二階堂黎人のレビュー一覧

  • 地獄の奇術師

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    地獄の奇術師 二階堂黎人
    読みました。
    面白かった。
    シリーズ物最高です。
    次回作を明日から読みたい。

    推理小説、探偵小説、ガイドが参考になる。

    まだまだ知らない作家作品がある。
    入手したい本がまた増える。
    順番待ちの本がまた増える。
    すべて読むため長生きしなければいけない。
    いい本しか読みたくない。
    時間を無駄にしたくない。

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    2022年07月10日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

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    一作目の二階堂蘭子があまりハマらなかったんですが、今回は楽しめました☆
    とにかく江戸川乱歩を髣髴とさせますよねぇ。
    俗世とは隔絶された女子修道院、桜の木に逆さに吊るされた首無し死体、水晶の髑髏、地下の迷宮…あげだしたらキリがない。
    昭和40年代のお話で、ネットも携帯ももちろん無し。後半までどっぷりと蘭子ワールドにハマりました!
    でも、迷宮を解くあたりから宗教についての蘊蓄多めでこれは苦手f^_^;
    犯人を追い詰めて死なせない方が個人的には好き。でもその辺も含めて今回は楽しめました♪
    いつかまた一作目も含めてじっくり再読しよう☆

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    2022年04月02日
  • 増加博士と目減卿

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    ネタバレ

    10年以上前に購入して積ん読だった本。「Y」の悲劇」の正バージョンは20年くらい前に読んだけれど、まったく覚えていない。3編ともメタミスならではの味わい。途中までは普通のミステリっぽく進むので、メタミスでない解決があるなら読みたかった。エジプトのピラミッドって強制労働ではなかったと聞いたことがあったような気がしたけれど、ネットで調べてみたら、そういうことが分かってきたのはここ数年のことだということで、15年くらい前に書かれた本書で強制労働説で書かれているのは致し方がない。

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    2020年11月30日
  • 御城の事件~〈東日本篇〉~

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    贅沢なアンソロジー。
    お城好きにはたまらない。
    特に、冒頭の高橋由太さんの作品が私好み。
    大奥という特殊な世界で繰り広げられるドラマ。
    あのラストはたまらない。
    くぅぅぅ。
    他の作品も、バラエティに富んでいる。
    伝奇的なものあり、アリバイ崩し的なものあり。
    これがアンソロジーの醍醐味。

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    2020年05月02日
  • 悪魔のラビリンス

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    ー この日を境に、私たちのまわりでは、世界はすっかり様を変えてしまった。それまでの長い間、私の周囲は明るい太陽に照らされた楽園だった。それが突然、真っ暗な地獄風景へと変貌したのである。暗闇の世界に隠れ潜んでいた巨大な魔物が飢えた野獣のように獲物を求め、我々の世界を我が物顔で闊歩し始めたのだった。

    あれから長い年月を経て一つ二つの事情が変わり、一部の条件も揃って、今ようやく、私はこの事件について発表することを許された。本当のことを言うと、私はこの陰惨な事件を積極的に語りたいとは思わない。しかし、真実はいつも一つである。それを糊塗することはできないし、私にはその権利もない。世の中の人間は、事実を知る必要がある。あの頃、日本人の一人一人が、《魔王ラビリンス》の餌食になる可能性があったというそれだけの事実からしてもだ。 ー

    大時代的な言い回しやセリフ、思わせぶりな表現、二階堂蘭子のいかにもな振る舞い、探偵小説のガジェットてんこ盛りの名作。

    《魔王ラビリンス》との死闘を描く冒険活劇の第一作目。
    続きが気になる。

    江戸川乱歩リスペクトの作風でこれはこれで面白い。

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    2019年04月30日
  • 地獄の奇術師

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    二階堂蘭子シリーズの1作目にしてデビュー作、僕と同い年のミステリ。
    序盤から漂う乱歩を想起させる奇怪さは古き良きミステリを思わせ心躍る。蘭子や黎人のキャラクターも良く、ストーリー展開も飽きさせず読みやすい。
    謎解き面については、犯人は当たったがトリックは一部判らなかった。しかしそもそもトリック自体はあまり良くできているとは言えない。フーダニットが判るとハウダニットのいくつかは予見できるが、ハウダニットの作りが弱く古典的過ぎてやや拍子抜けする。但しそれがある意味本格の気風を表現していて物語としては面白い。
    犯人の動機については大好きだった。謎解きとしてのホワイダニットではなく、物語としてのホワイダニットが秀逸。終盤で評価が一気に上がった。最終章の伏線回収には舌を巻く。
    蘭子の探偵としての資質は正直未熟だと思ってしまったが、ここから始まる蘭子の名探偵としての事件の最初の1ページとして読むと話は別。蘭子の成長を見たいと強く思わせる1作目だった

