桜田直美のレビュー一覧

  • The Number Bias 数字を見たときにぜひ考えてほしいこと

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    IQ、GDP、幸福度など日常生活でよく目にする数字が、いかに時代遅れで政治的な思惑を含んだ曖昧な指標なのかがよく分かる一冊。数字を盲目的に信じず、一歩引いて元データや算出方法などを理解することを私達に戒めてくれる。

    本書は難しい数式は一切出てこないので、数学に詳しくなくても全く問題ない。ナイチンゲールは数学や統計も得意だったとか、GDPは今も軍事費を含めているなど、歴史や経済事情についても楽しく学べる。

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    2025年01月30日
  • アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書

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    投資について最初に読む本として適していると思う。
    長期分散積立でカメのようにコツコツとやるしか無いよ。という内容。
    極力客観的に表現しハイリスクな投資についても否定せず、どこがハイリスクでどういう人には勧められると言ったことも書かれている。

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    2025年01月28日
  • ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

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    毎年読み返したい。今は拾いきれない内容が多かった。人生において忘れがちになる大切なことが詰まった本だった。この先どんな場所にいても、初心を振り返りつつ、学べる事も多いだろうと思える内容だった。

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    2025年01月23日
  • アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

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    終わりよければすべてよしな本!

    お金関連のことが幅広ーーく書かれてます
    経済、キャリア、投資、銀行の役割、生活などなど
    初学者にとっては難しいワードばかりかも知れませんが、色々回ってまた読み返すと新しい発見に出会えます。積読必須です!

    途中、「ん、これはアメリカだけのこと?日本でも同じなのかな…?」と思うところもあって頭ハテナ?になるところも若干ありますが

    そんなモヤモヤも巻末付録でシンプルにまとめが書かれているので、読むの諦めようと思ったらもはや付録だけ読んでもいいと思います!

    そんなこんなで終わりよければすべてよしな本です
    高校生〜20代前半の方にお勧めしたい!

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    2025年01月13日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    外国語の学習の意義を一変させてくれる素晴らしい本
    本書の主眼はバイ/マルチリンガルにあり、多言語を習得することで如何に脳が物理的に変化し高いパフォーマンスを発揮できるか、という盲点なテーマに驚嘆した
    今井先生による解説も必見

    普通に流したけど、「単行本」に解説が付いてるの凄くないか?
    まぁ洋書の翻訳だからあっても不思議じゃなけど、慣れてないからびっくりした

    あのね、この本ホントに良いの
    マジで十数ページ毎に目が覚めるような文章が刺さって読むモチベーションを上げてくれる
    内容も、心理学者故の人間に焦点を置いた研究がテーマだから、文章にも人間味がある感じで読みやすい

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    2025年01月02日
  • ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

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    年末年始の乱読3冊目

    人生はロングゲーム。日々に余白を持って、集中して、信念を持て。

    一発逆転、簡単に成功する術はないから努力しないとだめ。


    長期的視点でやりたいことを突き詰められるようになりたいものだけど。それが難しい。

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    2024年12月31日
  • ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

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    成功を目指している人にはぴったりの本。私はそういうタイプではないけど、長期的に目標を立てていく重要性や、真に自分が求めているものを明確にすること、また、利用目的でなく、相手を心から思い遣った本当の友人づくりが人生を好転させていくことなど、誰にでも参考になるストーリーがたくさんあった。
    これきっかけに、自分は人生において何に重きをおいて、何を達成していきたいのか、ということを考えるきっかけになった。この本との出会いに感謝。

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    2024年12月17日
  • 世界最高のリーダーシップ 「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術

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    ネタバレ

    ハーバード・ビジネススクール教授Frances FreiとジーンピークスCEO Anne Morrissの「UNLEASHED」の翻訳版。本書でリーダーシップの主役はあなた(リーダー本人)ではなく、他者をエンパワーし、メンバーの才能を解き放つ能力が必要としています。そのために必要な行動が著者の経験や古今東西のリーダーたちの逸話を通じて論じられています。本書で特徴的な部分は不在のリーダーシップだと思います。リーダー本人が居なくても影響力が続くようにすることが役割の一つとしています。これは面白い視点でした。

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    2024年12月13日
  • ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

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    ゆとりを失い、常に何かに急かされ、追い詰められ、焦っている多くの人に、他人との比較をやめ、自分だけの成功の定義を見つけ、自分のペースで人生を生きることを提案している。

