丸山宗利のレビュー一覧

  • ツノゼミ ありえない虫

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    ネタバレ

    写真集のように美しい図鑑。
    拡大写真と原寸大の写真が、同ページにあるのも嬉しい。

    ヘルメットツノゼミやハチマガイツノゼミのデザインセンスに痺れる。

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    2017年04月15日
  • きらめく甲虫

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     九州大学総合研究博物館助教(2015年)の丸山宗利さん。昆虫の研究者として様々なフィールドで研究を行う傍ら、昆虫の写真を熱心に撮影なさっている。
     この本は、丸山さんが研究で出会った昆虫のなかでも特に美しいものを集めた写真集である。もちろんそれぞれの種名や採集した場所のデータもありますが、学術的なことより、一般の方が見て、美しさに感動してもらえることをめざして作られたそうです。

     その言葉通り、この本には、キラキラと光り輝く昆虫たちの写真でいっぱいです。とにかくきれい。輝いてます。不思議な模様があるものも。まさに自然の美。
     どの昆虫もきれいですが、個人的には、プラチナコガネ。こんな色の虫がいるのだと驚きました。
     その昔、その美しさに魅了された収集家も多かったそうです。

     非常に美しい虫ですが、ものによっては、世界規模で開発によって生息域が少なくなり、個体数が減っているものもあるとのこと。
     私たちが豊かな便利な生活をしている陰で、自然環境に影響を与えてしまっていることは、忘れてはならないように思います。

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    2016年10月30日
  • フィールドの生物学8 アリの巣をめぐる冒険 未踏の調査地は足下に

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    「情熱大陸」で紹介されていた、蟻に寄生する昆虫の研究者の著書。シジミチョウの幼虫については知っていたが、こんなに多様な世界だったとは。
    昆虫好きにとっては興味深い話満載だが、第4章の著者の昆虫好きの経緯については自分と共通する点もあり面白い。

    というか、第3章のヒゲブトオサムシ、これは反則でしょう。なにこの面白い形態。わお。です、まじで。

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    2016年05月04日
  • 昆虫はすごい

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    いつもの光文社新書にまして、なんだか紙の手触りがよい気がします。気のせいかな? でも、気分がいいです。



    生き物本の醍醐味は、その生き物そのものよりも、生き物に魅せられた著者のぶっちぎりぶりであると思う、と度々書いていますが、この本には、そのぶっちぎりは見られません。

    では魅力が無いかと言えばさにあらず。昆虫はすごい、というそのシステムを次々に紹介してくれるのです。人間もいいが、やっぱり昆虫もすごい。



    ただ、昆虫がすごいのは、僕もまあまあ知ってはいるので、これをただ凄いと読むのではなくて、人間が、どれだけ凄さを失っているか、あるいは残っているかをちょっと考えてみたくなった。コオイムシのところで紹介されている「愛」。愛にも生物的な意味が含まれている。いろいろな愛は思い込みかもしれないし、システムかもしれない。



    人は個々としてはかなり「すごい」部分を失った生き物だけど、種全体で見ればどの虫よりもやっぱりすごい。そういう意味では、虫の凄さをみて自信を持った。けれど僕個人はちっともすごくない。自信を失った。



    ところで、貞操帯の項を読んだら、むかし松本零士がイラストを書いている昆虫の本で、あの松本零士的女性型昆虫が貞操帯をつけている、という挿絵があった。

    読んだのは小学生のときだったか。なんとも艶かしくて刺激が強かったことを思い出した。調べてみると、どうも再販されているらしい。多分、「昆虫おもしろブック」がそれ。40年前の本だった。昆虫のすごさは、その後も解き明かされているだろうから、今の「昆虫はすごい」に比べたら内容はどうなのか、とは思うけれど、トラウマというか原体験というか、そういうのもあって…買っちゃおうかなあ…。



    と、だいぶアウトコースに膨らみましたが、ともあれこの本は、あちこちに思考を飛ばしてくれながらも、一つ一つの項までみんな充実なので、虫嫌いの人も構わず読むべし。

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    2022年06月01日
  • ツノゼミ ありえない虫

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    ほんとに居るの?って感じです。ページの下にメモリがついていて、実際の大きさが載っています。
    こんな形をしている虫が動いているなんて、ほんとに不思議。

