夏川草介のレビュー一覧

  • 本を守ろうとする猫の話

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    不思議な世界の中で、本が好きなあまり歪んでしまった人を、主人公が言葉を尽くして解決する。
    人間の言葉を話すトラネコは案内役としての出番しかなく、ちょっと物足りないー。
    もっと主人公とトラネコのやり取りが読みたかった。トラネコ不足!

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    2026年04月09日
  • スピノザの診察室

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    医療を題材にした小説。
    医療を通じて人の幸せとは何かを問い掛けるような内容。

    登場人物のキャラが立っていて掛け合いが面白いが、一方で主人公を含め関係する人物や起こる展開がきれいに描かれ過ぎているように感じ、ご都合主義的な印象も持った。
    主人公の人物像も優秀で謙虚な人格者のように描かれているが、私には語る言葉が説教染みていたり、自分に酔っているように感じられあまり好きになれなかった。
    それもあって、総じていい話しなのだが、感動するというほどでは無かった。

    続編があるようなのでそれも読んでみたい。

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    2026年04月05日
  • スピノザの診察室

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    ◯テンション(気持ち?)が下がるだろうなと思って読んだけど、やっぱりテンション下がった。
    ◯カタルシスとしては、大学の緊急手術に入っていって上手く行ったときは見せ場だなって思った。
    ◯一番気になったのは、マチ先生が南先生になんかもっともらしい説教するんだけど、この部分が納得いかなかった。イマイチ刺さらなかった。読んでてある程度出来上がった、僕のなかでのマチ先生像と乖離してて違和感しかなかった。
    え、そんなこと言う??みたいな。



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    2026年04月03日
  • エピクロスの処方箋

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    audibleで聴いたからか、
    あまり内容が入ってこなかった。

    ただ、
    生だけではなく死について考えることも
    大切なんだなって思った

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    2026年04月03日
  • 新章 神様のカルテ

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    面白かったです。舞台は大学病院。厳しい制約があったり、後輩や研修医が付いたり、絶対的な権力者がいたりなど、さまざまなしがらみのある中で、医師としてのありかたを模索していきます。
    途中途中で、「規則規則規則!」なやりかたに飲まれそうになりながらも、重症患者の治療を通して、一般病院時代のような向き合い方を取り戻していくような流れでした。
    いままでのシリーズよりも、主人公の成長や変化に重点が置かれ、より文学的な作品だったと思います。お見事でした。

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    2026年03月29日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    一気に読めた
    帯に21世紀版銀河鉄道の夜と書いてあったけど
    どちらかというと星の王子様かな

    本をどんどん読みたくなった

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    2026年03月22日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    神様のカルテの著者の作品。
    舞台が同じ安曇野なので期待通りのサプライズがあり。
    内容は神様のカルテと比べ恋愛に重きを置いている印象。神様〜が面白すぎた分少々物足りなく感じた。

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    2026年03月22日
  • スピノザの診察室

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    勤めていた大学病院を辞め、地域病院で命と向き合うことを選んだ内科医の物語。

    作者が医師であることから現場のリアルさも感じながら小説らしい人情味のある主人公が描かれていると思いました。

    嫌な奴が出てきたりして読んでいてストレスがかかるようなこともなかったのですが、皆さんが評価されているほどでもなかったかなぁという印象です。

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    2026年03月18日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    中学2年生の女の子が主人公のファンタジー。これは中学生には読んでほしい作品。ファンタジーだけど夏川草介らしくやっぱり少し哲学的でもある。自分らしく、もっと自由に…その言葉の落とし穴とは。現代人が忘れそうになっていること、心を思い出せてくれる本かな。3部作になるみたいですね。3作目が楽しみです。不思議な話にはやっぱりネコが似合う。

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    2026年03月17日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    本好きの為の本という感じ。
    読む楽しさや好きな気持ちを思い出させてくれた。

    本の要約を紹介していた動画を見て読んだ気になっている過去の自分がいたことを見透かされてドキリとした。○○の心得、○○ヶ条という帯に引かれて購入した本も多い。

    みんな読んでる、ロングセラーだからという理由で買った本の中に、本当に今の自分に必要な本はあったのか。
    自分がこの本の世界の住人だったら林太郎に叱られてしまうなと思った。

    ところであのトラネコは林太郎の祖父だと思ったのだけど、最後まで明かされず終わったし違いそう。

    タイパ、コスパがすべていいことではない。
    自分は本とちゃんと向き合えていなかったなと実感。

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    2026年03月15日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    「本を守ろうとする猫の話」の続編。前作読んでなくても問題はなさそうですが、寧ろ、世界の名著を読んでおくべき。読んでいると色々と心が踊るシーンが多いと思います。

    自分はそういった本を未読なので、本当の意味で本書を堪能できたとは言い難い。主人公の実直さが眩しくて、自分はお城の側なのかもと感じる今日この頃‥。もっとシンプルに読書を楽しまねば。

