二階堂黎人のレビュー一覧

  • バラ迷宮

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    二階堂蘭子シリーズ短編集。

    六編のお話しが入った短編集第二弾です。

    サーカスで起こる謎のバラバラ殺人事件。
    人間大砲の轟音と共に舞台にバラバラ死体が降り注ぐ『サーカスの怪人』。
    私はこのお話しが一番好きでした。

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    2011年10月13日
  • 魔術王事件(上)

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    相変わらずおどろおどろしい、目も覆いたくなるよう(?)な描写。
    そしてその怪奇世界にぐいぐい引き込まれていく。
    続きが早く読みたい。

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    2009年10月07日
  • 私が捜した少年

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    二階堂氏は、本格長編ミステリ作家です。
    なのに、私はアンソロジーに入っていた短編くらいしか読んだことがないのですが・・・。

    実は、本書よりも先に同シリーズ3作目「ドアの向こう側」を先に読みました。
    それが、面白かった!
    なので、シリーズ初回を探し求め、残念ながら中古本しかなかったのですが、
    それでも良い!と思って買ったのが本書です。

    渋柿信介、独身。ライセンスを持たない私立探偵。
    日常のしがらみに追われながらも、鋭敏な頭脳と大胆な行動力とで、
    次々に舞い込む事件を解決へと導く。
    友人の弟が失踪し、行方を追った渋柿は、一見無関係と思われた殺人事件の鍵を握った。
    本格推理の騎手が放つ傑作ハードボイルド・ミステリー。
    全五編収録。
    (BOOKデータより)

    と、BOOKデータを見るとかなりお固そうなハードボイルドのような感じですが、実はもっと気楽なミステリー作品です。
    ハードボイルドをちょっとパロディ化したような感じなので、ガチガチのハードボイルド派には受け入れられないかもしれません。

    ハードボイルド探偵らしい、シニカルで渋いセリフ。
    依頼者の女性と恋に落ちたり?落ちなかったり。
    主人公は甘いものが大好きで、日常生活もあまりハードボイルドっぽくなく、そのギャップが楽しいです。
    実は、私はハードボイルドはあまり読まないのですが、本書は楽しんで読むことが出来ました。

    このシリーズは現在3冊出ており、どれも短編集なのと連作というわけでもないので、正直どこから読んでも楽しめますが・・・でも、できれば本書、一番最初から読んだ方が、楽しさ倍増です!!
    ネタバレになってしまうので書けませんが、読めば理由がわかります!

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    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第一部ドイツ編

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     全4冊、文庫版で総ページ数2800超、原稿用紙換算で4000枚超の超々大作。
     ドイツとフランスの国境に跨って建つ人狼城。そこで同時期に、それぞれの名目で招待された人々と城の住民が連続殺人事件に巻き込まれる。本書がドイツ編。以降フランス編、探偵編、完結編へと続く。

     著者は当初、物語の舞台を国内も考えていたようだが、「聖アウスラ修道院の惨劇」や「悪霊の館」でも扱われるような西洋宗教(=キリスト教といっても良いが)に関する要素が多分に含まれているため、ヨーロッパを舞台にして正解だと思う。
     作中、ドイツ編ではハーメルンの笛吹き男、フランス編ではナチスドイツが生み出した人狼についてページを多く割いている。これが何を意味するかは完結編で明らかになることだが、これは過去に存在した人権を侵すことに対して糾弾する著者の訴えのように感じた。

     最後に、著者の作品に必ず出てくると言ってもいい黎人と蘭子のミステリ談義や他作品の引用。今作ではいつにも増してふんだんに出てくるので、次はこれを読んでみたいなと思わせてくれる。

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    2009年10月04日
  • 奇跡島の不思議

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    ベタベタこてこての本格ミステリですな。絶海の孤島で起こる連続殺人事件、異様で因縁に溢れた館、猟奇的に彩られた死体などなどなど、これでもかと突きつけられます。それを真正面から真っ向勝負でドカンと描き切っているから、お腹イッパイ。でもこういうのもたまに無性に読みたくなるんですよね。解説にもあるようにパロディでもメタでもなく書かれていること自体が、この作品の魅力に繋がっているのでしょうね。

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    2009年10月04日
  • ユリ迷宮

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    バイカル湖近くの巨大な館が吹雪の中で一瞬にして消える「ロシア館の謎」

    新築の高級マンションでおこる三重密室「密室のユリ」

    パーティーの最中に起る毒殺事件「劇薬」



    個人的には「バラの迷宮」の方がよかったかな?

