夏川草介のレビュー一覧

  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    大好きだった作品の続編。今回も素晴らしかったですね。
    エンタメ的にもちゃんとカタルシスがありつつ人間としての生きることのを突き付けられます。
    そしていつもですが登場人物が素敵すぎます。
    新作待ってます

    0
    2026年07月27日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    マチ先生の考え方や構え方がすごくて、人としてこうなりたいなと思った

    最後の飛来泉先生の医師としてのあり方や考え方もいいなと思った

    医者への道を諦めたけど、あの時諦めずに再挑戦していたら感じ方は変わるのかな

    0
    2026年07月26日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    終末期医療の現場やそこに関わる人々の心理を淡々と、色鮮やかに描いた作品。
    静かで流麗な文章が読んでいて心地よく、気づけば夢中で読み進めていた。
    そして、続編があるとのこと。これは是非読んでみたい。

    哲郎と秋鹿がシャルロッカを交わしながら語らうシーンが印象的で、必然的に死が絡む終末期医療において、医師が悩みながらも模索を続けている様、それでも日常の景色のように当たり前に患者が旅立っていく様は、哲郎が考える哲学の一端を垣間見た気分だった。
    終末期医療の現場で、治せない患者とどう向き合うのか。正解は無いだろうが進むしかない。
    答えを出すために模索しなくてはならない。
    その哲学が導き出す「幸せ」は、

    0
    2026年07月26日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    マチ先生の考え方、働き方、人との接し方に、尊敬。こうやってわたしも働きたい、と思った。ご主人だけでなく、寝たきりの奥様に話しかけたり、緊急で入院することになった旦那さんには、「一緒にがんばりましょう。」と。心配する奥さんを励まそうと何度も家に通ったり。できんよなあ、普通。マチ先生の周りの人もすてき。

    0
    2026年07月26日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    電車で読むんじゃなかった。何かわからんが、涙が出てきた。
    前作との繋がりも好き
    本好きこそ読んでほしい

    0
    2026年07月25日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    前作の続きの小説になりますのて
    スピノザの診察室をお読みにならてからの
    こちらをお読みくださいね

    この小説で登場人物 全てが好きになりました。

    優しくて強いマチ先生が大好きです

    映画になるのが楽しみです。

    夏川草介さんの他の作品も
    今更になりますが読んでみたくなりました。

    0
    2026年07月24日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    人を救うのは医療ではない、人。本当に大切なのは、目の前にいる人が今を笑顔で過ごせるということ。
    雄町先生いい先生すぎる。将来自分を診てくれるお医者さんがこんな人だったらいいな。最後に花垣先生チームが手術する場面、命に真剣に向き合っていて、仕事にプライドを皆持っていて胸を打たれた。
    心を込めて仕事をしたほうがいいのかなと自分の仕事ぶりについて反省。

    0
    2026年07月22日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    医学部の定員を増やしても手術を行わない科を希望する人やバイトとして働く人ばかりで内科や外科の医者不足が問題になっていることに触れられていたことが印象に残った。医者を目指す人に対して「バイトでも稼げるよ〜」とよく謳われているイメージがあるし、医療ミスで大々的にメディアに取り上げられているのを見たら、バイトや手術がない科という選択肢があるのに内科や外科のような責任の重い科に行くのはかなり信念が強くないと難しいと思った。
    かといって医学部に進学できるハードルを下げたり、医師国家試験の難易度を下げたりといった医者の母数を大幅に増やすという方法は、医者という能力の高さが求められる職業の性質上あまり適切で

    0
    2026年07月22日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    最高。神様のカルテもよかったが
    このシリーズも素晴らしい。
    ドキドキする展開と
    ほっこりのバランスが絶妙。

    今回は、いま、各分野で
    議論中の“働き方”がかなり
    重要な要素として描かれていて
    非常に考えさせられる

    0
    2026年07月21日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    現役医師が描く医療現場と命の尊厳に深く胸を打たれました。過酷な現実の中でも一人ひとりの患者に寄り添うマチ先生の静かな信念が温かいです。心に染み渡る小説でした。おもしろかったです!

    0
    2026年07月20日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    Posted by ブクログ

    長野県安曇野を舞台に、研修医・桂先生と看護師・美琴さんの視点で描かれる医療小説。テーマは高齢者医療である。
    延命治療をするか、それとも看取るか。正解のない問いが繰り返し登場し、読んでいて心がざわつく場面が多かった。
    医療は今、ひとつの限界点にある。大量の高齢者たちをいかに生かすかではなく、いかに死なせるかという問題に直面している──作中のそうした指摘は重く、目を逸らしてはいけないことだと感じさせられた。
    「どこで治療を引き揚げるべきかのガイドラインは存在しない」
    この一行に、気持ちを全部持っていかれた。医療は昔より確実に進歩し、治療に関するガイドラインも無数にある。それでも、最期の線引きだけは

