夏川草介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレすごく綺麗な文章で読みやすかったです!
郊外での高齢者医療。
現実的な判断や親族との関わり方等、よくある医療系小説とは少し違った部分も より色濃く描かれています。
リアルですが人間の脆さも強く印象に残りました。
実際の医療現場を見てきた人間にしか描けない物語だと感じます。
とある先生の特性上 患者さんを看取るシーンも多く、人間の最後ってこんなに呆気ないんだなと思う瞬間も。
主人公は看護師と研修医の2人。
看護師ちゃんはさっぱりした性格でいいですね!!
研修医さんは少し風変わりですが、優しくて強い。
2人とも強さと優しさ、そして物事に立ち向かう勇気を持っていて、読んでいる私まで元気づけられま -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻はワクワク、スイスイ読んだが、下巻になると胸が苦しくなるシーンが多かった。
とくにクリスティンの気持ちを考えるとこちらまで辛かった。
翻訳が素晴らしく、自分のような医療素人でも違和感なく読み進めることができた。しみじみ出会えてよかったと思える作品だった。
人名を覚えるのが大変なので、登場人物のメモがあったらよかった。
以下印象に残ったところをメモ
・看護師さんには気をつけて
・本人が覆い隠したい事実の指摘は自尊心を大きく傷つける
・自尊心を傷つけられた人は復讐する場合がある
・傷ついた心の回復には適切な運動とそれに伴う睡眠と食事
・志を同じくする友の大切さ -
Posted by ブクログ
藤崎 旅の準備をしたまえ、このフレーズ好きだわ。ラストの所で出て来るのも粋だね、出だしから奇人扱いだけどちゃんと理由があるし余計な事を言わずに誤解されたまま。最初から最後まで読みたい欲求がある、なんでだろう波長かな、出だしの季節を表現する3〜4行がうま過ぎて、もちろん情景が浮かぶ。十一月の京都は黄と紅の町であるとか。柳田國男の名前は知っていたが語れる程読んでもいない。民俗学から農村の貧しさ和菓子知った所が始まりで使命感になる、神様も信じるじゃなくて感じる!それが民俗学!滅びる!はグッとくる。民俗学は知らないが思わぬ夏川草介さんで学べたこと嬉しく思います
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購入済み
大学病院で最先端医療をバリバリ勉強して難しい症例をこなすことだけが医師の仕事ではない。雄町先生のように少数の患者と向き合っていく医療っていいなあと感じた。 あと京都のお餅が美味しそう。