夏川草介のレビュー一覧

  • スピノザの診察室

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    医療ものに在りがちな派手な展開などは一切ない。
    登場人物の人柄が良く滲みてていて魅力的、かつ心地良い。
    淡々と物語が進むだけなのに、続きが気になり読み進めてしまう。
    夏川さんの文にはそんな魅力が詰まっている。
    さて、エピクロスを読もうっと。

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    2026年10月08日
  • 神様のカルテ

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    2番目に読み返してる本。小5か6のときに読んで、医師を志すきっかけになった本。草枕を読んでみたこともあったけど、最初の2ページぐらいで諦めた。

    栗原一止、栗原榛名、東西直美、砂山次郎、進藤辰也、小幡奈美、安曇さん、、、登場人物みんなが本当に魅力的。それぞれいろんな考えを持っていて、考え方の違いからぶつかることはあっても、根はみんなとても優しい。それぞれがそれぞれの正義で生きているところがすごく好き。一止もそんな人たちに揉まれながら、良い医者とはなにかを考え、貫く芯のある人。
    読む度に医師という仕事に惹かれる。なんでみんな医師を志さずにこれを読めるのか不思議。これ読んで医師になりたいと思わない人っているの??笑
    東西がめちゃくちゃ好き。(医師じゃないんかい)
    ハルも好き。みんな好き。

    赤毛のアンもそうだけど、小学生の時に読んでた本だけど今読んでも感動するし、むしろ読めば読むほど好きになる。小学生のときにこの本に出会えていてよかった!

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    2026年10月08日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    前作がとても面白ろく、続編が出版されてたので購入しました。
    期待以上に面白ろく、すぐに読んでしまいました。
    前作の主人公も出てくるので、前作を読んで読んだ方がいいと思います。

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    2026年10月06日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    本を守ろうとする猫?って事で自分は猫が大好きなので、猫の話しならっと思い購入し、猫の話しでもあるけど、本の話しで、読書にハマるきっかけになった一冊です。
    主人公の本に対する思い、素晴らしいし、続編も出版されてるのでまた、購入します。

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    2026年10月06日
  • 神様のカルテ

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    一止さんのような医者になりたいな
    なんとなく総合診療医に興味があるんだよね
    一止さんみたいに患者のことを、患者のこれからの人生のことを考えられるような医者になりたいな
    たとえ患者さんの余命が残り少なくても充実して過ごせるように考えたいね
    急ぎすぎていつの日か大切なことを見逃してしまって後悔するような人生は嫌だな

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    2026年10月04日
  • スピノザの診察室

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    出てくる病院スタッフがどの人も本当に粋でかっこいい。最後は患者さんからのご褒美のような言葉に、心がじんわり温まるような気持ちになりました。

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    2026年10月03日
  • スピノザの診察室

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    ネタバレ

    これは名作すぎる!

    人によっては医療技術だけの人もいたりするけど、
    マチ先生みたいに、患者さんのために感情が動く人って
    少ないと思う。医療×哲学 という考え方、はっとさせられた。

    亡くなった方へ、マチ先生は「お疲れ様でした」と言うのだけれど、
    こんなしっくりくる言葉はないと思った。
    亡くなった方への、一番のねぎらいの言葉だと思うし、
    私だったら嬉しいと感じる。

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    2026年09月29日
  • スピノザの診察室

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    『熟練だからといってあらゆる事態をコントロールできるわけではない。』
    『医者ができることは暗闇で凍える隣人に外套をかけてあげること』
    夏川さんの文は端的で読みやすかった。
    マチ先生が助言をする場面がアツイ

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    2026年09月29日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

    購入済み

    今の医療を切実に語る

    私も同様な病院に勤めているので、高齢者医療の問題点を切実に感じた。そして、一人一人の患者さんに対し悩みながら接していくことの大切さをあらためて感じた。
    作中に出てきた、居酒屋で、何気なく神様のカルテとつながってるのが、読者としては嬉しい。

    #深い #癒やされる #ほのぼの

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    2026年09月27日
  • 神様のカルテ2

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    こんなに何度も読み返してもやっぱり忘れている部分はあるし、再読って大事だ。
    フランクルの『夜と霧』はこの本の中で出会ったんだったなと思い出した。ちなみに何度もトライしているが未だに読破出来ていない。まだ苦労が足りないのかもしれない。

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    2026年09月22日
  • 神様のカルテ2

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    人命とは儚いもので、季節が巡るように人はやがて死んでどこかでまた新しい命が生まれる。日々に忙殺される中で、気がつけば病気に蝕まれていて、大事な人との別れはほんの一瞬の時間しか待ってくれないという現実。人の「死」を実感できることが容易でないように、人の「生」も実感するのが難しい。どうしようもない「死」というものを受け入れなければならない時、やりようのない感情で胸がいっぱいになる感覚。1の時もそうだったが、やはり人が死ぬということは辛い。古狐先生の死も読んでいて心が苦しく涙が止まらなかった。

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    2026年09月20日
  • 神様のカルテ

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    コミカルで思わずふっと笑ってしまうような会話がすごく魅力的。また、一転して、高齢者医療についての「死」を引き延ばすという医療行為自体がエゴであるという、正解のない苦悩に対する心情や、優しく最後まで他人を思う安曇さんの死。人間の寿命に対しては、どうすることもできないと分かってはいるものの、どうしたら良かったのだろうと考えてしまう。
    読みやすく、気軽に読める上に色々な感情にさせられる一冊。

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    2026年09月20日
  • 君を守ろうとする猫の話

