夏川草介のレビュー一覧

  • エピクロスの処方箋

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    心が洗われるようだった。

    前作同様、みんながそこで息をしている。
    感動して涙が出る、という感じではなくて
    その人たちの人生に、死に触れたような気がして自然に涙が溢れていた。

    『寅重さんが、うまそうにカツ丼を食べている姿を見てみたい。』
    医師としてではなく、人対人として出た言葉なんだも思う。

    出来るならば、また、マチ先生の日常に触れさせてほしい。

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    2026年02月09日
  • エピクロスの処方箋

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    はぁ~やっぱりいいなぁ、
    この爽やかな空気感。
    マチ先生を取り巻く人間関係や、
    マチ先生の哲学も胸にグッとくる。

    ただ爽やかだけでなく、作中では今日本が抱えている医療問題についての著者の気持ちや言いたい事が切実に書かれていて、やるせない気持ちにもなるのだけど...。

    しかし!前作も今作も私はとても好きな作品です。
    今回も本屋大賞2026のノミネート作品に選ばれ嬉しい。
    (映画化はまだかな?)

    花垣はやっぱり、鈴木亮平さんはんだよな~。
    マチ先生は、未だに決めかねてます~。

    本屋大賞2026年個人的ランキング
    現在1位

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    2026年02月09日
  • スピノザの診察室

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    登場人物が、全員魅力的。
    京都の風景や四季の移ろいが、細かく描写されているところも大きな魅力の一つ。
    哲学をもっと学びたくなる。
    深い哀しみを知ると、人は強くなる。
    こんな温かい医療現場があればいいな。

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    2026年02月08日
  • エピクロスの処方箋

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    とても良かった。さくさく読めて、いい言葉もたくさん。医療ものでこんなにすーと入ってくるのは私にしてはめずらしい。優しく穏やかな気持ちになれる

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    2026年02月07日
  • スピノザの診察室

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    人の幸せとはなにか、京都の小さい病院で働く内科医が患者の病気や死を通して考えを深め、哲学的に考えさせられる小説だった。
    この作者の作品は初めて読んだが、過去に映像化もしていて有名な作品も読んでみたい。
    また、京都のお菓子がたくさん出てきて、知らないお菓子もあったので、ぜひ食べてみたいと思った。

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    2026年02月05日
  • エピクロスの処方箋

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    スピノザの診療室、続編。この本から読んでもわかるような書き方にはなってますが、最初から読んだ方がより楽しめます。スピノザの方は、主人公の雄町哲郎が、病気で亡くなった妹の息子である小学4年生の龍之介を引き取るために、大学病院の医局長を辞めて地域医療を行う小さな病院で働く様があまりにも聖人すぎて、ちょっと嘘くさいと思ってしまったのですが、もうそこを受け入れ切ったこの本は素直に良かったです。医療は人を救わない。嘘のようだけど、確かに治ることが救いなのだったら、治らない人は救われないのか?そもそも、全員がもれなく死ぬのに!
    死を間際に控えた哲郎の多くの患者から、私もいろいろな学びを追体験させていただき

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    2026年02月05日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    児童文学だけど大人が読んでもちょっと深くて良いかも。
    高校生の時に読んだけど、「この本との向き合い方ってどうなんだろ?」って思ってた質問に答えを出してくれる本でした

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    2026年02月04日
  • スピノザの診察室

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    とても魅力的な医師雄町哲郎。こんな医師にかかりたい。
    登場人物が生き生きと書き分けられているが、筆者の静かな筆致で騒がしくない。京都という舞台もよく似合っている。

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    2026年02月04日
  • エピクロスの処方箋

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    やっぱり今回も期待に応えてくれた心地の良い作品だった。

    前回はスピノザの哲学だったけど、今回は快楽主義の提唱者のエピクロス。

    希望というものは急にでてきて消えるものではなく、私たちが気付けるかどうか。
    特に視野が狭まりがちな時に再度思い出したいフレーズが増えた。

    それから夏川さんのすごいところは、きちんと医療シーンもあるけど読みづらいなと読者に思わせないところだと思う。
    また新作が出るのを楽しみに頑張ろうと思う。

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    2026年02月03日
  • スピノザの診察室

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    マチ先生は医師と患者の間に「神」を見たのかな。エチカでいう汎神論のように。スピノザの思想ってどこか東洋哲学に感じる。

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    2026年02月03日
  • エピクロスの処方箋

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    ネタバレ

    スピノザの診察室の続編ついに!!
    待ってました~♡ 「マチ先生」再来。
    10ページくらい読み進めた段階で、★5確定でしたw←早すぎ
    京都の雰囲気+医学+人+京都和菓子
    京都が美しい。お菓子が美味しそう。マチ先生の医療に対する哲学。
    龍之介(甥っ子)の健気な思いやり、賢さ。
    周囲の先生たちの、マチ先生に対する信頼や愛情。
    もちろん、マチ先生の患者さんに対する、深い深い思いやり。
    どれをとっても、ぐっと来ますねぇ。。
    続編絶対にあるよね・・南先生との今後も気になるところ。

    --------------------個人的トピック
    2月になりましたね。そろそろピアノ・レッスンを本格的に考えないといけ

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    2026年02月03日
  • 神様のカルテ

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    「学問をするのに必要なのは、気概であって学歴ではない。」

