夏川草介のレビュー一覧

  • 始まりの木

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    『旅の準備をしたまえ』。

    東々大学大学院で民俗学を学ぶ藤崎千佳。指導教官の准教授・古谷神寺郎は、足が悪いながらも、ステッキを片手にフィールドワークにでかける、ちょっと偏屈な民俗学者である。

    日本中を歩きながら、今の日本が失ったものは何か?これからの日本に必要なものは何か?を見つめている…

    日本人と宗教。
    キリスト教、イスラム教、ヒンズー教…の世界とは違う。
    神の存在が違うんだろう…
    天地が守ってくれる、だから大木が神のように祀られる、巨石が…
    もっと身近な存在なんだろう。
    誰かが救ってくれるのではなく、自然にあるすべての物が守ってくれるのだろう。

    古き良き時代を忘れてはならない。
    過去

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    2026年04月19日
  • 臨床の砦

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    コロナ時期の医療関係者の大変さがほんの少しだけどわかった気がした。まだ6年前とかのことなのにそのときのことをもう思い出せない感じがある。私もコロナにかかったことがあり、いつだったか調べたら22/1月だった。収束しるまで長い期間だったんだなぁ。

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    2026年04月17日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    本を守ろう…の続編ではあるが、君を守ろう…に、前作はミステリー色が強めであるが、今回の主人公ナナミは喘息があり、様々な行事に参加出来ず、一方で芯の強く立ち向かい前へと進む姿は応援しながら読み進められる。翡翠目の猫、林太郎も健在です。

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    2026年04月16日
  • 新章 神様のカルテ

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    夏川草介さんは二冊目でした。やっぱり良いですね!こんな素敵なお医者さんが近くにいらしたら絶対!通っちゃうね!

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    2026年04月11日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    猫が出てくる話は猫好きには気になる。この本は猫があまり出てこないし喋らない。それでも猫の言葉に確かなものを感じる。星は三つ半くらいだけど、星半部がないので四つです!

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    2026年04月08日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    今作は本を通して人の心を取り戻すという意図が大きく感じられました。
    なので、本が主人公と言うよりは人が主人公で、あくまでも本はその人の心に灯火を与える手段のような扱いであると感じました。
    個人的には前作の方が好みでしたが、好みはそれぞれ読む方にもよって別れてくるかななんて思いました。

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    2026年04月08日
  • 城砦〈下〉

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    良かった!連ドラのような波瀾万丈のアンドルー。貧乏時代に結婚したクリスティンとの確執。一番嫌っていた[医は算術]に足を踏み込んでしまうアンドルー。はたしてここからどうなるかハラハラドキドキのストーリー展開であった。そして最後の方は一気に読んでしまった。昔、医学生のバイブルだったと言うのがわかるような気がする。

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    2026年04月07日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    思っていたものと違った。
    けど、固い言葉とファンタジー。
    難しいものと柔らかいものが、交錯しながら混じり合っていく過程は楽しかった。
    なるほど、そういう話なのねって感じです。

    次に期待!

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    2026年03月30日
  • 城砦〈上〉

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    まるでNHKの朝ドラをみているよう。旧態依然の地域や医療に敢然と立ち向かう新進気鋭の大学出たての医者。英国の産業革命の裏側で炭鉱の悲惨も大切な主題となる。次巻が楽しみ。

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    2026年03月30日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    前作の「本を守ろうとする猫の話」の落ち着きのある猫が登場。前作の時高校生だった林太郎君が結婚していて、そんな月日がたったんだってちょっと感慨深かったです。
    今回は重い喘息がある中学2年生のナナミが本を取り返す冒険。
    ナナミのまっすぐな気持ちが、良かったです。

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    2026年03月23日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    私も灰色の兵士かもしれない。
    前作同様でたくさんの名作がオマージュされていた。
    あの名作の名言や、名シーンがあちこちに仕掛けられていて読み手を楽しませてくれる。ちょっと上から目線のあのしゃべる猫や灰色の兵士、友達(本)を一生懸命救おうと走る姿はあの名作を彷彿させる。

    それらを見付けたときのワクワク感は読み手を本の世界へ引き込み、見事に著者の罠にはまったかもしれないが、こんな罠なら喜んではまりたい。
    前作のあの人の登場は「おっ、もしかして」と喜んでしまった。

    前作に引き続き猫とともに迷宮を旅する物語であるが、哲学的な要素もビッシリ詰まった内容の哲学ファンタジー。
    作中でもはっきりとした答えは

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    2026年03月20日
  • 神様のカルテ0

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    ネタバレ

    有明
    進藤辰也
    信濃大学医学部の学生。六年生。信州松本に生まれ、松本にある大学に合格して今に至る。実家の蕎麦屋を手伝いながら大学に通うという苦学生のような生活。

    栗原一止
    高知生まれ。辰也とは一年生以来の長い付き合い。

    砂山次郎
    北海道の酪農家出身。

    草木まどか
    岡山出身。昨年までテニス部の部長をつとめ全国大会にも出場したほどの選手。運動神経は抜群だが、学業については追試の常連。数年前から女子学生も受け入れるようになった「有明寮」において、女性の一番乗り。