    経済的に成功する、今の仕事をやり遂げる、といった短期的な目標だけでなく、積み立て投資と一緒で10年、20年先の未来を見据えた長期的な目標設定をすることが大切である。

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    2024年12月01日
  • おじいちゃんが教えてくれた 人として大切なこと

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    印象に残った言葉。

    自分の頭で考えない人は、他人の考えに簡単に流されてしまう。

    有名になることだけを目指している人は、空虚な人生を送っている。そして他人に称賛されることで、その空白を埋めようとしているのだ。

    一人の時間は「自分を取り戻す時間」

    「情報を得ること」より「一人で考える時間」が重要

    人間の精神は、たくさんの開かれた窓がある部屋のようであるべきだ。
    すべての窓から風を入れなさい。
    しかし、どの風にも吹き飛ばされてはならない。

    時間はいちばん貴重な資源だ。
    決して無駄にしてはいけない。

    成功しても、謙虚に学び続ける
    「すべての窓を開け、知識の風を取り入れよう」

    人は誰でも、本気になれば自分を変える事ができる

    人間は、ネガティブな批判ではなく、ポジティブな刺激のほうに反応するようになっている。

    「違い」よりも「共通点」を探しなさい

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    2024年11月27日
  • 睡眠こそ最強の解決策である

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    昨日読んだ「発達障害と間違われる子どもたち」でも、睡眠の大切さが説かれていたので、こちらも読んでみた。
    まさに睡眠は万能薬。記憶力アップ、寿命が延びる、心が癒される…眠りの効果の数々。
    もう、これは寝るしかない!って気分になる。
    じゃあ、どんな環境でどの位寝ればいいのかということも具体的に示されていてわかりやすい。
    推奨されている8時間睡眠が高いハードルに思えてしまうこと自体、世の中おかしくなっちゃったのでは?と思う。
    子どもはもちろん、大人もしっかり寝なくちゃ。
    家族みんなで実践しよう。

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    2024年11月14日
  • ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

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    人生という長いようで短い時間を深く考えさせてくれた本でした。

    自分は正直この本を読むまで、人生の目標を明確化しておらず、『何の為に仕事をしてるんだろう。』って思う日々がありました。
    現在の仕事はそこそこできるようになって、若手を教えれるぐらいまでにはなりましたけど、この先、何をやってけばいいんだ?と壁にも当たりかけてたので、
    この本で少しでも解決できたらと思い読みました。

    実際に読んで、途中あたりで人生の目標を決めました。
    夢のような、雲の上のような目標です。
    けどその為に何が必要か、それを知る為に今から努力していきます。
    そしたらその目標が近づいてくるかも知れない。

    またこの目標につまずきそうになったらこの本を読み返したいと思います。
    目標を達成するには色んなルートがあるなか、選んではいけないルート、それは「あきらめる」こと。
    これがすごく心に残りました。まだ色々タメになる事たくさんあるので読んでみて欲しいです。

    星4にしたのは、例え話しが想像しにくいからです笑
    自分からしたらレベルが高くて、自分に例えるのが難しかったです。

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    2024年11月07日
  • アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

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    資産形成や株、金融情勢などお金の基礎をしっかり説明された上で 具体的なライフステージ、読者が将来設計を想像しやすいような形で段階的に進行する。
    マイホームの購入、結婚、子育て など大きな支出の際、収入との関係を考えどう計算していけばいいのかなど大変勉強になった。
    せっかくお金が手に入っても知識がなければ棒に振ってしまうかもしれない。
    無知につけこむ詐欺や無駄な衝動買いを避けるため、本書の内容を忘れないようにしたい。

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    2024年10月29日
  • SUPER MTG スーパー・ミーティング

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    定年までの長い会社員人生で、あと何千回の会議に自分は出るのか?会議をより良く行えるようになることが、実は英語やプログラミングを学ぶことなんかより、よっぽど有効で生産性の高いスキルアップの方針だと感じた。あと、レイク・ウォビゴン効果の紹介が面白かった。

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    2024年10月17日
  • アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

