夏川草介のレビュー一覧

  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    オーディオブックで聴いた本を、あらためて読みました。読みやすい。しかし大切なことが描かれているのはわかりました。多様性は大切ですが、普遍性の大地があってこそ、芽吹くもの。憎むべきは不寛容か、と思いました。

    0
    2026年03月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    ファンタジーとして読むには少し弱い作品だなぁと読み進めましたが、作者の本に対する思いを込めた素敵な作品だと感じました。
    私が読書を再開したのは知見を広げたいとか、会話のネタになればと読んでいたのが今では日々のストレスを緩和してくれる存在になっています。
    本の読み方は人それぞれですが、本に込められた気持ちの切れ端でもつかめるように大切に読みたいなと思いました。

    0
    2026年03月10日
  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    夏川先生らしい暖かい文章ですらすらと読むことができる作品です。
    本を読む理由は一体何なのか。本から学べることは何なのか。本に関する様々なことを考えさせられる1冊だと思います。
    まだ見ぬ現代著名作品という新しい扉を開くのも良し、不朽の名作に思いを馳せるのも良し。これからの読書ライフが楽しみ

    0
    2026年03月10日
  • 神様のカルテ3

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。どれを読んでも風景の描写が美しく、文学性を感じます。もちろんメインのお話のほうも面白いので、文学とエンタメのいいとこどりですね。
    さて、今作の主人公は、自分と異なる価値観を持つ先生に出会ったり、大きな挫折を経験したりします。そうして、「慌ただしい地域医療を続けるか?大学病院に移るか?」という、1作目と同じ悩みに襲われることとなります。個人的には、この心の移ろい方に、シリーズ全体としての強い文学性と美しさを感じました。
    3作で綺麗にまとまった気がしますが、まだ続きがあるようですね。楽しみです。

    0
    2026年03月09日
  • 城砦〈下〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンドルーが自身の信念とは異なる方向へ猛進し、クリスティンとの心の距離がどんどん離れていく過程は、読んでいてとても悲しかった。ヴィドラーの死によってようやく目が醒めた先にあったのが、愛するクリスティンの死だったとは。アンドルーが信頼できる仲間と理想の医療を成し遂げていく姿を一番見たかったのはクリスティンだったはず…良くないことが起こることは予想していたが、まさかここまでとは。
    打ちのめされたアンドルー、神経が衰弱し、悪夢にうなされるなど辛い時間が続くが、デニーに連れ出されたことをきっかけに徐々に回復していく。
    『人間の心というものが、今回ほど致命的な一撃を受けても立ち直ってくることができるとい

    0
    2026年03月04日
  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    最初は捻りのない単純な話だなと思ったけど、読んでるうちに本についてだけではなくて、生き方について考えさせられて、読み終わったら脳がぐるぐる回ってます。本の知識はないので、数十年後にまた読み返したら色んな発見が出来そう。

    0
    2026年03月01日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    Posted by ブクログ

    高齢化社会について、わかっているつもりで、実は何もわかっていなかったのだと気づかされた。
    「高齢者が増えている」という程度にしか捉えておらず、そういうものだし仕方のないことと軽く考えていた。けれど実際はもっと深刻で、さまざまな問題を内包しているのだと考えさせられた。
     
    この作品の刊行は2019年11月。きっと当時のリアルな医療現場が描かれているのだと思う。6年以上経った今、現場は変化があるのだろうか。
     
    いつ病院に行っても、だいたい混んでいて、先生方は患者さんを診ることで精一杯なんじゃないかと思えるけど、この作品に登場する先生方のように、医療の未来を真剣に考えている方たちがいるのだと思うと

    0
    2026年02月22日
  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    古書店を営む祖父を失った少年の前に現れた猫との、本をめぐる不思議な冒険の話。
    日常に紛れて忘れかけてしまっていた本を読む楽しさ、本を読む大切さを改めて感じさせてくれて、古今東西の名作を読んでみたいと思わせる作品。

