夏川草介のレビュー一覧

  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテを読んだのはもう、随分前だったけど、読後に心の中が温かな何かで満たされた感覚はよく覚えている。今回、若き日の一止に会えて、とても嬉しかった。こういう医学生がこういう医者になるんだなあ。て親戚の子がまっすぐ育っているのを見つめる、みたいなおばさんの喜びみたいなものを感じた。また、シリーズを読み返したい。

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    2025年11月22日
  • 新章 神様のカルテ

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    医者は人が生きるために何が出来るのか?
    救えない命を前に何が出来るのか?
    人としての有り様を問いかけてくる小説です。
    良い本です。

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    2025年11月18日
  • 臨床の砦

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    命の砦に続いて読んだ。
    こういう砦に助けられたんだろうな。
    いろきろな考え方、いろいろな立場があるが、こういう状況になると、それが浮き彫りになるんだなーと。
    正解じゃないかもしれないけど最善の道を選択したという言葉も印象的。
    考え抜いた上での選択は後悔しないよ。

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    2025年11月15日
  • 始まりの木

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    夏川作品やっぱり好きだなぁー。
    旅に出たくなるがこの本を読んでの一番の感想です。
    まだ残っている日本の独自の風景をみたいという想いが強くなりました。

    内容も夏川さんのメッセージがどっしりと詰まっています。
    我々が忘れていったものをDNAレベルで気づかせてくれて、それを残すこと。形でなくても心でも。
    大事だと思います。

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    2025年11月14日
  • 始まりの木

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    夏川草介さんという作家が気になり出して、最初に手に入れた本がこちらでした。

    日本という国を愛する気持ちがひしひしと伝わってくるストーリー。その想いを民俗学という学問に乗せて語るというアイデアに心が揺さぶられます。

    柳田國男は、日本の、日本人の、先行きを心配して、民俗学を立ち上げました。その民俗学はまだまだ日本人に必要かもしれない。そう思わせるに十分な美しい物語です。

    そして、「自らが学ぶ学問を誇りに思いなさい」という一貫したメッセージ。

    自分が心から学びたいと思った学問は、おそらく皆、社会を、日本人を、良い方向に導くものであると信じて学んでいるものであると思います。

    それを忘れてはい

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    2025年11月13日
  • 命の砦

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    コロナ禍の医療の実態がフィクションではあるがよくわかった
    コロナ禍で起きたネガティブな行為の記載はなく、素晴らしい作品だと思う

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    2025年11月12日
  • 臨床の砦

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    面白かったけど、読みやすかったけど、物語というより、コロナ禍での対応病院のノンフィクション的な記録のような感じでしたね。逼迫感はあったのですがちょっと気持ちが期待していたものと外れてましたね。

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    2025年11月04日
  • 臨床の砦

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    内科医の敷島は全てが不足した地方医療機関の現場でコロナ第三波を迎え撃つ。医療崩壊の瀬戸際に立たされた臨床の現実を描く。
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    夏川さんの医療小説ですが、いつものようにクセつよのキャラクターや飯テロや軽妙なやりとりが出てこず、コロナに追い詰められる医療現場が描かれるために余裕がなく、また、国や地域行政、他の医療機関への怒りを含んでいるであろう指摘などが続くので、読んでいてしんどく、途中でやめようかとも思ったほどでした。それもそのはずで、後書きを読むと、夏川さんご自身がコロナ対応の最前線に立ちながら並行して書かれた小説だとのことで、これはもはや半分ノン

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    2025年11月02日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテはとても好きなシリーズです。登場人物の過去が描かれています。
    何が正しいのか、何が優しさなのか、いろいろな場面で何かしら決断しているけれど、できる限りのことをするしかない、考えれば考えるほど難しいと思いました。
    大狸先生の人としての大きさ、事務長の仕事に対する意識の背景にあったもの、細君ハルの強さと優しさ、良かったです。
    それにしてもハルは良い人過ぎる。

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    2025年10月29日
  • 新章 神様のカルテ

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    遂に来ました、新章!

    ここに来て、またイチから始まる感があるなー。

    今度は大学病院、医局という舞台を変えた、すさまじいドラマだった。

    出来なかったことが、出来るようになること。
    出来ていたことが、出来なくなってしまうこと。

    舞台が変わるということは、そういうことだ。
    でも、新しい舞台に立つことで上手くいかなくても、「成長」を信じてくれる周りの人がいることは、やっぱり恵まれている。

    信念の灯を絶やさないこと。
    勇気をもらえた。

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    2025年10月26日
  • 神様のカルテ3

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    決断の第三巻だった。

    いつも、扱うテーマが重すぎる。

    知識のない医者は悪である。
    ただし、その知識は日進月歩のものであり、真摯に向き合うためには「時間を生み出す他、術はない」。

    一人ひとりの患者と向かい合うことにスポットが当てられがちだが、それでは時間が足りない。

    小説では、そうした条件をあらかじめクリアしたような天才的なキャラクターが登場する。
    けれど、現実は、余計にそうはならない。

    手を抜くのではなく、相手を見極めなければ、医者として最善は尽くせない、のだろうか。

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    2025年10月26日
  • 神様のカルテ3

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    今までの栗原一止を否定する内容であった。
    神様のカルテ1,2で、栗原一止は周りの迷っている人に光をかざしてきたが、今作で、栗原一止は悩むことでワンランク上の人間に成長する葛藤が描かれている。