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    お金の勉強を基礎から徹底的にしたい方には
    とても分かりやすく、大まかなお金の仕組み
    そしてそれらに関係してるものの仕組みが
    具体的に理解出来た。分からない単語でも意味が着いていたりするので尚理解しやすかった。
    ただ、アメリカを参考にしてあるので表記がドル
    だったりする点にはあまり馴染みがなかったため苦戦したところではあった。

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    2024年09月28日
  • トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法

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    まだ試していないので、効果は未知だが、著者の理論には納得した。呼吸法はとても大事だし、鼻呼吸が大切なことは知っていたが、子どもの口呼吸が顎の形成に影響を与えるとは驚きだった。
    繰り返しが多く冗長に感じる箇所もあったが、読みやすくためになった。
    いくつかの方法を実践してみようと思う。

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    2024年09月24日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    ・マルチリンガルはストループ課題で他よりもいい成績になることが多い
    ・マルチリンガルの失語症は、母語を失ってから取り戻す、第2言語を失ってから取り戻す等さまざま
    ・バイリンガルの脳は、一次聴覚野などの知覚処理を司る部分や、実行機能を司る部位が特に発達している

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    2024年09月19日
  • スタンフォードの脳神経科学者が証明!科学がつきとめた「引き寄せの法則」

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    なりたいことややりたいことをいかに具体的に解像度高くイメージし、アウトプットしていくかが鍵だと感じました。

    まずはどうなりたいか書き出してみます。

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    2024年07月31日
  • アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

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    2024.7.20

    とても分かりやすい、平易な説明であり 説明を補足する図が、無理なく理解を助ける

    分類分けは大ざっぱに見えるが、 結果細部のこまかいところまで、説明している 逆に通常は気付かないところでも注意点が書かれている。

    お金を増やすこと、貯金投資 又金を払うこと クレジットカード
    借りること ローン
    増やす 仕事 投資
    ピラミッド マルチ

    最後には上手にまとめてある10項目
    なかなか これだけの内容を説明している教科書的な内容の本は今まで見たことがないと思うのだ
    付録として書かれた文章は 高校生向けだ


    お金とは何か 1 交換の手段 2価値の保存3価値の尺度

    お金の形 マネ サプライ  ビビットコイン  SNS のいいね  ボランティア
    72の法則

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    2024年07月26日
  • 「自信がない」という価値

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    「自信」はあったほうがいいか、ないほうがいいか。
    そう聞かれたら、あなたは何と答えるだろうか。

    周りでは欧米的な自己主張の強さこそ成功者の秘訣だと持てはやす声や、あるいは「あなたはあなたのままでいいんだ」と肩に手を置くような優しい声もよく聞こえてくるが、どちらの主張者も共通して、自信はあったほうがいい、と考えていることだろう。

    そこに本書は真っ向から異を唱える。

    自信があることと成功することには何の関係もなく、むしろ自信がないことこそが仕事や人間関係において大切だと主張するのだ。

    著者曰く、成功は「準備」と「パフォーマンス」の2パートに分けられる。
    「パフォーマンス」の際に自信があるのはいいことだが、準備段階においての根拠のない自信は向上心の低下を招き、あぐらをかいて努力しない、見かけと口だけ達者で実力のない空虚な人間をつくってしまうと言う。
    だけど、心から自分に自信がない人は、失敗への不安から実力をつけようと必死に努力・準備するので、中身のない自信家よりも結果として優秀な人になれる。

    ここで、自信がない人が最後に成功すると聞いて、アニメ『天元突破グレンラガン』のシモンを思い出した。
    根拠に欠けるけれど自信に満ち溢れててアニキ肌のカミナと、自分に自信がなくカミナに頼りっきりのシモンの2人が、地下暮らしからまだ見ぬ地上を目指して冒険する物語だ。
    (ばっくりネタバレになるけれど、)たしかにシモンは、最終的に銀河で一番の漢になったから、本書の言うことは正しいのかもしれない。
    でもじゃあ、カミナはポンコツだったのかと言えば、確かにリスクを顧みない行動によって途中退場となったけれど、決して空虚なポンコツ人間なんかじゃなかった。
    生命力に満ち満ちてて、どんな危険にもひるまず立ち向かうカミナの背中がなければ、その後のシモンは決して存在しなかった。
    その背中を信じ、その背中に憧れ、その背中を越えようとしたからこそ、シモンは銀河一にまで成長できた。
    カミナとシモンは、カミ(上)とシモ(下)の名前の通り、コインの表裏、両輪で突き進むキャラクターだった。