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    2018年02月25日
  • 地獄の奇術師

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    『お前の力なぞ、悪魔の力の前にはまったく無力なのだ。お前は今、こうして悪魔と戦って死ぬのだをお前の体を突き抜けたこの燭台の形を見てみろ。ちょうど十字架のようではないか。お前はここで、愛する神と共に地上より滅びるのだ?』

    こういうセリフがなぜか懐かしく感じる。もう25年以上前の作品なんだな。二階堂黎人は『聖アウスラ修道院の惨劇』しか読んでないから、他も読みたくなった。
    やっぱ、名探偵、不可能犯罪、無駄な猟奇性は外せない構成要素だな。

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    2018年01月08日
  • 宇宙神の不思議

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    なかなか面白く読めた。
    初読かつジャケ買いだったので、シリーズ順でなかったのが悔しいところだが。。。
    内容-作風は違うとはいえ、
    京極夏彦の京極堂シリーズに雰囲気似てるのかな?
    (長編ってのも含めて)
    結構好きな作品-作家さん

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    2018年01月06日
  • クロノ・モザイク

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    ネタバレ

    時間移動がなかなか把握できず苦労しましたが、エンターテインメントとしては面白かったと思います。名前の繋がりは分かりませんよね。

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    2018年01月05日
  • 人狼城の恐怖 第一部ドイツ編

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    世界最長の本格推理小説。隔世の立地、密室、大量殺人、王道を行く作品です。
    とりあえず第1巻完読。
    長いが案外読みやすくどんどん進められます。
    長いだけあって、情景や登場人物が丁寧に描かれるため、後半の無差別殺人の恐怖感がより一層引き立ちます。大量の謎をばらまいていった第1巻ですが、本格推理小説として、トリックと動機はきちんと回収できるのかな?ラスト人狼出てきちゃってオカルト系?嫌な予感はしてますが2巻以降も読み進めてみたい。

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    2016年12月25日
  • クロへの長い道

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    ミステリー。ハードボイルド。
    何かのアンソロジーで読んで気に入ったので、買ってみました。
    主人公のキャラクターが斬新。
    シンちゃん、大好き〜!

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    2016年08月20日
  • 魔術王事件(下)

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    はじめての二階堂作品、だと思う。
    人狼城が本棚に納めてあるが、新書判での続きがなかなか手に入らなかったのでまだ、未読。
    なんとなくシリーズものだとは気づいていながら中途半端な所から読んでしまいました。
    いろいろな事柄が詰め込んであったが、トリック を知れば「あぁ」と、なります。案外気がつかないものです。

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    2016年03月21日
  • 地獄の奇術師

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    蘭子さんデビュー作、良くも悪くも懐かしいというか…。いろいろぶっこまれまくりです。青春ミステリとも言えそうだし、乱歩のような怪奇的要素。うん、いろいろ乱歩だ(笑)作中では古今東西の名作に触れられ、二階堂氏のミステリ愛のようなものを感じます。おかげで読んだことない物の、ネタバレを食らった気も。先ほども言ったとおり、ミステリ愛が強すぎて乱歩を筆頭に作品の背後に先達の方々が見え隠れしているように感じました。とはいえ、この古めかしい雰囲気も結構好き、蘭子のムカッとこさせる言動もかわいいし、もう少し追跡です。

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    2016年01月03日
  • 覇王の死(下)

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    空き家の事件で名探偵の帰還に仰天したワトソン君と同じ、もしかしたらそれ以上の衝撃を、二階堂蘭子シリーズのファン諸氏は味わったのではないでしょうか(大仰)(作風に倣って)(大きなお世話)。

    下巻に突入すると、事態はいよいよ狂乱の一途を辿ります。変死・怪死の相次ぐ集落。ラビリンスの魔手は、いよいよ本懐である大富豪にまで及び、物語の語り手である青年の悲惨な逃避行でいったん幕を閉じます。

    そして、いよいよ!
    名探偵・二階堂蘭子、リターンズ!!です!

    哀れな被害者の枕元で淀みなく容赦無く真相を暴き立てる蘭子。
    「科学や理論であらゆる答えは得られる」と断言する蘭子。
    かなり無茶、かなり荒唐無稽と言わざるを得ない真実を披露する蘭子。
    もちろん、そんな無粋なツッコミを入れるファンはいないだろうと思います。私も双面獣の時にそこは悟りました。

    そして、蘭子とラビリンス、二人の天才の死闘も遂に今作で幕を閉じます。もちろん、二階堂蘭子の勝利で幕を閉じるのですが、このシリーズは一貫して名探偵が宿敵に遅れを取ること甚だしいイメージが非常に強いので、輝かしい完全勝利!とはなりません。長く虚しい戦いに漸く終止符が打たれた…と、読者も二階堂兄妹と一緒に疲労感タップリという感じ。

    それでも、敵の最期を見届けた後も、朗々と驚愕の事実を明らかにする彼女の姿にはやっぱり胸躍ります!