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    2014年10月21日
  • 昆虫はすごい

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    世界には変わった生き物はたくさんいるけれど、昆虫はなんと言っても種類が多い。どこかで読んだことのあるものから聞いたこともないものまで、見事な生活ぶりを見せる昆虫の世界は、ほとんど識別できない自然観察者にも楽しめた

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    2025年07月27日
  • ツノゼミ ありえない虫

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    ツノゼミの一般向け入門書です。数多くの写真と簡単な解説がつきます。
    不思議な生きもの・ツノゼミの世界へいざ。

    ツノゼミはツノゼミ科(Membracidae)に属する昆虫で、一般的にいうセミとは異なる生きものです。セミとは下目まで同じ分類ですが、ヨコバイがさらに近縁となります。
    セミのように大きな鳴き声は立てず、2mm~25mm程度と相当小型です。
    この虫のすごいところはなんと言ってもその形態です。本書の副題は「ありえない虫」ですが、本当にありえないほどの奇妙な形と多様さです。
    全体の形として、体の上に長目で半透明の羽が付くところはセミにも似ていますが、セミと違うのはさまざまな形の突起物が付くところ。
    植物の棘や枯れ葉によく似たものもいますし、ハチやアリなどにそっくりなものもいますし、イモムシの糞や昆虫が脱皮した抜け殻の擬態をしているものもいます。要は自分を目立たなくする、または危険な存在だと思わせるのがツノゼミの「ツノ」なのです。そうはいっても、やりすぎて、もはや何の擬態かわからないような珍妙な形もちらほら。いやまぁ、あんた、それどういうつもりなの・・・?と聞いてみたくなります。
    こんな大きな突起物がついていても、すべての種が「飛べる」というのもすごいところ。但し、大きい突起物を持つものは「不器用」に飛ぶようです。
    さらに、このやたらと複雑な形、脱皮で困らないのか?と疑問に思うわけですが、幼虫期にはこの突起物はないのだそうです。最後の脱皮(羽化)の際、しわくちゃに畳み込まれた状態で突起物が出てきます。そして徐々に、翅が伸びるのと同時に突起物もふくらんでいきます。中身は空洞であることが多く、風船がふくらむようにして完成形ができあがります。

    ツノゼミは昆虫には珍しく、卵を守ることが知られています。母ツノゼミは産んだ卵の上に覆い被さるようにして、外敵から卵を守ります。なかには幼虫になってからも保護し続ける種もいます。
    ツノゼミの寿命は2~3ヶ月で、次世代を守り育てつつ、短い生涯を終えることになります。
    ツノゼミの餌は植物の汁。アミノ酸が乏しい一方、糖分が多く含まれるため、必要なだけのアミノ酸を取ろうと思うと、糖分の取りすぎになってしまいます。そのため、余った糖分は排出されます。甘露と呼ばれるこの排出物に寄ってくるのがアリです。同様に甘露を出すアブラムシを保護するように、アリはツノゼミを保護しています。成虫だけでなく幼虫も甘露を分泌します。アリがとんとんと背中を叩くと、幼虫は腹の先から甘い汁が出し、こうしてアリとツノゼミは仲良く共生しています。

    ツノゼミが多く存在するのは、中南米やアジアの熱帯地域です。日本にも十数種存在しますが、熱帯のものに比べ、地味なものが多いというのもおもしろいところ。
    奇抜な配色で文字通り「とんがった」デザインのものはやはり熱帯のものに多いようです。

    本書には、数多くの美しい写真が収録されていますが、撮影の際、小さいがゆえの苦労があるそうです。ツノゼミの特徴はこの凹凸ある体。その全体にピントを合わせるのは非常に難しいことです。そこで著者が取った策は、標本を上下に動かしながら、多数の写真を層状に撮影し、ピントの合った部分を最後にコンピュータ上で合成するというもの。名付けて、深度合成撮影法。聞くからに手間の掛かりそうな方法です。さらには、標本にホコリが付いていると台無しになるため、1つ1つ丁寧にホコリを取って撮影に臨むのだそうです。この準備の方が、撮影よりさらに手間暇が掛かるのだとか。
    そう思って改めて写真を見るとまた一段と味わい深いです。

