夏川草介のレビュー一覧

  • エピクロスの処方箋

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    心が温まる本。
    こんな先生に出会いたい(病気になったら)
    医療用語が多いが、それ以上に、心を揺さぶられるマチ先生の言葉に、震える。
    所々に泣きました。ポロリ な感じに。
    ゆっくりと丁寧な本でした。

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    2026年05月25日
  • エピクロスの処方箋

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    『人を治す事だけが医療ではない』
    人は必ず終わりの時が来る
    治らない病を抱えた人の最後をいかに穏やかに過ごせるよう考える事も大事な診療だと痛感

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    2026年05月24日
  • エピクロスの処方箋

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    ここ最近読んだシリーズものの中ではホントに面白くて一気読みしてしまった1冊でした。電車で読んでた時に何度も目頭が熱くなってヤバかった〜(笑)

    これまで個人的に意識して感じた事はないんだけど、作者の夏川さんの単語のチョイスが絶妙におしゃれで文章にこだわりを感じました。

    『折柄の曇天で辺りは薄暗く、端正に刈り込まれた躑躅や五葉松の起伏が、借景の東山と和してあい然たる空気がある』

    いやこのセンス!あい然って漢字難しい字で変換にすら出てこなかった

    なのに読みやすくて、キャラクターが皆しっかりしていて、何よりドラマが面白くて、哲学的で、読んでない人には是非読んでほしい作品です。

    一応これは2

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    2026年05月24日
  • エピクロスの処方箋

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    「幸福」「快楽」「死」「生きざま」について、改めて考える機会を与えてくれる小説。でありながら、堅苦しさはなく、暖かい気持ちにさせてくれる。登場人物の魅力や、京都の甘味情報がアクセントとなって、どんどん読み進める事ができる。このシリーズが続いてくれる事を願わずにはいられない。

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    2026年05月24日
  • スピノザの診察室

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    大学病院を辞めて街の医院の勤務医となった消化器内科のマチ先生こと雄町哲郎は、「一流の科学者でありながらも、哲学者としても凡庸でない」という、卓越した内視鏡術を持ちながらも人の命にしっかりと向き合う医師。看取りや生活保護者への医療など、描くテーマは重いが、飄々としながらも、しなやかに強く、本質をつくようなマチ先生の言葉にハッとさせられることが多かった。大の甘党のマチ先生オススメの京都の和菓子がとても美味しそうで、京都に旅に行きたくなった。陽射しの暖かなカフェでゆっくりと読みたい一冊。

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    2026年05月24日
  • エピクロスの処方箋

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    ネタバレ

    胃瘻の問題点や医者の多忙さの話など、医療の現場を垣間見ることのできる貴重な一冊だと感じた。
    スピノザの医務室から描かれていた西島先生との対立が、患者を治すという協力関係に変わり、難しい手術を成功させるストーリーは心躍るもので楽しかった。
    南先生との恋話もあり、スピノザで蓄えていたエネルギーを弾けさせた面白さを感じた。

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    2026年05月24日
  • スピノザの診察室

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    マチ先生の静謐でありながら温かみのある人柄に、京都の空気感が漂う感じも良く、すいすい読める作品だった。続編も楽しみ。

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    2026年05月24日
  • スピノザの診察室

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    医療小説はあまり読まないのだが、このシリーズを読みたいと思って第1作のこの作品を読んだ。
    通勤時間に電車の中で読んだのだが、思わず涙が出てしまった。60過ぎの爺さんを泣かせるほど、文章も上手く、地域医療従事者として、医者と哲学者の二刀流のような雄町先生は凄いとしか言いようがない。また、周りの人達もその先生に影響のためか、実にいい味を出している。早速次作を読んでみたい。

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    2026年05月23日
  • スピノザの診察室

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    主人公がとても魅力的、小さな病院で命と向き合う中でも最先端の技術と知識を持っている、憧れずにはいられない

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    2026年05月22日
  • エピクロスの処方箋

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    前作に引き続き、とても穏やかで豊かな読書時間となりました。

    立場によってそれぞれの考えがあるけれど
    マチ先生の言葉がとても染み入ります。

    「我々の目的は肝臓を守ることじゃない。患者を守ることだ」
    「本当に大切なのは、目の前にいる人が今を笑顔で過ごせるということ」

    それは医者としての考えを超えて
    人としての在り方に迫ってきます。

    看取りのシーンでは
    華道家元の場面が、
    京都ならではの美しい光景と共に、
    京都人ならではの強さを感じました。

    続編ありそうですね。
    楽しみ〜。

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    2026年05月23日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    これまでとは異なり研修医と3年目の看護師の目線で描かれた作品
    ただ正解のない医療と向き合い奮闘している姿はとても読んでいて勇気をもらえる
    作品の中で神様のカルテの世界線と絡めてくるのもファン心をくすぐられました

