夏川草介のレビュー一覧

  • 神様のカルテ2

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    一止の医学部時代の同期進藤辰也が東京の病院から赴任してくるけど夜間に連絡が取れなかったり意外と不評で、、、。

    悲しいお別れもある今作。
    夢中で読み進めました。
    物語の舞台である松本に行きたくなる。

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    2026年05月11日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

    3作品目も非常に面白かった。
    物語の中には結局温かみのある良い人たちが多く登場するので、毎回読み終わった後の満足感が大きい。

    島内さんの話の、
    「生きる努力をしてみてもよいのではありませんか?」
    という場面のやり取りが特に印象に残った。相手を思うからこそ生きる道を選ぶべきだという考え方には重みがあり、栗原先生が言うからこそより響く言葉なのだと思った。

    また、男爵の
    「生きるってことは、学歴とか肩書きとかを掻き集めていくことじゃない。今自分にできることを、少しずつ積み上げていくことだ」
    という言葉も心に残った。日々の積み重ねが大切で、誰が見ていようと見ていまいと、自分にできることを地道に続け

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    2026年05月11日
  • エピクロスの処方箋

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    前作を読んだだけでは理解しきれなかったマチ先生の哲学により深く触れることができた。マチ先生の哲学はすでに完成しているものと捉えてしまっていたけれど、実際には医療の現場で日々患者と対峙し逡巡しながら、自身の内側と向き合い続けている。哲学とは考え続けることなのだな、と改めてわかった気がする。
    幸福と快楽の違いや、哲学者エピクロスが説く精神の安定を本質とした快楽と世の中に浸透している快楽の違い。本作を読みかじっただけで理解するにはあまりに難解である。ただし思うことは、欲に塗れた卑劣な「快楽」に走って本質を見失わないように、そして、マチ先生の理論に置き換えるならば、「雑多な物事とともに我々の足元に埋も

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    2026年08月23日
  • 命の砦

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    コロナ禍の医療現場を垣間見れて良かったです。フィクションだけど、作者が実際に医者なだけにリアリティがありすぎて、きっとこんな修羅場だったのだろうと推測できます。本当に感謝しかない。目の前の人を助けたい、そんな人としての当たり前の感覚を医者では無い私も持ち続けたいと思いました。ひとまず、医者を目指す息子に一読を勧めました。

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    2026年04月30日
  • 神様のカルテ2

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    文句なし。第一作で感じた微かな違和感が無くなった。慣れたからなのだろうか。
    新しく登場した主人公の同級生の秘密は、予想の範囲、でも読ませる。
    古狐の話は意表をつく。新人があればいなくなる人もいると言うことか。
    ハル、いいな。

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    2026年04月29日
  • 新章 神様のカルテ

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    神様のカルテ、第五作目。
    どんどんストーリーが面白くなっていく。
    一止と榛名夫婦の仲睦まじいやり取りも、冷徹だが芯のある「パン屋」御家老、利休、番長等等新しいブランド人物も個性的で魅力的。
    早く次作が読みたい。

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    2026年04月29日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    根拠がなくても希望はよみがえる

    このシリーズは3部作になるみたいだから
    少し不完全な感じも
    自分の中で回収できれば良いなと思う

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    2026年04月26日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    実は、夏川草介さんの大ヒットした『神様のカルテ』シリーズや『スピノザの診察室』『エピクロスの処方箋』はまだ読んだことがなくて。家族の本棚にあった本作を拝借して手に取ってみました。

    家族などの身近な高齢者を見送った直後であれば、読むのは辛かっただろうなと思うけれど、比較的時間が経った今であれば、地方の医療現場の現状も、そこで働く医師や看護師たちの思いも、そして何より患者やその家族の「死」というものとの向き合い方も、比較的冷静に、我がことにも置き換えて考えながら、読み進めることができました。

    延命措置にまつわる「根が切れてしまっている花」と「根は切れていない花」のエピソードはとても感慨深く、こ

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    2026年04月25日
  • 神様のカルテ

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    医療を舞台にした小説は初めて。現場で働いていたことがあるので、物語に入り込めなそうで避けていたけど、そんなことすぐ後悔してしまう物語だった。

    生死に関わる緊張感のある医療現場で、悩み葛藤しながらも真摯に患者に向き合う姿、個性的で魅力的な登場人物たちのやりとり、それに加えて文体の美しさと優しさが読んでいてずっと心地よかった。

