夏川草介のレビュー一覧

  • 始まりの木

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    自分自身の道は他人から示してもらうものではない。入り口まで連れて行ってもらったあとに、ドアを開けるのは自分自身だ。

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    2025年11月25日
  • 神様のカルテ

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    医療現場のリアルや生きることの本質に気付くことのできる良本。前を見続け、苦しみながら成長を追い求め続け、目の前にある足元にある幸せを大切に出来ずに見失う。自分自身は悩まない方であるが、それは考えないようにしているだけで、足元の幸せを大切に出来ているかと問われればイエスとは言えないかな。続編も読みたいですな!

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    2025年11月21日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    名作が手軽に読めるとうたうあらすじ集や、ファッション感覚な読書観に対する、作者なりのアンチテーゼが散りばめられていて、ともすれば、自分も楽な入門書やあらすじ的なものに逃げがちであることに思いが至ります。

    たくさん本を読みたい、難解な一冊をじっくりと読みたい、お気に入りの本を何度も読み込んでみたい…本に対しては様々な思いがあります。

    ただ、自分の姿勢を振り返ると、最近は本との向き合い方が雑になっていたなぁと感じてしまいます。
    もともとは本の力を信じていたはず。でも、つらつとした思いはいつの間にか激しい時流に流されていました。

    自分は本とどのように向き合っていきたいのか。
    本書はそれを思い出

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    2025年11月21日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテを読んだのはもう、随分前だったけど、読後に心の中が温かな何かで満たされた感覚はよく覚えている。今回、若き日の一止に会えて、とても嬉しかった。こういう医学生がこういう医者になるんだなあ。て親戚の子がまっすぐ育っているのを見つめる、みたいなおばさんの喜びみたいなものを感じた。また、シリーズを読み返したい。

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    2025年11月22日
  • 新章 神様のカルテ

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    医者は人が生きるために何が出来るのか?
    救えない命を前に何が出来るのか?
    人としての有り様を問いかけてくる小説です。
    良い本です。

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    2025年11月18日
  • 臨床の砦

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    命の砦に続いて読んだ。
    こういう砦に助けられたんだろうな。
    いろきろな考え方、いろいろな立場があるが、こういう状況になると、それが浮き彫りになるんだなーと。
    正解じゃないかもしれないけど最善の道を選択したという言葉も印象的。
    考え抜いた上での選択は後悔しないよ。

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    2025年11月15日
  • 始まりの木

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    夏川作品やっぱり好きだなぁー。
    旅に出たくなるがこの本を読んでの一番の感想です。
    まだ残っている日本の独自の風景をみたいという想いが強くなりました。

    内容も夏川さんのメッセージがどっしりと詰まっています。
    我々が忘れていったものをDNAレベルで気づかせてくれて、それを残すこと。形でなくても心でも。
    大事だと思います。

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    2025年11月14日
  • 始まりの木

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    夏川草介さんという作家が気になり出して、最初に手に入れた本がこちらでした。

    日本という国を愛する気持ちがひしひしと伝わってくるストーリー。その想いを民俗学という学問に乗せて語るというアイデアに心が揺さぶられます。

    柳田國男は、日本の、日本人の、先行きを心配して、民俗学を立ち上げました。その民俗学はまだまだ日本人に必要かもしれない。そう思わせるに十分な美しい物語です。

    そして、「自らが学ぶ学問を誇りに思いなさい」という一貫したメッセージ。

    自分が心から学びたいと思った学問は、おそらく皆、社会を、日本人を、良い方向に導くものであると信じて学んでいるものであると思います。

    それを忘れてはい

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    2025年11月13日
  • 神様のカルテ

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    一止って名前がいいですね〜なんか好きになった!
    簡単に言うと…医療現場は色々忙しくって大変だけどお仕事頑張って続けます!というタイプの本
    奥さんもいいし周りの人もいいし…続編も気になりますね〜

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    2025年11月12日
  • 命の砦

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    コロナ禍の医療の実態がフィクションではあるがよくわかった
    コロナ禍で起きたネガティブな行為の記載はなく、素晴らしい作品だと思う

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    2025年11月12日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    安曇野の病院を舞台に繰り広げられる色々な人間模様、たくさんの素敵な花が出てきた中でも、カタクリの花を私も見に行ったことを思い出しました。同じ場所ではありませんが…

    さて、高齢者医療はまさしく、現在、そして、これからの日本が考えなくてはいけない大きな課題であると本を読んでさらに感じました
    命をどう繋いで看取るか、難しい問題ですね
    夏川先生らしい言葉が散りばめられてる
    心がぽっと温かくなる作品です

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    2025年11月05日
  • 臨床の砦

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    面白かったけど、読みやすかったけど、物語というより、コロナ禍での対応病院のノンフィクション的な記録のような感じでしたね。逼迫感はあったのですがちょっと気持ちが期待していたものと外れてましたね。

