夏川草介のレビュー一覧

  • 神様のカルテ

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    とても面白かった。医療ものだからもっと小難しい話かと思ったら意外とぽんぽん読める本だった。一止のような医者も必要なんだなと思った。

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    2026年06月03日
  • 神様のカルテ2

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    ”人間”の話でした

    医療の最前線で自らの身体そして心、つまり命を削りながら現場に立つ医師たち
    そんな彼らに我々患者は何ができるのか?何を返すことができるのか?
    そんなことを考えました

    彼らはきっと言うでしょう
    感謝されるだけで十分だと

    だけどそこに甘えてしまって本当にいいんでしょうか?
    「ありがとう」と引き換えに彼らを聖人君子という名の牢獄に閉じ込めてしまってはいないでしょうか

    患者としてできることはないか?そんな考えがそもそも間違っているのかもしれません

    我々もまた患者である前に人間なのです
    彼らが医師である前に人間であるように

    答えは見えないけれど、スタートは見えた気がします

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    2026年06月01日
  • スピノザの診察室

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    夏川草介さん作品は順番に読んでいこうと考えていたが、本作品を本屋であまりに目にするために、こちらから読むことになった。
    夏川さん作品を読むのは2作目であるが、毎回(なのか?)、主人公医師が働く地域や季節感等について詳細な描写がなされ、ひとつひとつ調べながら読むことが楽しい。
    今回の舞台は京都だったが、知らない場所や知らない甘味が多く登場し想像しながら読み進めた。
    当然、主題は医療を中心にした人生そのものであり、この内容も心に響いた。
    詳しくは書かないが「急がない、急がせない」ことの重要性にはハッとした。また患者の一人、辻さんの生活保護に関する考え方に大いに共感した。
    神様のカルテ同様、次作が既

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    2026年06月01日
  • スピノザの診察室

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    妹の死を機に大学病院を去り、京都の地域病院で働くスゴ腕内科医・マチ先生。甥と暮らしながら終末期の患者たちと真摯に向き合う日々を描く。

    続編の方を先に読んでいたので後追い…しみじみ面白い。
    現役医師の著者ならでは「幸せとは何か」を問う深い死生観。劇的な奇跡は起きないけれど、患者に寄り添うあたたかな言葉の数々が、読者の心にも静かな希望を残してくれる。

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    2026年06月01日
  • エピクロスの処方箋

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    マチ先生の言葉が良くて感動する。

    死ぬまでに何をするべきか改めて考えさせられる。

    中将先生が南先生に言った言葉
    「人にはね、いろんな役割があるの。私みたいに社会に出て必死で働くっていう役割もあれば、その人の帰ってくる場所をつくったり、子どもを見守ったりする役割もある。本当は両方とも同じくらい大事なのに、一方が『活躍すること』で、もう一方が『活躍できない』っていう考え方そのものが、古い男社会の価値観だって話よ。女が男のように振る舞えば、男女平等になるわけじゃない。大事なことは、それぞれの役割に敬意を払うってこと」
    とても印象的だった

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    2026年05月31日
  • エピクロスの処方箋

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    スピノザの診察室の続編となる、生と死を通して幸福を見つめる作品。
    背筋が伸びつつも胸の奥がほんのり暖かくなる、
    凛とした余韻を残すとても素敵な物語でした。
    続編出て欲しいです✨

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    2026年05月31日
  • スピノザの診察室

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    ネタバレ

    医局長の地位を手放し大学病院を離れて地域の病院で医師をするマチ先生。マチ先生の技術は素晴らしくても鼻にかけないところ素敵だし、若手の南先生もまっすぐで応援したくなる。まだまだ読んでいたかった。映像化にも期待。

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    2026年05月31日
  • 城砦〈下〉

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    上巻のように快進撃的な爽快感はゆるくなり、
    いかに働くか、
    なんのために医師であるのか
    それを問う内容に思えた。

    今の医療のことも思いつつ読むと
    この作品が名作と言われるのがよくわかる。
    夏川草介先生が訳してくれてよかったなぁと、読み終わってからしみじみ思いました。

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    2026年05月30日
  • エピクロスの処方箋

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    ネタバレ

    マチ先生のあらゆる言葉が心に染み入りすぎた。スピノザの診察室も良かったけど、こっちは更に好きかも。
    元之助さんが奥さんを看取ったあと、マチ先生へかけた言葉がとにかく泣ける。
    改めて幸せとはなんなのかを考えさせられた。
    個人的には西島が加わった最高のチームで難関手術に挑むシーンが激アツだったなあ。南先生との関係もどうなっていくのか‥続きが気になる!

