夏川草介のレビュー一覧

  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    信州を舞台にした名作「神様のカルテ」の夏川草介が地方の高齢者医療のリアルを描いた作品。
    梓川病院で真摯に患者と向き合う研修医・桂正太郎と三年目の看護士・月岡美琴の爽やかなカップルが、重過ぎるテーマにも関わらず読み進める助けになっている。桂の実家が花屋という設定で、作中に登場する色々な花たちが各エピソードに彩を添えているのも良い。
    ここで描かれている高齢者医療の現場は日本中の地方都市共通の光景なのだろう。「この国はかつての医療大国ではない。山のような高齢者の重みに耐えかねて悲鳴をあげている倒壊寸前の陋屋です」という現状。そのためには助かる見込みのない高齢患者にわずかな延命措置をするよりも、その医

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    2026年04月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    乱読な自分には耳が痛い内容だが、設定が面白く続きが気になり一気によめた。
    一巻目なのでこれからに期待。

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    2026年04月14日
  • 新章 神様のカルテ

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    夏川草介さんは二冊目でした。やっぱり良いですね!こんな素敵なお医者さんが近くにいらしたら絶対!通っちゃうね!

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    2026年04月11日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    猫が出てくる話は猫好きには気になる。この本は猫があまり出てこないし喋らない。それでも猫の言葉に確かなものを感じる。星は三つ半くらいだけど、星半部がないので四つです!

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    2026年04月08日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    今作は本を通して人の心を取り戻すという意図が大きく感じられました。
    なので、本が主人公と言うよりは人が主人公で、あくまでも本はその人の心に灯火を与える手段のような扱いであると感じました。
    個人的には前作の方が好みでしたが、好みはそれぞれ読む方にもよって別れてくるかななんて思いました。

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    2026年04月08日
  • 城砦〈下〉

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    良かった!連ドラのような波瀾万丈のアンドルー。貧乏時代に結婚したクリスティンとの確執。一番嫌っていた[医は算術]に足を踏み込んでしまうアンドルー。はたしてここからどうなるかハラハラドキドキのストーリー展開であった。そして最後の方は一気に読んでしまった。昔、医学生のバイブルだったと言うのがわかるような気がする。

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    2026年04月07日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ファンタジーの要素が強かったので、途中で飽きないか心配だったが、内容は「本を守る」ということ自体がどういうことなのかを考えさせられる話だった。
    「好き」という言葉は様々な定義があり、独り占めしたり簡素化したり、自分自身なりの解釈をしたりが許されるはずだが、それを「好き」ではないと判断するのもまた違う「好き」を持つ人なんだと思った。

    読むのに時間がかかることを、自分の知らない世界を呼んでいるからとするのは、とてもいい事だと思った。
    本のことだけでなく、色々考えさせられる物語だった。

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    2026年04月04日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    まっすぐな本だ。これから本を読みたいと思いはじめたティーンが、まずはじめに手に取るべき本だ。ビブリア古書堂もいいけど、まずは本書だ。

    解説にある作者の問題意識も、まったく同感。これは、万人におすすめしたい本だ。感動した。

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    2026年04月04日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    思っていたものと違った。
    けど、固い言葉とファンタジー。
    難しいものと柔らかいものが、交錯しながら混じり合っていく過程は楽しかった。
    なるほど、そういう話なのねって感じです。

    次に期待!

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    2026年03月30日
  • 城砦〈上〉

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    まるでNHKの朝ドラをみているよう。旧態依然の地域や医療に敢然と立ち向かう新進気鋭の大学出たての医者。英国の産業革命の裏側で炭鉱の悲惨も大切な主題となる。次巻が楽しみ。

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    2026年03月30日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    前作の「本を守ろうとする猫の話」の落ち着きのある猫が登場。前作の時高校生だった林太郎君が結婚していて、そんな月日がたったんだってちょっと感慨深かったです。
    今回は重い喘息がある中学2年生のナナミが本を取り返す冒険。
    ナナミのまっすぐな気持ちが、良かったです。

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    2026年03月23日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    私も灰色の兵士かもしれない。
    前作同様でたくさんの名作がオマージュされていた。
    あの名作の名言や、名シーンがあちこちに仕掛けられていて読み手を楽しませてくれる。ちょっと上から目線のあのしゃべる猫や灰色の兵士、友達(本)を一生懸命救おうと走る姿はあの名作を彷彿させる。

    それらを見付けたときのワクワク感は読み手を本の世界へ引き込み、見事に著者の罠にはまったかもしれないが、こんな罠なら喜んではまりたい。
    前作のあの人の登場は「おっ、もしかして」と喜んでしまった。

