二階堂黎人のレビュー一覧

  • 魔術王事件(上)

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ

    蘭子に持ち込まれ相談。桑原氏の事件。紫の密室。向かいのビルで殺害されたホステス・ナオミ。奪われた宝石〈炎の眼〉。「魔術王」と名乗る謎の男。
    北海道のクラブでの惨劇。マジックショーの最中の殺害。芝原悦夫と婚約者・鈴原智華、元婚約者・宝生貴美子と竜岡孝史。殺害された智華とアシスタントの女性、誘拐された貴美子。魔術王〈メフィスト〉からの挑戦。貴美子救出の為に囚われた悦夫。監禁された部屋の謎の男の遺体、悦夫の脱出。病院から誘拐された貴美子。看護婦と警官の殺害。貴美子の発見。誘拐される悦夫の弟・伸一。悦夫の冒険。竜岡に射殺されたメフィスト。送られた伸一のバラバラの死体。

     201

    0
    2010年08月10日
  • 悪魔のラビリンス

    Posted by ブクログ

    『寝台特急〈あさかぜ〉の神秘』
    二階堂蘭子の元に届けられたラビリンスからの挑戦。寝台特急〈あさかぜ〉で殺害された上野リリカ。ラビリンスから命を狙われていた〈悪魔サタン〉。寝台特急の密室の謎。

    『ガラスの家の秘密』
    死体の見つかった四方城家の屋敷。ミイラ化した4つの遺体も謎。ラビリンスに囚われ脱出した柴田有作。四方城春近、晋太郎親子の殺害遺体。男色の気のあった晋太郎。密室のガラスの家の殺人。

     2010年8月8日再読

    0
    2010年08月08日
  • 人狼城の恐怖 第二部フランス編

    Posted by ブクログ

    正直、第三部・第四部の謎解き編が微妙だったというか、
    とんでもミステリというかオチはちょっと残念です。
    第一部と第二部はホラーの真骨頂。

    0
    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第一部ドイツ編

    Posted by ブクログ

    世界最長のミステリ!

    4部作に別れていて、ドイツ編、フランス編、探偵編、完結編となってます。
    ドイツ、フランスの双子の古城でこれでもかと不可能犯罪が連発します。
    もう本当に解決出来るのって感じに…

    それに応えて、完結編と名乗る4冊目は丸々トリック解説と犯人追及による解決編となってます!
    秋の夜長にどうぞ。

    0
    2009年10月04日
  • 軽井沢マジック

    Posted by ブクログ

    電車の中、ホテル、屋根の上と殺人が立て続けに(笑)目玉をくりぬかれた死体の謎(笑)これはなかなか良かった(笑) 色んな出来事をサトルが繋ぎ合わせて現れる真実(笑)物的証拠が無いのがね(--;)ちょっと間違えると「迷」探偵になってしまうかな(笑)

    0
    2009年10月07日
  • ユリ迷宮

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ
    『ロシア館の謎』
     シュペア老人が体験した事件。ロシア革命後混乱するロシアで消えた城の謎。

    『密室のユリ』
     密室で殺害された推理作家。口述筆記の中に隠された過去の殺人事件の秘密。恋人二人と警備員の前で明かされる真相。

    『劇薬』
     殺害を予告された男の死。コンクラント・ブリッジ中にヒ素を飲まされた毒殺事件。ブリッジの参加した容疑者たち。

     2009年7月10日再読

    0
    2009年10月07日
  • バラ迷宮

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ
    『サーカスの怪人』
     サーカスを襲う「サーカスの怪人」。アナコンダに飲み込まれたキョンコ。キョンコの夫ノロの秘密。空中から風船の破裂とともに現れたバラバラ死体。

    『変装の家』
     「崖の上の家」で起きた殺人事件。雪の上に足跡はなし。入れ替わった娘の秘密。

    『喰顔鬼』
     「喰顔鬼」と呼ばれる殺人鬼が暗躍する別荘地。画家と妻に隠された秘密。

    『ある収集家の死』
     ホテルで殺害された被害者。被害者の残したダイングメッセージの謎。

    『火炎の魔』
     呪われた家で起きる瞬間燃焼事件。病院で起きた発火事件の真相。

    『薔薇の家の殺人』
     自分が殺人者の血を引くと子どもを生むことを恐

    0
    2009年10月07日
  • 吸血の家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    二階堂蘭子シリーズ
    二階堂家の親戚筋が経営する旅館・翡翠館で戦争中に起きた脱走兵殺害事件。被害者はかつて翡翠館を経営する雅宮家の長女・絃子と駆け落ちした井原一郎。雪の中に倒れていた井原。現場には発見者である絃子の足跡のみ。当時から暗躍する毒殺魔。
    紫煙に現れ事件を予告する謎の人物。雅宮家で行われた交霊会で起きた連続殺人事件。被害者が雅宮家の次女・琴子の元夫・滝川。密室で日本刀に刺された滝川。滝川と組んでいたインチキ霊能力者大権寺瑛華。彼女の遺体がテニスコートで発見されるが・・・。足跡のないテニスコート。三女・笛子を産んだ時の状況に隠された秘密。日本画に隠された謎。