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    2026年05月21日
  • 神様のカルテ2

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    ネタバレ

    良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である。24時間365日診療できる病院を維持することを忠実に守りながら、家庭を犠牲にする古狐先生。小さい子供の世話をしながら、医師としての仕事を悪評を浴びながら続ける進藤先生。いずれも医師であり、人間である二面性のバランスをどうとるか、が大きなテーマとなっている本作。非常に悲しい結末ではあるが、医療現場の苛烈さを痛烈に描写したメッセージ性の高い小説だと思う。1人の人間が亡くなるということは、そこに紐づく絆が途絶えること。のような文言があったが、そんな絆を1つでも増やし、後世に繋げられるような人生にしたいと思った。

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    2026年05月21日
  • エピクロスの処方箋

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    「スピノザの診察室」といい、「エピクロスの処方箋」といい、マチ先生には、やられっぱなしでした。
    訪問介護の現場で働いている身としては、心に響くことばかり。
    素敵な本です。

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    2026年05月20日
  • エピクロスの処方箋

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    今年一番の素晴らしい本でした。
    小説よりも哲学書に近いような気付きを与えてくれる本でした。以前従兄弟が癌で亡くなる前に、その子供はバスケの試合に行っていて死に目には会えませんでした。その事を親戚は非難していました。この小説の中で同じようなことが書かれていて、普段通りすることが患者も喜ぶという言葉にはっとさせられました。そのときその時を一生懸命生きることが大切だと思いました。

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    2026年05月20日
  • エピクロスの処方箋

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    ネタバレ

    前作のスピノザの診察室に続き、とても考えさせられた。死と向き合う考え方やケア的な関わりについて、マチ先生の言葉や仕事ぶりから学ぶことが多かった。

    また、物語としても医療現場の政治的な構造や研究と臨床の二面生、人手不足や世代間の価値観の違いなどにも踏み込んだ内容だったと感じた。

    特に印象的だったのは、まち先生が研修医である南先生に話した言葉である。

    「誰かの努力によって変えられるほど世界は脆弱ではないんだ。だけどその理不尽で強固な世界の中でも我々にできることはたくさんある。降り続く雨を止めることはできないが、傘をさすことはできる。暗くて危険な夜道に灯を灯すこともできる。私が目指しているのは

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    2026年05月20日
  • エピクロスの処方箋

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    すごく良かった。どの言葉もどの場面も味わい深くて含蓄があるのに、穏やかで微笑ましくて、すごく大切な本を読んでいるような気持ちになった。マチ先生、花垣准教授のほか、描かれている人々がみんなそれぞれに魅力的で、真摯に医療に向き合っていて、心から応援したくなった。たくさんの方に読んでもらえるといいなと思える小説だった。エピクロスが主張する快楽の本質は、何よりも『精神の安定』のことだそうだ。マチ先生は言う。「薬と一緒に、安心感も処方できればいいんですが」と。心が不安定になったときには、またこの本を開こうと思う。

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    2026年05月20日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

    今回は東西主任をいっそう好きになり、小幡先生の哲学に刺激を受け、イチとハルを尊くそして誇らしく思う回であった。

    「あの、いつでも端然とかまえてゆるがぬ東西の態度の根底には、十年前の思い出が今も確かに息づいているのである。」
    冷静で強くて、指導力も周りを見る力もあって。軽口も叩けておちゃめな部分もあって。1からずっと私をクスッとさせてくれたそんな東西主任の、軸となる部分をここで知ることができて良かった。私はハルにも憧れるし、東西主任のような女性になりたいなとも思う。

    「私は目を閉じ、束の間、その流れ込んでくる日常の旋律に身をゆだねた。」
    「まるで打ち上げた花火の轟音が、光に一瞬遅れてから届く

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    2026年05月20日
  • スピノザの診察室

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    初めて医療本を読みました。今迄気持ちの整理が付かず、怖くて勇気が無かったです。しかし、真摯な、丁寧な、心が休まる文章に吸い込まれました。
    入院するのであれば原田病院へそして安心して全てを任せられる雄町哲郎先生に見てもらいます!舞台京都の情景が鮮明に広がります。次はどこの町?、どこの甘味処?そこそこ良い所!そこ美味しかった!つい突っ込みながら愛読してました。

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    2026年05月20日
  • エピクロスの処方箋

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    何度も涙が込み上げて空を見上げた。
    意思の疎通ができなくなった患者に語りかけること、それが患者の家族の孤独を癒すこと。
    医療は人を癒せない、人を癒すのは人なんだと。
    自分はどんな風に老いて死んでいくのだろう。それまでどんなふうに生きて誰かと関わっていけるのだろう。

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    2026年05月18日
  • スピノザの診察室

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    夏川先生らしい小説…!
    神様のカルテを読んでる時のような軽やかさがあってスラスラ読めちゃいます。

    自分自身、医学部を志す身ですが、医療における考え方が大きく変わりました。
    人が穏やかな最期を迎えられるよう力を尽くすのも医師の仕事なんですね。改めて再認識させられました。

    やはり、実際の臨床で働かれている方の作品はリアリティがかなり強かったです。

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    2026年05月17日