二階堂黎人のレビュー一覧
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蘭子がタイプじゃないわ~って偉そうに言っときながら、そろそろシリーズ読破しようとしてる私です⊂((・x・))⊃何様か
だって、二階堂先生、ミステリスキーのツボを押さえるのがうまいんだもん!←
やっぱり「何となく」毎回犯人は分かっちゃうんだよなあ。…トリックはもちろん看破できないけどね!←←
物理トリックは解けた試しがないのですが、大枠はぼんやりとでも見破れるのが嬉しい作家さんですd(^_^o)
怪奇性・残虐性・ふんだんに盛り込まれた意匠・「災いの遺言」・双子の多い旧家・見取り図・犯人の襲撃を受ける名探偵・衝撃のラスト…ミステリスキーならウホッ(o^^o)となってしまう要素詰め込みまくりでご -
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久々の、二階堂蘭子シリーズです。
いきなり、ある女性の回想から始まり、蘭子の登場する章と交互に、双面獣事件に関係した人々の証言が入ります。
これらは一見まとまりが無いように見えますが、後に、蘭子の章にぴたりとはまる事がわかります。
旧日本軍の実験の結果、ラビリンスや双面獣といった異形の者達が生まれた、という経緯が徐々に明かされて行きます。
「そんな馬鹿な」という事ばかりなのですが、私はこういう話が好きなので、ありだな、と。
少し、『多重人格探偵サイコ』の、ガクソのような感じ。
面白かったのですが、全体的に、殺し方がちぎっては投げちぎっては投げ、ばかりだったので、若干飽きると言う -
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ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
野尻湖畔にある修道院の塔で起こった二つの密室殺人。
満開の桜の枝に、裸で逆さに吊るされた神父の首なし死体。
ヨハネ黙示録に見たてた連続殺人。
そして、不可解な暗号文も発見されたのだ。
神秘の領域で惨劇が繰り返される。
名探偵・二階堂蘭子の推理が、
ついに暴き出した地下文書庫に隠された驚愕の真実。
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二階堂蘭子シリーズ。これは何度も読んだ作品なのに
修道院の内部探索やら暗号やらまるっきり忘却していたので新鮮に楽しめた!
無宗教だからか、こういう宗教絡みで悪魔的なテーマには都市伝説的な楽しさを感じる。
レトロな時代設定と雰囲気も大好 -
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目から怪光線を発射し、口からは黄色い毒ガスを吐くという「双面獣」が殺戮の限りを尽くすという生存者の回想から始まります。阿鼻叫喚という言葉がピッタリのその殺戮シーンには正直ちょっと引いてしまいました。これだけ大きな謎をぶち上げるミステリー作家は、今や島田荘司か二階堂黎人しかいないのではと個人的には思っています。こんな怪物を登場させて、二階堂先生は一体どうやって収拾をつけるのだろうと興味津々のまま、物語は下巻へと続きます。本巻前半の独白部分は真実を語ったものだろうかと疑いを持ちましたが、後半部分で、二階堂蘭子が現場検証をし、証言どおりの惨状の跡が確認されるに至って、一応事実らしいと納得しました。で
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二階堂氏は、本格長編ミステリ作家です。
なのに、私はアンソロジーに入っていた短編くらいしか読んだことがないのですが・・・。
実は、本書よりも先に同シリーズ3作目「ドアの向こう側」を先に読みました。
それが、面白かった!
なので、シリーズ初回を探し求め、残念ながら中古本しかなかったのですが、
それでも良い!と思って買ったのが本書です。
渋柿信介、独身。ライセンスを持たない私立探偵。
日常のしがらみに追われながらも、鋭敏な頭脳と大胆な行動力とで、
次々に舞い込む事件を解決へと導く。
友人の弟が失踪し、行方を追った渋柿は、一見無関係と思われた殺人事件の鍵を握った。
本格推理の騎手が放つ傑作ハード -
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全4冊、文庫版で総ページ数2800超、原稿用紙換算で4000枚超の超々大作。
ドイツとフランスの国境に跨って建つ人狼城。そこで同時期に、それぞれの名目で招待された人々と城の住民が連続殺人事件に巻き込まれる。本書がドイツ編。以降フランス編、探偵編、完結編へと続く。
著者は当初、物語の舞台を国内も考えていたようだが、「聖アウスラ修道院の惨劇」や「悪霊の館」でも扱われるような西洋宗教(=キリスト教といっても良いが)に関する要素が多分に含まれているため、ヨーロッパを舞台にして正解だと思う。
作中、ドイツ編ではハーメルンの笛吹き男、フランス編ではナチスドイツが生み出した人狼についてページを多く