夏川草介のレビュー一覧

  • 神様のカルテ

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    安曇さんからの手紙は号泣だった。
    医師も日々迷い、格闘しながら働いているんだなって、夏川先生が、医師だからこそ、説得力というか、正直に書いてくれて、身近に感じるというか。。。
    高齢者やガン末期の方の医療は、どこまでしたらいいのか、難しい所を、一止は看取ってくれた。
    安曇さんは、孤独ではなく、本当に幸せだったと思います。
    素敵な作品をありがとうございます。

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    2025年12月21日
  • 城砦〈下〉

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    途中、アンドルーが医者としても夫としても道を外しそうになってから、なかなか読み進められなかった…いや、もう、この夫婦に、アンドルーに神様は苦行を与えすぎだろ…

    あとがきは、夏川草介先生の素顔が少し見えたような気がしてファンとしては嬉しい。

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    2025年12月19日
  • 神様のカルテ

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    ずっと読んでみたかった小説。医療現場で勤務したことがありますが、著者が医師ということでとてもリアルな描写で入り込めました。主人公視点の文章で、古風な堅い語り口調であるところが、重いテーマを重すぎない印象にさせていて良かった。タイトルの“神様”が何を表していたのか、自分の中ではまだ答えが曖昧なので、続くシリーズも読んでみたくなりました。

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    2025年12月17日
  • スピノザの診察室

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    医療物だけど読みやすく、さらさら読めた。リアルの医療界もこんな感じだといいなと思ってしまう。
    真摯に向き合ってここまで患者に対して責任を感じて手術に望んでくれてるのなら心から任せられるし、失敗が怖くなくなるな。

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    2025年12月15日
  • スピノザの診察室

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    皆さんの評価が高い夏川草介さん、お初です。
    ある紹介文では夏川さんを「読者が共感しやすい医療ドラマや感動的な物語で人気を博し」と評していますが、さすがに良い話でした。
    主人公の「マチ先生」は大学病院で将来を嘱望されながら、妹の死によって一人残された甥の為に地域病院の内科医に転進した医者です。そんな主人公が地域病院の同僚や、大学病院から研修に来た女性ドクターとともに終末医療と向き合って行く姿が描かれます。
    病気を治すことは「目的」では無く、患者を幸せにするための手段に過ぎない。一方で「手段」である治療法の開発は進めて行く必要がある。そういう考えが繰り返し語られます。ややありきたりな展開という気も

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    2025年12月15日
  • 命の砦

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    コロナ禍の医療従事者達を描いた作品でした。未知のウィルスとの戦いが赤裸々に綴られていて、一気に引き込まれた。パンデミックや緊急事態宣言などと言う聞き慣れない言葉に当時はビクビクしながら生活してた事も今や懐かしささえ感じるが、当時は自身もインフラ関係の仕事をしている為、皆が休みなのに何時もは満員電車で身動き取れないのにガラガラの電車に座って通勤した記憶を思い起こしてしまった。マスクや消毒液が無くても助けを求める患者のために頑張ってくれた全ての従事者の方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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    2025年12月14日
  • 始まりの木

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    本書を読んでまず感じたのは古屋の毒舌が最高に面白い。それをさらりと毒舌で受け流す主人公の藤崎との遣り取りはコントのようで思わず笑いが込み上げてくる。
    この遣り取りは普通だったらムッとするか今のご時世ならハラスメントレベルなんだけど正論で皮肉さを感じさせないところが面白い。

    物語は二人が各地の古い伝承や口承をフィールドワークで調べる民俗学のお話。民俗学って何?柳田国男の遠野物語のような話がテーマなんだけど正直、学問的なところは「ふむふむ何だか良く分からん!」ってなることが多かった。

    だけどそんなかでも興味深かったのが、5話の『灯火』。
    樹齢600年の垂れ桜が道路拡張で伐採される話。
    私は良く

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    2025年12月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    要所を含む古典文学好きな人はマストで、雑食的にだけど習慣的に本を読む人はいつか読んでほしい一冊。

    ひとはなぜ本を読むのか、どんなにテクノロジーが発展してもなぜ紙の本は売れ続けるのか、みたいな哲学がちりばめられている。本、好きだけど最近読んでないなー、みたいな人にもいいかも。

    本が好きという気持ちを健全に思い出させてくれるから。

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    2025年12月13日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ネタバレ

    この本を読んで感じたことは、本が人の生き方にどれほど影響を与えているかということだ。
    主人公・林太郎は祖父を亡くしてから沈んで無気力になっていたが、突如現れたトラ猫と本を解放する旅に出る。ここまで聞くと、ファンタジーなのだが、本という存在が現代においてどういう風に扱われているかと言う社会派のような雰囲気が核になっていた。
    本と周りの人の助けで、本を解放する旅を続けながら林太郎が成長していくさまは読んでいて、当てはまる節があると少し感じた。

