夏川草介のレビュー一覧

  • 神様のカルテ 2

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    「理想ばかりに走ろうとする青臭い人間が嫌いだ、しかし、理想すら持たない若者はもっと嫌いだ」
    味のある言葉でした。

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    2012年08月30日
  • 神様のカルテ 1

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    信州のお医者さんの葛藤を上手に描いた好作品だと感じた。映画化にも期待。イノダコーヒ(アラビアンパール)飲みたい!

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    2012年04月02日
  • 神様のカルテ 2

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    文章を読み進めていくうちに、描かれている人物、信州の風景が
    さりげなく、私の中に映像として浮かんてきた。

    私にとっては、さりげなく、ふーっと自然にこの物語のなかに
    取り込まれていく。

    とても好きな作品です。

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    2011年12月26日
  • スピノザの診察室

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    作者が医師であるので
    医療現場の描き方がリアルで緊迫感があり
    一方日常の環境を言葉巧みに綺麗に描かれていて読み応えがありました
    ひとつ気になるのは
    「おおきに」という言葉です
    京都では花柳界の中あるいは商売をしている方の使う言葉で素人はあまり使いません
    京都人を表すときに「おおきに」と言ってしまいがちですが
    それを一般人は嫌がります
    この登場人物の来歴がわかりませんが
    もしかして昔は商売をしていた人なのかなとも深読みしました

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    2026年09月16日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    訴えたいメッセージが明確なファンタジー。世界で翻訳出版されているというが確かに理解されやすいかもしれない。
    個人的には登場人物やトラ猫が皆典型的な役割語をしゃべるのが作品全体を子供っぽく見せていてもったいないかもと思った。

    P197 君が困っているんだろう。僕が出かける理由はそれd十分なのだと思う

    P244 (人を傷つけてはいけない、弱い者いじめはいけないし困っている人がいれば手を貸してあげなければいけないということが)わからない人たちがたくさんいるんです。そう言う人たちに説明するのは簡単じゃありません。理屈じゃないんですから。でも本を読めばわかるんです。理屈で何かを語るよりずっと大切なこ

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    2026年09月09日
  • スピノザの診察室

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    神様のカルテがよかったので、本屋さん大賞にノミネートされて気になっていたこちらも読んだ。
    医者って感情的でなく合理的、常に冷静さが前面にあって、どこか人間味がないという偏見があったけど、夏川先生の描く医者は温かい。

    まさしくフィクション!といったドラマティックな展開ではなく、命と向き合う堅実な医療現場が見える。どれだけ医療が発展しても、いつか人は必ず死ぬ。病気を治すことは医者にとって重要任務だけど、人間の最期と向き合うことも同じくらい大切なんだと思った。

    夏川先生の人柄、医療への向き合い方の真剣度合いが分かるなあ。

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    2026年09月06日
  • エピクロスの処方箋

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    元々は大学病院で勤務していた医師が甥の面倒を見ることになって
    別の小さめの病院で勤務するようになって、そこでの
    患者との話や訪問診療などの話、あとは病院での手術の話などが
    メインになっている。
    基本的には医師の目線で話が進んでいくけど、医師も看取りなどで、
    やはり生と死と向き合っていく仕事であることが良く分かる。

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    2026年09月01日
  • スピノザの診察室

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    田舎病院勤務の医者の何気ない日常
    展開が早いわけではなくサクサク読める感じではないが、読み終わったときの心温まる感情や満足感は最高

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    2026年09月01日
  • スピノザの診察室

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    これは、一般の人は、どのくらいわかるんですか……ってなりながら読んでいた 結構専門的な話をあんまり説明なく入れ込んでもいいのかという気持ちになりました この病院の採算がいちばん気になる

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    2026年08月21日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    本と猫、人生の優先順位の最上位が重なってたら、それは読まないわけにはいかない。
    結論としては、何か大きく響くものは、残念ながらなかった。
    でも、とても読みやすく、登場人物たちもとても好ましく、普通に面白かった。著者の本への愛も、とても強く感じられる。ただ、自分にとって、特別に引っかかるものはなかったというだけ。
    続編も予約しており、とても楽しみにしている。

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    2026年08月20日
  • スピノザの診察室

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    病院が信州から京都にかわっただけで、神様のカルテとの違いがあまりわからなかった。でも甘いもの好きの主人公が好むお菓子が秀逸で、検索してみたが東京では買えないものばかり。
    特に緑寿庵の焼き栗の金平糖!京都に行きたくなった。

