夏川草介のレビュー一覧

  • 本を守ろうとする猫の話

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    なぜわたしは本を読むのだろう、とあらためて考えさせられた。ファンタジーな内容だけれども、以外と深い。古典小説や哲学書もいずれ読んでみたい3.6

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    2025年06月07日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    喘息持ちの中学生と猫が敵と戦うファンタジーな物語と思っていたら、案外深かった。果てしない人の欲望の先に何が待ち構えているのか?
    今の世の中への警告のようだ!

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    2025年06月05日
  • 神様のカルテ

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    2025/05 オーディオブック
    優しい話、あまり病気の技術とか病気そのものについてというより、病気の人たちとの交流とか、周りの人との交流がメインで、医療ものというよりはヒューマンドラマな感じ。

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    2025年05月30日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    前作が好きで、続編のお知らせ見てからずっと読みたいと思っていました

    どうして本を読むのか?
    その問いに答えなんてないのかもしれません
    でも、本のない人生なんて私には考えられない

    子どもの頃からずっと
    物語は私のそばにあったから

    昔読んだ好きだった本を読み返したくなるし、あの頃の気持ちにさせてくれる
    本って改めて良いものだよなと思います

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    2025年04月10日
  • 臨床の砦

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    地域第一病院として率先してコロナと戦った医師達を描いた。文章は上手いしリアルな内容ではあったが、他の作品同様なんとなく軽く読めてしまう。主人公が良い人なので最後まで安心して読める。

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    2025年03月26日
  • 命の砦

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    砦の第二弾だが時系列としては前段階でコロナ第一波の話。感染者がまだ少ない長野県ならではの苦労、苦難があったということ。

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    2025年03月21日
  • 命の砦

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    どこか読んだような気がしてたら、レッドゾーンだった。患者を選ぶ医師には失望するが、患者のことを真摯に受け止めてくれる医師たちに改めて感動した。コロナの騒ぎは過去に忘れられている今日だが、行政の不守備も含めて忘れてはいけないと思いを新たにした。

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    2025年03月07日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    安曇野は北アルプスのふもとで大変きれいな風景のイメージがあります。現実は小説のように高齢化が進んでいるのでしょう。そこには本に登場するような医師と看護師さんたちがいてくれるといいです。

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    2025年02月21日
  • 神様のカルテ2

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    ネタバレ

    医師としては一止先生は素晴らしいが、奥さんから見れば寂しい思いも強い
    ずっと仲良しでいれればいいが、年齢や子供などによってもなかなかそうもいかないだろうし、、

    地域医療の大変さを改めて思い知らされた
    日本の医療は破綻しかけていると言われ続けているが、なんとか保っているのは、実際に一止先生のように働いてる人たちがたくさんいらっしゃるんだろう
    政府はなにも解決しないが、それでいいと思ってるんだろう、、

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    2025年02月18日
  • 臨床の砦

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     コロナの割と初期の、長野県の医療期間の奮闘の話。内科医 敷島寛治が勤務する信濃山病院は小さい病院だがクルーズ船の患者からコロナ患者を受け入れている まさに「砦」。
     架空の固有名詞だが ほぼドキュメンタリー?
     「正解かどうかはわからないけど 最善だったと思う。」----いいセリフ

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    2025年02月18日
  • 始まりの木

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    民俗学と聞くと、小難しいのかなと初めは思ってしまったが、各地に足を運びながらその土地で起こる事象や日本人の精神性に向き合う小説と考えれば、難しくなく読めた。
    民俗学の要素を小説の中に混ぜ込ませて、登場人物の造形や風景描写も余す所なく伝えながら、話も展開させるのはこの作者だからこそ出来ることなのかもしれない。

    今のような時代にこそ、大局を見据えるための学問の真価が発揮される、そういった学問の一つが民俗学。
    文化や土地のルーツを辿る学問は(自分もそっち系だった)実社会ですぐに役立つものではないと思うが、一般的に見たら少し遠回りをしてでも進めた研究はいずれ社会への還元になるのだろうし、そういう研究

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    2025年02月12日
  • 新章 神様のカルテ

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    今回も泣けた


    母が子どもを置いていくのは辛過ぎる


    今後に続くならば、細君が自分の仕事を全うする姿を描いてほしいです

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    2025年01月29日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    「本を守ろうとする猫の話」の続編。喘息の持病がある13歳の女子中学生が主人公。

    「言葉は望遠鏡のようなものだ。見たいものはよく見えるようになるが、それ以外はかえって見えなくなる」世界は、言葉で置き換えられるほど単純にはできていない

    「どんなものにも、心は宿るの。あなたが大切にしたものには心が宿って、必ずあなたを守ってくれる。だからこそ気をつけないといけない。歪んだ心に触れ続けたものには、歪んだ心が宿る」

    「一番怖いのは、心を失うことじゃない。失った時に、誰もそれを教えてくれないこと。誰かを蹴落とした時に、それはダメだと教えてくれる友達がいないこと。つまりひとりぼっちだってこと」

    自分ら

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    2025年01月05日
  • 新章 神様のカルテ

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    引きの栗原一止。
    懐かしく読み終えた。
    変わらずに優しく見守るハルさんと無邪気な小春には癒されるし、栗原をとりまく一見放置にみえるが実は情熱をもち周りをよくみてさっと助けてくれる北脇班長、純粋に突き進む利休など栗原の周囲にいる人物も個性的でありながら魅力的だった。
    大学病院内の一筋縄ではいかない事情のなかで患者を第一に考えるのはなかなかできることではない。さらに大学院生という立場で薄給なうえに休みもほとんどない医者には頭が上がらない。
    今回は若くして膵癌となった二木さんを中心として話がすすむが、今回の患者は穏やかながら意思強く病気をうけいれ向き合う強い姿が印象的であった。
    病院で働く方々に改め

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    2025年01月03日
  • 臨床の砦

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    コロナ時の様子がかなりリアル、こんなに大変だったんだというのが辛かった。主人公の医師が飄々としているのは夏川作品らしいが、恐らくあまりの多忙さゆえ他作品と比べてあまり患者には寄り添えなかったのが少し残念というか物語と言うより記録だなと感じた。

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    2024年11月20日
  • 始まりの木

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    キャラクターは小説という感じ。
    時々織り込まれる不思議な出来事と、やけに生々しい大学の事情。神様は感じるものだ。

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    2024年11月17日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    何故本を読むのか、本の持つ力とは何なのか
    改めて考えさせられました。
    子どもの頃からずっと不思議だったこと、
    辛い時に本を手にすると
    何故かそこには私が一番必要としている言葉があって
    励まされたり背中を押されたりしながら大人になってきました。
    物語の主人公たちは、確かに私の親友だったしそこから本当にたくさんのことを学びました。
    だから、この先私が本を嫌いになることなんてないし
    この世から本が消えるなんてありえない。
    作者の本を愛する気持ちと今の世の中に対する危機感が
    ひしひしと胸に迫る一冊でした。

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    2024年10月28日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    『本を守ろうとする猫の話』続編。前作を読んだのは約6年前らしいので全然内容は覚えていない。ファンタジーだなと思ったら、前作の感想もファンタジーって書いてた。

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    2024年10月24日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    前の本と同じ登場人物が出てくる感じがいい。

    哲学的の中でも、前回より更に一筋縄ではいかないような、でもニュアンスはわかるような難しさがある。

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    2024年09月18日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    作者は小さい頃から相当な読書家だったのだろう
    夏川作品病気は少し絡んで入るが
    他の作品と違う感じがした

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    2024年08月24日