入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラノベを全く読めない私ですが、宇木氏のイラストとあらすじに惹かれて読んでみました。ちょっとありえないけど変なファンタジー設定とかはないし、ほどよくロマンティックなサスペンスラブコメディ、といった感じ。
最後まで楽しく読めたのだけど、正直文章が相当読みづらかったです。
恐らくはそれがこの作家の特徴なのでしょうが、ひとつの文章をこねくりまわしすぎていて、なにが書いてあるのか捉えにくい。すごく草臥れました。もっと素直に書けばいいのでは?と思わずにはいられない。
西尾維新のような小気味よいテンポ感があるでもなし、文章が物語の邪魔になっているように思います。 -
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Posted by ブクログ
“もういい、もう嫌だ。もう、死にたく、ねぇよぉ!
埋め尽くしていた光が彼方へ消え去り、現実が向こうに映る。
「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
悲鳴を堪えて下唇を噛み続けると唸り声のようにも聞こえた。その声に同調するように眼球の色を変化させる。視線と意識を額の前へ強く押し出すイメージを持って、アメンボを睨む。
赤く、禍々しく。捉えるように、吸い込むように。暴虐をそこに潜めているように。
だから頼む、逃げてくれ。あっちへ行ってくれ!騙されてくれ!
「ぇおぼ!」
顔面を殴り飛ばされた。二度、三度と首から上がちぎれるような衝撃に襲われて、前歯が二本ほど吹っ飛ぶ。口の中がスースーした。ナイフ男の拳も歯で切れ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ裏表紙、相変わらず真っ白。なのに一言赤字で『ばいばい。』とだけ。
9巻と10巻は上下巻。一冊にまとめたら、疾走感・充実感倍増で読み応えあると思うんだけど。
まーちゃんは探す。みーくんを。
探して、探して、探して。そしてとある兄妹を自宅に監禁。
みーくんが来てくれるのを待って。
コレは第一巻の みーくんと出会う直前 の話。
まーちゃんを 嘘つきみーくん から奪ったみーくん。
まーちゃんとの時間を堪能・・・?それでも満足なんだよね、多分。
嘘つきみーくん はまーちゃんを探す。探す。探す。
みーくんはちょっとまーちゃんを持て余し気味。
まーちゃんの無理難題をなんとかこなしていくけど・・・。
ま -
Posted by ブクログ
ネタバレカバーを外すといつも見えてくるのは 暗い印象を残す モノだった。
が、この巻は背表紙の場所に一言。
赤字で『終わるために死にます。うぃー。』とだけ。
長瀬透が死んだ。
そこから始まる物語。
みーくんが、壊れる。
長瀬は誘拐され、損壊されて、無残な姿で側溝に捨てられていた。
まーちゃんとバカンスを楽しんでいた時の出来事。
暫くして、まーちゃん宅にみーくんに犯人から電話。
壊れ方が加速していくみーくん。
どうにも みーくんに近しい人を殺していく との殺人予告。
犯人は 誰 なんだろうか?
目的は 何 なんだろうか?
奈月さんに学校の保健室で面会し、にもうとに会いに行く。
恋日先生に会いに行き