夏川草介のレビュー一覧

  • 臨床の砦

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    現場のリアルな声がこの本から
    たくさん伝わってきた
    未知なるウィルスとの闘い
    医療現場はここまで過酷だったのかと
    頭を抱えた
    無知のままの私ではなく、
    この本を通して
    "今"知ることができてよかったと思う

    今もまだ消えることのないコロナウィルス
    そしてこれからきっと生まれるであろう
    未知なるウィルスたち

    当たり前に感じてしまいがちな日常に
    改めて感謝をし、
    自分にできることを精一杯
    日々取り組んでいけたらと思う

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    2025年07月07日
  • 始まりの木

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    これの前に読んだのが、物理と数学とそれらの法則から世界のルールを読み解く倫理のお話だったから余計に、日本の民俗学というその土地の風習だったり、自然を感じることや人の心の部分にぐっと惹かれるものがあった。

    “学問”というのは多岐にわたるけれど、後世に残そうとする姿勢や目的意識をもつことの大切を感じた。

    目に見えて答えのあるものだけが真実じゃない。

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    2025年07月06日
  • 始まりの木

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    古い寺や神社が残る地域に住んでいます。
    土地柄漠然と感じていた、先人達が大切にしてきた失ってはいけないものが心に据えられた気がしました。

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    2025年06月29日
  • 臨床の砦

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    コロナとの闘いのリアルな記録的小説。
    やはり中でコロナに向き合っている医療従事者と他者から情報を得ている人との温度差があるな、と感じさせられた。
    また、向き合っている人たちは恐怖すら感じる余裕がないくらい休みなく働いていて我々一般人は感謝しないといけないよね、と痛感させられた。

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    2025年06月28日
  • 臨床の砦

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    医師を主人公とした夏川さんの作品はいくつか読んでいて、いずれにもどうにもならない生命へのやり切れなさ、その中に見出される優しさを想うものが多かった。
    しかしこの作品にはあとがきにもあるように並ならぬ激しさと恐怖を感じた。きっと忘れてしまうから、せめてこの作品を覚えておきたい。

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    2025年06月28日
  • 神様のカルテ3

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    神様のカルテ、シリーズ第三弾。

    地域医療の現場で地域に生きる人々の生を、生き生きと描写している。

    一止の喋りが奥ゆかしい。また一止のまわりのキャラクターがたまらなく魅力的である。細君であるハルの存在がまぶしいほどに輝いている。

    『続けること』難しいけど大事なことだと、胸に突き刺さりました。

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    2025年06月14日
  • 神様のカルテ3

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    1も2も読んでないし、映画も見てないが楽しめた。登場人物がみんな味がある。宮崎あおい変換されたのは映画の番宣とかの影響か?すごいイメージがはまっている。1も2も読んでみたい。

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    2025年06月10日
  • 神様のカルテ 2

    ネタバレ

    にほんむかし話

    時代背景は1990年代でしょうか。
    作家先生が10代の時代?
    懐かしさを感じる情景です
    (すこし表現を強めると、昔話のよう)

    2025年からの50年前は1975年で割と現代ですが
    1990年からの50年前は1940年。
    信州には「冬を越す」という表現がある時代なんですね

    現代は無一文なら生活保護を受ける時代。
    地元に住めなくなったなら、引越してコンビニバイトすれば良い時代。

    社会に感謝して働きます。

    #タメになる #泣ける

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    2025年05月21日
  • 始まりの木

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    短編が数本ある小説
    第二話の七色がいい感じでした。
    読み進めていくと、えって‼️
    色彩の表現が素敵でその場で見てる気がしました。

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    2025年05月12日
  • 新章 神様のカルテ

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    大学病院で働く栗原一止。

    研修医の頑張りを、『ひとりひとりの患者に全力で対応するという彼の態度は基本的には間違ってはいない。間違っていないことが、しかし通用しない世界というものが確かにある』と評させる世界。

    働く場所は変わっても、人間の根本は変わらず医師として働く栗原先生でよかった。

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    2025年03月08日
  • 新章 神様のカルテ

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    ネタバレ

    本庄病院から大学病院に移動した主人公イチト。娘の小春も生まれている。患者第一の精神はそのまま、膵癌の母親との涙を誘うシーンもあった。亡くなった後の事は詳しく触れていないのが残念だった。御嶽荘の住人は相変わらず濃い面々。難しい漢字が多く使われて読みづらさもある。

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    2025年02月16日
  • 城砦〈上〉

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    2025.1 内容はシンプルな書き方で一つ一つのイベントが淡々と、深堀もされずに進んでいく感じ。なんかあっさりした小説だなぁ、と読み終えましたが巻末の訳者あとがきを読んでなるほど、と納得しました。そう思うと意味のある小説ですね。

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    2025年01月28日
  • 新章 神様のカルテ

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    有名な海外医療ドラマのERでも描写されているのと同じく、研修医や大学院生医師の勤務スケジュールや収入は本当に厳しいのですね。
    それに耐えながら人を救う姿勢に敬意を払うものの、そんな状態の医師に診断されることに不安を感じます。
    医療業界全体の所得格差の是正に行政が本気で取り組んで欲しいものです。
    そんなことはさておき、魅力的な登場人物によるユニークで人情ある物語はとても面白いです。

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    2024年12月13日
  • 本を守ろうとする猫の話

