あらすじ
『ツノゼミ ありえない虫』『きらめく甲虫』につづく、丸山宗利氏の昆虫ビジュアルブック第3弾!
硬くてかっこいい姿が人気の「甲虫」の中でも、姿かたちや生態がへんてこな虫を厳選。
標本作製の名手・福井敬貴氏を共著者に迎え、掲載数は過去2作を大幅に上回る278種!
おどろきの甲虫の世界を、美しい写真で楽しめます。
●パンクロッカーみたいだけど気は優しい――とげとげの甲虫
●ダンゴムシのように丸まるコガネムシ――マンマルコガネ
●その毛はなんのため?――もふもふの甲虫
●キラキラと輝く、熱帯雨林のブローチ――ブローチハムシ
●4つの眼で水中も空中も同時に警戒――ミズスマシ
●アリバチのそっくりさんが多すぎる!――アリバチ擬態の甲虫など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この世に知られた生物 約160万種
その内昆虫(昆虫綱) 約100万種
その内甲虫(コウチュウ目) 約40万種
哺乳類(哺乳綱)は約5千種であることを考えると文字通りめちゃくちゃ多種の甲虫。
本書で見られるのは40万種のうち284(自分で数えた)、全甲虫の0.07%である。そんなわずかなのに色やや形、大きさにいたるまで驚くほど多様である。
美しい写真の虫達にうっとりとしながら読み終わるまでに約1時間。
このペースだと全ての甲虫を観終わるのに約1400時間、60日かかる。さらにこの世にはこの数倍の新種が存在するというのだから、もう気が遠くなる。
甲虫すごいぜ。
ちなみに著者の丸山さんの
「ツノゼミ」
もめちゃくちゃおすすめです。
特にツノゼミを知らない人、見たら腰を抜かしますよ。