    0
    2026年02月19日
  • 神様のカルテ0

    Posted by ブクログ

    一止が医師になる前からの短編集。
    たくさんの方の想いがあって、本城病院が24時間365日になったことも分かる話。
    榛名さんの強さの秘密まで。
    結婚前から、想いあっていたんだなって。
    読めてよかった。

    0
    2026年02月17日
  • 神様のカルテ3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    栗原一止
    イチ。本庄病院に勤務する五年目の内科医。信濃大学医学部卒。夏目漱石を敬愛している。南3病棟。御嶽荘の桜の間の住民。御嶽荘でのニックネームはドクトル。当直の夜は普段の一・五倍の患者が来る“引きの栗原”というジンクスがある。学生時代は将棋部に所属。

    栗原榛名
    ハル。一止の妻。一見すると華奢な普通の女の子。幾つものカメラを抱えて世界を飛び回り、数々の驚くべき写真を撮影してくる山岳写真家。
    1年前に一止と結婚した。元松の間の住人。旧姓片島。

    大狸先生
    板垣。消化器内科部長。太った腹をゆすりながら豪快な笑い声で患者たちを魅了する。一止は大狸先生と呼んでいる。驚くべき内視鏡のテクニックの持ち

    0
    2026年02月15日
  • 神様のカルテ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    栗原一止
    イチ。本庄病院に勤務する五年目の内科医。信濃大学医学部卒。夏目漱石を敬愛している。南3病棟。御嶽荘の桜の間の住民。御嶽荘でのニックネームはドクトル。当直の夜は普段の一・五倍の患者が来る“引きの栗原”というジンクスがある。学生時代は将棋部に所属。

    栗原榛名
    ハル。一止の妻。一見すると華奢な普通の女の子。幾つものカメラを抱えて世界を飛び回り、数々の驚くべき写真を撮影してくる山岳写真家。
    1年前に一止と結婚した。元松の間の住人。旧姓片島。

    大狸先生
    消化器内科部長。太った腹をゆすりながら豪快な笑い声で患者たちを魅了する。一止は大狸先生と呼んでいる。驚くべき内視鏡のテクニックの持ち主で、

    0
    2026年02月13日
  • 神様のカルテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    栗原一止
    イチ。本庄病院に勤務する五年目の内科医。信濃大学医学部卒。夏目漱石を敬愛している。南3病棟。御嶽荘の桜の間の住民。御嶽荘でのニックネームはドクトル。

    外村
    救急部看護師長。年齢三十?歳にして独身、有能で美人の看護師。

    海先生
    研修医。

    山先生
    研修医。

    砂山次郎
    北海道の牧場農家の生まれの大男。一止とは医学部生時代からの知己で、学生のころは同じ寮の隣りの部屋で四年間も生活してきた腐れ縁がある。
    卒業後は大学病院の外科医局に入局、三年後に大学病院の人事にもとづいて本庄病院の外科へ派遣される。水無陽子に惚れている。

    水無陽子
    病棟看護師。栗色の髪をショートカットにした笑顔が可愛

    0
    2026年02月11日
  • 臨床の砦

    Posted by ブクログ

    コロナのはじまり、コロナがどんな病気か、まだ不明な時に最前線で病気に立ち向かった医療関係者を、鮮明に描いている。
    もうすでにあの頃の記憶が過去になって薄れてきているなか、こんなにも大変だったんだと思い返して改めてコロナという病気が人々の命を脅かし、怖いものだったのだと思い出しました。

    0
    2026年02月01日
  • 神様のカルテ

    Posted by ブクログ

    生徒用の本の先読み。
    医者の忙しさは、医者をしている親戚から漏れ聞く話によると書かれている通りのようだ。大変な毎日だが、その忙しさに心が摩耗されてしまうのではなく、ほうっと心が温まったり深く揺さぶられたりする、そんな医者の姿にそうであってほしいなあと祈りに似た気持ちを持つ。

