夏川草介のレビュー一覧

  • 命の砦

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    ネタバレ

    前作を読んだ際、「是非続編が読みたい」と感じ、書店へ足を運ぶ度に文庫化されていないか注視していた作品。
    本編は三話構成であり、第一話では肝臓内科医の視点、第二話では外科医の視点、そして第三話では前作の主人公でもあった消化器内科医の視点で物語が綴られる。
    我々人間は、職業人として社会的な立場に身を置くと、どうにも「その職業をしている自分」のフィルターを通して物事にあたるようで、それは職務中であれば至極当然であり、職務以外であってもなお適用されやすい。そんな日常の中で、学校生活で教わってきたはずの「人間としてどうするべきか、どうあるべきか」のフィルターは、時に内包され重要視されにくい。本作はこのこ

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    2025年01月26日
  • 命の砦

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    タイトルが変わっていたので新刊かと思ったら「レッドゾーン」の文庫版だった…読み始めてすぐ既視感があったのも納得。せっかくなので全部読んだ。コロナ禍突入から5年近く経った今、改めて当時のことを思い出せてよかったと思う。

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    2025年01月22日
  • 臨床の砦

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    2021年1月。新型コロナウイルス感染症第3波が…

    長野県の地域医療の中核を担う信濃山病院。他の大学病院などが患者の受け入れを拒む中、まさに『砦』として、初期から患者を受け入れてきた。

    孤軍奮闘する、敷島を中心とする信濃山病院の医師、看護師たち。
    そして、院内感染が…

    もう3年も経つのか…
    今や5類となった新型コロナ。
    当時の大変さはもはや忘れられつつある…

    医療従事者の方々が、こんなに過酷な状況で新型コロナと闘ってこられたのだと思うと、身につまされる…
    医療関係者の方々の頑張りには感謝しかない。

    医師たちの名前はバルチック艦隊を破った連合艦隊からなのか。
    三笠、千歳、敷島、日進、龍

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    2025年01月02日
  • 命の砦

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    友人が送ってくれた文庫
    とてもリアルできつかった
    つい絵本に手がいき 遅くなってしまった

    『コロナ禍の最前線に立つ現役医師(作家)が
    自らの経験をもとに綴った、勇気と希望の物語。』

    あの現場(私は全く知らないけれど)に身を置かれた
    医療者に改めて感謝を

    すごい世の中だったね
    過去のものにしていいのかどうか……

    コロナに感染したけれど、初期の頃のような恐怖はなかった
    いろんな方の努力のお陰で

    ≪ 病む人を 断ることは できないと ≫

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    2024年12月22日
  • 神様のカルテ2

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    個性的なキャラ設定で、自分の中の妄想がより膨らみのめり込む事が出来る。
    笑いあり涙ありのシリーズ二作目でとても良かった。次のシリーズも早く読みたいと思わせてくれる本でした。

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    2024年12月14日
  • 新章 神様のカルテ

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    有名な海外医療ドラマのERでも描写されているのと同じく、研修医や大学院生医師の勤務スケジュールや収入は本当に厳しいのですね。
    それに耐えながら人を救う姿勢に敬意を払うものの、そんな状態の医師に診断されることに不安を感じます。
    医療業界全体の所得格差の是正に行政が本気で取り組んで欲しいものです。
    そんなことはさておき、魅力的な登場人物によるユニークで人情ある物語はとても面白いです。

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    2024年12月13日
  • 神様のカルテ3

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    友人に借りた20冊のうちの5冊目

    前半は、3ともなれば少し飽きてきたかもと思ったけれど、主人公が先輩医師から木端微塵に言われてからは断然おもしろくなり、寝る間も惜しんで読んだ。

    また、あまりに奥さんのハルさんが良い人過ぎるのも気になるけれど、まぁ仕方ないか

    どうか、働き方改革されますように、、

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    2024年12月05日
  • 神様のカルテ2

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    読みたくて読みたくて仕方ない本、睡眠時間を削っても読みたい本

    古狐先生、、

    主人公もいいのですが、周囲の人々がすごく魅力的で

    3巻も楽しみです!

