山内マリコのレビュー一覧

  • 東京23話

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    ネタバレ

    街を擬人化して書かれたオムニバス。
    歴史的に知らないことも多く、
    軽いタッチで読めるのは面白かった。

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    2024年09月12日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    「“男らしさ“に馴染めない、不器用で情けなくも、愛すべき男たち。」
    これってそんな本だったの?この本の紹介文を知らないまま読み進めたが、読み終えた後の印象と合わず違和感。彼らが味わっている孤独は男性らしさに馴染めないから生まれているものでもないと思うし、世に蔓延る男性らしさと自分が合わない自覚もなさそうで愛らしいなと思える話は一つもなかった。
    不規則な構成になっている点も相まって?気持ち悪い読後感なのが正直なところ。

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    2024年08月26日
  • 結婚とわたし

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    旦那さん側の主張も掲載されているのは新鮮。お互い様な感じが、むしろ健全な結婚生活だなーと感じた。

    家事の比重で、男女問わず態度や発言まで変わってしまう点は興味深い。

    連載当時より更にジェンダーの問題が複雑化し、SNSで話題になりやすい現代で、筆者と旦那さんが何を語り合うのかも、機会があったら読んでみたい。

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    2024年08月23日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    多くの作品が映画化されている山内さん。
    著作を読むのは初めてかも。
    『ここは退屈迎えに来て』とか『あのこは貴族』とか。映画も見てないのあるから見たくなった。

    雰囲気とかキャラの描き方とか結構好きかも。
    何となく、パッと取った感じで、あ、好きそうって何となく分かった。

    特に「人の思い出を盗むな」が好き。
    いいね、この感じ。ちょっと分かってしまう自分もいる。
    人の思い出の話からここまで来ると、笑ってしまうくらい。

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    2024年08月21日
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて

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    今はどんなものを買っているか気になった一冊。わたしはケチな方なので、大きい買い物は石橋を叩いて(=調べて)買わないことが多い人間です。だからこそ、みなさんの「好き」ってどこが好きポイントなんだろうと興味があります。1つずつの紹介は短めなのでスキマ時間にちょこちょこ読める本です。ただ、2016年発売の本なので、本書を読んで興味が出ても同じものを買えない可能性があります。今、著者はどんなものを買っているのか気になりました。

    ■お伊勢丹は意外と出てこない
    タイトルから伊勢丹とのコラボエッセイなのかと思ったらそうではありませんでした。「伊勢丹でお買い物」って素敵な雰囲気ワードです。ネットショッピングできる時代にもまだ高級な響きがあるなと思いました。

    ■イメージで服を買ってみたい
    骨格診断をすると、そのイメージが好きでも自分には似合わないことがわかります。だから、わたしは似合う服とされるものしか興味がなくなってしまいました。そんな自分とは対称的に好きな女優さんについて語るイベントで即席でイメージにあう服を買えるなんてセンスあるなと思いました。

    ■トイレに小物?!
    確かにインテリア雑誌などでおしゃれなお家にあるのはセンスある小物。わたしの実家の例ですが、まぁホコリが溜まるんですよね。それを動かしながら掃除することの面倒なこと(ズボラ)。さくらももこさんも旅先でセンスある小物を買っていましたが、著者もズボラといいつつ、小物のきれいさを保てるタイプの方なのでしょう。

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    2024年08月19日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    共感できるページがいくつか…
    自分が経験することになろうシーンがあった
    自分はどうしたいのか、考える

    暦喫茶室にて手に取る

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    2024年07月15日
  • あたしたちよくやってる

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    ネタバレ

    最後の短編「超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史」がとても良かった。主人公のようにどの時代も新しいものを吸収して前へ前へ進む人になりたい。

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    2024年07月11日
  • ここは退屈迎えに来て

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    地方のロードサイドから「ここではないどこか」を夢見る女の子たちの物語。
    東京で生まれ育ったわたしには想像でしかないけれど、会おうとしないと会えない学友なんてなかなか少なくて、みんなの近況はうっすら耳に入る距離感で。でもすれ違った時に○○じゃん!って気付いてもらえるほどの存在感を放って生き続けるのってきっとなかなか難しくて。みんな椎名になりたいけど、そんな椎名だって特筆した何かになれるわけでもなく、街を形成する一部に溶け込んでいく。ここではないどこかなんて、ほんとはどこにもないのね。思春期的な夢想と感じるかもしれないけれど、わたしはいまでも退屈なここから連れ出してくれる誰かを待ち望んでる。

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    2024年07月09日
  • マリリン・トールド・ミー

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    私が学生の頃は女性論と呼ばれていた。
    今はジェンダー論と呼ばれいてる。
    議論は盛んになり、意識は深くなっても、それは社会全体で見れば、ごく一部にとどまっている気がする。
    私はこの小説をとてもよくまとまっていて、それこそジェンダー論の課題図書に推薦したいけど、読んだ人が同じ想いを抱くのかは自信がない。
    作中、主人公杏奈のゼミの指導教官が学生へのはなむけに語る言葉に共感できるのは、ここまで生きてきて、いろんな想いを抱えてきたからだ。
    ああ、もどかしい。
    私自身も分かった気になってるだけで、視点を変えたら何一つ理解してなかったかも。
    マリリン・モンローの描写と杏奈のママが語る部分にはっとさせられた。

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    2026年09月12日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    人は一つの観点からしか物事を見ることができない。A面、B面は共通か、想像は事実とは違うかもしれない。だから人と話した方が良い。あの人たちは、いつも何を思って生きているんだろう。私たちが生きているのは今なのに、過去に縋って妄想してしまうあの現象、何なんだろうね。