    0
    2026年01月29日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    Posted by ブクログ

    高齢者医療の現実=「生」ではなく「死」と向き合うという限界点。
    看取りのガイドラインもない現状で医師と患者、その家族は悩みに悩んで答えを出さないといけない。正解のない中で答えを出すのはとても辛いことだけれど真摯に向き合い悩むことが正解なのかもしれない。
    「死神」と呼ばれた谷崎先生の哲学、「小さな巨人」と呼ばれた三島先生の哲学。その哲学が「スピノザ」と「エピクロス」に繋がって行くのかな。

    0
    2026年01月18日
  • 本を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    日本経済新聞の記事「猫パワーが現代人を救う 日本発の癒やし小説が世界で人気」で知り読んでみた。この本を語る上で「猫パワー」や「癒やし」という表現が適切だとは思わないが、いろいろ考えさせられることの多い本だった。確かに、最近の私自身の傾向として「難しい」という理由で避ける本があるように思う。特に自分自身が弱っている時にその傾向が強い。しばらく弱っていた時期があったのでやむを得ないが、最近は回復してきたので、これからは積極的に3000m級の山の挑戦していっても良いのかもしれない。

    0
    2026年01月15日
  • 始まりの木

    Posted by ブクログ

    クセ強な古屋と千佳の掛け合いが面白く、今まで深く考える事がなかった民俗学というものを楽しく読ませていただきました。
    時代に合わせて新しくなっていく日本。便利になり住みやすく過ごしやすくなる。その一方で失われていく昔からの習慣や行事。
    なぜこのような習慣があるのか、なぜ自然の物を神と崇めるのか、深く考えることがなかったけど、この本を読んでみて今までとは違う気持ちと見方になるなと、改めて考えさせられるきっかけになりました。

    0
    2026年01月09日
  • 神様のカルテ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    医師の話ではない。人間の話をしているのだ。
    栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。写真家である妻・ハルの献身的な支えもあり、多忙な日々を乗り切っている。新年度、内科病棟に一止の旧友・進藤辰也が東京の病院から新任の医師としてやってくる。かつて進藤は“医学部の良心”と呼ばれていた。しかし、彼の医師としての行動は周囲を困惑させるものだった。そして、さらに大きな試練が一止たちを待ち受けていた――。(紹介文より)
    ーーーーーーーーーーーーー
    大号泣。
    進藤辰也の奥さんの働き方も、
    小狐先生の病気も、
    涙があふれてとまらない。

    寝ずに働いて当たり前、ず

    0
    2026年01月07日
  • 神様のカルテ2

    Posted by ブクログ

    まさかまさかの古狐先生が。。。
    本庄病院での医師は多忙を極め、帰宅できないこともしばしば。
    患者さんが困らないように、尽力してきた先生との別れは、本当に悲しく、理不尽に感じる。
    奥様も素敵な方で、ご夫婦の時間がもっと持てればと思ってしまう。

    0
    2026年01月04日
  • 臨床の砦

    Posted by ブクログ

    コロナ全盛の時の話。小説でけどほぼノンフィクションだと思える。
    喉元過ぎれば………。
    コロナで不安ななかで生活してきたこと忘れ始めている自分。こんな時期だからこそ読めてよかった。
    知らなかったことはばかり。
    ニュースで感染者数が毎日報道されて生活制限され不平不満をもらしていたかげでこんなにも医療現場は過酷な状態。小説よりきっともっと酷かったんだろうと思う。

    そして当時他人事とし傍観者だった自分や実際にコロナになった時のことやワクチンを私は打たなかった人だけど職場で白い目でみらたり、それが苦痛で打ったフリをしたこと思い出しました。

    あらためて本を読むことで知らなかった、見てこなかったことを知

    0
    2026年01月02日