二階堂黎人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ約一週間かけて読みました。
読みごたえは抜群です( *´艸`)
「孤島の連続殺人」
犯人あてといかにもな本格派!
島に閉じ込められ、追い詰められる様子。
容疑者達の疑心暗鬼、心の奥底に隠していた本音。
そんなスリルがひしひしと本文から伝わってきました。
あと「芸術サークル」となっているだけに、二階堂先生らしく有名作家がゴロゴロ出てきます。
今回へぇ~と、思ったのは「色盲」
私も中学くらいまでこの検査をしていました。なんか3Dみたいで面白かったんですがこれが差別に繋がるなんて。
しかもこの検査が始まったのが戦時中の徴兵検査だなんて思いもしなかった。
検査が通っても、通らなくても地獄。
そんな中、有香子姫に落ちた天罰は当然だったかもしれない。
自分だけ「戦争」という地獄から逃れようとしていたのだから。
誰に感情移入したかはシオン!
可愛い子です。
でも、彼もきっと今からが生き地獄となるだろう。
じっくり読んでも色々考えた作品です。 -
Posted by ブクログ
蘭子がタイプじゃないわ~って偉そうに言っときながら、そろそろシリーズ読破しようとしてる私です⊂((・x・))⊃何様か
だって、二階堂先生、ミステリスキーのツボを押さえるのがうまいんだもん!←
やっぱり「何となく」毎回犯人は分かっちゃうんだよなあ。…トリックはもちろん看破できないけどね!←←
物理トリックは解けた試しがないのですが、大枠はぼんやりとでも見破れるのが嬉しい作家さんですd(^_^o)
怪奇性・残虐性・ふんだんに盛り込まれた意匠・「災いの遺言」・双子の多い旧家・見取り図・犯人の襲撃を受ける名探偵・衝撃のラスト…ミステリスキーならウホッ(o^^o)となってしまう要素詰め込みまくりでございます。
800ページ超のボリュームに相応しい、豪華絢爛な殺人劇。死者は何と二桁に登ります。謎解きの段階で生き残ってる容疑者がまあ少ない(笑)。これはミステリスキーなら見逃す手はないですよ…。
長すぎ!登場人物多すぎ!!時代錯誤すぎ!!!と突っ込めばキリがないですが、70年代が時代設定なので、最後のはスルーしましょう~(笑)。そんな不満を補ってあまりある読み応えを保障できます!
資産家の老女が遺した不可解な遺言状が執行する一月前、大邸宅の中で惨殺体が発見された。
黒魔術のような装飾の施された室内の中心に横たわる首なし死体ーーその首の在り処を捜索する捜査陣を嘲笑うかのように、第二第三の事件が発生する。
やがて戦前の外国人失踪事件にまで追究が及ぶ中で、名探偵・二階堂蘭子にも魔の手が迫る! -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。
満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。
ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。
そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。
神秘の領域で惨劇が繰り返される。
名探偵・二階堂蘭子の推理が、
ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実。
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二階堂蘭子シリーズ。これは何度も読んだ作品なのに
修道院の内部探索やら暗号やらまるっきり忘却していたので新鮮に楽しめた!
無宗教だからか、こういう宗教絡みで悪魔的なテーマには都市伝説的な楽しさを感じる。
レトロな時代設定と雰囲気も大好き。
黎人の「記録者」としての徹底振り(あんまり役に立たない)
(ラストで活躍したにもかかわらず・笑)もいいなと思う。
二階堂さんの話はあらすじのあおり文句を裏切らないので好きです。
あと名探偵二階堂蘭子女史も大好きなので★4つ。 -
Posted by ブクログ
目から怪光線を発射し、口からは黄色い毒ガスを吐くという「双面獣」が殺戮の限りを尽くすという生存者の回想から始まります。阿鼻叫喚という言葉がピッタリのその殺戮シーンには正直ちょっと引いてしまいました。これだけ大きな謎をぶち上げるミステリー作家は、今や島田荘司か二階堂黎人しかいないのではと個人的には思っています。こんな怪物を登場させて、二階堂先生は一体どうやって収拾をつけるのだろうと興味津々のまま、物語は下巻へと続きます。本巻前半の独白部分は真実を語ったものだろうかと疑いを持ちましたが、後半部分で、二階堂蘭子が現場検証をし、証言どおりの惨状の跡が確認されるに至って、一応事実らしいと納得しました。でも何かありそうな気が・・・。