夏川草介のレビュー一覧

  • 命の砦

    Posted by ブクログ

    臨床の砦がコロナ第3波の話、こちらは第1波の話。正体が分からないという意味でより緊迫感がある。「過ぎてしまうと、あの頃のことを現実感を持って思い出すのが難しい。だからこそ、この本を書いたことに意味がある」という後書きに非常に共感した。今となってはコロナは治療薬もワクチンもある呼吸器感染症の一つだ。その理由がわからず、非常に致死率が高かった初期の頃を忘れてはいけないと思った。

    0
    2026年05月02日
  • 始まりの木

    Posted by ブクログ

    人が人として生まれた意味を考えさせられる内容だった。
    色々なものが急速に変化していく現代社会で、その変化に必死になって食らいついて生きることができたとしても、人としての豊かさが伴っていなければ、本当の意味での幸せは感じることは難しいのかなと思った。将来について色々と考えて不安になったりしてたけど、どの時代でも心の豊かさの本質は変わらないことをこの本を通じて知ることができてよかった。

    0
    2026年05月01日
  • 命の砦

    Posted by ブクログ

    コロナ治療の最前線、ここまでリアルな話に初めて出会った(いささか遅いんだろうが)。個人を守るために情報を秘匿する分、状況が共有されにくくもなり、読んでいるこちらももどかしくなる。
    自分の身を守ることしか考えず心ない風評被害が生み出されていた。人間としてどう動くか。問われた気がする。

    0
    2026年04月26日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高齢者医療がテーマの作品。
    「田々井さんはもう、根が切れてしまっていると僕は思うんです」
    重いけれどいつかは誰もが考えないといけないこと。
    誰もがちゃんと悩まないといけない。自分のことも大切な人のことも。
    京子のキャラクターがよかった。ドラマ、誰が演じるのかな。ちょっと楽しみ。

    0
    2026年04月25日
  • 神様のカルテ

    Posted by ブクログ

    エピクロスの処方箋を読み、夏川草介さんの本が気になって読んだ。

    この本でも一人一人の哲学があり、個性があり、全員がそれぞれの方法で感情や命に向き合っているのを読んで心が暖かくなった。

    0
    2026年04月24日
  • 命の砦

    Posted by ブクログ

    コロナ第一波の頃の話。まだまだ人事だったなぁと思う。対応する病院しない病院、どっちのことも理解できるけどどこかが診てくれないと乗り切れなかったんだよなぁと。ホントに頭が下がります。

    0
    2026年04月24日
  • 神様のカルテ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     古狐先生の死が描かれた。毎日人の死に関わりながらも、地元の病院の医師として、周りに支えられながら奮闘する栗原一止がかっこよかった。

    0
    2026年04月20日
  • 始まりの木

    Posted by ブクログ

    『旅の準備をしたまえ』。

    東々大学大学院で民俗学を学ぶ藤崎千佳。指導教官の准教授・古谷神寺郎は、足が悪いながらも、ステッキを片手にフィールドワークにでかける、ちょっと偏屈な民俗学者である。

    日本中を歩きながら、今の日本が失ったものは何か?これからの日本に必要なものは何か?を見つめている…

    日本人と宗教。
    キリスト教、イスラム教、ヒンズー教…の世界とは違う。
    神の存在が違うんだろう…
    天地が守ってくれる、だから大木が神のように祀られる、巨石が…
    もっと身近な存在なんだろう。
    誰かが救ってくれるのではなく、自然にあるすべての物が守ってくれるのだろう。

    古き良き時代を忘れてはならない。
    過去

    0
    2026年04月19日
  • 臨床の砦

    Posted by ブクログ

    コロナ時期の医療関係者の大変さがほんの少しだけどわかった気がした。まだ6年前とかのことなのにそのときのことをもう思い出せない感じがある。私もコロナにかかったことがあり、いつだったか調べたら22/1月だった。収束しるまで長い期間だったんだなぁ。

    0
    2026年04月17日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    本を守ろう…の続編ではあるが、君を守ろう…に、前作はミステリー色が強めであるが、今回の主人公ナナミは喘息があり、様々な行事に参加出来ず、一方で芯の強く立ち向かい前へと進む姿は応援しながら読み進められる。翡翠目の猫、林太郎も健在です。

    0
    2026年04月16日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    Posted by ブクログ