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    2025年12月13日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。
    そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してく

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    2025年12月12日
  • 神様のカルテ

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    描写や感情が丁寧に表現されていて、映像を見ないと伝わらないような景色が、この文章を読むだけで想像できたのですごく驚きました。
    主人公・一止の医療に真摯に向き合いながらも葛藤をしている感じや、一止の優しくさんの通った良い人という特徴が伝わってきて、読んでいて心が温まるような感覚になりました。

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    2025年12月06日
  • スピノザの診察室

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    「2025年読みたい本3冊」として、年始にこの本を選んでおいて、読めないまま12月になってしまった。危うく丸々1年過ごしそうだったなんて…時が過ぎるのが早くて困る_(┐「ε:)_
    「神様のカルテ」も「本を守ろうとする猫の話」も、だいぶ前に読んだ記憶があり、そこから久々の夏川草介先生の作品でした。

    『「世の中には死ぬまでに絶対食べておくべきうまいものが三つあるんだ。知ってるかい…矢来餅と阿闍梨餅と長五郎餅だ」「全部餅じゃないですか」甥の抗議の声に、哲郎の方はむしろ満足げだ。「辛い時や頑張っている時には甘いものを食べるに限るんだよ」-第二話 五山-』

    最先端の医療・並々ならぬ技術で難症例を鮮や

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    2025年12月07日
  • 神様のカルテ

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    何かオチがある訳ではないけど、心がふわふわするような優しい雰囲気の話だった。
    かといって完全に暖かいだけの話ではなく、医療現場の厳しさや人の死にも関わってくるので、しっかりと考えさせられる話でもある。

    学士殿と男爵とのやり取りは何処となく森見登美彦っぽさがあって自然に受け入れられたが、それ以外における主人公の話し方は過度なキャラ付けに感じてしまった。

    ハルさん可愛い。

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    2025年12月01日
  • 神様のカルテ

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    最近続いているが、これもまた再読かもしれない。
    ところどころ微かに記憶に引っ掛かるものがある。
    とはいえ、そんな程度の記憶なのでしっかり読んだが。

    じんわりじわじわ
    読後あたたかい気持ちになれるイイ話だった〜
    御嶽荘がとても気になる。

    シリーズのようなので、続きも読みたいなー
    たぶん続きは未読だと思うし。

    題字のフォントが美しい。
    特に「の」のくびれとか、「テ」の接続部分

    上橋菜穂子さんの解説に同意です。

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    2025年12月01日
  • 神様のカルテ3

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    このシリーズにハマってしまい、あっという間の3作目。

    辰、砂山、東西、大狸、男爵、小幡、、キャラクターがとても独特で、楽しく読み進めた。

    榛名姫の声のイメージは、SPY×FAMILYのヨルさんで決まり!あとは、どんな女優さんがフィットするか、、、

    「背中の龍で、治療は変わらない」 
    改めて言われて、涙が出てしまった。。。

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    2025年11月30日
  • 始まりの木

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    自分自身の道は他人から示してもらうものではない。入り口まで連れて行ってもらったあとに、ドアを開けるのは自分自身だ。

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    2025年11月25日
  • 神様のカルテ

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    医療現場のリアルや生きることの本質に気付くことのできる良本。前を見続け、苦しみながら成長を追い求め続け、目の前にある足元にある幸せを大切に出来ずに見失う。自分自身は悩まない方であるが、それは考えないようにしているだけで、足元の幸せを大切に出来ているかと問われればイエスとは言えないかな。続編も読みたいですな!

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    2025年11月21日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    名作が手軽に読めるとうたうあらすじ集や、ファッション感覚な読書観に対する、作者なりのアンチテーゼが散りばめられていて、ともすれば、自分も楽な入門書やあらすじ的なものに逃げがちであることに思いが至ります。

    たくさん本を読みたい、難解な一冊をじっくりと読みたい、お気に入りの本を何度も読み込んでみたい…本に対しては様々な思いがあります。

    ただ、自分の姿勢を振り返ると、最近は本との向き合い方が雑になっていたなぁと感じてしまいます。
    もともとは本の力を信じていたはず。でも、つらつとした思いはいつの間にか激しい時流に流されていました。

    自分は本とどのように向き合っていきたいのか。
    本書はそれを思い出

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    2025年11月21日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテを読んだのはもう、随分前だったけど、読後に心の中が温かな何かで満たされた感覚はよく覚えている。今回、若き日の一止に会えて、とても嬉しかった。こういう医学生がこういう医者になるんだなあ。て親戚の子がまっすぐ育っているのを見つめる、みたいなおばさんの喜びみたいなものを感じた。また、シリーズを読み返したい。

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    2025年11月22日
  • 新章 神様のカルテ

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    医者は人が生きるために何が出来るのか?
    救えない命を前に何が出来るのか?
    人としての有り様を問いかけてくる小説です。
    良い本です。

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    2025年11月18日