ユリ迷宮

ユリ迷宮

660円 (税込)

3pt

大胆な設定、意外な結末。名探偵・二階堂蘭子、颯爽と今日も登場! 豪壮な館が消える「ロシア館の謎」「密室のユリ」「劇薬」3篇。初短編集――バイカル湖近くの豪壮な館が吹雪の中で忽然と消えてしまうトリックの見事な「ロシア館の謎」。コントラクトブリッジのパーティーという衆人環視の中で殺人が行われる「劇薬」。誰も入れない密閉状態の新築高級マンションで殺人事件が起きる「密室のユリ」の計3篇。名探偵・二階堂蘭子の推理が冴える、初の短篇集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ユリ迷宮 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズの初短編集。

    ロシア館の謎
    クリスティの「火曜クラブ」のオマージュの様な形で進行する物語。
    ジュペア老人が語る彼が経験した戦争時代の話。ジュペア老人はロシアの軍人であり、奇異な経験を持っている。また、当時のロシア皇帝とロマノフ朝を巡る浪漫は様々な作品のテーマになる程、魅力的なもの

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ
    『ロシア館の謎』
     シュペア老人が体験した事件。ロシア革命後混乱するロシアで消えた城の謎。

    『密室のユリ』
     密室で殺害された推理作家。口述筆記の中に隠された過去の殺人事件の秘密。恋人二人と警備員の前で明かされる真相。

    『劇薬』
     殺害を予告された男の死。コンクラント・ブリッ

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    「ロシア館の謎」「密室のユリ」「劇薬」の3編が収録された二階堂蘭子シリーズの短編集。この中だと「劇薬」がフーダニット、ハウダニットの要素に加えて、どんでん返しの要素もあって面白かった。

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    バイカル湖近くの巨大な館が吹雪の中で一瞬にして消える「ロシア館の謎」

    新築の高級マンションでおこる三重密室「密室のユリ」

    パーティーの最中に起る毒殺事件「劇薬」



    個人的には「バラの迷宮」の方がよかったかな?

    ロマノフ王朝の歴史的背景を扱った「ロシア館の謎」もなかなか面白かったですが、ア

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ユリ迷宮 
    二階堂黎人4冊目となり、安心して読めます。
    親しみもでてきました。
    なんと二階堂蘭子ものの短編集でした。
    「劇薬」はどんでん返し。
    これまでのものとちょっと感じが違う感じでした。
    私は長編が好きなのですが、短編にしては面白かったです。

    0
    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    「ロシア館の謎」「密室のユリ」「劇薬」
    3作のなかでは、「ロシア館の謎」が個人的に一番好き。

    正直にいうと、詳細に描かれた人間模様が逆に邪魔をしてしまっている印象。どのようなどんでん返しがあるんだろうと思っていたところに期待の割にはと思ってしまいます。
    トリック自体はどの作品も大きな驚きはないけれ

    0
    2018年03月20日

    Posted by ブクログ

    二階堂黎人が「いちばんよかったころ」のものだけに、完成度が高い。
    こういうバリバリ本格推理小説って、僕にとってはほんと面白いね。

    0
    2014年06月10日

    Posted by ブクログ

    講談社は綾辻作品より有栖川作品より先に二階堂作品の新装版を出すべきだと思うのです…。この装丁は京極作品より怖いよ…手に取りにくいよ…。

    内容は相変わらず抜群の安定感です。
    表題作の「ユリ」より「劇薬」のほうがフーダニットとしては格段に読み応えがあって好き(*^^*)

    それにしても蘭子が相変わらず

    0
    2011年12月29日

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ。

    蘭子シリーズでは御馴染みの人物、
    シュペア老人が体験した事件を語る『ロシア館の謎』他二編を収録した、
    蘭子シリーズ初の短編集。

    0
    2011年10月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ロシア革命直後、シュペアが体験した謎。バイカル湖近くの豪壮な館が吹雪の中で忽然と消えた。「ロシア館の謎」。

    誰も入れない密閉状態の新築高級マンションでの殺人事件。被害者の女性作家の口述執筆のカセットに録音された事件の模様。「密室のユリ」。

    コントラクトブリッジのパーティという衆人環視の中で起きた

    0
    2025年11月24日

ユリ迷宮 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

二階堂黎人 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す