夏川草介のレビュー一覧

  • 君を守ろうとする猫の話

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    「本を守ろうとする猫の話」の続編。前作読んでなくても問題はなさそうですが、寧ろ、世界の名著を読んでおくべき。読んでいると色々と心が踊るシーンが多いと思います。

    自分はそういった本を未読なので、本当の意味で本書を堪能できたとは言い難い。主人公の実直さが眩しくて、自分はお城の側なのかもと感じる今日この頃‥。もっとシンプルに読書を楽しまねば。

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    2026年03月14日
  • 神様のカルテ2

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    前作は「主人公は地域医療を続けるべきか?」といった、主人公目線での話でした。一方今回は「医療従事者のワークライフバランス」にフォーカスしていたため、読者側もかなり考えさせられる内容だったと思います。面白かったです。
    命を相手にする仕事に休みはありません。しかし、命を救うために、医療従事者も命を削っている状況は、果たして望ましいのでしょうか。よりよい医療に向けた、今後の科学技術の発展を期待します。

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    2026年03月02日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    ネタバレ

    月岡美琴
    生まれも育ちも信州松本。信濃大学医学部看護学科を卒業長野県松本市にある梓川病院の看護師。

    島崎
    梓川病院の看護師。救急部師長。新人看護師の指導責任者。

    三島
    梓川病院の副院長であり、内科部長も務める内科医。専門は消化器領域。強面。

    桂正太郎
    梓川病院の研修医。信濃大学出身。

    沢野京子
    梓川病院の看護師。派手な髪の色は師長から注意を受けるたびに黒くなるが、一か月もすればまた別の色に染まっている。

    長坂守
    四十八歳。膵臓癌の患者。

    遠藤
    梓川病院の院長。呼吸器内科が専門なのにベビースモーカー。

    丸山
    外科医。飲み会のたびに平気で看護師を口説く。

    大滝
    梓川病院の主任看護師

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    2026年02月09日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    映像化で有名な著者の作品ですが、実は本で読んだことはありませんでした。
    著者のことをTVで拝見する機会があり、とても誠実で優しさに満ちた方だなあと好印象だったので手に取りました。

    医療系って他のジャンルで扱う生死とは違い、フツーの市井の人が死と向き合わなければならないんですよね。
    そこがリアルで重くて避けてきたのですが、どんな人も避けて通れないのが死なんだなあ、と改めて思いました。

    「病むということは孤独なことです。(中略)たとえ病気が治らなくても、生きていることが楽しいと思えることがたくさんあるのだと(先生は)教えてくださいました。」というセリフに涙が・・・
    こんな風に患者さんから感謝さ

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    2026年01月31日
  • 始まりの木

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    民俗学を学んでいる修士生とその指導教官の民俗学者がフィールドワークの中で師匠と弟子の問答をしながらエピソードが進んでいく。そこに登場する人物が伝えてくれる大切なこと。
    それぞれのセリフを寄せ集めると老人の説教話みたいなところになりそうな内容だが、登場する魅力的な人物が絶妙なシチュエーションで語ることで素直に聞ける。そんな所感。

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    2025年11月14日
  • 始まりの木

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    夏木宗介の医療以外の本があったことを知らんかった
    医療でないだけで、ストーリーやキャラクター設定はいつも通り
    単に医療ではないだけ
    で、医療ものは大好きなんだけれども、これはイマイチ
    ストーリーやキャラクターが同じなのになぜ
    ホントなんでだろう
    原田マハの絵画物以外は面白くないに通ずる
    途中から古屋助教授のイメージがドクターハウスと重なってしまい
    場面場面で頭の中はハウス先生だらけとなってしまった。

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    2025年11月04日
  • 始まりの木

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    神様は信じるものではなく、それぞれの場所にいる。
    古屋先生と藤崎さんの旅の物語。
    それぞれの地域の木を通じて、日本人の在り方も説いている気がした。
    こんな風に物事をハッキリと言える人(皮肉要素もあったが)になりたいと思う。
    なぜ民俗学があるのか、柳田國男のことにも言及していて興味深いものであった。

    あと、夏川先生の遊び心だろうが、古屋が運ばれた病院が…
    そして、対応したドクターが…
    そのあたりは嬉しくなった!

