夏川草介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学病院に移った一止。
大学のルールや規律その他しがらみに翻弄される中、自分が通すべき信念を、ここぞという時にはしっかり主張する一止に、ヒヤヒヤしながらも年甲斐もなく熱く応援してしまう。
読み始めはなんとなく荒んで毒舌度合いが増した一止に見えたが、後半以降はそれに自分が慣れたのか一止が戻ったのか、いつもどおりに戻って良かった。
最後は本庄病院では大蔵省の位置に当たるキャラの准教授(通称パン屋)相手にまたも大喧嘩するがやはりそうなるよねという患者本位の一止らしさ。
それを乗り越えた一止もすっかり大学病院の最大戦力の一員かぁと思うと感慨深く思う。
最終巻である今作品を読み終えて、続きがな -
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Posted by ブクログ
シリーズ5作目 舞台は大学病院へ
本庄病院から信濃大学医学部の内科に入局した栗原一止
妻 榛名との間に小春が生まれたが、股関節の疾患により小児科への通院にも付き添っている様子
大学病院では消化器内科として勤務する傍ら、大学院生として研究を勧めながら、以前にも増して金欠のためアルバイト等にも追われる日々
そんな中、栗原の班に外科の砂山次郎から一人の患者の転科を相談される
29歳の若さで膵臓癌と診断された二木美桜
彼女の治療方針を巡り、大学病院の様々な矛盾が描かれる
御嶽荘は男爵が相変わらず主のようで、また学士殿も戻ってきたよう
そんな御嶽荘も老朽化のため大家が解体したがっているという問題もサ -
購入済み
よかった
自分の心に、残しておきたい言葉が、たくさん散りばめられていました。マーカーをする手が、頬を伝う涙が、止まらなかったです。ありがとうございます。
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やっぱり感動します
神様のカルテには小説から入りました。
作者の情景描写の素晴らしいマジックに、さらには淡々と進むストーリーに、大笑いしながらも、ポロっと涙の連続です。
ですから、漫画の世界には少し抵抗もあったのですが、いざ読んでみると全く同じ世界観が広がっています。是非とも皆さんにもおススメします。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ医療技術が発達し、科学が万能に見える現代において、私たちはどこかで医師に「神」のような全能さを求めてしまうことがあるのかもしれない。
しかし本作が静かに伝えてくるのは、「医者もまた、限られた力しか持たない一人の人間である」という、少しほろ苦くも温かな現実だった。
大学病院で高度な技術を駆使し、少年の命を救おうとする姿も、街の診察室でアルコール性肝硬変の患者の意志と向き合い、治療の限界に悩む姿も、主人公・雄町哲郎にとっては、どちらも目の前にいる患者と向き合うという同じ仕事なのだろう。
スピノザが黙々とレンズを磨き、世界をありのままに理解しようとしたように、雄町もまた「救える命には限界がある