    この世界のどこかにおかしな形の小さいツノゼミたちがけなげに生きている。
    そう思うとちょっと楽しいです。


    *ツノゼミの存在自体は以前から知ってはいたのですが、今回、本を読む気になったのは、先日、たまたまツノゼミの研究をしている人に会ったため。台湾出身の彼は"treehopper"を研究していると言い、それは何だろうか・・・?と思ったら漢字で「角蟬」と書いてくれました。おぉぉ、ツノゼミですか・・・。
    フィリピンの森に何度も採集に行ったことがあるのだとか。ふーん、どんだけおもしろい虫なのかと思って探したのがこの本(この著者も知っているとのことでした)。
    袖すり合うも多生の縁。おかげでおもしろい奥深い生きものを1つ知りました。
    ツノゼミも珍しいかもしれないけど、ツノゼミの研究者も結構珍しい、ような気もします。

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    2014年08月10日
  • フィールドの生物学8 アリの巣をめぐる冒険 未踏の調査地は足下に

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    好蟻性昆虫学者によるフィールドワークのお話。
    蟻には様々な昆虫が深く関与して生きている。よく出てくるシジミチョウのことは知っていたが、著者の専門とするハネカクシ、エンマムシ、ハエなど無数の虫がアリに擬態して餌を貰ったり、アリを食べたりしている。またこのようなマニアックな研究者がどのように育ったかも記述されており,生来の昆虫少年が好きこそものの上手慣れを実践しあこがれの職業に就いて、運もありうまく未踏の分野を開拓しつつあるというところ。実際の研究は地道な採集、標本の作製、描画、分類、論文執筆と本当に好きではないとできない、ことがよくわかる。

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    2013年06月12日
  • ツノゼミ ありえない虫

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    ネタバレ

    チェック項目10箇所。昆虫のひとつの小さなグループで、これほど形の多様なものはいない。本書を通じて生きものの形の豊かさ、すなわち生物の多様性に一人でも多くの人が愛情と慈しみをもっていただければ、これ以上の喜びはない。ツノゼミは名前にセミとつくけれど、セミとは異なるグループの昆虫だ、体調数ミリしかないごくごく小さな生きもので、植物の汁を吸って生きる平和な昆虫である。ツノゼミの奇抜な角の役割はほとんどわかっていないが、いくつかの種ではその機能を推測することができる、ヘルメットツノゼミの丸く大きな角は、わずかな部分でしか体とつながっていない、敵につかまるとその部分が取れて、残った本体は逃げおおせることができる。ツノゼミの奇抜な容姿は、ほかの生きものに食べられないための工夫であり、生きるための技なのだろう、アリのような強力なあごも、ハチのような毒の針ももたないツノゼミにできる、最良の保身術なのだ。ツノゼミは、、余分な糖分を水とともに体の外へ捨てている、ツノゼミのおしっこにふくまれる糖分は非常に多いのだ。アリにとってツノゼミが出すこの甘い露はとても魅力的、甘露欲しさに始終ツノゼミにつきまとう、ツノゼミはつきまとうアリを怖がることはない、アリの方もツノゼミを攻撃しようとは思っていないようで、その関係はまったく友好的なものである。じつはありは甘露をもらう代わりに、ツノゼミの護衛を引き受けている、アリがそばにいるおかげで、ツノゼミはクモやほかの昆虫などに襲われにくいのだ。アリの甘露好きは筋金入りで、ときには1匹のツノゼミに40~50匹のアリが押し寄せて、遠くから見ると黒い球が枝についているように見えることがある。ツノゼミの寿命は種によって異なるが、長くても2~3ヶ月、私たち人間にくらべると、とても儚い命である。

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    2013年05月24日
  • ツノゼミ ありえない虫

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    「え、こんな生き物がいるの!?」と思わず言ってしまいそうな写真集です。ここに掲載されているのはツノゼミという虫たちで、まだまだ自分が知らないことはたくさんあるんだということを教えてくれました。

    僕も東京にいたころはずっと野外で仕事をしていたので暇を見つけては夏になると木に止まって気忙しくないているセミを素手で捕まえては放すという何の生産性もないことを業務の合間合間にしていたことを思い出しました。少し、話は脱線してしまいましたが、この本は世界中にいるとされる珍妙な『ツノゼミ』の各種を特殊な撮影技法を駆使して、克明なまでに再現したものをオールカラーで掲載したものでございます。

