夏川草介のレビュー一覧

  • エピクロスの処方箋

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    マチ先生のお話。
    やっぱりすてき!
    医療に携わるものとして、忘れてはいけないことを思い出す刺激をもらえる。
    生と死と。分けて考えるのではなく、人の生きる中でのつながり。
    一言で片付けてはいけないけど、素直におもしろかった!

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    2025年12月30日
  • エピクロスの処方箋

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    前作に続き、面白かった
    医療を通じて、日常のあり方を問い直せる
    普通の内容だけど普通じゃない
    視点が大きく変わる本

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    2025年12月30日
  • エピクロスの処方箋

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    治療の力を信じすぎない。生から死へ。治すとか看取るとか細分化しないで人そのものに向き合うこと。医療従事者としても人としても大切なことをマチ先生から教えてもらえている。続編楽しみにしています!

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    2025年12月30日
  • エピクロスの処方箋

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    前作『スピノザの診察室』を読んでから約2年経っての続編

    分かりやすいし読みやすくて、前作の印象と変わらないと言えば変わらないけど、読んでよかった

    ストーリーやら展開で読ませるエンタメ小説ではない(と思う)ので、忘れた頃にまた読もう


    前作では気づかなかったけど、発行元の水鈴社という小さな出版社も気になった

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    2025年12月30日
  • エピクロスの処方箋

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    大学の医局を退職し街中の病院に勤務する雄町哲郎。神業のような内視鏡技術を持ちながら、医療の限界も達観し医師の在り方を考える。
    そんな哲郎が大学の准教授から特別な患者の治療に関する相談が持ち込まれる。受けるか否か哲郎は悩む。これを解決したのは…

    夏川先生の作品は、本当に素晴らしい。

    生と死に向き合う医師の悩み。大学の医局のドロドロとした人間関係。医師としてのあるべき姿を突き詰める姿勢。恋かもしれない出会い。

    痺れるほど夢中になって読んでしまいました

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    2025年12月29日
  • スピノザの診察室

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    祝!映画化
    地域医療で働く医者の苦労や苦悩を重くなりすぎないタッチで物語は進んでいきます
    主人公の考え方・性格・甥との生活すべてが優しいです

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    2025年12月29日
  • エピクロスの処方箋

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    研究者でありながら哲学者でもある医師とマチ先生のことを花垣先生は本の中で言っていましたが、とても分かるフレーズだと読み進める内に思いました。
    患者さんに近すぎずかと言って離れすぎないマチ先生の人柄がとても魅力的で心温まる話です。

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    2025年12月28日
  • スピノザの診察室

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    全体を流れる空気感が素敵すぎる。

    本書の中で、秋鹿医師が主人公のマチ先生に対して、「あなたは私のトランキライザー(精神安定剤)」というシーンがあるが、まさに本書は私のトランキライザーだ。

    このトランキライザーの優れている点は、症状を選ばないところと、摂り過ぎによる副作用もないところだろう。

    自分が何かにのめり込みすぎてオーバーヒート気味の時も、逆に何にもやる気が出ずに気持ちが落ちてしまっている時も、本書を手に取り、どこでも良いので数ページを再読してみれば、にわかに気持ちは爽やかに晴れ渡り、自身の体の中に、心地よい風が染み入ってくるように感じる。ニュートラルな自分のあるべき場所にきちんと戻

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    2025年12月28日
  • エピクロスの処方箋

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    これが今年一番好きかな。
    シリーズ2作目だけど、前作に負けず劣らずの素晴らしい作品でした。

    友人、家族、仕事、人生、そして死。

    誰もが通る全ての事象に正面から向き合って、
    一緒に答えを考えてくれる稀有な作品。

    作品中では敵対するキャラも出てきます。
    主人公のマチ先生はもちろん、花垣先生も飛良泉教授も西島先生もそれぞれに信念があり、医者としての矜持と葛藤を見せてくれるから誰も憎めない。

    繋がりって大事。
    誰かのことを考えるって大事。
    誰かのことを大切にするって大事。

    語り部は穏やかだけど、秘めたものはめちゃくちゃ熱い素敵な小説でした!

    誰かの役に立てるように仕事頑張ろう!!

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    2025年12月27日
  • エピクロスの処方箋

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    マチ先生の卓越した内視鏡技術は患者や家族、医療スタッフからしたら、さぞや心強いだろう。でも何よりも、マチ先生の「人間には大したことができない」という諦観が、「医師と患者」ではなく、「一人の人どうし」として患者や家族と真摯に向き合わせているのだろう。そこがこの物語の最大の魅力だ。

    一作目『スピノザの診察室』が映画化ということで、非常に楽しみ。2025/12時点で主演は未公表だけど、妻夫木聡さんだったら良いなぁと思いながら読んでいた。
    30代半ばで大切な妹を見送った深い悲しみと医療への限界を味わったマチ先生を演じられる、深みのある役者さんだと思う。

    内科医、外科医を目指す学生が減っているという

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    2025年12月27日
  • スピノザの診察室