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    2025年10月22日
  • 臨床の砦

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    地方の中小規模病院でのコロナ対応話

    コロナの時期に病院で何が起きていたのか
    忘れてしまっていた

    緊張場面を読み進めながら
    そうだった、そうだったと
    深い感慨が湧き上がった

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    2025年10月03日
  • 神様のカルテ2

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    神様のカルテシリーズ 第2弾。
    旧友の帰還、古狐先生の死、医療に関わる人たちの厳しい状況など、重いテーマではあるが、
    さらさらと読めた

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    2025年09月10日
  • 神様のカルテ3

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    神様のカルテシリーズ 第3弾。
    今回も温かいお話でした!
    地域医療を舞台に描かれているからこそ、
    色々考えさせられた

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    2025年09月10日
  • 新章 神様のカルテ

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    神様のカルテシリーズ 第5弾。
    本庄病院から大学病院に舞台が変わり、話の展開が進む!
    命とは何か?、医療とは何か?
    そんな問いを投げかけるお話でした!

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    2025年09月10日
  • 命の砦

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    ネタバレ

    3.5

    P52
    皮肉というものは、ある種の余裕の表れであって、余裕のなくなった毒舌は、悲鳴か暴言の色彩を帯びてくる。

    P126
    人生というものは、断片だけを取り上げて、あれこれ論じることのできないもの。

    P370
    ユーモアというのは一種の鎮痛薬。パニックを回避して、物事と冷静に向き合う時間を与えてくれる。

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    2025年08月26日
  • 命の砦

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    『臨床の砦』の姉妹本とのことで続けて読んでみました。『臨床の~』で出てきた敷島先生以外の医師のお話もあって、セットで読むとより堪能できますね。コロナの診療に対しても、様々な医師の考え方があって一筋縄ではいかない難しさもよくわかったし、何より三笠のリーダーシップに脱帽。現場の過酷さを改めて知れて読めてよかったです。

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    2025年08月09日
  • 臨床の砦

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    夏川さんの作品はご本人の温かなお人柄が出ていて大好きです。読みやすく、冷静沈着な筆致で進むものの、地に足のついた厳しいコロナの現場が描かれていて惹き込まれました。続編も読んでいます。

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    2025年08月09日
  • 命の砦

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    患者を救いたいという気持ちと社会や家族の目との板挟みの医者の葛藤が描かれる。娘のあることばで主人公はどう動くか。

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    2025年07月19日
  • 神様のカルテ3

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    安定の栗原節(*^^*)
    生きていることはままならないけど、それに抗おうともがいて生きる!をしていく皆さんの姿がステキすぎです。

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    2025年07月11日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    「花の命は短くて・・・」
    というが、人の命は長すぎる?
    安曇野の自然の中にある『梓川病院』が舞台。
    地元生まれ地元育ちの、月岡美琴(つきおか みこと)は、看護師三年目。無我夢中の新人時代を抜けて、何か分かってきたつもりになりがちな時期?
    信濃大学医学部を出た研修医、桂正太郎(かつら しょうたろう)の実家は、東京の花屋。彼の、花に関する知識が物語の彩りになっている。

    夏川草介氏は、「白い医療物」担当だと思う。
    しかし、生きているのか死んでいるのか分からない老人ばかりが病院を占拠している状況には強い危機感があるのだろう。
    現役のお医者さんが書く小説は常に、医療の現実が抱える問題を大きく取り上げて

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    2025年07月09日
  • 新章 神様のカルテ

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    イチさんはどこに行ってもイチさん節をかましてて安心します(*^_^*)
    シリーズものの安定性が好きです。

    頭には櫻井くんと宮崎あおいさんがチラつきますが。。。

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    2025年06月26日
  • 臨床の砦

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    地域第一病院として率先してコロナと戦った医師達を描いた。文章は上手いしリアルな内容ではあったが、他の作品同様なんとなく軽く読めてしまう。主人公が良い人なので最後まで安心して読める。

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    2025年03月26日
  • 命の砦

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    砦の第二弾だが時系列としては前段階でコロナ第一波の話。感染者がまだ少ない長野県ならではの苦労、苦難があったということ。

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    2025年03月21日