夏川草介のレビュー一覧

  • 命の砦

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    コロナ禍、最前線に立つ現役医師が自らの経験をもとに綴った勇気と希望の物語。実話なので自分も少なからずニュースで見聞きしてきた情報は頭の中に入っていて読みやすかった。

    ※多くの人が桜の木に集まるのは桜が正しいからではなく美しいから

    正しく生きるより美しく生きようと心に決めた。

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    2025年06月20日
  • 神様のカルテ3

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    神様のカルテ、シリーズ第三弾。

    地域医療の現場で地域に生きる人々の生を、生き生きと描写している。

    一止の喋りが奥ゆかしい。また一止のまわりのキャラクターがたまらなく魅力的である。細君であるハルの存在がまぶしいほどに輝いている。

    『続けること』難しいけど大事なことだと、胸に突き刺さりました。

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    2025年06月14日
  • 命の砦

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    理不尽な世界線に、理不尽だと思いつつ、「誠実さ」で立ち向かう。
    ある映画が公開される。との事が私の何かを揺さぶり、今私はあの時期を振り替えるべくコロナ関連の小説を読み漁っている。積ん読のまま置いてあったのを(笑)映画観たいけど重いね。思い出したくないね。主演が推しの友人さえも観たくないんだよね~と。見るんならちゃんと観なきゃね。それが私達の周り。そして、気がつくと私達だけが市中で未だにマスクをしていて笑う。
    あの頃は自分自身の、そして、周りの人の本性が目に見えすぎて辛かったなあ。解るから。
    笑い話だか、メディアが騒ぎ立てるとき「事件は現場で起こってるんだ」と叫んで孤独で泣きそうになった。
    そん

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    2025年06月14日
  • 神様のカルテ3

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    1も2も読んでないし、映画も見てないが楽しめた。登場人物がみんな味がある。宮崎あおい変換されたのは映画の番宣とかの影響か?すごいイメージがはまっている。1も2も読んでみたい。

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    2025年06月10日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    主題は異なるけど
    基本的に同じ内容で同じ流れ
    ほぼ同じキャラクターで出来上がっている
    既視感の連続のようなんだけど
    それでも読みやすくてよくできた物語りである

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    2025年06月09日
  • 臨床の砦

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    コロナ蔓延期における、医師である著者の葛藤が見事に『小説』になった一冊。これがエッセイだったらきっと読み切れなかっただろうなと思います。
    三笠が格好良い。そして作者あとがきがとても良い。

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    2025年05月21日
  • 神様のカルテ 2

    ネタバレ

    にほんむかし話

    時代背景は1990年代でしょうか。
    作家先生が10代の時代?
    懐かしさを感じる情景です
    (すこし表現を強めると、昔話のよう)

    2025年からの50年前は1975年で割と現代ですが
    1990年からの50年前は1940年。
    信州には「冬を越す」という表現がある時代なんですね

    現代は無一文なら生活保護を受ける時代。
    地元に住めなくなったなら、引越してコンビニバイトすれば良い時代。

    社会に感謝して働きます。

    #泣ける #タメになる

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    2025年05月21日
  • 命の砦

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    シリーズ第2弾。
    わずか数年前の話にも関わらず、
    既にはるか昔のように感じられる。
    忘れてはならないことだと思うし、
    最前線で命を守るために懸命に闘ってくれている
    医師や看護師さんに感謝しなければ。

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    2025年05月16日
  • 始まりの木

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    短編が数本ある小説
    第二話の七色がいい感じでした。
    読み進めていくと、えって‼️
    色彩の表現が素敵でその場で見てる気がしました。

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    2025年05月12日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    夏川草介さん、3冊目。
    今回は恋愛色強し。テーマは高齢者医療。
    病院は治すところから、どう終わりを迎えるかを考えるところにもなったのか。地域によって異なるのだろうけど、心臓が動いていれば生きてるのかどうか問題。何が正しいのかは誰にも分からないし、誤解を生む可能性もある中で、この話を書いた勇気を感じた。

    「死に無関心な人々が突然、身近な人の死に直面すれば当然のごとく混乱する。驚き、慌て、ときには医療者に対して理不尽な怒りをぶつけてくる。そうかと思えば、思考を停止し、すべてを医師に押し付けて見て見ぬふりをする。どちらにしても困った事態だが・・・ただ死というものに対して無知であるだけなのだから。

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    2025年05月06日
  • 命の砦

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    コロナ禍の医療現場。コロナに立ち向かう医師、その家族の苦労や苦難が描かれています。いまだにマスクを外せない自分ですが、ずいぶん昔のことのように感じました。