    話がそれてしまったけれど、要は、たとえ根拠のない自信でも、内心ではその根拠のなさをわかっていて、自分が努力することの必要性を認識しているなら、いずれ本物の実力を身につけることができる。
    そういう、虚勢の裏の謙虚さは、伝わる人には伝わるから、自信満々でも嫌味のないカミナみたいな人間が愛されるのだろう。

    大切なのは、現状に決して慢心せず、実力をつけるための努力を怠らないこと。

    シンプルだけど忘れがちで、調子に乗りがちな自分にはとても刺さる本でした。

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    成功は二つのパートに分けられる。それは、「準備」と「パフォーマンス」だ。 p.76

    成功の中で「パフォーマンス」の占める割合はとても小さい。何かを達成するまでの時間と労力で考えれば、全体のほんの10%くらいだろう。残りの90%は「準備」だ。そして、自分のパフォーマンスに自信がない人ほど、より熱心に準備することになる。 p.77

    自分中心=自分の自信を心配する
    他者中心=自分の実力を心配する p.81

    人間の行動を司るもっとも基本的な原理は、他者の承認を切望する気持ちである p.83

    人生で大切なのは、「他人が自分をどう思うか」だ。そしてそれを決めるのは、あなたの自信ではなく、あなたの実力だ。 p.85

    ある人がどんな人かについては、だいたい本人よりも他人のほうがよくわかっているが、こと能力に関しては、他人の意見のほうがはるかに正しい。 p.102

    それなのに私たちは、自分のことは自分がいちばんよくわかっていると考える。理由の一つは、そう信じることで、「自分がコントロールしている」という感覚を持つことができるからだろう。 p.103

    他人の行動は性格で説明され(「あの人はバカだから」「つまらない人だから」「だらしない人だから」)、そして自分の行動は、予測できない外側の出来事によって説明される(「電車が遅れたんだ」「交通渋滞に巻き込まれてしまって」「それは彼の責任だ」)。ただし、褒められるような行動の場合には、自分の能力や才能のおかげだと考える。 p.103

    人格は、他人にとっては運命かもしれないが、自分にとっては自由意思による選択だーーまたは、本人はそう考えている。 p.104

    傲慢さよりも謙虚な態度と優しさ、生まれつきの才能よりも努力と勤勉、そして自信は実力があって初めて役に立つ。 p.153

    誰から見ても本物と認められている人だけが、自信のあるふりをしなくても許される。それに加えて、本物の実力者は、むしろ自信のないふりをすることで実力を見せつけることができる。 p.157

    「勝ってもおごらず」を実践するには、まず勝たなければならない。 p.158

    頭のよさを褒められた子供は、努力を嫌い、すぐに結果を求めるが、努力を褒められた子供は努力を惜しまない。 p.161

    他人は何を欲しがっているのだろうか?答えはもちろん、あなたが欲しがっている三つのものと同じだ。
    愛(人から感謝され、大切にされること)
    成功(ステータスを手に入れる、または自分の目標を達成すること。他人に認められる能力を身につけること)
    知識(世界を理解し、コントロールしているという感覚を手に入れること) p.201

    心理学では、この状態を「自我消耗」と呼んでいる。自分を高める(実力をつける)ために意志の力が必要なのに、高い自己イメージを保つ(自信を高める)という無駄なことのために使ってしまっているのだ。 p.241

    中でもうつ病のいちばん重要な役割は、実現不可能な目標に向かって努力するという無駄な行為を阻止し、偽りの希望を抱かせないことだろう。 p.247

    「自信の低さをどうすればいいか」と困っているなら、答えは簡単。
    「そのまま大切にする」だ。 p.265

    自信のなさは、正直な友人だ。正直すぎるのが玉にきずだと思うかもしれないが、いつもあなたのためを思っていることは間違いない。この友人は、あなたの成長を心から願っている。ここでもう一つ大切なことがあるーーそれは、自信の低さを解消するには、本物の実力をつけるしかないということだ。不安や心配を克服したいと思っているなら、効果的な方法はただ一つ。成功することだ。 p.266

    自分の中に弱さを認めるほど、向上したいというモチベーションは高くなり、そのための努力も惜しまなくなる。自信の低さは、失敗の結果だが、成功の源でもあるのだ。 p.280

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    2024年07月03日