    ロマノフ王朝の歴史的背景を扱った「ロシア館の謎」もなかなか面白かったですが、アガサ・クリスティーの「ひらいたトランプ」と「エッジウェア卿の死」を彷彿とさせる「劇薬」が一番でしたね。容疑者は全員動機がある(というか被害者が死んでも誰も悲しまない)凶器の砒素がいつ何に混ぜられて飲まされたのか?てっきり白湯に混ぜてあったと思ったのですが・・・まさか根底から覆されるとは・・・・

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    2009年10月04日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

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    じっくり時間をかけて読み進めました。蘭子のキャラクターに磨きがかかっているような感じもしますが、どちらかというと非常に淡々とした印象を受けました。途中の吸血鬼論では呆気にとられましたが最後にはしっかり落ちましたし。前作よりは格段に好きです。あの読みづらい注釈もなくすっきりと。前作で諦めなくて良かったなぁとしみじみ思ってしまいました。

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    2009年10月04日
  • ドアの向こう側

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    2007/8/11ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2011/6/15〜6/16

    幼稚園児私立探偵、渋柿信介シリーズの第3弾。
    「B型の女」、「長く冷たい冬」、「かたい頬」、「ドアの向こう側」の4編。個人的には「かたい頬」が○。
    相変わらず、渋くモテモテのシンちゃんが、元アイドル歌手のママ、ルル子とアルマーニを着こなす刑事であるパパ、ケン一とともに事件を解決する。しかし、シンちゃんの台詞まわしが面白いなぁ。単にハードボイルドを茶化しているわけではなく、愛情がある毒というか。阪神タイガースが弱い頃にファンが自嘲的に阪神の悪口を言っているような、そんな愛情が感じられる。
     このシリーズはこの作品以降発表されていないので、是非続編をお願いしたい。

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    2011年06月16日
  • 名探偵 水乃サトルの大冒険

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    連作ミステリー短編集。全4話。

    これも当たり♪ユーモアたっぷりでおもしろかったです。

    主人公は、長身・美形の28才。超イケ面だが、俗にいうオタク趣味の持ち主でちょっぴり変わり者。

    表紙に載ってるのが主人公です。めっちゃカッコイイよね?(笑)毎度×2茶目っ気たっぷりで、笑いが効いててグイ×2読んじゃいます。

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    2009年10月04日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

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    野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。神秘の領域で惨劇が繰り返される。名探偵・二階堂蘭子の推理が、ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実!

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    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第四部完結編

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    蘭子に振り回されたー。
    城の構造なんて二巻読めば分かるって!やっぱり、探偵篇に続き、だらだらした話の進み方で、切れがないです。
    長さで期待した分、残念と思ってしまった。

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    2009年10月07日
  • 人狼城の恐怖 第二部フランス編

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    惨殺ですよ、惨殺!
    ドイツ篇よりも惨殺具合は好きですが、人狼云々は理解できませんな。簡単に信じてしまう主人公の精神は危ういと思います。

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    2009年10月07日
  • 人狼城の恐怖 第三部探偵編

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    前二編の事件篇と比べて明らかに間延びしてますよ。
    中だるみ。
    黎人の語り口調がなんかわざとらしすぎて嫌だ。

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    2009年10月07日
  • 人狼城の恐怖 第一部ドイツ編

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    レビューを読んで知ったんですがなんだ、二階堂蘭子なのか。残念。こんなにおどろおどろしく始まったのだからパイプでもふかしながらどっしりとしたソファに構えた老紳士か京極堂(笑)のような薀蓄垂れ流す重苦しい人が探偵役で締めて欲しかったのに。

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    2009年10月07日
  • 吸血の家

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    蘭子シリーズ2作目(刊行順では2作目だけど、実際はこの作品が先に書かれて賞に応募。選には漏れたが編集者の目に留まって「地獄の奇術師」でデビューとなったようです)。遊郭を営んでいた旧家を舞台に、三人姉妹に降りかかる悲劇。「奇術師」よりトリックがしっかりしていてびっくり&すっきり感があって楽しめました。

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    2009年10月04日
  • 悪魔のラビリンス

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    人狼城から3年、二階堂蘭子復活!?かと思いきや、過去の話。名探偵には宿命のライバルありということで、そのライバル登場。犯人からの警告や密室殺人におびただしい死体と、本格ミステリ要素満載だけど、密室トリックが予想内だったのが残念。

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    2009年10月04日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

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    ちょっとした宗教学の勉強になります(笑)やはり二階堂さんの小説はオカルト的な要素が多くふくまれていますね。ただ、面白いということは事実です。

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    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第四部完結編

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    ドイツ・フランス編の謎が蘭子によっていとも簡単に解明されるんやけど、それにしても壮大なトリックやった…。事件の背景もスゴイし。この事件以後の蘭子にはやくあいたいなーーー!

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    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第三部探偵編

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    やっと探偵がお目見えです!長かったな〜。事件編がとてもおもしろかったので、解決されるのがもったいないくらい。ドイツとフランスそれぞれの事件がなかなか結びつかないのがもどかしいっ!!それにしても暮林くんの予言…、すげーな。

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    2009年10月04日
  • 人狼城の恐怖 第四部完結編

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    蘭子の推理を読むまではもしかして超自然現象もありなの〜?!と思っていた私ですが、ちゃんとトリックがあって驚きもの!一応、スッキリ完結してくれたものの・・・ここまで長くする必要も・・・と方や思ってしまった。

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    2009年10月04日