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    2026年08月17日
  • 神様のカルテ

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    漱石作品を暗唱するほどし好きという著者らしい筆致がそこここに溢れていて「わざと?」と思うのだけれどわざとなのだろうな。
    読み始めた時はそんなことに引っかかっていて、
    さらにいつになったら主題に入るのだろうというまどろっこしさを感じていた。
    主人公の一止は先進医療の必要性を感じながらもその治療さえも役に立たない現場医療に向き合っていくしかない自分の思いに従って生きていくのだろうな。
    愛妻ハルさんとの愛の棲家での生活はまるで学生寮のように混沌として悩みと共に夢さえある人々の集まる梁山泊のような趣き。
    でもこの雰囲気何かで読んだ記憶があるがなんだっただろう。三浦しをんさんのランナーの話だったかなあ。

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    2026年08月16日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    医者として、人を救うとは何か。
    人の幸せとは何か。考えさせられる作品
    一歩止まって考える事に、正しさはある。

    管を繋ぎ、延命させるのが医療なのか。
    一止は悩みながら、医局には行かず、もう死に向かう人たちが幸せに逝けるよう、地元の病院で勤める事を選択する、心温まるストーリー

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    2026年08月15日
  • 神様のカルテ

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    『神様のカルテ』を読んでまず感じたのは、これは地方病院で奮闘する医師の物語ではなく、「人を救う」とは何を意味するのかを静かに問い続ける作品だということだった。

    舞台は、深刻な医師不足に悩む地方病院。主人公の栗原一止は、昼夜を問わず患者と向き合い続ける内科医である。過酷な勤務の中で、末期がん患者との出会いと別れ、大学病院への転職という選択、そして家族や仲間との日常を通して、自分がどんな医師でありたいのかを模索していく。命の危機が次々と訪れる医療ドラマではなく、一人の医師が患者の人生と向き合いながら、自らの生き方を見つめ直していく物語である。

    この作品が描いているのは、医療の最前線ではない。命

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    2026年07月26日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    私が好きそうとのことでチャットGPTにおすすめしてもらったので読みました(笑) でも、主人公の栗原先生のしゃべり方が古風過ぎてちょっといまいち現実感がなかったのと、安曇さんのエピソードは良かったけど、私は看護師なので、終末期の患者さんに対しての対応としてはまぁないことはない対応かなと思って、なんかそこまで感動できませんでした。急変時の対応をどうするかはあらかじめ本人・家族に確認しているはずなのに、栗原先生が悩んで勝手に決めているのもおかしいと思いました。

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    2026年07月21日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    ネタバレ

    王が改心した理由、城から逃げ出せた理由がわかりませんでした。
    名言はちらほら散りばめられているのと、いくつかどきっとした瞬間がありますが、相変わらず全体的にさらっと。
    前作の方がまだストーリーの納得感はあった印象です。

    とはいえ、猫が可愛いのと最後まで猫を見捨てなかったので星3つ。

    古典を読もうという気持ちが強まる。

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    2026年07月19日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    医療小説は好きなので読んでみたが、駄目だった。
    神様のカルテもそうだったが、夏川草介さんは
    私にはあわない。
    NHKBSをみるだけにしておく。

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    2026年07月05日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    『エピクロスの処方箋』や『スピノザの診察室』など、作者の描く温かく深い物語に惹かれていて、NHKでドラマ化されると知って読んでみた。
    期待通り、今作も地域医療の日常や終末期の現実が淡々と丁寧に描かれており、じわじわとリアルさが染みてくる作品だった。
    特に深く考えさせられたのは、終末期医療における「最善とは何か」というテーマ。
    作中で「死神」と揶揄される谷崎医師。
    読み進めるうちに、彼こそが誰よりも患者のことを一番に考えているのではないか、と感じるようになる。過酷な延命治療の限界を見極め、患者が人間としての尊厳を保ったまま穏やかに旅立てるよう、あえて泥をかぶっている。その真摯な向き合い方は、これ

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    2026年06月23日
  • 神様のカルテ

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    医療が患者を一人にしない、孤独にしないでいてくれる場所があるのはとても大切なことだと感じられました。

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    2026年06月13日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    『本と猫』シリーズ2作目。
    あれ?主人公変わるのか?と思ったらちゃんと繋がってた。本好きさんなら絶対共感できる言葉がいっぱいで、有名な小説や絵本もたくさん出てくるので、それだけでも楽しい。

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    2026年06月08日