アーチボルド・ジョセフ・クローニンの作品一覧

「アーチボルド・ジョセフ・クローニン」の「城砦」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 城砦〈上〉
    4.7
    1~2巻1,980円 (税込)
    忘れられた名著であるJ.A.クローニンの「城砦」が夏川草介氏の新訳でよみがえりました。英国の医師であり小説家だったクローニンと、日本の医師である「神様のカルテ」シリーズの著者である夏川草介氏。この時代を越えたコラボで新たに誕生したのが「新訳 城砦」です。  本書は、医師の仕事に情熱を燃やす若き医師アンドルーが様々な苦難に立ち向かう半生を描いたものです。ある時は、医療制度に立ち向かい、ある時は、富や名声への渇望という自らの欲望に足をさらわれそうになりながら、希望の灯を絶やさない心の軌跡が描かれています。「何のために生きるのか?」「何のために働くのか?」そんな人生の難問に出逢った際、きっと本書から得るものがあるはずです。いつの時代であっても生きていればかならず遭遇する苦難や人生の落とし穴。あなたはどう対応しますか。

ユーザーレビュー

  • 城砦〈上〉

    Posted by ブクログ

    若い医師が既得権益とも戦いながら、研究も臨床もこなしていく成長物語。人生の苦楽を賢い伴侶と一緒に悩み、悲しみ、怒り、楽しみながら生きていく主人公。下巻も楽しみ!
    夏川草介さんが翻訳されています。
    解説を読んでいると、なんか、神様のカルテのイチさんみたいな感じなので、神様のカルテが好きな人は是非。

    0
    2025年11月17日
  • 城砦〈下〉

    Posted by ブクログ

    ずいぶん昔の小説だけれど、夏川先生のおかげで古さを全く感じず、とても面白かった。
    医師に読んで欲しい本としてXにあがってきたが、医師でなくとも十分楽しめる。
    健気に寄り添うクリスが亡くなる場面は泣いてしまった。最後までクリスにはいて欲しかった。

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    2025年07月21日
  • 城砦〈上〉

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい。夏川草介氏の訳も素晴らしい。かなり昔の作品であるのに、情景が浮かぶし、医療体制も垣間見れる。一気に読み
    下巻へ。

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    2025年05月03日
  • 城砦〈下〉

    Posted by ブクログ

    下巻は クリスの気持ちを思うと 読んでいてとても辛かったです 
    時には思いを曲げなければならないこともあるけれど 一度曲げてしまえば それが正しいのだと 心が麻痺してしまう それを側で見ているのは ひどく辛い けれど ずっとそばにいたクリスは強い人だと思いました

    本当に読みやすく 分かりやすい訳でした
    夏川さんの 言葉の選び方に感動

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    2025年03月02日
  • 城砦〈上〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    外国文学は苦手なのですが、夏川草介さん訳で、お医者の話だとかで興味がわきました。

    展開が早く、とても読みやすいです。
    若者らしい、熱い情熱を持ち、時には反発し合いながらも、人々の中でもがいている姿は、人間臭くて良いなあと思いました。

    この最後の方で、奥さんのことを「おばあさん」と言ってるのが、気になりました。まだ30歳くらいですよね。

    0
    2025年02月23日

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