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    2025年11月04日
  • 臨床の砦

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    内科医の敷島は全てが不足した地方医療機関の現場でコロナ第三波を迎え撃つ。医療崩壊の瀬戸際に立たされた臨床の現実を描く。
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    夏川さんの医療小説ですが、いつものようにクセつよのキャラクターや飯テロや軽妙なやりとりが出てこず、コロナに追い詰められる医療現場が描かれるために余裕がなく、また、国や地域行政、他の医療機関への怒りを含んでいるであろう指摘などが続くので、読んでいてしんどく、途中でやめようかとも思ったほどでした。それもそのはずで、後書きを読むと、夏川さんご自身がコロナ対応の最前線に立ちながら並行して書かれた小説だとのことで、これはもはや半分ノン

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    2025年11月02日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    本とは人生の教科書だなと思える作品でした。
    読みながら、ハッとさせられる言葉が多々あり、本への向き合い方や生き方に指針を示してくれているようでした。
    難しいと思う事は新しい知識、経験を得るチャンスと捉える。特に印象に残っている言葉でした。

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    2025年10月31日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    夏川先生の医療小説。神様のカルテにも近しいですが、本作は看護師の女の人と研修医の男の人がバトンリレーするみたいに語り手を変えながら話が進みます。これからの超高齢化社会に一石を投じる話だと思います。わたしも選択を迫られ悩んだ当時のことを思い出します。おそらく絶対的な正解はないのだと思います。ちゃんと考えられる選択肢を理解して考えて悩んで…そのステップがあるかないかが大切なのではないかと思います。
    自分が高齢者になった時、さらにどんな社会が待っているかと思うと怖くなりますが考えることを放棄してはいけないのだと思いました。

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    2025年10月29日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテはとても好きなシリーズです。登場人物の過去が描かれています。
    何が正しいのか、何が優しさなのか、いろいろな場面で何かしら決断しているけれど、できる限りのことをするしかない、考えれば考えるほど難しいと思いました。
    大狸先生の人としての大きさ、事務長の仕事に対する意識の背景にあったもの、細君ハルの強さと優しさ、良かったです。
    それにしてもハルは良い人過ぎる。

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    2025年10月29日
  • 新章 神様のカルテ

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    遂に来ました、新章!

    ここに来て、またイチから始まる感があるなー。

    今度は大学病院、医局という舞台を変えた、すさまじいドラマだった。

    出来なかったことが、出来るようになること。
    出来ていたことが、出来なくなってしまうこと。

    舞台が変わるということは、そういうことだ。
    でも、新しい舞台に立つことで上手くいかなくても、「成長」を信じてくれる周りの人がいることは、やっぱり恵まれている。

    信念の灯を絶やさないこと。
    勇気をもらえた。

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    2025年10月26日
  • 神様のカルテ3

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    決断の第三巻だった。

    いつも、扱うテーマが重すぎる。

    知識のない医者は悪である。
    ただし、その知識は日進月歩のものであり、真摯に向き合うためには「時間を生み出す他、術はない」。

    一人ひとりの患者と向かい合うことにスポットが当てられがちだが、それでは時間が足りない。

    小説では、そうした条件をあらかじめクリアしたような天才的なキャラクターが登場する。
    けれど、現実は、余計にそうはならない。

    手を抜くのではなく、相手を見極めなければ、医者として最善は尽くせない、のだろうか。

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    2025年10月26日
  • 神様のカルテ

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    順番が逆になってしまった気もするけれど。

    『神様のカルテ』は『スピノザ』に比べて、よりキャラクターや出来事が立っている気がする。
    小説として書きたいことが、浮かび上がってくるようにも感じる。

    『草枕』を愛する、一風変わった言葉遣いをする主人公。だけど、仕事や患者に対する、ひたむきさは『スピノザ』と共通する。

    いいなと思うのは、妻の存在かもしれない。
    医療モノは、家族の立ち位置が難しい。
    視点を変えると、仕事に没頭するパートナーの存在は、家族思いとは言えない見方もある。

    けれど、妻自身の「やりたいこと」をしっかり見せているから、いつも一緒ではなくとも、通じ合っている夫婦なのだとよく分かる

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    2025年10月20日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    猫の恩返しのような世界観で、寂しい夜にはページをめくれのような、「読書」に対する価値観や自分の考え方を見直すきっかけになるような本で、哲学的な言葉があったりとても良かった。神様のカルテを書かれた方だと知って、そっちも読みたくなった〜!

    作品の中に現れる、いわゆるボス?的な人たちはやってること自体は異様だけど、行動の裏側には現代社会の本に対する行動が現れていて何とも言えない気持ちになった。
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    1冊の本を十回読む者より、十冊の本を読む者の方が敬意を集める世の中だ。社会で大切なことは、たくさんの本を読んだという事実だ。読んだという事実が人々を魅了し惹きつけるのではないか。違うかね?
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    2025年10月17日