【感想・ネタバレ】ハッピーエンドアパートメントのレビュー

同棲相手に新しい恋人ができて追い出されたルカ。入居者募集の張り紙を見つけ、電話で問い合わせて行ってみると、実は部屋は空いていないという。しかも大家のハビが「僕と一緒に住まないか?」と誘ってきた。家賃無しで光熱費のみ折半、ネットは使い放題…。超不審だが、なぜか懇願するハビの瞳に流され同居することに決める。
ルカとハビと、アパートの住人たちのハッピーエンド・オムニバス・ストーリー。

「ハッピーエンド」を巡る群像劇ですが、一癖も二癖もある住民たちのキャラと、洒脱な台詞回しとが、まるで海外ドラマのよう。えすとえむ先生のざくざくとしたペンタッチが作品の雰囲気にマッチしていて、いつまでも読んでいたいと思わされます。

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Posted by ブクログ

あるアパートの住人たちのオムニバス

入居者それぞれに物語があって、一つのお話は短いけれど終わり方が良くて余韻がたまりません

どのお話も良かったけど、部屋から出ずに全裸で暮らす芸術家・サルバドールとファッションデザイナー・ディノの二人が好き!
騒々しい同居人たちに住みつかれたオカマのエヴァと耳が不自由なホセも良かったです

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2012年12月30日

Posted by ブクログ

あんな切ない誘い文句が帯に書かれていて読まないわけにはいかなかった・・!

ほのかな切なさとじんわり灯る幸せが癖になる作品です。
派手なシーンは何もなく、ただ淡々と物語が進む。
それがより一層心を抉る。
積もり積もって吐き出された想いというのは、
近いうちにランプの明かりみたいに、小さくても明るい幸福の火となる。
そんな人生が歩みたくなる、まだ生きていたくなる漫画でした。
出会えてよかった。 
ちなみに表紙は物語のその後だと私は思います。

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2011年11月17日

Posted by ブクログ

とあるアパートメントの住人たちのハッピーエンドなお話。


えすとえむ先生の作品の世界観は嵌れば何処までも。
この作品も何度でも読み返してしまうのだろう。

どうでもいいけどホセの顔が超好みで困る。

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2011年08月16日

Posted by ブクログ

あるアパートに住む住人たちのそれぞれの恋のお話。

それぞれは短いお話だけど、しっかりとそれぞれの愛の形があって素敵だった!!

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2011年08月14日

Posted by ブクログ

1話目のディノとサルバドールと2話目のノエと双子、4話目のホセとエヴァが好き。ほとんどだね。3話目がハマらなかったのはショタが出てきたから。好みの問題です

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2015年10月27日

Posted by ブクログ

規格から外れてる人たちのハッピーエンドの話。少女漫画を呪縛するハッピーエンドに違和感があるからBLに足を突っ込んだのにいつの間にかわたしもハッピーエンドの呪いにかかってたなと気づく。

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2015年06月27日

Posted by ブクログ

妄想と欲望の産物である”BL”ではないと思います。
センスのよい絵柄がヨーロッパの風景や生活によく馴染んでいるせいでしょうか。
登場人物の体格は確かに欧米人の体だし、少し変な人たちではあるけど普通にゲイカップルの話という感じがします。
題名に偽りなく、ハッピーエンドな連作短編集です。

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2013年09月29日

Posted by ブクログ

2012/07/17
【やや好き】幸せ通りの突き当たりにあるハッピーエンドアパートメントの住人5CP話。 小説家志望の男、全裸男、双子を恋人に持つ男、人形師、騒音に気付かない男などいろいろな住人が登場する。 映像を観ているような作風は健在だが、思ったよりアッサリめな印象なのは1CPの話尺が短いからかな。 それでも何となく心情は読めるから成立してるんだけど、それぞれもう少し長めに読みたかったなーなんか勿体無い感じ。 なので、どの話も好きだけど一番は無し。 その後談的ではないちゃんとした続きがあれば満足出来そうだけど…。

