夏川草介のレビュー一覧

  • 神様のカルテ3

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    2014年出版。シリーズ第3作で、一旦の区切り。夏目漱石を主として明治の文豪に心酔し、普段の言動までも染まっている「変人」との愛称?で呼ばれる主人公。の視点で統一して描かれるので、妙に気が散ったり混乱したりが無い。軽妙洒脱な会話も良いし、頻繁に描かれる日本酒を味わうシーンも気に入っている。手頃な日本酒は買って飲んでみた(美味かった!)。この後は「新章」が有る。楽しみだ。

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    2025年01月26日
  • 新章 神様のカルテ

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    3は微妙だったが、新章はなかなかに好きだった。宇佐美先生とのくだり(Birthday含め)と二木さんのくだりが特に好みだった。

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    2025年01月25日
  • 臨床の砦

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    今となってはコロナはだいぶ落ち着き、そして対処も出来るようになったが、あの頃は途轍もない脅威に侵されまた誰もが疑心暗鬼になっていた。何を信じれば良いのか、どうしたら元の生活に戻るのか、果たして戻れるのだろうか…と。
    その中、最前線で命を救おうと懸命に戦った人たちがいる。そのことを私たちは覚えておかなければいけない。知らなければいけない。
    その本だと思う。

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    2025年01月15日
  • 神様のカルテ2

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    2013年出版。シリーズ第2作。34歳位に書いたんだな…。現役医師であり、この本の初刊が初めての執筆とは本当に信じられない。主人公が夏目漱石に不覚影響されているという設定に伴い、やや難しい表現が適切に感じられる。正しく読めなかったりもするけど…。展開も情景描写も、ホント凄く素敵。久々に、掛け値なしいい本読んだなぁって思えました。

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    2025年01月06日
  • 城砦〈下〉

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    後半に差し掛かるにつれて面白くなっていった。

    以下、引用
    幸福というものは――たとえ世の皮肉屋が何と言おうと――世俗的な財産からは完全に独立した、ある純粋な心の状態だということが、これまで考えもしなかったほどはっきりとア ンドルーには理解できた。

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    2025年01月03日
  • 神様のカルテ3

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    医者に限らず、自分の仕事に対する向き合い方を考えさせられる一冊だった。そして変わらずに読後感は、じんわりと暖かい。

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    2024年12月29日
  • 神様のカルテ0

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    2024年に読んだ本の中で一番面白かった。
    どの話も良かったが、2話目「彼岸過ぎまで」は本編で何気なく登場する人物のバックグラウンドを知ることができる。
    また3話目「神様のカルテ」では思わず泣いてしまった。
    文庫版を読んだが、解説も共感できた。

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    2024年12月29日
  • 城砦〈下〉

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    名著&良書。
    一金を稼ぐためだけの無意味な治療、不必要な手術、科学的な振りをした何の役にも立たない数々の処方•••。こんなことは、いい加減やめるべきではありませんか。[363頁引用]
    この文章にすべてが詰まっている気がしました。
    翻訳してくださった夏川草介先生に感謝です。

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    2024年12月20日
  • 神様のカルテ2

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    ネタバレ

    折々の花や、山の表情が、作品の空気を作っていて、そこが好き
    出てくる人々がみな優しさを持っていて、素敵な会話も読んでいて楽しい

    一止と辰也、古狐先生と大狸先生
    同期でやり合い、互いに支え合う、男達の素直じゃない友情が素敵

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    2024年12月18日
  • 城砦〈上〉

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    登場人物が多すぎて、メモしながら読み進めました。名著!そしてとても読みやすい翻訳のお陰で物語世界にどっぷり入り込んでしまう。夏川先生に感謝!はやく下巻を読みたいです。

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    2024年12月20日
  • 神様のカルテ3

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    大学病院に行くことを決心するまでの葛藤。送別会で部長先生が3席用意していることの意味に気づく場面、これまでのいろいろが思い出されて泣けます。

    「大事なのは続けること」
    変化が重要だと言われる時代に、ハッとさせられるフレーズだった。

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    2024年11月28日
  • 城砦〈下〉

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    ネタバレ

    上巻はワクワク、スイスイ読んだが、下巻になると胸が苦しくなるシーンが多かった。
    とくにクリスティンの気持ちを考えるとこちらまで辛かった。
    翻訳が素晴らしく、自分のような医療素人でも違和感なく読み進めることができた。しみじみ出会えてよかったと思える作品だった。
    人名を覚えるのが大変なので、登場人物のメモがあったらよかった。