    ラビリンスーー!
    生きててくれーーー!←
    また蘭子に挑戦ふっかけてくれーーー!!←←

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    2015年07月30日
  • 東尋坊マジック

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    ネタバレ

    水乃サトル・シリーズ

    東尋坊にやってきたサトルと由加里。由加里の目の前で射殺された髭の男。トレンチコートを着た犯人に突き飛ばされた由加里。サトルが拾った薬莢。容疑者として逮捕されたサトル。捜査のため京都にいた馬田警部補との取引。連続殺人犯「冥妖星」の正体を探る。1976年から4年ごとの閏年の閏日に殺人を繰り返す「冥妖星」。監禁され殺害される被害者。被害者にされる珊瑚の指輪。福井県警が見つけ出した容疑者・黒塚と秋田。秋田が捨てた犯行に使われたマカロフ。東尋坊事件と同日に同じマカロフで殺害された大阪の弁護士・野末。東尋坊事件の被害者・岩山正三の妻・日奈子。日奈子が過去に行った擬装結婚から交換殺人も視野にいれるサトル。日奈子の偽装結婚の被害者・高須。高須の家を調べたサトルが抱いた疑惑。高須家の土蔵の放火。妻に駆け落ちされた高須の父親の秘密。マカロフの旋条痕に隠された秘密。

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    2015年04月15日
  • 吸血の家

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    二階堂蘭子シリーズ二作目。
    とても読み応えのある本格ミステリー。
    過去の殺人が一番好き!!
    ジョン・ディクスン・カーの『テニスコートの謎』読んでみたいな。

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    2015年03月09日
  • 地獄の奇術師

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    【背表紙】
    十字架屋敷と呼ばれる実業家の邸宅に、ミイラのような男が出没した。顔中に包帯を巻いた、異様な恰好である。自らを「地獄の奇術師」と名乗り、復讐のためにこの実業家一族を皆殺しにすると予告をしたのだ。「地獄の奇術師」の目的は何なのか。女子高生で名探偵、二階堂蘭子の推理が冴え渡る、本格探偵小説。

    度重なる不可能犯罪。
    複雑な人間関係。
    読み応え十分の作品。
    このシリーズも集めよう。

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    2015年01月07日
  • 地獄の奇術師

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    序章からして面白いです。ワクワクするような始まり方。
    二階堂作品って予想がつかなくて好きです。
    もしかしてこうかな?と思っていると、トンでもない方向に向かったり。
    そういう意味では読者を裏切らない作家さんです。
    二階堂蘭子シリーズも正統的な本格ミステリの道を進み、そこを二階堂兄妹がいい味を出しながら事件を解決へと結びつけます。
    本書でも私の好きなディティールがいっぱい!
    館、一癖も二癖もある実業家の一族、謎の怪しい男。
    やはり基本的にはこういう正統派の本格を読むのが私はやっぱり好きなんだなぁ~と再確認しました。
    舞台が昭和40年初頭というのも楽しめた要因かもしれません。
    蘭子さんシリーズは大作が多くて、本当に読み応えのあるシリーズです。

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    2014年09月30日
  • 吸血の家

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    美人姉妹に旧家での惨劇…横溝作品を彷彿させる妖しさに冒頭から惹き込まれます。
    『足跡なき殺人』が2つ、密室殺人が1つと内容が盛り沢山ですし、物語の作り込みが丁寧で好感が持てました。
    24年前の『足跡なき殺人』はシンプル且つ虚を突いたトリックで感心しましたが、テニスコートの『足跡なき殺人』は微妙でした。巧く盲点を突いてはいますが、よくよく考えると、地面の状態を見ればバレバレだと思います。旧家でテニスコートというのも若干浮いているので、なくても良い気がしました。
    その他、蘭子のネタバレつきの推理小説批評にが鼻につきましたが、総合的に見ると良作な推理小説だと思います。

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    2014年07月16日
  • 軽井沢マジック

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    いろいろ鼻につく設定やらなんやら、気になる点は多いのですが…クセになる面白さがあります(苦笑)。
    そういえば、今作は過去のミステリィ古典のネタばれがなかったような気がします。

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    2014年07月09日