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    ネタバレ

    これはたくさんの人に読んでほしいと願いを込めて星5です!生と死は繋がっているが大きな壁が立ち塞がっている。それは医者や看護師等医療関係者と患者の間にもある。自分が患者側になった時、世界が昨日までと違って見えたことを思い出した。街ゆく人々全てが幸せそうに見えて、自分だけが絶望の淵に立たされているような気がしていたなぁ。ひっくり返った後の世界も悪くないことを知った。医療関係者の皆様本当にありがとう。経験を積んだ優秀な先生だけがいたれる境地、聖域を少しだけ見せてもらえた気がしました。

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    2025年12月25日
  • スピノザの診察室

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    終末期の患者を看取りながら、悲観的にはならずかといって楽観的すぎないマチ先生にとても惹かれました。映画化もあるということで見に行きたいと思います。、

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    2025年12月25日
  • 神様のカルテ

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    考えさせられました。
    安曇さんの終末期の過ごし方を読むと少しの延命と人生の充実、どっちが大事かを。

    もちろん生死がリアルではないときは、もちろん人生の充実という人が大半なのだろう。
    それが妻だったら、子供だったら、親だったら、友人だったら・・・
    自分が、終末期、特に命の期限を告げられた後の過ごし方をどうするか。自分だったら・・・
    自分だったら・・・
    最後何をしたいだろ、何を口にしたいだろ・・・
    本当は自分は何をしたかったのだろか・・・

    こんな重い命題、結論でません。ただでさえ年末でバタバタしてるのに。もう寝る。

    と思いきや、しまった!
    「妻だったら」を最初に書いてなかったーと気づき無事訂

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    2025年12月24日
  • スピノザの診察室

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    ネタバレ

    人は無力な存在で大きな世界の流れは人の意志では何も変えられない。しかし互いに手を取り合い生み出された勇気や安心によって、少しだけ明るくなった景色が幸せである。抜粋してまとめたこの言葉は自分の中で非常に腑に落ちて大事な事だと感じた。
     医療は人を治す事が正義だと思いがちだが、人には事情、感情があり、何が正解なのか改めて考える必要もあるのかと思う。技術のある医者は優秀ではあるが、患者からするとそれだけではなく寄り添い、人間味のある人が求められるのだなと読んでいて暖かい気持ちになった。
     町の喧騒から離れて静かで優しい場所で最後は生きていきたいと感じた。

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    2025年12月20日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    文庫版で再読。

    やはり好きな話だなあ。登場人物がいいのだけど、特に美琴と桂先生が好きなキャラなんだな。

    高齢者医療は生かす、そしてどう看取るかも重要でそこに答えはないから難しい。死神と呼ばれた先生の考え方も分かるもんな…。

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    2025年12月20日
  • スピノザの診察室

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    シリーズ2作目が出てたので読み返した作品
    内容的に感情移入しやすいのもあるが2週目も面白く、考えさせられる内容だった
    人間の力なんてこの世界から見たらちっぽけなもので努力なんて意味ない、意味ないからこ努力が必要
    意味がわかるようなわからないような…
    奥が深い言葉だなと思った
    エチカ
    今度読んでみよう

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    2025年12月19日
  • スピノザの診察室

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    「スピノザ」とは著者の人生観に影響を与えた哲学者の名前だそうです。

    これまで哲学から受け取ってきたヒントを物語として提示できれば、というのがこのシリーズの大きなテーマの一つとのことです。


    主人公、雄町哲郎医師は作者の理想の医師像なのかなと思います。
    そして、彼の働く京都の原田病院には、共に働く
    医師たち、看護師たち、すべての人々が皆、
    素晴らしいチームワークと人間関係を築く
    理想的な病院なのです。

    しかし、真摯に医療を行おうとすればする程、
    医療従事者の方たちの個人的な負担に寄るところが大きすぎるのも問題なのでしょう。

    手術の腕前は飛び抜けてすごいけれど、それだけではない大切なものは

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    2025年12月17日
  • 神様のカルテ2

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    この本は小説であり、物語という立て付けだが、
    一般の人は、普段は患者としてしか医者に関わらないので、知ることのない、医者目線からみた医療の現場で起きている課題がよくわかった。

    物語については、
    とにかく登場人物の個性が話し方や過去なども含め、際立っているところが素晴らしく、みんなそれぞれの主人公との距離感ではあるが、やさしく信念を持って生きていると思った。
    読み進めるごとに明かされる各々の登場人物の過去から、自身が主要な登場人物をみんな好きになっていくのを感じた。

    とてもリアルなのに、ドラマがあり、人のあたたかさや、いのちについて思いを馳せることができた。

    文体は、主人公(筆者自身を投影

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    2025年12月17日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    表紙とタイトルに惹かれて購入しました。
    作品全体から作者の本への深い愛情が伝わってくる一冊です。
    作中に登場する過去の名著や他の作品にも興味が湧き、探してみたくなりました。

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    2025年12月14日
  • スピノザの診察室

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    続編の「エピクロスの処方箋」が出たので、スピノザの方を再読した。何度読んでも感動する。

    医者は全ての病気を直せるわけではない。高齢化が進んだこんにち、むしろ最終到達点が「看取り」である事が多い。人の死に立ち会うのは、例え医者でも辛いはず。

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    2025年12月13日