    以下印象に残ったところをメモ
    ・看護師さんには気をつけて
    ・本人が覆い隠したい事実の指摘は自尊心を大きく傷つける
    ・自尊心を傷つけられた人は復讐する場合がある
    ・傷ついた心の回復には適切な運動とそれに伴う睡眠と食事
    ・志を同じくする友の大切さ

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    2024年11月19日
  • 城砦〈上〉

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    半世紀前は医師なら誰でも知る名著ながら、絶版になり忘れ去られていた作品の新訳ときいて興味を持つ。
    医師で作家の訳がとにかく読みやすく、ストーリーもとても面白い。

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    2024年11月18日
  • 始まりの木

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    藤崎 旅の準備をしたまえ、このフレーズ好きだわ。ラストの所で出て来るのも粋だね、出だしから奇人扱いだけどちゃんと理由があるし余計な事を言わずに誤解されたまま。最初から最後まで読みたい欲求がある、なんでだろう波長かな、出だしの季節を表現する3〜4行がうま過ぎて、もちろん情景が浮かぶ。十一月の京都は黄と紅の町であるとか。柳田國男の名前は知っていたが語れる程読んでもいない。民俗学から農村の貧しさ和菓子知った所が始まりで使命感になる、神様も信じるじゃなくて感じる!それが民俗学!滅びる!はグッとくる。民俗学は知らないが思わぬ夏川草介さんで学べたこと嬉しく思います

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    2024年10月29日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    日本は今まさに未曾有の高齢社会となっていると思う。
    人生100年時代と簡単に言うが、誰もが健康に暮らせるわけではない。
    本人の意思に関わらず、医療によって寿命を延ばすのが本当に幸せなのか。
    親が高齢になり、自分も何年か先には直面するであろう問題だ。信州松本の自然の中で奮闘する若き研修医と彼を見守り支えるベテランの医師や看護師達、年老いた患者達のリアルを描いた本書に引き込まれた。
    苦しい選択を迫られる場面もあるが、爽やかで温かい恋愛要素もあり、読んでよかったと思えた。

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    2024年10月22日
  • 神様のカルテ3

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    ネタバレ

    地域医療といわれるものに携わるすべての医療関係者に刺さるのではないか。

    そろそろ冬が始まろうとする気配の感じる信濃川上の駅で読み耽り、小海線の中で読み終わった。


    進路に悩むいま、神様のカルテを読むと患者さんとの距離が近く長く携われる科に行くべきなのかと思う。

    ただ、今日I先生と話す中で人生長いので回り道をした上で慢性期に携わるのもいいのかなと思った。

    大狸先生と古狐先生のお見送りのシーンは、電車の中でも涙なしには読めなかった。

    「だから、栗ちゃん、俺が言えることはただ一つだ。医者にとって大事なことは"続けることだ"ってな。」

    私にとってこの言葉が救いの言葉にな

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    2024年10月21日
  • スピノザの診察室

    QM

    購入済み

    大学病院で最先端医療をバリバリ勉強して難しい症例をこなすことだけが医師の仕事ではない。雄町先生のように少数の患者と向き合っていく医療っていいなあと感じた。 あと京都のお餅が美味しそう。

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    2024年10月10日
  • 神様のカルテ0

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    大好きなシリーズのサイドストーリー集。
    でありながら、本編と密接に絡む内容も出てくるため、本編を読んだうえで、人物や作品世界への理解をさらに深める位置づけで読むのがオススメ。

    珠玉の作品ばかりで、短編それぞれの完成度が高い。シリーズへの夢中度合いが良い意味で徐々に高まってしまう、短編の順番設計も趣き深い。

    一止(シリーズの主人公)の奥さんである榛名について取り上げた最後の短編が特に好き。榛名の姿と、周りの人間とのやり取りが目に浮かぶようだった。

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    2024年09月22日
  • 神様のカルテ0

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    このシリーズ、はじめてよみました。順番違いですが、人物の背景を知りつつ次の本編を読み進める楽しみができました。

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    2024年09月16日
  • 新章 神様のカルテ

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    「神カル」5部作目、新作のたびに感動が増していく感があり過去1番心揺さぶられた。名言がグッと来て心情や場面をより浮かび上がらせている。 真面目とは真剣勝負という意味、 急がず焦らず投げ出さず、そしてシリーズを通じて多くの銘酒が出てきており全酒制覇したい。 加えてまだまだこのシリーズが続いていく事を待ち望んでいます。

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    2024年09月08日