     2009年7月7日再読

    0
    2012年03月13日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ

    尼僧の塔から転落死した太田美知子。捜査の依頼を受けた蘭子。会堂で発見されたトーマス・グロア神父の遺体。首を切られ逆さに吊るされた遺体。失踪し井戸から死体で見つかった寄宿生ハルミ・メイヴァース。文書庫に続く通路の落盤事件と前修道院長マザー・エリザベスの死。捜査中、尼僧の塔から炎に包まれ転落死したシスター・フランチェスコ。院長マザー・プリシラが探し求める《ミッチェル・ヘッジスの頭蓋骨》。使用人梶本稲の死。グロア神父の娘の秘密。

     1997年9月11日購入

     1997年10月27日初読

    0
    2010年10月28日
  • バラ迷宮

    Posted by ブクログ

    ドーンパン、パン、パン、パン、パンベチャベチャベチャ、ベチャベチャ、ベチャベチャ人間大砲の轟音とともに、舞台にバラバラ死体が降り注ぐ「サーカスの怪人」被害者は必ず顔面の皮をはがされ頭部を持ち去られる「食顏鬼」などなど裏表紙を見た瞬間この乱歩チックなストーリーは読まなくてはと買ってしまいました。感想作品の独特の怪しさもさる事ながら、かなり科学的なトリックが多く見られたのも良かったです。

    0
    2009年10月04日
  • クロへの長い道

    Posted by ブクログ

    (笑)
     巷ではもう(15年位前からだが)見た目は子供、頭脳は大人な名探偵が活躍しているようだが、本作はそれを軽く超越し見た目は幼稚園児、頭脳は幼稚園児、でも語り口は50代(しかもハードボイルド)な主人公が活躍する推理小説である。
    トリックや謎解きはそれほど高度なものではないし、幼稚園児とハードボイルド、なんとも不可解な組み合わせであるが、兎に角面白い。抱腹絶倒これは呼んでみなきゃ解らんけどね(笑)

    0
    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第四部完結編

    Posted by ブクログ

    ---あらすじ---
    人狼城殺人事件の怪異に満ちた謎のすべてが、名探偵・二階堂蘭子の冷徹な理論によってついに解き明かされる。死屍累々たる惨劇の舞台≪人狼城≫で、蘭子を迎えた真犯人とは?その想像を絶する殺人動機とは?そして不可能を可能ならしめた驚天動地の大トリックとは?本格推理小説の金字塔、華麗なる完結!

    0
    2011年06月02日
  • 人狼城の恐怖 第三部探偵編

    Posted by ブクログ

    ---あらすじ---
    合計二十人もの死者を超える人狼城事件解決のため、名探偵・二階堂蘭子は欧州へ飛んだ。だが、人狼城からの唯一の生還者は人格を破壊され、有力な証人は何者かによって命を絶たれていた。蘭子が鋭敏は推理力から看破した犠牲者達をつなぐ<失われた環>とは?空前絶後の謎の恐怖、いよいよ佳境へ!

    0
    2011年06月02日
  • 悪魔のラビリンス

    Posted by ブクログ

    魔王ラビリンス対二階堂蘭子 対決シリーズ。メフィスト連載時から読んでいた。昔の明智小五郎シリーズを彷彿させる名探偵対怪人もの

    0
    2010年02月27日
  • 名探偵 水乃サトルの大冒険

    Posted by ブクログ

    何が好きかって、サトル氏の行動と思考回路が。
    二階堂作品の面白みをぎゅっと濃縮した感じ。さらっと読めるのにきっちり本格派なのが心憎いところ。

    0
    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第一部ドイツ編

    Posted by ブクログ

    再読なのにやっぱり怖いーーー!!!!二階堂氏の作品はものすごく血腥くてハラハラして怖い。(しんちゃんシリーズと同じ作者だとは信じられない…)推理小説としては驚きの原稿用紙四千枚超!ものすごく読み応えがありますが、1巻と2巻の恐怖が強烈過ぎて、結末を忘れてしまいました。

    0
    2009年10月04日
  • ユリ迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ロシア革命直後、シュペアが体験した謎。バイカル湖近くの豪壮な館が吹雪の中で忽然と消えた。「ロシア館の謎」。

    誰も入れない密閉状態の新築高級マンションでの殺人事件。被害者の女性作家の口述執筆のカセットに録音された事件の模様。「密室のユリ」。

    コントラクトブリッジのパーティという衆人環視の中で起きた毒殺事件。「劇薬」。

    二階堂蘭子シリーズ。ちょっと大げさでクドい感じが好み。
    昔の蘭子シリーズは好きだな。

    0
    2025年11月24日
  • 吸血の家

    Posted by ブクログ

    雅宮家の悲しき血の所以がラストのなんとも言えぬ余韻となっていて良き!

    24年前の雪に足跡のない殺人、除霊祭での密室殺人、テニスコートで足跡のない殺人と本格ミステリを堪能できる内容。
    24年前の殺人がトリックも血の所以も相まって良かった!

    0
    2025年11月08日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『サスペリア』や『薔薇の名前』なんかと似たような雰囲気だったな〜(笑)二階堂黎人のはテンポがいいから読みやすいな。

    0
    2025年09月20日
  • 地獄の奇術師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリ談義が面白いですね(笑)ただ少しきわどいというかネタバレが・・・。江戸川乱歩のような雰囲気が好きです(笑)「地獄の奇術師」って名前も(笑)初期にあった「二階堂家の崩壊」って設定が崩れてしまったそうですがそこも気になりますね(笑)とりあえず蘭子には早く復活していただきたいです(笑)

    0
    2025年09月20日