    ページを読み進めていると、これがまた日本では決して見ることのできないような模様や特徴のあるツノゼミたちがこれでもかといわんばかりに陳列されてあって、世界はまだまだ僕の知らないことがたくさんあるもんだなぁ、などと、妙に感慨深い気持ちにさせられました。中には『それはいったいなんの役に立つのですか?』と聞きたくなるようなプロペラのようなコブを持ったツノゼミや、中にはアリが戦うときの構えを模した形をしているツノゼミ。

    そして、『自分には毒がありますよ』という警告をド派手な模様で示しているツノゼミなどがあって、見ているだけでも楽しくなってくる一冊でした。こういう本がきっかけで、少しでも外の世界に興味を持ってくれれば。そんなことをふっと、この記事を書きながら考えてしまいました。

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    2011年12月25日
  • ツノゼミ ありえない虫

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    いただきものです。ありがとうww
    ツノゼミ可愛いよツノゼミ!!ごくちいちゃい虫なんですが千差万別さまざまなデザインの子達が紹介されてます。薔薇のとげみたいな子やヘルメットのある子やヘリコプターのような子とか。筆者の愛情溢れるコメントも可愛い。

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    2011年09月08日
  • ゆるゆる昆虫図鑑

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    ネタバレ

    3割は昆虫といえばの花形・カブトムシ&クワガタ。
    私がそこまで興味がないのもあるだろうが、特別変わった話はなかった。
    なかなか寄生型のエグい虫がいて面白い。
    紙を食べるヤマトシミはよく名前を忘れてしまうのだが、忘れた頃に見かける。


    マルクビツチハンミョウは孵化した幼虫が花に登り、ハナバチにしがみついて巣に侵入し、ハチの卵、花粉だんごや蜜を食べ、蛹から羽化すると巣から出ていく。足の関節からカンタリジンという毒が分泌され、人間の皮膚に付着すると水膨れができる。

    ゲンジボタルは卵もさなぎも幼虫でも光る。

    ほかの生き物の死骸を食べる生物はスカベンジャー。

    オトシブミは漢字で落とし文と書き、落とした葉を手紙に例えている。卵を産むと葉っぱで巻いて包み、落とす。成虫になるまでの巣であり、エサである。

    匂いでアリに化けて巣に入り込むアリヅカコオロギ。
    アリの巣の中で幼虫を食べるアリヅカムシ。
    アリの行列に紛れ込み、食べ物を横取りするハネカクシ。
    →好犠牲昆虫

    ヨナグニサンは世界最大級のガ。成虫は口もなく、何も食べないので寿命は1週間。

    ジュウシチネンゼミは17年ごとに数十億匹が一斉に羽化する。13年版のジュウサンネンゼミもいる。素数ゼミ。

    エメラルドセナガアシバチのメスはゴキブリに毒針を刺して麻痺させ、脳に毒を流し込む。そうするとゴキブリは無抵抗に巣へついてきて、卵を産み付けられる。孵化した幼虫はそのゴキブリを内側から食べる。

    オオイクビカマキリモドキの幼虫はクモの産んだ卵嚢の中に入り、卵を食べて育つ。サナギになると卵嚢から出てくる。

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    2026年09月17日
  • 知ってる虫のひみつがすべてわかる! すごすぎる身近な昆虫の図鑑

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    息子のために買った図鑑ですが、いざ自分が読み始めると、見慣れていたはずの虫が急に“別の生き物”に見えてきました。
    あえて珍しい虫ではなく、身近な昆虫に絞っている分、「そんな見方があったのか」と何度もうならされました。
    写真や図解も分かりやすく、知識を詰め込むというより、観察の視点を一つ増やしてくれる感覚でした。
    何気なく踏みしめている地面のすぐそばに、こんな世界が広がっていたのかと気づかされ、読み終えたあと、足元を見る目が少し変わりました。

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    2026年07月30日
  • 昆虫のすごい世界

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    写真がでかくて鮮明。こうも昆虫の細かいところまで拡大されると、逆に気持ち悪いな。確かにその形の巧妙さや色合いの美しさには打たれるんだけどね。いくつか挟まれている昆虫作家の記事が面白い。

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    2026年07月21日
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    最近よく聴くポッドキャストで紹介されていた本。こんどお会いすることになっている学者センセイの頭の中の深いところを探るのに役立つかと思って読んだ。