    これがこの小説に通底するメッセージではないかと思う。高度医療だけでは救えない命があるし、看取れない命がある。大きな歯車だけではカラクリは精緻に動かない。小さな歯車と大きな歯車がうまく組み合ってこそのカラクリだろうし、社会もそうあるべきなのだろう。この小説には決して大きな歯車ではないが魅力的な人たちがたくさん登場する。主人公の一止先生も大学病院で高度医療を極めることより街場の医者として患者と向き合う道を選ぶ。どちらが優れてるとかどちらが良いということではないけれど、私自身も目の前の患者さんと真摯に向き合うような生き方をしたいと思う。

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    2026年02月02日
  • エピクロスの処方箋

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    今回もとても感動的で、医師の弛まぬ努力と崇高な哲学を知り、こんな医師やチームに診てもらいたいと心から思った。
    そして、最近のサラリーマン医師が増えていくのは、時代の流れで致し方ないと思いつつ
    それでも大変な勉強をして、努力して医師になる人たちが過酷な労働状況でいることも不条理だなと思う。
    素晴らしい大人に囲まれて育っている甥っ子の将来もとても楽しみ。
    次が出るのを心待ちにしてる。

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    2026年02月01日
  • 新章 神様のカルテ

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    栗原家に新しい仲間小春ちゃんの登場✨✨
    こども病院に通いつつも、経過は良さそうで、ホッとしつつ、物語の癒しの存在。
    29歳の膵癌患者さんに7歳の娘さんがいて、ホントに切ない。
    どうして膵癌に私がなったのか教えて欲しいという言葉、忘れられない。

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    2026年02月01日
  • エピクロスの処方箋

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    医療小説となれば人の死を扱う
    そのよう描写はこの小説にもある
    もちろん人の死が悲しくないわけがない

    しかし、その悲しさと同じくらい、いやもしかするとそれ以上に温かさを感じる一冊かもしれない

    なぜか?

    それは間違いなくマチ先生の存在だろう
    マチ先生の持つ穏やかな空気、そこから生み出される言葉、そして哲学
    それらが悲しくなるはずの心に温かさをあたえてくれているのだろう


    本当に良い一冊に出逢えたときレビューで多くを語らない
    それが、1Q84O1の哲学である

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    2026年02月01日
  • スピノザの診察室

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    本屋大賞にノミネートされた時から気になってたんだけど、映画化と続編(エピクロスの処方箋)を知って読まなければ!と使命感に駆られて読み始めた作品。気づけば一気読み!

    病気を抱えながらの幸せとはなんなのか。
    この答えは人それぞれ違うし、正解なんてないんだなってことを改めて感じた。
    こう聞くと重く感じるかもしれないけど、読んでて心が温かくなったし、何回か泣いてしまった。
    (個人的に第二話のマチ先生と南先生のところが好き)

    マチ先生の人柄が素敵だし、周りの先生方との関係性も良すぎた〜◎

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    2026年01月31日
  • エピクロスの処方箋

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    思慮深くて、穏やかで、人に優しく、人生を正しく生きてる。知識も豊富で人として尊敬できる。そんな主人公が好きだからこの本が面白いんだと思う。

    哲郎先生の哲学、芯のある考え方。それでいてひとのかんがえを受け入れる寛容さ。
    時に判断に迷う人間らしさ。
    患者に向き合う優しさ。全てが素晴らしい感動。

    生と死は表と裏じゃない。第3の道がらある。


    難しい手術、1人の患者に向き合う熱い思い。思想や立場は違えど、医者としての想いは同じという心が熱くなる。


    人を救うのは医者でも、薬でもない。人なんだ。


    全ての登場人物に熱い思いと優しさがある。心が熱くもなるし、優しくもなるいい作品。

    前作のスピノ

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    2026年01月31日
  • エピクロスの処方箋

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    またマチ先生に会えたことがうれしい。
    早く読み進めたい気持ちと読み終わるのがもったいない気持ちがせめぎ合う。
    すべてを通して、とても温かな穏やかな時間というか、空間にいるよう。
    マチ先生のいる現場は死を目前にした看取りの場なので、そんな悠長なものではないのだろうが…。
    マチ先生の哲学的な生き方、生き様に共感、共鳴、憧れ、尊敬めいたいろいろな感情が湧きおこる。
    まだまだマチ先生の物語を読みたい。甥も成長していて、彼の成長も見守りたい。
    映画化決定、ということらしいが、誰がマチ先生を演じるんだろう。

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    2026年01月31日
  • 神様のカルテ2

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    人を救うために自分の命を削って働くドクターたち

    それでも鋭利な刃で切られるかのような心許ない言葉を浴びせられる

    自分の命のみならず家族までを犠牲にして

    本当に何のために自分は生きているのだろうと

    でもドクターは生きている人たちの命を救うと同時にその死に様にもしっかり責任を持って向き合っているのだ

    最後には夜空に輝く満点の星空が一人一人の人の命の輝きに見えてくる

    ドクターである前に皆んな一人の人間であるのだと

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    2026年01月31日
  • エピクロスの処方箋

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    今回は、結構重かった。けど。希望がないわけではない。
    どちらかというと死生観の話。マチ先生が哲学的思想の持ち主だから当然か。
    たいそうなお医者様には会ったことがないが、身を粉にして働いている先生はきっとたくさにるんだろう。
    最近お医者タワーがどんどんできて、開業医が増えているんだろうな、と思う。
    けど、そういうところでは日常のちょっとしたことしか診てもらえなくて、重症な人は大きな病院に行く。のだから、小さな病気で大学病院などに行かなくて済むのはいいかもしれないけど、大きな病院の先生はどんどん減ってしまうのではないだろうか。それこそ、たいそうな志がないとやれない、と思う。

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    2026年01月29日