    現役の医師で、こんな心温まる物語を描ける夏川先生の虜になりました。

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    2026年04月25日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    ななみちゃんが、しっかり相手に向き合ってまっすぐに言葉を発しているところがとても好きです。
    自分も色々忙しくて大事なことを見失うこともあるけど、そういうときこそ本を読んで自分をしっかり持とうと思いました。

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    2026年04月12日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    夏川さんの「本を守ろうとする猫の話」の続編。
    このシリーズはファンタジーの中に数々のメタファーを散りばめて語られていく。
    あらゆる年代にとって読んでほしい、そして年代によって感じ方が異なるであろう作品であるところがふしぎ。
    可能性に満ち溢れている反面苛烈な競争にさらされ始める青少年、「未熟な故の純粋無垢さ」を忘れてしまった大人、それぞれにとって大きな意味のあるメッセージを感じてもらえれば幸いです。

    (でも、世界を混沌たらしめている「揺るぎない利己性をもつ」マジョリティに、本を読む人がマイノリティな現状に、このメッセージをどう届けていくべきだろうな…)

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    2026年04月04日
  • 命の砦

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    現役の医師でありながらどのように執筆の時間を作っているのだろうか

    世の中に日常が戻ってきたことに改めて感謝したい

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    2026年03月27日
  • 神様のカルテ2

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    積み重なる澱は、誰が気づくであろう。気づかないことが悪ではなく、気が付いた時からが勝負。命のやりとりは難しい。だから、懸命になるのであろう。そんな気持ちが強まる作品。

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    2026年03月24日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    現代人に向けた寓話(≓おとぎ話)のような作品だった。

    若干ファンタジー寄りだけど、現代の問題を突き付けてくる鋭い切れ味だった。

    「他人を蹴落としてでも、自分の成功を求める人たち」
    これは一つの手段として、決して悪ではない。そういう存在が登場する。
    ただそのやり方が是か非かは、人によって考えが違うと思う。

    この作品は幅広い年代に問題を投げかける非常によい作品。
    おそらく読む世代や考え方によっても受け取り方が変わってくると思う。

    そして前作よりも古典作品のクロスオーバーが強化されている。
    作中に登場した作品を読んでいれば、展開をもっと楽しめると思う。
    あっ、このセリフは...!とか、この人

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    2026年03月22日
  • 神様のカルテ0

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    今までのシリーズを読んでから、今回の0を読んだので、そういう事だったんだー等々人間関係を辿っていくのも楽しかったです。

    研修医の頃から栗原一止は栗原一止だったんだなと、しっかりと患者と向き合ってしっかりと患者の話を聞いて、何が最善かを考える。
    神様のカルテシリーズを読むと私も初心を忘れずに相手のカルテの中で何が出来るか考えていかなければという気持ちになります。

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    2026年03月21日
  • 神様のカルテ3

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    迷わない人はいない。だからこそ、存分に迷い、その都度立ち止まり、進むしかない。どの道もどこを通っても、自分が自分であることに変わりはない。そんな気持ちを奮い立たせてくれる作品。

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    2026年03月19日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    多くの社会的な方々が目を背けているのが本当に気づいていないのか、そんな事実に真正面から取組んでいる作品

    P119競走に参加することを拒んだ者たちまで、無条件で敗者にしてしまう凄まじい強制力
    P180欲望をコントロールし、欲望から自由であることこそが、真の自由だと定義された時代もあった

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    2026年03月15日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    「本と猫」シリーズの2作目
    1作目と同じように、話の中に引き込まれて読み終わった後に、今について考えさせられる話だった。
    自由とは?
    今の人たちが自分のことで精一杯になってしまって正当化したいから、「自分らしく」を盾にしているんだろうか、作者の考えがしっかりと言葉にされていて、有無をいわせない説得力があるように感じた。
    3部作とのことなので、3作目も読みたい

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    2026年03月11日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    正しい治療などというものは世の中に存在しません。正義は常に主観と偏見の産物なのですから。
    ↑好き。私は80歳ぐらいで1週間前まで元気だったのにみるみる元気がなくなって亡くなるパワフルおばあちゃんになりたいです。

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    2026年02月28日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    研修医と看護師のやりとりの爽やかさもあり、高齢者への医療について様々な問題もあり、そして安曇野の素敵な風景や美しい花が咲いている場面もあり、盛り沢山で感情があちこち行って忙しくはありましたが、とても面白く読めました。
    続編にも期待大です。

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    2026年02月24日