えすとえむのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ケンタウロスの生活実態があまりにリアルすぎて、実在を確信してしまうほどです。
サラリーマンのケンタウロス健太郎。出勤する姿に躍動感がみなぎっています。いろいろ仕事するにあたり不都合なこともありそうだけど、それほど違和感なくリーマンやってるんですね。先輩ともごくふつうに交流深めてます…立ち飲みだったらアフターファイブの付き合いだってできるのね。
先輩は口は悪いけど、なんだかんだ健太郎の世話を焼いているし、営業先にはケンタウロスの大先輩がいたりして、ほんとにケンタウロスだということを除けば、わりにふつうに馴染んでいます。そして、読み進むうち人間と人外が共存して成り立つ世界に、すごくハッピーな気持ちにさせられます。
二本足だろうが四足だろうが、そんなのは瑣末なことだと実感します。そして誰にでも、違うところがあって当たり前、長所短所があったりするのも当たり前なんだと、再認識。
続く短編はどれもBE・BOY GOLD掲載でさらにBL風味。そしてお仕事ものです。健太郎は明るいコメディ仕様でしたが、こっちはちょっとシリアス。心に残るものがある作品たちです。
ケンタウロスの職業もさまざまで、ソバ職人見習い、靴職人、モデル、ニート志望と続きます。
どの話も胸にじんわりくるものがあって甲乙つけがたい…どれも、何回でも読み返したくなるイイ話です。特にモデルのケンタウロスは顔も体も美しかった。
ページのはしっこがパラパラまんがになっていて、躍動感溢れるサラリーマン健太郎が楽しめます! -
Posted by ブクログ
ケンタウロスとBLという組み合わせはナルホドと思いました。思いつきそうで思いつかなかった萌え。
6つの短編が収録。いろいろな時代と世界が舞台になっているので、ケンタウロスとともに時空を越えて様々な気持ちを共有することができます。ちょっと昔の耽美なBL感覚があって懐かしさも感じさせます。
ケンタウロス同士であったり、ケンタウロスと人であったり、恋愛模様は様々。異種である障害を乗り越える愛は、まさにロマンティックの骨頂です。読んでいて胸に迫るものがありました。
どの話も印象深くて甲乙つけがたいのですが、やはり中でもいくらか長い話ということで最後のストーリーがお気に入り。凄い色気のある魔性のケンタウロスでした。
羊飼いのも、春駒のもとってもよかったんだけど、一番読ませた話だったので。
Hシーンも美しく萌えます。
装丁が箔押し仕様でめちゃくちゃ綺麗。こだわりを感じさせてくれます。 -
Posted by ブクログ
短編集。
担当さんからボツにされたり、到底書けないと思われたものを集めたもの。
…そのコンセプトに惹かれて発売日までドキドキしていました。市内にある大きめの本屋に発売日にいったらなくて、迷った末にネットで注文。
届いた瞬間にがっちり読みました。
「ちょっとだけ!最初のだけ読むだけだからね!」と思って開いたのに、雲田さんの足フェチマンガでスッコーーーンと落ち、15分かけて全部読んじゃいました……。
恐るべしダメBL…。
一人で立つぐらい自立した子なのに、なんだろうこの魔力…。
読んだ感想ですが…「どこがダメなのかさっぱりわからない」という…(笑)
たしかにアンケートはとれないかもしれない、でもこの作品たちが受け入れられる土台は、とっくにBL読者層持ってると思うんですが!!
少なくとも私は入手してから~6回読み返しました。
今すっごい満ち足りてます。
今回収録しきれなかったものもあると聞いてますので、これがシリーズ化してくれることを祈ってます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待ったえすとえむさんの新刊!
日本が舞台ということで期待していたのですが。。。
内容はすごくよかったし、人間関係。リアリティ。
えすとえむさんの良さがすごく出ている内容だったのですが
なんせあっさり。。。エッチなシーンもありましたが
そこは軽~くって感じで。
まぁそれもえすとえむさんの良さなのですが(笑)
『やがて、藍になる』以外に
『泳ぐ、溺れる、泳ぐ』と『しんしんと雪の降る』
が入っていたのですがどちらもキスすらありませんでした!
でも、『泳ぐ、溺れる、泳ぐ』←これ好きでした(笑)
14歳少年とその少年が通う中学校の警備員のおじさんのお話なのですが、なんていうか全体的に暗いお話なのですがそこに見え隠れする人間同士の温かさというか。。。
とにかく言葉では表せないような感じでした。
少年のほうがおじさんに少し気になっているという感じで、幸せになってくれるといいな~と切実に思いました(笑)
『しんしんと雪の降る』はカップル(?)のお話。
これはなんというかゲイカップルの日常?というか
すごくほのぼのしていて憧れてしまいました(笑)
全部、一応ハッピーエンドですので安心して読めると思います
ただ、えすとえむさんの特徴というか
言葉が少なく、表情や独特の雰囲気がありますので
人によっては少し物足りないかなという感じです。
私も今回は少し物足りなさを感じてしまいました;