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    P54
    世界はすさまじい速度で変化している。古びた本から得られるものなど何もない。それどころか間違ったことが書かれている。それなのに、いまだに一部の人間は、はるか過去に書かれたくだらない作品に執着している。ここに並べた書物をみたまえ。どれも過去の醜い陋習にとらわれた、頑迷にして時代遅れの作品ではないか。そんなものにとらわれてはいけない。人間は、もっと自由で、もっと豊かな存在なんだ。

    P89
    人は年を重ねた分だけ、視野が広がるとは限らない。大切なものは心で見なければいけないのに、心の目はあっという間に曇ってしまう。子供のころはあんなに大切にしていた本を、時とともに忘れてしまうように、気づかないうちに大事なことをどんどん失って、それだけ身軽になったつもりでいるんだよ。

    P227
    言葉は望遠鏡のようなものだ
    見たいものはよく見えるようになるが、それ以外はかえって見えなくなる。

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    2026年09月20日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    読みやすくていいお話でした。
    高齢者の医療の中で外せない死。
    私の考えは谷崎先生の考え方に近いけど、
    家族のことを考えると臨機応変になると思う。
    日本の抱える医療の問題は、いずれは私も
    お世話になるかもしれないがなるべく健康を
    目指して行きたい。

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    2026年09月19日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    向き合わなければいけない、医療現場の現実。

    物語は長野県安曇野市にある梓川病院。
    研修医の桂と看護師の美琴、そして様々な個性を持つ医師たちの奮闘記。
    理想論を述べるなんて考えられない高齢者が大多数の医療現場。
    高齢者の命の灯が消えるまで患者の家族と共に見守っていく。

    高齢者は特に身体機能が覚束ない状態になっていく様をみて家族・親族は、そんな彼らをどんな視点で見ているのだろうか。
    親族のことを病院に任せっきりの人もいれば、最期まで一緒に過ごしたい人。
    私たちは「一体病院に何を求めているのだろう」と考える。

    生きて欲しいと願うか、早くいなくなって欲しいと願うか。
    そんな中で出てくる命の灯が無くなる前の決断に迫る中で巻き起こる様々な感情。
    医療現場にいる彼らはそういった『命』の圧力に押され続けている。
    私たちも人任せにせずに、患者との『命』と向き合っていかなければいけないのではと思います。
    一緒に命を全うするまでサポートすることを。

    つい先日、100歳以上の高齢者が10万人を突破したというニュースがあった。
    100歳になるまで長く生きるには、今の医療の発展があるからこそであり表向きは良いニュースに聞こえてくる。
    だけど実際の現場は理想論を述べるとは程遠く、毎日のように患者の命と向き合っている。

    生きる時間、命を守るために。

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    2026年09月17日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    長野県の地域医療、高齢者医療がテーマ。舞台となる安曇野の美しい景色と花に関する小ネタがストーリーに色を添える。
    医療に関するテーマは重いが主人公の恋愛がちょっと月並みか。

    2026年NHKでドラマ化。

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    2026年09月13日
  • 神様のカルテ

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    遅まきながら、本作を読み始めるきっかけはNHKのあさイチに夏川草介先生が出演していたのを見たから。夏目漱石などの文学オタクで現役医師。優しそうなお人柄に、作品を是非読みたい!となった。

    地域医療のど真ん中で激務に忙殺される医師栗原一止(いちと)。
    信州を舞台に地域医療現場の大変さをリアルだけどコミカルに描き、笑いあり泣きありの素晴らしい作品だった。
    医師として人として患者の最期に向き合う一止。第三章、安曇さんのお話では号泣した。

    こんな先生に診てもらいたい。

    大学病院と中核病院の役割の違いや、医師の勤務地の選択、深夜の救急外来の過酷さなど初めて知る事が多く、とてと勉強になった。医療従事者の方々のご尽力があるからこそ私達の健康が守られているのだなぁ、と再認識させられた。
    医療従事者の皆様、ありがとうございます。

    一止が今後どのように成長していくのか、見守るために、続編を読んでいこうと思います。

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    2026年09月13日
  • 神様のカルテ

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    スピノザの診察室で夏川作品にはまり、そこからの流れで神様のカルテ123をまとめて一気読み。まとめての感想とします。
    やはり夏川作品好き!人間模様が温かい!風景や季節の描写も秀逸。
    同じ医療者としてこういうことあるよなぁと共感もしつつ、栗原先生を応援しながら読み切った。
    登場人物みんな愛おしい。砂山先生も東西さんも外村さんもみんな魅力あふれるキャラクターだった。
    読み切ってもしばらく余韻が残る良い作品ばかり。読書初心者の人で何から読んだら良いかわからない、温かいものに触れたい人におすすめかなと思いました。

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    2026年09月12日
  • 神様のカルテ0

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    この作品だけを読んでも楽しめないであろうし、この作品“から”読み始めても楽しめない。「神様のカルテ・3部作」を読んだ者だけが味わえる、ご褒美のような前生譚。

    短編4編を通して「彼らはこんな過去を背負い、裏にこんな出来事があったのか」と知る。すでに読んだ3部作の味わいが何倍にも深まるのである。

    作者は、これほどのエピソードを裏に控えさせながらあの物語を紡いでいたのか。文体の素晴らしさのみならず、構成の妙にも感心するばかりである。

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    2026年09月11日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    高齢者医療への対応が否応なしに増えていく時代。

    そこに向き合う
    医療従事者、患者、家族

    それぞれの想いや考えに触れられるお話。

    施せる処置を全て行うことが
    果たして"正解"なのか。

    恋愛要素もあり、色々な側面で楽しめる

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    2026年09月11日