丸山宗利のレビュー一覧
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昆虫の姿かたちから暮らしや社会性、そして人とのかかわりなど、幅広く解説してくれる一冊。遺伝子を残していくため。の一言にまとめられているけれど、多種多様な形態や行動は人間と相似のもの、反対に奇妙に見えるものもあり、特に寄生・共生の様相はよくこういう関係になったものだと感心してしまう。そして人間の生活に伴い虫も千年レベルの短い時間で進化しているというのもちょっとした驚きだった。
また本論とは外れるけれど、一時期はやった農耕・牧畜は逆に人間側が支配されているのだ。という見方を、そういう面もあるが真面目に受け止める必要はないとバッサリ切っているところは笑った。 -
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でかい紙で高画質の昆虫を見れることにとても興奮した。色鮮やかな色彩、細部の毛や目のぶつぶつまで見ることが出来る。近年動物愛護や絶滅危惧種の動物の保護などが世界中で広がっているがなかなか小さい昆虫の絶滅や保護までは考えたことがあまりなく新鮮だったしかし昆虫は食物連鎖の下に位置しているため、それが大量絶滅などで数を減らしてしまうと人間や周囲の環境まで大きく替えてしまう危険性があるのだと思った。更に小さくて種類も多いため、保護の難しさ、環境の変化への適応の難しさなどがあるなと感じた。主な絶滅危惧の原因は地球温暖化や人間による人為的な環境の変化、殺虫剤など人間による環境破壊が大きな理由であるそうだ。絶
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ハエやカに対して「存在しなくても良いのでは?」と思ったことがある人は多いと思う。序盤でその質問に答えてくれる。曰く「①カを始めとする昆虫たちは食物連鎖の一員である ②昆虫を研究することで、ヒトは思わぬ形で益をもたらしてもらってきた ③全ての生き物は生きる機会を尊重されるべきであり、また人間には地球に棲む多様な生き物たちを出来る限り保護していく責任がある」。
昆虫の定義とは何か。それぞれの持つ興味深い体の構造とは。昆虫はどのような性質を持ち、研究することでどのような益をもたらしてくれるのか。昆虫たちが現在置かれている危機的状況とは。幅広いトピックを網羅した内容で、読む前と後では昆虫に対する感じ方 -
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虫って面白いし、恐いし、可愛いし、キモい
子供の時にあれだけ触って捕まえてたのに大人になり好奇心より 知識がつくと触れなくなってくる
しかし体の仕組みも良くできてるし
本当に感心する
実際に野生動物や虫は、凄く過酷な自然で当たり前に命をかけて生きている
その動物や虫の知識、仕組み、構造を利用し人間はもの作りに応用する
新幹線の形は鳥から?
防弾チョッキには強靭な糸で巣を作る蜘蛛から?
人工衛星のアンテナを収納や広げたりするのは羽化する蝉の羽から?
などなどかなり助けられている
出来れば平和にするために使ってほしい
そんな奴らを気にせず人間はそいつらの世界を跨いで歩き生活
なんなら気付き -
Posted by ブクログ
夏休み子ども科学電話相談のファンなのですが、そこで昆虫に関する質問に答えているのが著者の丸山先生です。
落語「饅頭こわい」になぞらえての「昆虫こわい」(でも愛してる)です。笑
本書で紹介されているツノゼミについては、本当に自然に発生してきた生物なのかと思ってしまうような不思議なデザインの種類が多く驚きました。
まるでポケモンみたいな。あまりに個性的で、何度も登場するのを見ているうちにだんだん愛おしく見えてきました。
マンマルコガネも可愛いです。そしてシタバチのキラキラした金属光沢の美しさにも目を奪われました。
私も子どもの頃は良く虫を捕まえていたのですが、いつからか子どもの頃よりも恐怖心を