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    2024年06月23日
  • あたしたちよくやってる

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    とても好きな話から、へーー、というレベルのものまで幅広くまとめられていた。

    もう二十代ではないことについて
    超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
    この2話が特に好きだった。
    引っ越しのワクワクする気持ちが解像度高く思い出されたり、ミーハーも捨てたもんじゃないと思ったり。

    朝井リョウさんの『発注いただきました!』を読んだ時も思ったが、色んなテーマの書き物がひとまとめになっているのは、パフェみたいで面白い。

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    2024年06月18日
  • 結婚とわたし

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    同棲と結婚生活について。どちらも自分が経験したことないことなので、本書で想像を膨らませることができた。筆者はきちんと相手と向き合って暮らせててすごい。読めば読むほど自分は人と暮らせないなと思った。

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    2024年04月25日
  • 東京23話

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    生真面目な千代田区が思い出す、ビートルズが皇居を歩いた日。洒落物の港区が語る魅力的な若者たち……。
    23区23様のドラマチックなストーリー。


    擬人化された東京23区やその区のランドマークが、自らを語る短編小説集です。
    東京新聞のサイトに連載されていたものだとか。

    それぞれの区に合わせ、千代田区だったらお堅そうな雰囲気、文京区なら文士風、渋谷区だったらギャル系など、その地のパブリックイメージが感じられるのが面白い。
    東京都内に馴染みのある方なら、特に楽しく読めるのではないでしょうか。

    それぞれの区ごとに、区や建物の歴史や印象的な出来事などに触れられていて、馴染みのある場所でもそんな成り立ちがあったのかと興味深いです。散歩や知らない街が好きなので、都内はかなりぶらついているほうだと思うのですが、それでも知らない事がたくさんあって新鮮でした。
    仲の良い友人が、キャラ変高校デビューだった、とか実は昔かなりやんちゃしてたとか。そんな驚きに近いかも。この本をもって散歩などしてみるのも楽しそうです。

    初出が2015年なので、今はもうない店や、逆に新しく完成した建物などもあり、そんな変化もまた東京の移り変わりとして愛おしいなと感じます。

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    2024年04月18日
  • ここは退屈迎えに来て

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    山内マリコさんらしい本だなと感じた。
    モラトリアムな時期にある?(と思われる)様々な女性の繊細な心の揺れ動きの描写が絶妙。皆多かれ少なかれ共感出来るところはあるのではないかな?

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    2024年04月08日
  • 皿洗いするの、どっち? 目指せ、家庭内男女平等!

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    結婚に至った状況と結婚後の生活で男女平等を目指して奮闘する記録。夫のコラムが載っているので、一方からでなく双方向から眺められる。

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    2024年03月25日
  • かわいい結婚

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    山内マリコ先生のエッセイ集の後に読んだ。
    1話目と3話目はすらすら読めた。
    2話目は私には合わなくて後半飛ばしてしまった。
    極端な話ばかりなのでこういう事例もあるよな〜という感じでとらえました。

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    2024年03月24日
  • 選んだ孤独はよい孤独

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    ネタバレ

    短編集。特にこれ!ってささったのはなかったかも。
    さよなら国立競技場...盲点!確かに奇跡の優勝の次の年辛そう
    「俺が逃がしてやる」...好き
    心が動いた瞬間、シャッターを切る...ニコン家にいて欲しい

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    2024年03月03日
  • かわいい結婚

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    ネタバレ

    かわいい結婚...表題作だけど弱い。家事できなすぎる主人公に全く共感できない

    悪夢じゃなかった...1番好き!男尊女卑的な男性が彼女に振られた後女になっちゃって、男性の不躾な視線を感じたり、洋服や化粧品を買う喜びに目覚める話。彼女に再会し、よりを戻して結婚、週末は女装を楽しむウルトラハッピーエンド!

    お嬢さんたち気をつけて...んー...仲良し2人が田舎と東京に別れて変わったものの仲良しな話。私は断然、ユリでいたい!プラダ売って手持ちの現金全部あや子に振り込むユリが素敵。

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    2024年03月03日
  • さみしくなったら名前を呼んで

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    『アズミ・ハルコは行方不明』『ここは退屈迎えに来て』『あの子は貴族』についでの4冊目の山内マリコ作品。続けて読んでるから結構好きな作家なのかもしれない。

    高校生から社会人数年目までの女性たち目線のリアルを淡々と描く。なにかが起こるわけでも最後に前向きになれるわけでもない。ただそこにある物語。いろんな媒体に書いた短編を集めたものらしく、似たような話も多い。この当時の作者が手癖で書いてしまうのがこういう話なんだろうか。

    こうしてみてみると、『アズミ・ハルコは行方不明』はこの作者の元々がもっているものと、その当時の社会の雰囲気を切り取ったものを見事に融合させたものだった。

    「人の思い出を盗むな」が好き。バイト先の先輩から聞いた話が入れ子構造になってようで不思議な距離感。思い出を盗むなってのは主人公に言ってるんだろうけど、読書体験ってそもそも思い出を盗んでいるようなものだと思ってどきっとした。

    それにしてもたまに出てくるうざい男が自分っぽくて嫌だ。もとバンドメンとか、デザイナーのたくちゃんとか。

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    2024年02月20日
  • かわいい結婚

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    現代日本で女である絶望を描いた短編集、であってますか?
    にしてはちょっと古臭すぎる。2015年刊行とのこと、10年前がどうだったかもう思い出せないけど、そんなに状況は変わったのかな。
    と言っても、現在も女が楽になったわけじゃなくて、男が辛くなっただけだけど。

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    2023年08月15日