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    2026年03月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    心に余裕がないのとを言い訳に、物理的にも、心理的にも本を雑に扱ってしまうことがある。自身への戒めに読みたい一冊。

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    2026年03月11日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    登場人物の関係性や物語の繋がりを慎重に追いながら、何度もページを読み返しました。一筋縄ではいかない構成ですが、最終章ですべての線が一本に繋がった瞬間の「あ、そうだったのか!」という納得感は、このシリーズならではの醍醐味です。
    しかし、解き明かされた真実の全貌は、あまりに悲しく、胸を締め付けられるもの。読み終えた後も、その切なさが深い余韻となって残り続ける衝撃作でした。

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    2026年03月04日
  • 神様のカルテ2

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    前作は「主人公は地域医療を続けるべきか?」といった、主人公目線での話でした。一方今回は「医療従事者のワークライフバランス」にフォーカスしていたため、読者側もかなり考えさせられる内容だったと思います。面白かったです。
    命を相手にする仕事に休みはありません。しかし、命を救うために、医療従事者も命を削っている状況は、果たして望ましいのでしょうか。よりよい医療に向けた、今後の科学技術の発展を期待します。

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    2026年03月02日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    ネタバレ

    月岡美琴
    生まれも育ちも信州松本。信濃大学医学部看護学科を卒業長野県松本市にある梓川病院の看護師。

    島崎
    梓川病院の看護師。救急部師長。新人看護師の指導責任者。

    三島
    梓川病院の副院長であり、内科部長も務める内科医。専門は消化器領域。強面。

    桂正太郎
    梓川病院の研修医。信濃大学出身。

    沢野京子
    梓川病院の看護師。派手な髪の色は師長から注意を受けるたびに黒くなるが、一か月もすればまた別の色に染まっている。

    長坂守
    四十八歳。膵臓癌の患者。

    遠藤
    梓川病院の院長。呼吸器内科が専門なのにベビースモーカー。

    丸山
    外科医。飲み会のたびに平気で看護師を口説く。

    大滝
    梓川病院の主任看護師

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    2026年02月09日
  • 神様のカルテ

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    ネタバレ

    映像化で有名な著者の作品ですが、実は本で読んだことはありませんでした。
    著者のことをTVで拝見する機会があり、とても誠実で優しさに満ちた方だなあと好印象だったので手に取りました。

    医療系って他のジャンルで扱う生死とは違い、フツーの市井の人が死と向き合わなければならないんですよね。
    そこがリアルで重くて避けてきたのですが、どんな人も避けて通れないのが死なんだなあ、と改めて思いました。

    「病むということは孤独なことです。(中略)たとえ病気が治らなくても、生きていることが楽しいと思えることがたくさんあるのだと(先生は)教えてくださいました。」というセリフに涙が・・・
    こんな風に患者さんから感謝さ

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    2026年01月31日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。

    学級委員長の女の子の「〇〇だわ」みたいな喋り方に違和感を感じた。

    第二の迷宮で、オーディブルで本を手早く聴いている自分には、ぎくっとした。
    あと、昔、名作のあらすじ集みたいな本を持っていたけど、あらすじだけ読んでも全然面白くなかったな…というのを思い出した。

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    2026年01月15日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    お正月の空いた時間に読める本はないかな、と本屋さんに探しに行き、目が合った1冊。

    私にはファンタジーで、風刺が効いた作品に感じました。
    言葉を話す猫に導かれる主人公。
    猫は何者なのかな?と思って読んでいたけど、本筋はそこではなかったようです。
    夏川さん自身のあとがきを読んで、オマージュだったのだなあと気づきました。
    心に残ったのは、読んでいて難解すぎる本に出会った時の
    「読んで難しいと感じたら、それは新しいことが書いてあるから難しいんだ。難しい本に出会ったらそれはチャンスだよ」
    という言葉。
    なるほどー、そんな捉え方もあるのか!
    難解な本にはなかなか手が出せないけど、そう感じられる読書体験も

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    2026年01月09日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    父が読んだら。と手渡してきた本。

    読みやすかった。ファンタジーチックで、「モモ」みたいな社会風刺も感じられて。「モモ」は時間を大切にできていない社会に対しての言説だったように感じられるが、この本は「本」を大切にできているかという話だった。

    あー、読み返しできてないな、本棚眺めて満足気になることたまにあるな、と思った。

    ただ沢山読むことが全てじゃない。流行ってるからいいって訳じゃない。言葉ひとつひとつが、自分の語彙となり知識となり。読み返すことを誓った。

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    2026年01月07日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    本の持つ力が主題のファンタジー小説。国語の教科書とかに載せて中高生に読ませたいお話なんだけど、既に本を読むことが好きな人にはちょっと今更感もあるかも。
    でも、読書好きとは言っても、一度読んだ本は二度と読み返さず、次々に本棚の肥やしにしていく人、あらすじだけを読んで読んだ気になっている人なんかは意外といるのかもしれない。

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    2026年01月07日