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読書好き必読書⁉︎

    本や読書、小説がテーマになっているストーリーが読みたい人にお勧めです。
    読書初心者の方にもお勧めです。
    読書の向き合い方、本に対しての思いを、改めて考えさせられます。
    主人公の青年林太郎の祖父が言っていた「本を読むことは、山に登ることと似ている」という言葉が、読書に時間と手間をかける理由だなと、しっくりしました。

    #深い #共感する #感動する

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    2024年11月12日
  • 神様のカルテ0

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    ネタバレ

    ○有明
    学生時代のいちゃついている話はあんまり興味がなかった笑
    あの2人(3人か)がどう再生していく方が興味があったなとそう感じた。学生時代に進藤たちのような王道を行けなかった僻みなのかもしれないが。

    ○彼岸過ぎまで
    熱い話だった。どうして研修医が来るようになったのか、そしてその最初の研修医が一止。金山さんは金山さんでコンピューターのように思えるが熱くてプライドがある人だったことがわかった。病院はやはり各々の分野でのプロフェッショナルが集まる場所なんだと思った。

    ○神様のカルテ
    章題を読んだ時に読み違えかと思った。本の題名がまさか短編集に入っているとは思わなかったから。後書き読んで映画との違いを伝えたかったとわかって映画もみなおしたくなった。
    最近思う、「医療の根源は救命なのか」という問いに対して自分なりに答えを出すことのきっかけになった章だった。
    人は死ぬ。私は神様のカルテの中で自分らしく生きることができる時間を延ばすのが医療だと思った。

    ○冬山記
    山にはほとんど行ったことがないのですが、みるだけでいいなと再認識した章だった笑

    新章楽しみに読む。

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    2024年10月30日
  • 城砦〈下〉

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    ネタバレ

    翻訳者・夏川草介さんの熱い解説文が良い。
    普段の小説のやわらかな空気感とは違い、鋭く力強い言葉で原著を分析・解説していて、原著の描かれた背景のみならず今回夏川さんが翻訳書を出す意義までわかり胸が熱くなった。
    この夏川さんの使命感のようなものは、この本の中で主人公アンドルーが持っていた医師としての使命感に通づる。

    「本書を読めば、我々と異なる時代、異なる環境で、我々と同じように悩みながら、懸命に生き抜いた人間がいたことが力強く伝わってくる。どれほど社会が変わっても、人間が何に悩み、何に立ち向かおうとしたかは変わらない。そのことがはっきり理解できるのである。」(解説より)



    クリスティンとの溝がどんどん深まってしまう期間は切なくて切なくて読むのが辛かった。
    クリスティンは本当に苦しかったろうによくクリスティンは離れずにいたなと、女性目線で読んでしまった。


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    2024年10月27日
  • 城砦〈上〉

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    夏川草介さんの翻訳がいい。
    そして熱い後書きもいい。

    もちろん、夏川さんがそれだけ熱くなる原作もよい。
    ひとりの若い医者が医療への情熱をかけた生き様を描く。職業人としてのかっこいい姿ではなく、もっと生々しい生き方。

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    2024年09月28日
  • 始まりの木

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    お医者さんが書いてるとはびっくりしました。
    自然を表現する文章が綺麗で、一緒に旅をしたようでした。
    また文化学部で学生時代は哲学や宗教を学んでおりましたので興味をそそられる箇所がいくつかあり楽しかったです。

    私自身は神や仏など超自然的なものは一切信じておりませんが、心の拠り所としてなかなか必要であるとは思います。

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    2024年09月06日
  • 神様のカルテ0

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    神様のカルテシリーズの前日譚となる短編集。特にタイトルの由来がわかる「神様のカルテ」はグッときて涙腺がゆるみました。「冬山記」でのハルさんはカッコよくて素敵でした。その他のお話もシリーズを読んでいるものにとってはどれもよかったです。

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    2024年07月13日
  • 新章 神様のカルテ

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    今の所、この作品が「神様のカルテ」シリーズの最後となっている。

    シリーズを通じて、もうすっかり物語の中に入り浸っており、登場人物達と共に歩みを進めるのはとても心地が良かった。本作で、舞台が市中の基幹病院から大学病院へ変わっても、登場人物達の性格が変わるわけではない。やはりいい人しか出てこない。

    大学病院を舞台とした医療小説は数あれど、その特殊性の核心を突きながらも爽やかなストーリーで描いている小説は少ないのではないだろうか。

    まあ、大学病院に行ったことすらなく、他の医療小説やドラマから伺い知っているだけなので極めて私的な感想にすぎないけれど。

    シリーズを通して、信州の大自然の清涼な空気と人間を見る目の温かさを常に感じさせてくれました。そして、人の生死を扱うストーリーなのに清々しい。

    そういえば、表紙のイラストもとても良い雰囲気を醸し出していました。「カスヤナガト」さんというイラストレーターの作品。これも良かった。主人公達のイメージにピッタリ。

    「神カル」のストーリーがこの作品で途切れてしまう?のはとても寂しい。登場人物達が周りの環境に左右されず、ブレずに清々しいストーリーを紡いでくれていた。この「神カル」の世界から離れるのはとても寂しいが、、、

    続編が出て欲しいような、今の読後感をズーッと引きずっていたいような、複雑な感覚です。

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    2024年02月04日