    前作に引き続き猫とともに迷宮を旅する物語であるが、哲学的な要素もビッシリ詰まった内容の哲学ファンタジー。
    作中でもはっきりとした答えは

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    2026年03月20日
  • 神様のカルテ0

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    ネタバレ

    有明
    進藤辰也
    信濃大学医学部の学生。六年生。信州松本に生まれ、松本にある大学に合格して今に至る。実家の蕎麦屋を手伝いながら大学に通うという苦学生のような生活。

    栗原一止
    高知生まれ。辰也とは一年生以来の長い付き合い。

    砂山次郎
    北海道の酪農家出身。

    草木まどか
    岡山出身。昨年までテニス部の部長をつとめ全国大会にも出場したほどの選手。運動神経は抜群だが、学業については追試の常連。数年前から女子学生も受け入れるようになった「有明寮」において、女性の一番乗り。

    如月千夏
    五年生。一止の誘いを受けて将棋部に所蔵していた。本業はテニス部で、エース級の選手だった。

    小野寺誠
    エロ外科医。二年先

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    2026年03月17日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテのスピンアウト版だと知らずに最初に手に取ってしまった。読んでいて違和感を感じ、急ぎネットで順番を確認する。
    あー!タイトルにゼロが付いてたのね、残念に思うが本編に登場してくるであろう主役たちの学生時代、研修生時代などが描かれた短編集。
    タイトルにもなっている「神様のカルテ」は、研修医栗原一止が担当することになった癌患者とのエピソードで娘の結婚式に出席するために治療の延期を希望する父、父の嘘を承知して知らないふりを貫く娘に涙した。

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    2026年03月15日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    オーディオブックで聴いた本を、あらためて読みました。読みやすい。しかし大切なことが描かれているのはわかりました。多様性は大切ですが、普遍性の大地があってこそ、芽吹くもの。憎むべきは不寛容か、と思いました。

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    2026年03月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ファンタジーとして読むには少し弱い作品だなぁと読み進めましたが、作者の本に対する思いを込めた素敵な作品だと感じました。
    私が読書を再開したのは知見を広げたいとか、会話のネタになればと読んでいたのが今では日々のストレスを緩和してくれる存在になっています。
    本の読み方は人それぞれですが、本に込められた気持ちの切れ端でもつかめるように大切に読みたいなと思いました。

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    2026年03月10日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    夏川先生らしい暖かい文章ですらすらと読むことができる作品です。
    本を読む理由は一体何なのか。本から学べることは何なのか。本に関する様々なことを考えさせられる1冊だと思います。
    まだ見ぬ現代著名作品という新しい扉を開くのも良し、不朽の名作に思いを馳せるのも良し。これからの読書ライフが楽しみ

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    2026年03月10日
  • 神様のカルテ3

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    シリーズ3作目。どれを読んでも風景の描写が美しく、文学性を感じます。もちろんメインのお話のほうも面白いので、文学とエンタメのいいとこどりですね。
    さて、今作の主人公は、自分と異なる価値観を持つ先生に出会ったり、大きな挫折を経験したりします。そうして、「慌ただしい地域医療を続けるか?大学病院に移るか?」という、1作目と同じ悩みに襲われることとなります。個人的には、この心の移ろい方に、シリーズ全体としての強い文学性と美しさを感じました。
    3作で綺麗にまとまった気がしますが、まだ続きがあるようですね。楽しみです。

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    2026年03月09日
  • 城砦〈下〉

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    ネタバレ

    アンドルーが自身の信念とは異なる方向へ猛進し、クリスティンとの心の距離がどんどん離れていく過程は、読んでいてとても悲しかった。ヴィドラーの死によってようやく目が醒めた先にあったのが、愛するクリスティンの死だったとは。アンドルーが信頼できる仲間と理想の医療を成し遂げていく姿を一番見たかったのはクリスティンだったはず…良くないことが起こることは予想していたが、まさかここまでとは。
    打ちのめされたアンドルー、神経が衰弱し、悪夢にうなされるなど辛い時間が続くが、デニーに連れ出されたことをきっかけに徐々に回復していく。
    『人間の心というものが、今回ほど致命的な一撃を受けても立ち直ってくることができるとい

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    2026年03月04日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    最初は捻りのない単純な話だなと思ったけど、読んでるうちに本についてだけではなくて、生き方について考えさせられて、読み終わったら脳がぐるぐる回ってます。本の知識はないので、数十年後にまた読み返したら色んな発見が出来そう。

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    2026年03月01日