夏川草介のレビュー一覧

  • 命の砦

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    コロナ第一波の頃の話。まだまだ人事だったなぁと思う。対応する病院しない病院、どっちのことも理解できるけどどこかが診てくれないと乗り切れなかったんだよなぁと。ホントに頭が下がります。

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    2026年04月24日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    医者の仕事は病を治すことのイメージが強い。これは私が30代で大きな病にかかることなく元気に過ごしているからだろう。神様のカルテでは、死にゆく命に対しての医療も考えさせられるものだった。人間として幸せな死に方とは何だろうか。自分で食事が出来なくなった時、それは寿命なのでは無いだろうか。安曇さんは良いスタッフ達に恵まれて良かった。
    考えさせられる物語だったけれど、終始主人公の一止が寝てなさすぎて患者より死にそうで心配になる。寝不足で酒を飲んで体調不良で出勤して帰宅させられるのは社会人としてどうなのか。

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    2026年04月23日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    書店で見て、タイトルが気に入って購入。

    ビジネス書多読を揶揄したようなストーリー。
    読書法批判の物語なんて書けるのか、と驚いた。

    多読、速読、売るためだけのビジネス書……。
    最後には、本そのものが見捨てられる社会に相対する。

    自分の考えとしては、多読速読を悪くは思わない。
    必要に応じて、自分でも使う技法だ。
    内容の薄い本も、ガシガシ読むと思う。
    その一方で、好きな物語をじっくり読む時間もちゃんと作って、大切にしようと感じた。

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    2026年04月23日
  • 神様のカルテ

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    良い。

    以前、夏川草介さんの『エピクロスの処方箋』を読み、夏川草介さんの描く哲学や情景に深い感動を覚え、『神様のカルテ』にも手を伸ばす。

    夏目漱石に影響を受けていると主人公が言うように、文体や表現の小難しさがまた味が出ており良い。
    読む度に、夏川草介さんの見えている世界を深く味わいたいというが欲求に駆られる。

    小説に登場する安曇さんも人間的によく出来た人だなと。生きていく上での辛さや悲しみを知っているからこそ、相手の気持ちを理解しようと、寄り添う姿勢が素敵だなと。

    私自身も、誰かの小さな灯火になれるようになりたいと思った次第。


    ◾️学問を行うのに必要なものは、気概であって学歴ではな

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    2026年04月22日
  • 神様のカルテ2

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    ネタバレ

     古狐先生の死が描かれた。毎日人の死に関わりながらも、地元の病院の医師として、周りに支えられながら奮闘する栗原一止がかっこよかった。

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    2026年04月20日
  • 始まりの木

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    『旅の準備をしたまえ』。

    東々大学大学院で民俗学を学ぶ藤崎千佳。指導教官の准教授・古谷神寺郎は、足が悪いながらも、ステッキを片手にフィールドワークにでかける、ちょっと偏屈な民俗学者である。

    日本中を歩きながら、今の日本が失ったものは何か?これからの日本に必要なものは何か?を見つめている…

    日本人と宗教。
    キリスト教、イスラム教、ヒンズー教…の世界とは違う。
    神の存在が違うんだろう…
    天地が守ってくれる、だから大木が神のように祀られる、巨石が…
    もっと身近な存在なんだろう。
    誰かが救ってくれるのではなく、自然にあるすべての物が守ってくれるのだろう。

    古き良き時代を忘れてはならない。
    過去

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    2026年04月19日
  • 臨床の砦

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    コロナ時期の医療関係者の大変さがほんの少しだけどわかった気がした。まだ6年前とかのことなのにそのときのことをもう思い出せない感じがある。私もコロナにかかったことがあり、いつだったか調べたら22/1月だった。収束しるまで長い期間だったんだなぁ。

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    2026年04月17日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    本を守ろう…の続編ではあるが、君を守ろう…に、前作はミステリー色が強めであるが、今回の主人公ナナミは喘息があり、様々な行事に参加出来ず、一方で芯の強く立ち向かい前へと進む姿は応援しながら読み進められる。翡翠目の猫、林太郎も健在です。