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    2026年05月30日
  • エピクロスの処方箋

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    『医療では人は救えないんだよ』がキラーフレーズ
    スピノザの診察室の続編
    主人公の雄町哲郎は、むつかしい手術を成功させる腕を持ちながら大学病院をやめ地域病院の終末期医療に携わる。
    とういのも、旦那を亡くした妹が亡くなり甥っ子を引き取り育てることになったからだ。
    小さな病院は、大学病院のような最先端医療が求められる症例は少なく、その分勤務時間を抑えられ、甥っ子と過ごす時間にあてられていると考えたからだ。
    患者1人1人と向き合い、終末期の医療のありかた、人の命を考える日々。
    そんなおり…
    元々いた大学病院の友人(准教授の花垣)から難しい手術を手助けして欲しいと協力を求められた…その患者とは!…

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    2026年05月30日
  • スピノザの診察室

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    かつて大学病院で将来を期待されていた医師・雄町哲郎は、妹の死をきっかけに京都の地域病院へ移る。そこで患者や同僚たちと向き合いながら、「治すこと」だけではない医療の意味、生き方と死に方について考えていく物語。

    終末医療を扱った作品だが、単なる“死”の物語ではなかった。延命するか、諦めるかという単純な話ではなく、「人が最後までその人らしく生きるとは何か」を静かに問い続けていたように思う。だからこそ、読み終えた後に残るのは絶望ではなく、不思議な温かさだった。

    特に辻さんとのエピソードには胸を打たれた。ただ命を繋ぐことではなく、その人が納得して人生を終えるとはどういうことなのか。劇的な展開ではなく

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    2026年05月28日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    ネタバレ

    Audibleで聴きました。
    ちょうど新聞小説「カンパニュラの祈り」も読んでいたため、二つの作品に登場する医師たちの「死」との向き合い方を、どうしても比べながら聴くことになりました。

    「カンパニュラの祈り」では、臓器移植によって誰かの命を救おうとする一方で、移植元となる患者の命を軽んじ、結果として明らかな殺人行為に踏み込んでしまう医師が描かれます。

    一方、「勿忘草の咲く町で 安曇野診療記」には、死期が迫った高齢患者に対し、過度な延命処置を行わず、本人の生命力が尽きるのを静かに見守る医師が登場します。周囲からは陰で「死神」と呼ばれていましたが、彼は、わずかな延命のために治療薬や輸血用血液を大

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    2026年05月27日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    一止先生がとても良かった。安曇さんみたいなすてきおばあちゃんになりたい。出来ることを全てやるのが正解だとは限らない時代に、どこまで治療をするのかという決断を何度もしないといけないのが苦しいなあと思った。お医者さんはすごい。

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    2026年05月27日
  • スピノザの診察室

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    も〜こういう温かい話しめっちゃ好きなんです!!
    何か大きな事件やそんな事がある内容ではないんですが、主人公のマチ先生のなんとも言えない、人を惹きつける魅力。その魅力に魅せられている周りの人々の温かさ。

    そして、京都が舞台なんですが話の途中に出てくる銘菓がまた美味しそうに表現されていて
    まだ食べたことはないんですが無性に食べたくなります!

    自分も最期はこんな先生に診てもらいたいなぁと思いました。

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    2026年05月26日
  • スピノザの診察室

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    本屋さんでおすすめされた作品。
    医療とは、人生とは、幸せとは。全体的に柔らかく書かれており読後感が爽やか。
    京都の街の情景や登場人物の心理も丁寧に描かれていて、非常に読みやすかったです。
    所々に哲学的な内容も含まれており、哲学の領域も気になったり。
    特に終盤のエピソードは心に響くものがありました。続編も出ているようなので、早くそちらも読んでみたいと思わせてくれる素敵な作品です。

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    2026年05月26日
  • スピノザの診察室

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    大学病院を辞めて街の医院の勤務医となった消化器内科のマチ先生こと雄町哲郎は、「一流の科学者でありながらも、哲学者としても凡庸でない」という、卓越した内視鏡術を持ちながらも人の命にしっかりと向き合う医師。看取りや生活保護者への医療など、描くテーマは重いが、飄々としながらも、しなやかに強く、本質をつくようなマチ先生の言葉にハッとさせられることが多かった。大の甘党のマチ先生オススメの京都の和菓子がとても美味しそうで、京都に旅に行きたくなった。陽射しの暖かなカフェでゆっくりと読みたい一冊。

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    2026年05月24日
  • スピノザの診察室

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    マチ先生の静謐でありながら温かみのある人柄に、京都の空気感が漂う感じも良く、すいすい読める作品だった。続編も楽しみ。

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    2026年05月24日
  • スピノザの診察室

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    医療小説はあまり読まないのだが、このシリーズを読みたいと思って第1作のこの作品を読んだ。
    通勤時間に電車の中で読んだのだが、思わず涙が出てしまった。60過ぎの爺さんを泣かせるほど、文章も上手く、地域医療従事者として、医者と哲学者の二刀流のような雄町先生は凄いとしか言いようがない。また、周りの人達もその先生に影響のためか、実にいい味を出している。早速次作を読んでみたい。

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    2026年05月23日
  • スピノザの診察室

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    主人公がとても魅力的、小さな病院で命と向き合う中でも最先端の技術と知識を持っている、憧れずにはいられない

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    2026年05月22日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    これまでとは異なり研修医と3年目の看護師の目線で描かれた作品
    ただ正解のない医療と向き合い奮闘している姿はとても読んでいて勇気をもらえる
    作品の中で神様のカルテの世界線と絡めてくるのもファン心をくすぐられました

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    2026年05月21日