夏川草介のレビュー一覧

  • スピノザの診察室

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    病院が信州から京都にかわっただけで、神様のカルテとの違いがあまりわからなかった。でも甘いもの好きの主人公が好むお菓子が秀逸で、検索してみたが東京では買えないものばかり。
    特に緑寿庵の焼き栗の金平糖!京都に行きたくなった。

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    2026年08月17日
  • 神様のカルテ

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    漱石作品を暗唱するほどし好きという著者らしい筆致がそこここに溢れていて「わざと?」と思うのだけれどわざとなのだろうな。
    読み始めた時はそんなことに引っかかっていて、
    さらにいつになったら主題に入るのだろうというまどろっこしさを感じていた。
    主人公の一止は先進医療の必要性を感じながらもその治療さえも役に立たない現場医療に向き合っていくしかない自分の思いに従って生きていくのだろうな。
    愛妻ハルさんとの愛の棲家での生活はまるで学生寮のように混沌として悩みと共に夢さえある人々の集まる梁山泊のような趣き。
    でもこの雰囲気何かで読んだ記憶があるがなんだっただろう。三浦しをんさんのランナーの話だったかなあ。

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    2026年08月16日
  • エピクロスの処方箋

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    夏川さんの医療小説は、登場するキャラがいつも全員”いい人”で気持ちよく読めます。今回もまた、主人公の医師を通して、作家と同時に現役の医師でもある夏川さんの”医療に対する考え方”が垣間見られて、その点でも興味深かったです。

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    2026年08月16日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    医者として、人を救うとは何か。
    人の幸せとは何か。考えさせられる作品
    一歩止まって考える事に、正しさはある。

    管を繋ぎ、延命させるのが医療なのか。
    一止は悩みながら、医局には行かず、もう死に向かう人たちが幸せに逝けるよう、地元の病院で勤める事を選択する、心温まるストーリー

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    2026年08月15日
  • スピノザの診察室

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    とある小さな病院で、雄町哲郎医師はじめ医療現場に携わる医師たちの様々な患者への向き合い方を考える物語。

    医師として、そして人として、どのように目の前の患者と向き合うべきか。
    正解のない世界で導き出される最善を模索しながら対話をしていく。

    治療も大事ではあるが、時には患者の希望に応えることも肝要なのかもしれないと考えさせられた物語だった。

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    2026年08月06日
  • 神様のカルテ

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    『神様のカルテ』を読んでまず感じたのは、これは地方病院で奮闘する医師の物語ではなく、「人を救う」とは何を意味するのかを静かに問い続ける作品だということだった。

    舞台は、深刻な医師不足に悩む地方病院。主人公の栗原一止は、昼夜を問わず患者と向き合い続ける内科医である。過酷な勤務の中で、末期がん患者との出会いと別れ、大学病院への転職という選択、そして家族や仲間との日常を通して、自分がどんな医師でありたいのかを模索していく。命の危機が次々と訪れる医療ドラマではなく、一人の医師が患者の人生と向き合いながら、自らの生き方を見つめ直していく物語である。

    この作品が描いているのは、医療の最前線ではない。命

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    2026年07月26日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    私が好きそうとのことでチャットGPTにおすすめしてもらったので読みました(笑) でも、主人公の栗原先生のしゃべり方が古風過ぎてちょっといまいち現実感がなかったのと、安曇さんのエピソードは良かったけど、私は看護師なので、終末期の患者さんに対しての対応としてはまぁないことはない対応かなと思って、なんかそこまで感動できませんでした。急変時の対応をどうするかはあらかじめ本人・家族に確認しているはずなのに、栗原先生が悩んで勝手に決めているのもおかしいと思いました。

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    2026年07月21日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    ネタバレ

    王が改心した理由、城から逃げ出せた理由がわかりませんでした。
    名言はちらほら散りばめられているのと、いくつかどきっとした瞬間がありますが、相変わらず全体的にさらっと。
    前作の方がまだストーリーの納得感はあった印象です。

    とはいえ、猫が可愛いのと最後まで猫を見捨てなかったので星3つ。

    古典を読もうという気持ちが強まる。

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    2026年07月19日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    医療小説は好きなので読んでみたが、駄目だった。
    神様のカルテもそうだったが、夏川草介さんは
    私にはあわない。
    NHKBSをみるだけにしておく。