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    2026年04月16日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    信州を舞台にした名作「神様のカルテ」の夏川草介が地方の高齢者医療のリアルを描いた作品。
    梓川病院で真摯に患者と向き合う研修医・桂正太郎と三年目の看護士・月岡美琴の爽やかなカップルが、重過ぎるテーマにも関わらず読み進める助けになっている。桂の実家が花屋という設定で、作中に登場する色々な花たちが各エピソードに彩を添えているのも良い。
    ここで描かれている高齢者医療の現場は日本中の地方都市共通の光景なのだろう。「この国はかつての医療大国ではない。山のような高齢者の重みに耐えかねて悲鳴をあげている倒壊寸前の陋屋です」という現状。そのためには助かる見込みのない高齢患者にわずかな延命措置をするよりも、その医

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    2026年04月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    乱読な自分には耳が痛い内容だが、設定が面白く続きが気になり一気によめた。
    一巻目なのでこれからに期待。

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    2026年04月14日
  • 新章 神様のカルテ

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    夏川草介さんは二冊目でした。やっぱり良いですね!こんな素敵なお医者さんが近くにいらしたら絶対!通っちゃうね!

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    2026年04月11日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    猫が出てくる話は猫好きには気になる。この本は猫があまり出てこないし喋らない。それでも猫の言葉に確かなものを感じる。星は三つ半くらいだけど、星半部がないので四つです!

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    2026年04月08日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    今作は本を通して人の心を取り戻すという意図が大きく感じられました。
    なので、本が主人公と言うよりは人が主人公で、あくまでも本はその人の心に灯火を与える手段のような扱いであると感じました。
    個人的には前作の方が好みでしたが、好みはそれぞれ読む方にもよって別れてくるかななんて思いました。

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    2026年04月08日
  • 城砦〈下〉

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    良かった!連ドラのような波瀾万丈のアンドルー。貧乏時代に結婚したクリスティンとの確執。一番嫌っていた[医は算術]に足を踏み込んでしまうアンドルー。はたしてここからどうなるかハラハラドキドキのストーリー展開であった。そして最後の方は一気に読んでしまった。昔、医学生のバイブルだったと言うのがわかるような気がする。

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    2026年04月07日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ファンタジーの要素が強かったので、途中で飽きないか心配だったが、内容は「本を守る」ということ自体がどういうことなのかを考えさせられる話だった。
    「好き」という言葉は様々な定義があり、独り占めしたり簡素化したり、自分自身なりの解釈をしたりが許されるはずだが、それを「好き」ではないと判断するのもまた違う「好き」を持つ人なんだと思った。

    読むのに時間がかかることを、自分の知らない世界を呼んでいるからとするのは、とてもいい事だと思った。
    本のことだけでなく、色々考えさせられる物語だった。

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    2026年04月04日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    まっすぐな本だ。これから本を読みたいと思いはじめたティーンが、まずはじめに手に取るべき本だ。ビブリア古書堂もいいけど、まずは本書だ。

    解説にある作者の問題意識も、まったく同感。これは、万人におすすめしたい本だ。感動した。

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    2026年04月04日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    思っていたものと違った。
    けど、固い言葉とファンタジー。
    難しいものと柔らかいものが、交錯しながら混じり合っていく過程は楽しかった。
    なるほど、そういう話なのねって感じです。

    次に期待!

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    2026年03月30日
  • 城砦〈上〉

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    まるでNHKの朝ドラをみているよう。旧態依然の地域や医療に敢然と立ち向かう新進気鋭の大学出たての医者。英国の産業革命の裏側で炭鉱の悲惨も大切な主題となる。次巻が楽しみ。

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    2026年03月30日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    前作の「本を守ろうとする猫の話」の落ち着きのある猫が登場。前作の時高校生だった林太郎君が結婚していて、そんな月日がたったんだってちょっと感慨深かったです。
    今回は重い喘息がある中学2年生のナナミが本を取り返す冒険。
    ナナミのまっすぐな気持ちが、良かったです。

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    2026年03月23日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    私も灰色の兵士かもしれない。
    前作同様でたくさんの名作がオマージュされていた。
    あの名作の名言や、名シーンがあちこちに仕掛けられていて読み手を楽しませてくれる。ちょっと上から目線のあのしゃべる猫や灰色の兵士、友達(本)を一生懸命救おうと走る姿はあの名作を彷彿させる。

    それらを見付けたときのワクワク感は読み手を本の世界へ引き込み、見事に著者の罠にはまったかもしれないが、こんな罠なら喜んではまりたい。
    前作のあの人の登場は「おっ、もしかして」と喜んでしまった。

    前作に引き続き猫とともに迷宮を旅する物語であるが、哲学的な要素もビッシリ詰まった内容の哲学ファンタジー。
    作中でもはっきりとした答えは

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    2026年03月20日