    地域医療365日24時間緊急外来の病院に勤め、目の前の患者と全力で向き合えば良いと考えていた。しかし栗原は誤診をしてしまう。それは最新の医療知識がないと仕方のない事だった。栗原は毎日の忙しい診療を理由に最新の医療の勉強を怠っていたと痛感。

    患者の診療に追われるのか、それとも日進月歩発展する医療の勉強に力を入れるのか。この両立できない問いに答えはないと思う。悩んで答えを出すために行動に移す事自体が大事だ

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    2025年09月27日
  • 神様のカルテ0

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    ネタバレ

    シリーズの1から3までは読んだことがあったが、なぜかそれ以降触れてこなかったため今回読むことにした。
    内容はこれまでシリーズに登場してきた人々たちのサイドストーリー。このシリーズの良さはキャラの立ち具合だと思っているので、彼らの過去が描かれるのは素直に嬉しい。
    このシリーズには様々な名著が登場するが、3話目において説明される「本の良さ」は、薄っぺらいようで、作者が本の中で別の本を紹介する形を採っている意味を登場人物に語らせているようにも思え、その視点で過去のシリーズを読み返してみるとまた興味深そうである。
    4話目は榛名のキャラが明らかにされたとは言い切れず、その点が少し不満ではあるが、全体的に

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    2025年09月21日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

    「看護師が医者に口出しするな」って、言っちゃったね。
    思ってても、言わないほうがいいことってあるよね。
    看護師さんなしでは、病院はまわらないよ。
    看護師さんを敵にまわしてはいけない。

    口は災いの元。私も、何か不穏な考えは、思ってても、外に出さないようにしようと心に誓う。

    シリーズ3は、泣かしにかかってこなかったのが、すごくよかった。
    本が泣かしにかかってくると、泣けるけど冷める感覚ってわかりますか?
    大学病院編も読んでみたい。(新章 神様のカルテ)

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    2025年09月16日
  • 臨床の砦

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    コロナ感染者でも軽症の人達を診ている医療機関は、比較的楽なのではないかと考えられていた時期は確かにあったし、現実はそうではないことを、この本を通して皆さんに知ってもらえることは、本当に大切だと思った
    後書きも、凄く感度した

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    2025年08月31日
  • 命の砦

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    コロナ禍、本当に病院はとてつもない怒涛の対応だったのだろうなと改めて思う。
    コロナ患者を受け入れるのも受け入れ拒否するのもどちらも正しいとか正しくないとかじゃないから難しい…。
    否定派の視点でも描かれていたので、そこが良かったな。

    医療従事者の方、本当に感謝しかない…。

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    2025年08月09日
  • 始まりの木

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    夏川草介さん このところ気になっている作家さんということで手に取った1冊

    神様のカルテ スピノザの診察室とはまた別の世界 
    「七変化」という言葉がふっと浮かぶくらい…

    読み進めていくうちに 物語の世界に…目の前に情景がうかぶくらい包み込まれていく感覚

    ちょっと不思議で クスっと笑えるユーモアもある。そしてなんといっても温かい。 ほんとうにあったかい。
    あたたかさが伝わって来て涙がこぼれた。
    (人ってこんな時にも涙が出るんだ…と初めて知ったかもしれない)

    5つの物語 それぞれに登場する「木」がある。
    その木の前に実際に立ったらどんな感じがするのだろう…出会いに行ってみたくなった。

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    2025年08月03日
  • 命の砦

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    2020年、新型コロナウイルス第一波の医療現場を描いた本作。「レッドゾーン」を文庫化するにあたって、改題した、とのこと。
    現役の医者でさえ、「今回、あとがきを書くにあたって原稿を再読した私は、その精神面における距離感に、なかば呆然とする思いであった。ここに描かれた恐怖、苛立ち、絶望感といったものに、それを記した私自身が実感を持つことが難しくなっているのである。」
    一般人の私たちがコロナのときの恐怖感を忘れつつあるのは、もはや仕方のないことなのかもしれない。
    そう考えると、当時「命がけの闘い」をした医療関係者の恐怖、焦燥、孤独、死の覚悟、を記した本作は、将来貴重な記録となるだろう。

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    2025年08月02日
  • 神様のカルテ0

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    登場人物たちの過去が語られます。
    タイトル「神様のカルテ」の由来が分かります。
    優しく温かいストーリー。
    ずっと続いて欲しいシリーズです。

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    2025年07月27日
  • 城砦〈下〉

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    前編を読んで、少し冗長と思ったので、飛ばし読みをしてしまったが…
    多分、飛ばし読みをすべきだったのは前編だったかな…
    後の祭りだけど。
    結構心動かす場所があったかも。
    我慢強く読むと割といい本かもしれない。

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    2025年07月21日