    如月千夏
    五年生。一止の誘いを受けて将棋部に所蔵していた。本業はテニス部で、エース級の選手だった。

    小野寺誠
    エロ外科医。二年先

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    2026年03月17日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテのスピンアウト版だと知らずに最初に手に取ってしまった。読んでいて違和感を感じ、急ぎネットで順番を確認する。
    あー!タイトルにゼロが付いてたのね、残念に思うが本編に登場してくるであろう主役たちの学生時代、研修生時代などが描かれた短編集。
    タイトルにもなっている「神様のカルテ」は、研修医栗原一止が担当することになった癌患者とのエピソードで娘の結婚式に出席するために治療の延期を希望する父、父の嘘を承知して知らないふりを貫く娘に涙した。

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    2026年03月15日
  • 神様のカルテ3

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    シリーズ3作目。どれを読んでも風景の描写が美しく、文学性を感じます。もちろんメインのお話のほうも面白いので、文学とエンタメのいいとこどりですね。
    さて、今作の主人公は、自分と異なる価値観を持つ先生に出会ったり、大きな挫折を経験したりします。そうして、「慌ただしい地域医療を続けるか?大学病院に移るか?」という、1作目と同じ悩みに襲われることとなります。個人的には、この心の移ろい方に、シリーズ全体としての強い文学性と美しさを感じました。
    3作で綺麗にまとまった気がしますが、まだ続きがあるようですね。楽しみです。

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    2026年03月09日
  • 城砦〈下〉

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    ネタバレ

    アンドルーが自身の信念とは異なる方向へ猛進し、クリスティンとの心の距離がどんどん離れていく過程は、読んでいてとても悲しかった。ヴィドラーの死によってようやく目が醒めた先にあったのが、愛するクリスティンの死だったとは。アンドルーが信頼できる仲間と理想の医療を成し遂げていく姿を一番見たかったのはクリスティンだったはず…良くないことが起こることは予想していたが、まさかここまでとは。
    打ちのめされたアンドルー、神経が衰弱し、悪夢にうなされるなど辛い時間が続くが、デニーに連れ出されたことをきっかけに徐々に回復していく。
    『人間の心というものが、今回ほど致命的な一撃を受けても立ち直ってくることができるとい

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    2026年03月04日
  • 神様のカルテ0

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    一止が医師になる前からの短編集。
    たくさんの方の想いがあって、本城病院が24時間365日になったことも分かる話。
    榛名さんの強さの秘密まで。
    結婚前から、想いあっていたんだなって。
    読めてよかった。

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    2026年02月17日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

    栗原一止
    イチ。本庄病院に勤務する五年目の内科医。信濃大学医学部卒。夏目漱石を敬愛している。南3病棟。御嶽荘の桜の間の住民。御嶽荘でのニックネームはドクトル。当直の夜は普段の一・五倍の患者が来る“引きの栗原”というジンクスがある。学生時代は将棋部に所属。

    栗原榛名
    ハル。一止の妻。一見すると華奢な普通の女の子。幾つものカメラを抱えて世界を飛び回り、数々の驚くべき写真を撮影してくる山岳写真家。
    1年前に一止と結婚した。元松の間の住人。旧姓片島。

    大狸先生
    板垣。消化器内科部長。太った腹をゆすりながら豪快な笑い声で患者たちを魅了する。一止は大狸先生と呼んでいる。驚くべき内視鏡のテクニックの持ち

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    2026年02月15日
  • 神様のカルテ2

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    ネタバレ

    栗原一止
    イチ。本庄病院に勤務する五年目の内科医。信濃大学医学部卒。夏目漱石を敬愛している。南3病棟。御嶽荘の桜の間の住民。御嶽荘でのニックネームはドクトル。当直の夜は普段の一・五倍の患者が来る“引きの栗原”というジンクスがある。学生時代は将棋部に所属。

    栗原榛名
    ハル。一止の妻。一見すると華奢な普通の女の子。幾つものカメラを抱えて世界を飛び回り、数々の驚くべき写真を撮影してくる山岳写真家。
    1年前に一止と結婚した。元松の間の住人。旧姓片島。

    大狸先生
    消化器内科部長。太った腹をゆすりながら豪快な笑い声で患者たちを魅了する。一止は大狸先生と呼んでいる。驚くべき内視鏡のテクニックの持ち主で、

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    2026年02月13日
  • 臨床の砦

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    コロナのはじまり、コロナがどんな病気か、まだ不明な時に最前線で病気に立ち向かった医療関係者を、鮮明に描いている。
    もうすでにあの頃の記憶が過去になって薄れてきているなか、こんなにも大変だったんだと思い返して改めてコロナという病気が人々の命を脅かし、怖いものだったのだと思い出しました。

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    2026年02月01日
  • 神様のカルテ2

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    ネタバレ

    医師の話ではない。人間の話をしているのだ。
    栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。写真家である妻・ハルの献身的な支えもあり、多忙な日々を乗り切っている。新年度、内科病棟に一止の旧友・進藤辰也が東京の病院から新任の医師としてやってくる。かつて進藤は“医学部の良心”と呼ばれていた。しかし、彼の医師としての行動は周囲を困惑させるものだった。そして、さらに大きな試練が一止たちを待ち受けていた――。(紹介文より)
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    大号泣。
    進藤辰也の奥さんの働き方も、
    小狐先生の病気も、
    涙があふれてとまらない。

    寝ずに働いて当たり前、ず

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    2026年01月07日