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2012年07月24日

Posted by ブクログ

えすとえむさん初読みです☆
オノナツメさんもそうですが、台詞をフランス語やスペイン語にしても何の違和感もなく海外の書店に並んでいそうな無国籍な画が素敵。
人形師の話が切なくて好きだったな。あの後人形でなく本物のセバスティアンに会えたペペは何を思ったのだろう。ルカがハビとのハッピーエンドを書き上げる事が出来ますように^_^
どのストーリーも、幸せな未来を予感させるラストで心地よい読後感を味わえました。やっぱりハッピーエンドっていいですね!

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2012年06月26日

Posted by ブクログ

『僕はまだ 君のハッピーエンドを書いていない』

小説家志望のルカが、ハッピーエンドのお話を書くためにアパートの住人を観察していくお話。
まるでオムニバス洋画を観ている様。どれもこれも、個性豊かで気持ちのよいお話ばかりでした。
で、私はやっぱりルカ自身のお話が気になるわけで。
それは最後になるわけで
ルカのお相手、DJのハビ。一見問題なさそうで、やっぱり問題(それもかなり大きい)があり・・・ルカと一緒に涙が出そうになりオロオロ。縁を大切に(なんだそれ)。

いろんな形の幸せが堪能できます!よ!

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2011年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

外国を描かせたら右に出る者はいない印象。洒落たアパートメントの小話がいくつか入ってる。どの話も可もなく不可もなく面白い。
特別に萌えるわけではないけれど、なんとなくいつも買ってしまう作家。初めて買ったBL漫画がこの人の本だったので、思い出の作家でもある。

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2011年08月31日

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アパートの管理人(DJ)×小説家。アパートの住人を主人公が小説にしていく話。住人の話も面白くて、なんといっても話の作りが上手い。

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2011年08月13日

Posted by ブクログ

エロ:無し


主人公のルカは小説家志望。
出版社にハッピーエンドを書くよう言われるが、
彼はハッピーエンドを知らない。

「本人が幸せじゃないのに書けるもんか」
「ここの住人を小説にしたらどうかな」

紡がれる、幸せ通りつき当たりのアパートメント「ハッピーエンド」の、幸せに向かう物語たち。


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本作はオムニバス形式となっているが、どれも良い。


chapter1.ディノとサルバドール
最もロマンチック。
愛を失うことをおそれるのはとても共感ができるので、この物語は好き。その結果の行動「服を着ない」は突飛にも感じられるけど、それだけ恐れが大きかった、つまり愛が大きかったということなんだろう。ラストの裸で伝え合うシーンはとても良い。なにも着せない、本音たちと裸。


chapter.2ノエと双子
私は“幸せな3P”が好きだ。
現実には難しいと思うからこそ、創作でそういった作品を好んで選ぶ。この双子とノエの見た目性格のバランスが良い。キャラデザ&キャラメイクの勝利。

chapter.3 マティアスとぺぺ
この話、一番すきかもしれない。
愛を置いていったセバスティアン…。
オムニバスの中で一番、ラストに心踊ったからかもしれない。

chapter.4 ホセとエヴァ
展開が一番面白いのはこれかも。
笑っちゃうくらいハッピーに感じられたのは、恋愛が全てじゃない、沢山の愛で包み込むラストだったからかも。

chapter.5 ハビとルカそしてルカ
他と比べるとこれといって感想はないな…

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2019年05月21日

Posted by ブクログ

同棲相手に追い出されたルカは部屋探しへ。入居募集の張り紙を見つけ行ってみると部屋は空いておらず大家が「俺と一緒に住まないか?」と誘ってきた。超不審だが背に腹は変えられず住むことを決める。さらにそのアパートは奇妙な住人ばかりで・・・。
(出版社より)

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2013年04月25日

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