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    2025年04月24日
  • スピノザの診察室

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    雄町哲郎(おまち てつろう)38歳。内科医。
    京都市内にある病床48床の原田病院で、午前中は外来を診て、午後は自転車で京都の町の在宅の患者も往診して回る。
    自転車、というのが良い。京都の街に合っている。

    実は洛都大学の医局で内視鏡の腕を振るっていたが、難病で他界した妹の息子を引き取るために、拘束時間の長い大学病院から、個人の病院に移ったという経歴がある。中学生になった甥の美山龍之介は、哲郎が自分のために、大学病院での華々しい地位をあきらめたのではないかと気にし始める。
    「私なりの哲学にしたがってお前を引き受けた」というのがそれに対する答えである。
    そして、町の病院で目にしたものが、医療に対し

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    2026年02月06日
  • 命の砦

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    「神様のカルテ」の夏川先生がコロナ第一波の頃の医療現場を描いた作品です。コロナ禍はわたしも含め皆さん実経験済みではありますが、現役医師である夏川先生の語る当時の現場の姿には圧倒的な現実の重みがあります。

    敷島先生の「人間だから」の言葉が深く刺さりました。思うところはたくさんありますが、言葉にすると陳腐になってしまいそうなので、是非この本を実際に手に取って読んでもらいたいです。

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    2025年03月11日
  • 命の砦

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    『臨床の砦』へと続く『命の砦』。

    2020年2月、コロナ患者の受け入れを決めた信濃山病院。

    『コロナ患者を助けるために』。
    敷島たちコロナ診療チームは奔走する。

    まだ新型コロナについて、まったく情報にもがかわらず、治療にあたった医療従事者たちがいたことを忘れてはいけない。
    本当に頭が下がる。

    そんな日進に対して、コロナ診療を断るように言う、日進の妻と息子。
    自分の生命が大事なのは理解できる。が、誰かがやらなくてはならない、新型コロナ診療は。
    個人病院ならともかく、日進は勤務医。
    それを断るということは、クビになってもいいのか。
    よっぽど、敷島の娘・桐子の方がわかっている。
    『コロナで困

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    2025年03月11日
  • 新章 神様のカルテ

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    大学病院で働く栗原一止。

    研修医の頑張りを、『ひとりひとりの患者に全力で対応するという彼の態度は基本的には間違ってはいない。間違っていないことが、しかし通用しない世界というものが確かにある』と評させる世界。

    働く場所は変わっても、人間の根本は変わらず医師として働く栗原先生でよかった。

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    2025年03月08日
  • 神様のカルテ3

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    やっぱりいいです。
    あせってはいけません。ただ牛のように、図々しく進んでいくのが大事です。
    漱石の言葉も響きます。

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    2025年03月07日
  • 臨床の砦

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    ついに2年以上に及んでいるコロナ禍という異常事態。いのちの最前線に立つ者の葛藤や試される平常心という描写から、いつ何時訪れるか分からない災害といえる事態への危機感を呼び起こされる。

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    2025年03月03日
  • 新章 神様のカルテ

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    ネタバレ

    本庄病院から大学病院に移動した主人公イチト。娘の小春も生まれている。患者第一の精神はそのまま、膵癌の母親との涙を誘うシーンもあった。亡くなった後の事は詳しく触れていないのが残念だった。御嶽荘の住人は相変わらず濃い面々。難しい漢字が多く使われて読みづらさもある。

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    2025年02月16日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

     本作では、主人公栗原一止が先輩女医小幡の存在や患者とのやりとりを通じて本荘病院を辞し、大学病院に旅立つ話。本作でも、作者夏川草介氏の情緒あふれる情景描写は言わずもがなであるが、それに勝るとも劣らない登場人物たちのセリフや引用などが作品に彩を添える。
     解説で姜尚中氏も挙げていた「利便とは時間を測定する働きであり、風情とは時間の測定をやめる働きである」の一文も作者ならではだ。その他にも「〝あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んでいくのが大事です″」や「〝人生という冒険を勇敢に闘うよりも、薄暗い思索の沼に浸かっている方が価値があるというつもりかね″」といったセリフたちに心をつかまれ

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    2025年02月12日
  • 城砦〈上〉

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    2025.1 内容はシンプルな書き方で一つ一つのイベントが淡々と、深堀もされずに進んでいく感じ。なんかあっさりした小説だなぁ、と読み終えましたが巻末の訳者あとがきを読んでなるほど、と納得しました。そう思うと意味のある小説ですね。

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    2025年01月28日