桜田直美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
経済を何も知らずに社会人になった僕が、藁にもすがる思いで手に取ってみた1冊。
経済学についての他の本を以前手に取ってみたことはあったが、理解が及ばず途中で寝てしまう経験があった。(経済学という分野が苦手すぎるのかも、)
しかし本書は単元ごとにコンパクトにまとめてあり、無理のないペースで上手く咀嚼しながら学ぶことができた。勿論全てが理解できたわけはなく、どうしても理解が及ばず思考がストップする分野もあった。(心地良い眠気でした。)
それも含め経済学において自分の得意不得意な分野も発見できたと感じる。
おすすめの読み方は1単元ずつ読むことである。幅広い知識を習得し、理解の促進を補助してく -
Posted by ブクログ
引き寄せの法則についての本。科学的根拠に関する説明は少ないものの、それはこの本の要諦ではない。この本はポジティブシンキング・自己受容・マインドセットに関する心構えを教えてくれるものであり、「前向きに生きたい」「自分らしく生きたい」という人の背中を押して応援してくれる一種のコーチのような本である。瞑想やアファメーション、イメージングなどのテクニックについても具体的なステップが記載されているため、自分の中で方法が確立していない方にもおすすめ。こういった自己啓発本は合う合わないがあると思うが、私は筆者の経験に基づく前向きな言葉に勇気をもらった。他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較して超えていけ
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Posted by ブクログ
経済ニュースを見ていてもよくわからない。そこで手にしたのがこの本。著者はアメリカの高校で経済学を教えている人。実は二度読んだ。一度目はほとんど頭に残らずただただ意味不明な用語が頭を通り過ぎただけというかんじだったが、二度目はしっかり理解できるよう集中して読んでみた。著者によれば経済学とは「個人、組織、社会が希少性をどう扱うかを研究する」学問だという。私はこの希少性を「需要より供給が少ないものは価値のある(と思われる)」という意味と解釈した。こう考えることでこの後展開される本書の内容が少し理解できた気がする。ほかにも市場という言葉が実際にはどういう意味なのかとか、限界分析とか今まで理解していたよ
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Posted by ブクログ
朝起きてから夜寝るまでに、何らかの数字に触れて生きている。テレビ、ネット、本など、見聞きしていれば、数字の洪水に巻き込まれておぼれそうになる。
今回の本は、「数字の裏にある物語のほうが、数字そのものよりもずっと興味深い」として、数字専門の記者として働いている著者が書いた本だ。
「相手が数字となると、ただ数字であるというだけでほぼ無条件に信じてしまっている」し、私たち「数字の消費者」は、あまりにも簡単に数字に影響され、だまされると指摘している。
数字が当てにならないと言えば、去年の衆議院議員総選挙の世論調査だ。マスコミは一様に、自民党の議席減少、立憲民主党の議席増加 -
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Posted by ブクログ
著者はカリフォルニア大学神経学科と心理学の教授。睡眠科学者との肩書もあり、睡眠の重要性を表すデータしか提示してないのではと言う勘ぐりもあるかもしれないが、仕事の効率化のため、NASA、Google、P&G、ゴールドマンサックス、ナイキなども睡眠環境を重視する仕事環境作りに取り組んでいるので、著書の内容を否めない。
本書は4つパートで構成される。
1つ目は睡眠の謎を解説。朝型人間と夜型人間がいる原因、カフェインの大き過ぎる悪影響、徹夜の効果、睡眠と人間能力の関係、昼寝が大事とは、若者から老いるまでの睡眠の悩みの原因(年を重ねると、なぜ熟睡できたと感じることが減ってくるのか)、など読むと -
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購入済み
タイトルに偽り無し!
副題のとおり「数字を見たときにぜひ考えてほしいこと」が豊富なエピソードとともに語られている。
ストーリーを追うように読めるので数字に苦手意識があっても問題無くよめるかと。
いわゆる統計とかデータ分析の知識を直接学ぶような内容ではない。
ただ、本書の内容を理解せずに統計手法を使ったり、Excelなどで集計表やグラフを作るのは危険だと思う。
有効に、かつ誠実にデータを扱うため、数字を前にしたときには本書の内容に基づいてバイアス(思考の歪み、偏り)を取り除くよう努めたいと思う。