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    2026年07月05日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    『エピクロスの処方箋』や『スピノザの診察室』など、作者の描く温かく深い物語に惹かれていて、NHKでドラマ化されると知って読んでみた。
    期待通り、今作も地域医療の日常や終末期の現実が淡々と丁寧に描かれており、じわじわとリアルさが染みてくる作品だった。
    特に深く考えさせられたのは、終末期医療における「最善とは何か」というテーマ。
    作中で「死神」と揶揄される谷崎医師。
    読み進めるうちに、彼こそが誰よりも患者のことを一番に考えているのではないか、と感じるようになる。過酷な延命治療の限界を見極め、患者が人間としての尊厳を保ったまま穏やかに旅立てるよう、あえて泥をかぶっている。その真摯な向き合い方は、これ

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    2026年06月23日
  • 神様のカルテ

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    医療が患者を一人にしない、孤独にしないでいてくれる場所があるのはとても大切なことだと感じられました。

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    2026年06月13日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    『本と猫』シリーズ2作目。
    あれ?主人公変わるのか?と思ったらちゃんと繋がってた。本好きさんなら絶対共感できる言葉がいっぱいで、有名な小説や絵本もたくさん出てくるので、それだけでも楽しい。

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    2026年06月08日
  • 神様のカルテ

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    とても泣ける。し、爽やかに終わる。
    人の生死や思いやりに号泣するが、お涙頂戴という感じでもないので良い。主人公が漱石好きのため古風な語り口だったり、周りの全員いいひとかつユーモラスなひとたちで、妻もとてもいい子で、童話を読んでるような気持ちにもなる。

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    2026年06月07日
  • 神様のカルテ

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    地方医療に従事している病院関係者の苦労と誇りを垣間見ることができた。シリーズ化されているので、1冊ずつ噛みしめて読んでいきたい。

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    2026年06月03日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    夏川草介さんのこれまでの作品とは大きく毛色の異なる作品でした。ただ現代のなんか間違ってるんじゃないのってことに疑問を投げ掛けると言う意味で、本流は同じなのかなと。

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    2026年06月02日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ネタバレ

    インスタのフォロワーさんのレビューを読み興味が湧いたので読んでみました。

    古書店を営む祖父が亡くなり呆然とする主人公の前に、人の言葉を話す猫が現れます。そして、本を守るために力になってほしいとお願いされるところから物語は始まります。

    本を守るために主人公とヒロインが奮闘する温かいお話でした。。

    ・・・温かいお話ではあるけれど、速読する人や、ビジネス書やベストセラーしか読まない人などを否定しているようにも受け取れてしまい、世界の名作を読まないと本が好きという資格がないような、そんな印象が少なからずあって、そこがちょっと引っかかりました。
    著者の、名作への思い入れが強いんでしょうね。

    どん

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    2026年05月31日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    NHK 福本莉子さん主演 プレミアムドラマ「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」制作開始

    生きることと死んでいることはどう違う?現役医師が描く高齢者医療のリアル

    美琴は松本市郊外の梓川病院に勤めて3年目の看護師。風変わりな研修医・桂と、地域医療ならではの患者との関わりを通じて、悩みながらも進む毎日だ。口から物が食べられなくなったら寿命という常識を変えた「胃瘻」の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族……老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差は何か? 真摯に向き合う姿に涙必至、現役医師が描く高齢者医療のリアル! 解説・佐藤賢一

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    2026年05月26日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    本屋を営んでいた祖父が亡くなり引きこもっていた主人公の前に現れた猫。ねこの頼みを聞いて本を守る主人公の再生の物語。

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    2026年05月22日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ネタバレ

    亡き祖父の古書店に引きこもる孤独な高校生が、言葉を話すトラネコと共に本を救う不思議な迷宮の旅へ出かけ、本への愛と自らの生きる力を取り戻していく心温まるファンタジー

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    2026年05月20日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ファンタジーの体裁を取りながらも、現代の読書のあり方に対する鋭い問いを投げかける作品だった。

    物語に登場する“狂人たち”はそれぞれ極端な価値観を象徴していて、「たくさん読むこと」「早く読むこと」「売れること」「価値が不変であること」といった一側面に囚われた読書の危うさを描いている。

    しかしこの作品は「正しい読書」を提示するのではなく、むしろ読書における価値観の偏りそのものを問うてるのだと思う。
    個人的に、途中で読むのをやめることや、要約から入ることなどは一概に否定できない。
    本来の作品が持つ豊かさのほんの一部しか受け取らないまま満足してしまうことには、なんて勿体無い…と感じるけれど。

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    2026年05月18日