    0
    2026年07月19日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    医療小説でありながら、哲学も同居する不思議な読後感の一冊だった。
    主人公は雄町哲郎(マチ先生)。大学病院で将来を嘱望されながら、妹を亡くし、甥を引き取ったことをきっかけに京都の町医者としての道を選んだ人物である。
    奇跡的な展開も、緊迫した場面もない。それでも読み進めるうちに、静かに何かが満たされていくような感覚があった。

    「我々には未来を変える力はない。変えられないということは、虚しいことのように思えるけど、実はそうじゃない。目の前の哀しい出来事は、誰のせいでもないということだ」
    昨年、父を亡くした自分にとって、この言葉はしばらく支えになっていた。手を尽くしても、大切な人を失ったときには「も

    0
    2026年07月19日
  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    面白かった。古書店店主の祖父を亡くし、叔母と暮らすことになるまでに、本を助ける旅に出る少年の話。
    本を読んでいるからこその本への愛と知識と、旅を超えて行くうちに強く、人に優しくなるのがとても素敵だった。
    続きがあるみたいだけど、旅は終わったはずなのにどんな話になるのか、楽しみに読んでみたい。

    0
    2026年07月19日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    良かった。本買おうかな。

    主人公の紡ぐ言葉の
    一つ一つが
    思いやりに溢れていて、
    かと思えば世界を、人を憂えている。

    小さな人間と
    大きな世界

    両方をいったりきたりして悩む
    それでも考え抜いた答えの先に
    希望を失わない

    もう一度読み直して、
    おまち先生の語集を作りたい

    0
    2026年07月18日
  • 命の砦

    Posted by ブクログ

    私は介護施設の現場に当時いて、何が正解かわからない中、利用者の命を守るためにどういう判断をすべきなのか、本当に困ったこと思い返された。
    それは病院においても同じで、いや、さらに厳しい状況にあったことを本書で目の当たりにし、改めての衝撃と、ただ戦い続けた人たちの思いやぶつかり、娘の言葉など、たくさん刺さるものがあった。
    後世に残して欲しい本である。

    0
    2026年07月17日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    Posted by ブクログ

    医療は進歩してる。そのおかげで長く生きられるようになった。助かる命も増えた。でも地方では病院が限られ、人も、施す医療も不足している問題がある。その限られ病院にたくさんの高齢者が入院する。高齢化が進み、助けるではなくどう看取るか、限られた医療を全員に施すことができない中どう割り振るか。「人が生きるというのはどういうことなのか。歩けることが大事なのか、寝たきりでも会話さえできれば満足なのか、会話もできなくても心臓さえ動いていれば良いのか。こういった問いに、正解があるわけではない。」高齢化社会で直面している問題。実際に現実に起きているであろう問題。小説だけれど考えさせられることがたくさんあった。テー

    0
    2026年07月16日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    こんなに患者寄り添ってくれるお医者さんに出会えたら幸せだろうなと感じました。持病があっても笑顔で生活出来るのはお医者さんのお陰様です。これからも感謝して通院しようと思います。

    0
    2026年07月16日
  • 臨床の砦

    Posted by ブクログ

    新型コロナウイルスの第3波のときの臨床現場の話で、リアルな記録としても、後世に残すべき小説だと思う。夏川さんの世の中に対して発信しておくべきという真摯な思い、感銘を受けます。

    0
    2026年07月14日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    マチ先生が本当に京都にいらっしゃるのなら、私は京都に引っ越して主治医になってもらいたいです。
    マチ先生を取り巻く原田病院の先生やスタッフの方たちや、花垣先生や南先生なども、みんないい人たちばかりでした。
    単なる医療系小説ではなく、読み終わって、温かく豊かな気持ちになりました。
    下鴨神社、賀茂川などの京都の街の風景や、マチ先生が好きな阿闍梨餅、長五郎餅、出町ふたばなどがでてきて、まるで京都を旅しているようにも思えました。
    映画化決定したそうで、誰がマチ先生を演じるのでしょう。とても楽しみです。

    「エピクロスの処方箋」もすぐに読みたいです。

    0
    2026年07月14日
  • スピノザの診察室

    Posted by ブクログ

    マチ先生の、妹の死を経て辿り着いた哲学。何気ないように見える一言一言が染み渡ってくる。

    人は無力だし、医療の力に大した希望を持っていない。治る見込みのない、余命が残されていない患者を救い出すことはできないかもしれないが、幸せな時間を過ごしてもらうことはできる。そのためにできることをしていきたいという信念。苦しみや悲しみを超えた末の、綺麗事ではない強さを感じる。

    自分も別れ際、おおきにと言い合えたらいいなぁと単純に思う。

    今は対極の最先端医療の世界にいる花垣、精神科の絶望の淵を見てきた秋鹿など、脇を固めるマチ先生の理解者たちの言葉が、その哲学に深みを与えてくれる。そんな深いテーマが掘り下げ

    0
    2026年07月12日