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    2024年12月03日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    病院の話なので、”神様のカルテ”のスピンオフ的な感じがしてしまいました。
    高齢者医療というか、人の寿命や命の終わり方について、考えさせられる話でした。
    すぐ側まで来ている自分の身につまされる思いです。

    安曇野の美しい自然が見えるようで、行きたくなりますね。

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    2024年12月01日
  • 本を守ろうとする猫の話

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読書好き必読書⁉︎

    本や読書、小説がテーマになっているストーリーが読みたい人にお勧めです。
    読書初心者の方にもお勧めです。
    読書の向き合い方、本に対しての思いを、改めて考えさせられます。
    主人公の青年林太郎の祖父が言っていた「本を読むことは、山に登ることと似ている」という言葉が、読書に時間と手間をかける理由だなと、しっくりしました。

    #感動する #深い #共感する

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    2024年11月12日
  • 神様のカルテ0

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    ネタバレ

    ○有明
    学生時代のいちゃついている話はあんまり興味がなかった笑
    あの2人(3人か)がどう再生していく方が興味があったなとそう感じた。学生時代に進藤たちのような王道を行けなかった僻みなのかもしれないが。

    ○彼岸過ぎまで
    熱い話だった。どうして研修医が来るようになったのか、そしてその最初の研修医が一止。金山さんは金山さんでコンピューターのように思えるが熱くてプライドがある人だったことがわかった。病院はやはり各々の分野でのプロフェッショナルが集まる場所なんだと思った。

    ○神様のカルテ
    章題を読んだ時に読み違えかと思った。本の題名がまさか短編集に入っているとは思わなかったから。後書き読んで映画との

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    2024年10月30日
  • 城砦〈下〉

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    ネタバレ

    翻訳者・夏川草介さんの熱い解説文が良い。
    普段の小説のやわらかな空気感とは違い、鋭く力強い言葉で原著を分析・解説していて、原著の描かれた背景のみならず今回夏川さんが翻訳書を出す意義までわかり胸が熱くなった。
    この夏川さんの使命感のようなものは、この本の中で主人公アンドルーが持っていた医師としての使命感に通づる。

    「本書を読めば、我々と異なる時代、異なる環境で、我々と同じように悩みながら、懸命に生き抜いた人間がいたことが力強く伝わってくる。どれほど社会が変わっても、人間が何に悩み、何に立ち向かおうとしたかは変わらない。そのことがはっきり理解できるのである。」(解説より)



    クリスティンとの

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    2024年10月27日
  • 神様のカルテ2

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    主人公の周囲の人々が魅力的に描かれている。特に妻。同性としては、こんなかわいい女性いるかしら?と妬む気持ちさえする。

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    2024年10月07日
  • 城砦〈上〉

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    夏川草介さんの翻訳がいい。
    そして熱い後書きもいい。

    もちろん、夏川さんがそれだけ熱くなる原作もよい。
    ひとりの若い医者が医療への情熱をかけた生き様を描く。職業人としてのかっこいい姿ではなく、もっと生々しい生き方。

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    2024年09月28日
  • 始まりの木

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    お医者さんが書いてるとはびっくりしました。
    自然を表現する文章が綺麗で、一緒に旅をしたようでした。
    また文化学部で学生時代は哲学や宗教を学んでおりましたので興味をそそられる箇所がいくつかあり楽しかったです。

    私自身は神や仏など超自然的なものは一切信じておりませんが、心の拠り所としてなかなか必要であるとは思います。

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    2024年09月06日
  • 神様のカルテ2

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    続きの話。
    相変わらずの登場人物のキャラクター性に惹かれる。
    今回は大狸先生と狐先生の過去に少し触れたもので、登場人物を深掘りしている。1を読んで面白いと思った人はぜひ読んでほしい。

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    2024年08月10日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

    「最先端の限界を知り、無理なものは無理であると、自信を持って言える医者になる」

    どんなに技術が進歩しても、限界はある。
    生命の境界線にいる医師としての迷いは、患者から解りにくい部分なんだと感じました。

    自分が患者、もしくは身内が患者になった時……どんな風に生きられるだろう。

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    2024年08月05日
  • 神様のカルテ3

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    信州の絶景の表現もさることながら、やはりこの作家の書く人間の心情が好きである。
    決して手を抜いて生きているわけではなくても、思いがけず道を踏み外してしまうことが誰しもあるわけで。それでも、美味いコーヒーを片手に図々しく進んでいくことが肝要だと思わされた。

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    2024年07月24日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテシリーズの前日譚となる短編集。特にタイトルの由来がわかる「神様のカルテ」はグッときて涙腺がゆるみました。「冬山記」でのハルさんはカッコよくて素敵でした。その他のお話もシリーズを読んでいるものにとってはどれもよかったです。

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    2024年07月13日
  • 始まりの木

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    著者の作品は本当に文章や表現がきれい。
    民俗学というこれまで全くかすっても来なかった分野だが、なるほどと思わせる展開はさすがだった。

    日本と西洋との神に対する考え方については、とても理解しやすく納得のいくものだった。

    参考文献の多さに驚愕。

    それにしても解説は難しすぎて途中で挫折。

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    2024年07月04日