宮本輝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「海岸列車」 宮本輝(著)
独りの女性の自立の物語。
小説を描くには、あるフィロソフィーが必要である。
どう励ますか。
励ますうえで、何がそのKEYとなるのか。
女は訓練のしがいがない。
ニセモノやホンモノを見きわめる目や思考方法
more studying → モス・クラブ
上昇志向
「人間が、本当の意味でおとなになるのは、
五十才をすぎてからよ。」
俺は、五十をすぎた人間の情熱以外信じない。
「私利私欲を憎め。
私利私欲のための権力とそれを為さんとする者たちと闘え。」
「私の煙草は、私の歴史なんです。
歴史はやめられません。」
天降大任於凝斯人 必先労其筋骨 苦其心去。
「天 -
Posted by ブクログ
立退きを求めに来た八木沢は骸骨ビルでの日々を過ごす中で住人達に親しみを感じるようになっていた。立退きの具体案も無いのでやる事と言えば料理と読書の毎日。
住人達の話を聞いていると子供の頃の畑仕事の話を幾度のなく聞く事になり、八木沢も農作業を始める事になった。骸骨ビルの庭で住人達に教えてもらいながら作業に没頭する。
農作業に携わる事で住人達に過去の記憶を呼び起こす事にも繋がる事になる。
とてもゆったりとした小説だったと思います。農作業をしたり
、料理をしたり、読書をしたり、そしてまた農作業と料理と読書の繰り返しの毎日。
いつまでも続ける訳にはいかないが、先は見えない中で立退きを迫る事も無く住人達