    信州を舞台にした名作「神様のカルテ」の夏川草介が地方の高齢者医療のリアルを描いた作品。
    梓川病院で真摯に患者と向き合う研修医・桂正太郎と三年目の看護士・月岡美琴の爽やかなカップルが、重過ぎるテーマにも関わらず読み進める助けになっている。桂の実家が花屋という設定で、作中に登場する色々な花たちが各エピソードに彩を添えているのも良い。
    ここで描かれている高齢者医療の現場は日本中の地方都市共通の光景なのだろう。「この国はかつての医療大国ではない。山のような高齢者の重みに耐えかねて悲鳴をあげている倒壊寸前の陋屋です」という現状。そのためには助かる見込みのない高齢患者にわずかな延命措置をするよりも、その医

    0
    2026年04月14日
  • 新章 神様のカルテ

    Posted by ブクログ

    夏川草介さんは二冊目でした。やっぱり良いですね!こんな素敵なお医者さんが近くにいらしたら絶対!通っちゃうね!

    0
    2026年04月11日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    猫が出てくる話は猫好きには気になる。この本は猫があまり出てこないし喋らない。それでも猫の言葉に確かなものを感じる。星は三つ半くらいだけど、星半部がないので四つです!

    0
    2026年04月08日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    今作は本を通して人の心を取り戻すという意図が大きく感じられました。
    なので、本が主人公と言うよりは人が主人公で、あくまでも本はその人の心に灯火を与える手段のような扱いであると感じました。
    個人的には前作の方が好みでしたが、好みはそれぞれ読む方にもよって別れてくるかななんて思いました。

    0
    2026年04月08日
  • 城砦〈下〉

    Posted by ブクログ

    良かった!連ドラのような波瀾万丈のアンドルー。貧乏時代に結婚したクリスティンとの確執。一番嫌っていた[医は算術]に足を踏み込んでしまうアンドルー。はたしてここからどうなるかハラハラドキドキのストーリー展開であった。そして最後の方は一気に読んでしまった。昔、医学生のバイブルだったと言うのがわかるような気がする。

    0
    2026年04月07日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    思っていたものと違った。
    けど、固い言葉とファンタジー。
    難しいものと柔らかいものが、交錯しながら混じり合っていく過程は楽しかった。
    なるほど、そういう話なのねって感じです。

    次に期待!

    0
    2026年03月30日
  • 城砦〈上〉

    Posted by ブクログ

    まるでNHKの朝ドラをみているよう。旧態依然の地域や医療に敢然と立ち向かう新進気鋭の大学出たての医者。英国の産業革命の裏側で炭鉱の悲惨も大切な主題となる。次巻が楽しみ。

    0
    2026年03月30日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    前作の「本を守ろうとする猫の話」の落ち着きのある猫が登場。前作の時高校生だった林太郎君が結婚していて、そんな月日がたったんだってちょっと感慨深かったです。
    今回は重い喘息がある中学2年生のナナミが本を取り返す冒険。
    ナナミのまっすぐな気持ちが、良かったです。

    0
    2026年03月23日
  • 君を守ろうとする猫の話

    Posted by ブクログ

    私も灰色の兵士かもしれない。
    前作同様でたくさんの名作がオマージュされていた。
    あの名作の名言や、名シーンがあちこちに仕掛けられていて読み手を楽しませてくれる。ちょっと上から目線のあのしゃべる猫や灰色の兵士、友達(本)を一生懸命救おうと走る姿はあの名作を彷彿させる。

    それらを見付けたときのワクワク感は読み手を本の世界へ引き込み、見事に著者の罠にはまったかもしれないが、こんな罠なら喜んではまりたい。
    前作のあの人の登場は「おっ、もしかして」と喜んでしまった。

    前作に引き続き猫とともに迷宮を旅する物語であるが、哲学的な要素もビッシリ詰まった内容の哲学ファンタジー。
    作中でもはっきりとした答えは

    0
    2026年03月20日
  • 神様のカルテ0

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有明
    進藤辰也
    信濃大学医学部の学生。六年生。信州松本に生まれ、松本にある大学に合格して今に至る。実家の蕎麦屋を手伝いながら大学に通うという苦学生のような生活。

    栗原一止
    高知生まれ。辰也とは一年生以来の長い付き合い。

    砂山次郎
    北海道の酪農家出身。

    草木まどか
    岡山出身。昨年までテニス部の部長をつとめ全国大会にも出場したほどの選手。運動神経は抜群だが、学業については追試の常連。数年前から女子学生も受け入れるようになった「有明寮」において、女性の一番乗り。

    如月千夏
    五年生。一止の誘いを受けて将棋部に所蔵していた。本業はテニス部で、エース級の選手だった。

    小野寺誠
    エロ外科医。二年先

    0
    2026年03月17日