    やはり興味深く読んだのは、このところどっぷり浸かっている鳥類関係のはなし。川上先生は軽妙な語り口で、キャッチーな論文を紹介してくれた。恐竜学者の小林先生の項では、鳥類の祖先が恐竜だったことが学会の主流になったのは
    1998年の論文発表からだった、と知った。1985年生まれの私は、子どもの頃から始祖鳥の存在は知っていたが、それが鳥と恐竜とを繋ぐ存在だという認識は薄く、あくまで鳥の祖先だ、という理解だったのだが、それが当時はふつうの解釈だったようだと再認識。

    恐竜、土、岩石、老化…。知っていたことよりも知らなかったことが多かったし、自分が生きている間に分かったことも多いな、いうのが率直な感想。世界はまだまだわからないことで溢れていて、それを知ろうとする面白い人がたくさんいる、ということが伝わる本。

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    2026年03月06日
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    世の中で、博士と呼ばれてる人たちが心揺さぶられた論文を紹介してくれる。文章的には、その博士の個性が出てきますが、心引かれました。
    理系の博士ばかりなのが、ちょっと残念。論文の意味するところは、わかったような、わかっていないような(笑)
    それでも、博士たちの思いが人それぞで、面白かった。

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    2026年03月05日
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

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    AIに聞いたところ、オタクとは、アニメ、漫画、ゲーム、アイドルなど特定の趣味分野に強烈なこだわりを持ち、時間や金銭を極端に費やして深い知識や情熱を持つ人を指すらしい。趣味、ではないが特定の分野に強烈なこだわりを持つ面では研究者もオタク気質なのだろう。オタク達が自分の推しを語る際の勢いは凄まじい。5W1Hを駆使して推しの尊さを押し出してくる。多分、相手に伝えたいのではない、語りながら自分の中で推しの尊さを整理している。この本に登場する研究者達もそんなオタク達だ。自分の愛する分野での推し論文をピックし、尊さを語っている。研究分野も、文章から覗く著者の性格も、どれも多様だけど、愛する論文のために筆を走らせる事が苦ではない様子は共通している、というかみんな紙面が足りなさそうだった。

    自分の愛する分野を見つけ、その分野への愛を深める事によって生活できるとは、なんとも幸せな仕事なんだろうなぁと感じました。

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    2026年02月22日
  • 学習マンガ・理科 ウサウサ! 生きものレポート

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    何かの記事で見かけて、これは面白そうだし子どもも食いつきそう!と思って速攻ポチっと。

    フルカラーなので仕方ないが、値段の割にボリュームが少ない?かな?でも内容は思った通りでよく出来ていて面白かった。

    ざんねんな生き物図鑑の漫画版くらいのイメージで読み始めたけど、決して残念なだけではなかったw

    続巻を買うかどうかはご予算次第かなー。子どもは買って買っていいそうだけどね。

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    2026年02月20日
  • 「カラー版」昆虫こわい

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    昆虫こわい、昆虫こわい、、、、、
    かの有名な「まんじゅうこわい」を彷彿とさせるタイトルに興味津々。

    筆者は重度の昆虫好きで、特に好蟻性昆虫「ハネカクシ」、「ツノゼミ」が大好物。
    好蟻性昆虫とはつまり、蟻の寄生虫(共生虫というほうが近いか、)、蟻に適応しながら生きる昆虫である。

    なんだかんだ、筆者の旅行記をたらたらと見ていたら、最後の最後に「ハネカクシの収斂進化」という
    謎であり教科書に載せるべきものとも言える研究成果を上げたという記述。

    収斂進化はここでは書ききることができないミラクルであるが、簡単に言うとそれぞれ違う生物が「アリ」という環境に適応するために「アリに似たもの」にそれぞれ独自の進化しているのである。それも一度や二度ではなく十数回にもわたって。

    あぁ、昆虫こわい、、

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    2026年01月03日
  • 昆虫はすごい

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    昆虫の姿かたちから暮らしや社会性、そして人とのかかわりなど、幅広く解説してくれる一冊。遺伝子を残していくため。の一言にまとめられているけれど、多種多様な形態や行動は人間と相似のもの、反対に奇妙に見えるものもあり、特に寄生・共生の様相はよくこういう関係になったものだと感心してしまう。そして人間の生活に伴い虫も千年レベルの短い時間で進化しているというのもちょっとした驚きだった。
    また本論とは外れるけれど、一時期はやった農耕・牧畜は逆に人間側が支配されているのだ。という見方を、そういう面もあるが真面目に受け止める必要はないとバッサリ切っているところは笑った。

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    2025年11月17日