入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
探偵モノだと思って読んだが、なんだろう、これ何小説、というような作品。他の方のレビューを見た感じだと、キャラ萌え小説ですね。嘘つきみーくん~という作品もそんな感じでしたし。
基本は探偵・花咲太郎の一人称で進みます。
ただ「ハルヒシリーズ」のキョンや西尾維新の作品の一人称が許せた僕でもこの作品の一人称は読むのに疲れました。
ここまで読んでて楽しくない作品があることに驚きです。
でも慣れるとマシになり、こういう作品もアリなんだなって思いながら読み進められました。
『残酷ペット事件』は気持ち悪さというか事件の深淵さが出ていたと思うので☆三つです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレみーくんとまーちゃんの学校の体育館が舞台。
冒頭、長瀬の妹『いつき』とその同級生『こーた君』と妹『あんずちゃん』が長瀬宅にてTVを見る事から始まる。
ちなみに『こーた君&あんずちゃん』のコンビはみーまーの1巻で出てきた兄妹ね。
相も変わらず みーくんとまーちゃん はベッタリと体育館にて過ごす。
そこに乱入してきた侵入者。手にはライフル。
ライフル男は致命傷を与えずにライフルを発砲しまくる。
共犯者は 杉田 。
それに気が付いたのはみーくん。
まーちゃんが撃たれたのか、みーくんが撃たれたのか?
ハッキリしないまま、杉田の供述で終了。
これは続き物なのでしょう。
複線として 大江湯女 が出て -
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Posted by ブクログ
ネタバレ4巻からの続き。
回想部分から入ったりしております。
本当の『みーくん』との幼少期の回想も入っている。
気が付くと両腕が折れていて使い物にならない現みーくん。
どうやら地下室に・・・『あの』地下室に入れられている様子。
どうにかこうにか『お手伝いさん:菜種』と鉢合わせ、皆が集合している場所へ。
そして真相は語られる。
『うそつき みーくん』によって。
みーくんと同級生伏見の必死の逃走。湯女と茜の逃走。
犯人の菜種には決して出られない状況。
結果、みーくんはまーちゃんを再インストールし、みーくんはみーくんと呼ばれるに至る。
その時に、不意に涙目になる自分。
過去、その惨殺現場になった屋敷を買 -
Posted by ブクログ
“「宇宙人、探す?」
「ひ孫と遊んでからな」
自転車の鍵をかけてから、砂浜でネズミ花火状態の少女を指差す。エリオが目尻を垂らす。
「そんな元気、残らないかも」
「あー、精根尽き果てたら、宇宙人探しは延期ということで」
なにしに来たの、とエリオがくすくす笑う。しかし、俺の意見に反対ではないようだった。
二人並んで、砂浜を踏む。さくっと、軽快な音が足の裏を包んだ。歩く度、足を前に出す度、エリオとこの砂浜を歩いた瞬間が思い出される。何度、こうして一緒に海と向き合っただろう。
「ひーじーちゃーん、エリおばちゃーん、はよこーいよー!」
くねくね、と珍妙に身体を捻りながら催促してくる。分かった分かった、と -
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まーちゃんが、昔のみーくんを思い出そうとしたところから話は始まる。
以前住んでいたみーくんの実家。(現在大江家)
そこへ行くと以前とはかなり違う異質の家になっている。
隣家に住んでいる『伏見柚々』(ふしみゆゆ)と、合流して中に入る。
大江家夫人が中庭で殺され、屋敷に閉じ込められる。
大江家から出れない状況。切られた電話線。使用不能にされたみーくんのケータイ。
そしてもう一人、大江家長男が刺されて殺される。あくる日は三女が失踪。
夜、みーくんは大江家を探索中に襲撃される。
殴られ、蹴られ、左腕を肘から折られ意識を失う。
この作品は4巻&5巻の上下巻で成り立っている。
今回『ウソだけど』が少