丸山宗利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすくて面白かった。
虫の情報やうんちくなどがあり、そして柳田先生の虫の人間の大きさだったらの妄想、笑える所もあれば、ちょっと引いちゃう所も書いてあって面白かった。例える人間の大きさは150cm、小学生6年生ぐらいかな?
虫好きな小学生が図鑑最初に読むならオススメしたい。
少しわかりやすくネタバレ
もし○○150cmだったら
・カブトムシは1.6tほどの物を引っ張れる、なので普通車余裕
・ゴキブリは270kmで新幹線なみの速さ。
・アメンボは体重40kgの4人乗せて360kmで泳ぐ事ができる。
・ハエは時速750kmで飛ぶ
・蚊は13人の血を吸い尽くす
実際はもっと面白く詳しく書いてあり -
Posted by ブクログ
丸山宗利(1974年~)氏は、東邦大学理学部卒、北大大学院農学研究科博士課程修了、日本学術振興会特別研究員・海外特別研究員等を経て、九大総合研究所博物館准教授。アリやシロアリと共生する昆虫が専門分野だが、昆虫全般を研究対象としている。昆虫に関する一般書の執筆多数。
本書は、2014年に出版され、ベストセラーになった。最近は、香川照之のTV番組「昆虫すごいぜ!」が話題となっているが、振り返ってみると、近年の昆虫ブームの走りは本書だったような気もする。
本書は、昆虫の多様性及びその様々な形・生態を紹介してくれており、その不思議さ、というか、ある意味見事さには驚くばかりである。例えば、カギバラバチは -
Posted by ブクログ
様々な昆虫について、良質な浅く広い知識を多く得られる一冊。
アリの世界にも奴隷制がある。
非常に遠回しな方法で違う種類の昆虫に寄生し、その昆虫の体内で成長して最終的には内側から食い破って出てくる虫がいる。
アリの巣の中が暗い事を利用し、アリの出す化学物質と似たようなものを出しアリからエサを貰いアリの巣の中で成長する、アリとは全く異なる昆虫がいる。
などなど、本書を読まなければ決して出会うことのなかった知識と出会うことができる。
また、読み進めていくうちに進化について知りたいという欲求が高まったが、「おわりに」の部分では進化についての本もしっかりと紹介されており感動した。
昆虫に少しでも興味があ