っていたのが、最後にはメタフィクション的な展開になるとは。流石というかなんというか。えすとえむは今「シティハンター」の海坊主を主人公にしたスピンオフも描いてんだけど、あちらも安易なスピンオフ作品と侮らず読んだ方が良いのかもしれん。
  • いいね!光源氏くん(4)【電子限定特典付】
    すごく面白くて、一気読みしてしまいました。
    ドラマの方は最終話まで観たのですが、マンガの方はまだ完結しないんですねーそれにしても、紫式部さんがタイムスリップしていたとは驚きです。豊かな髪を切られていたのは残念でしたが、彼女はこちらの世で生きていくことを覚悟したのでしょうね。次巻が楽しみです。
  • 作品ナンバー20
    読切集。
    エロ:有

    全5作収録されているが、どれも読み終わったあとに、導入部分を読み返しに戻ってしまう。読み終わってから導入部を読むと、より深まる。
    少ないページの中で奥深いドラマを見せてくれる。

    幸せな老いを描くのが上手いよなあ。



    どれも良かったが、
    「ラスゲアード」が特にお気に入り。
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  • その男、甘党につき
    えすとえむさんの作品は、いつも不思議な重厚感がある。
    しなやかさと無骨さを併せ持ったキレイな線で描かれる物語の、
    コマ運びやレイアウト、いろんなところに見え隠れする「深み」。
    ショコラをこよなく愛する男ジャン=ルイ。
    彼の背景はあまり多くは語られないけれど、彼との関わりは、
    人を「見えなかった自分」...続きを読む
  • IPPO 4
    歩の帰国から「IPPO」スタイルの再確認のようなエピソードを経て、
    神堂の登場、そしてスタイルの違うふたりの衝突まで…
    流れるようなエピソード運びにわくわくしますw。
    何だかムードはヒールちっくな神堂ですが、年長者ならではの
    懐の深さやひねくれ感もあっていいキャラクターですねー。
    今後の展開がまた楽...続きを読む
  • IPPO 5
    一読、思ったよりあっさり終わったなぁと思い、
    でも改めて考えると、父子のつながりや男女のつながり、
    ライバルとのつながりや自分の将来への想い、そして未来…。
    とてもたくさんのものが詰まった大団円だったなぁと感じました。
    静かな、でも篤い、とても心に残る作品でした(^^)。
  • 新装版 このたびは

    メガネ

    メガネ男子率は低かったけど、
    誓いのキスでメガネをはずすという天然ボケメガネ男子な行為に萌えた!
    実際のシーンはなくて吹き出しのセリフだけだったのは残念…!
    でも私としてはとてもよかった。

    ススキの話はとても好きだけど
    家族愛がいまいちよくわからない私にとっては
    愛憎のカケラを感じて...続きを読む
  • はたらけ、ケンタウロス!
    アウトドア雑誌に連載された。人獣一体の生物が「差別撤廃」の掛け声の下、営業職サラリーマンや靴職人になっているというアウトリミットな趣向。満員電車やエレベーターなど閉鎖空間で不便だが、走るのは自転車より速い。農耕作業や移動手段に馬と密着して暮らした時代もあったが、読んでその記憶が呼び覚まされるのか?妙...続きを読む
  • IPPO 5
    靴と人生がこんなに結び付くなんて。地味な設定だけど、本格的職人漫画なので読みごたえはあるし、最後のページがいつもじんわりきて余韻がある。この最終巻は、老いから新たな命へといっぽんの繋がりのようなものがその歩みによって表現されていて感動した…。
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    「しゃばけ」という人気小説を原作とした、漫画アンソロジー。

    色々な漫画家が書いているのに、作品世界がブレない。
    私は読んだことがないが、原作が確固たる世界を持っているのでしょう。

    マンガ家達が実力者揃い。
    皆この小説のことを愛しているのだろう。どの人も楽しんで書いているのが伝わってくる。
    (そし...続きを読む
  • IPPO 4
    個人的に30万円もする靴に手を出す日は来ないと思う。
    でも高くても価値あるものを求めるお客さんたちの悲喜こもごもと、靴作りにおける丁寧な気持ちのほぐし方を読んでると、最初の一歩を踏み出す勇気を靴から分けてもらうような気分になる。主人公・歩がごまかしのない職人で優しい男だからできる対話なんだろうなと。...続きを読む
  • 新装版 このたびは
    冠婚葬祭や家族にまつわる短編集。婚約者、親子、姉妹。短いストーリーの中に心があたたかくなるエピソードが詰まっている。
  • いいね!光源氏くん
    最後、帰れてない。(水着の女性二人と)ビーチにいる。
    まあ元々、海(須磨)に行く予定だったからなあ(苦笑)。
  • いいね!光源氏くん
    やっぱり新井理恵『☓―ペケ―』のノンストップヒデキを思い出す。もしくは『おじゃる丸』。受入側の持て余し感が面白い。表紙を取った所にある句も面白い(笑)。
  • いいね!光源氏くん
    光源氏がタイムスリップしてくる居候コメディ。居候というか、もはやヒモニート状態です。
    何かにつけて一句詠んでtwitterに投稿する、ハイブリッドな光源氏くん。ゆるく読めて楽しい1冊でした。巻数ついていないけれど、これで完結なのか、まだ続編があるのでしょうか…?
  • IPPO 4
    仕事への信念が見える。そういう発言が堂々と、なおかつ自然に言えるようにならんとな。それは年なんか関係ないな。
  • IPPO 3
    フィレンツェの思い出に浸れました。街角にジュルリーニありそう。素敵なお店だろうなあ、と想像が膨らみました。ひっそりと、それでいてじんわりと染み渡るストーリーばかりです。そして、靴好きには応えられないエピソードの連続。今回も堪能しました。
  • IPPO 2
    本屋で偶然見かけて、ついに二巻も購入。職人の頑固さが素敵に響きます。コレクターに「履かせる」靴、静かなパワーを感じました。こういうまっすぐな目をした人に会いたいです。