二階堂黎人のレビュー一覧

  • バラ迷宮

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    ユリ迷宮よりも因果応報感があって個人的には好き。短編ながら展開が濃いめところも読んでいて楽しかった。

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    2025年08月19日
  • 吸血の家

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    電子で読むと註釈が読みにくいのが難点。なくても問題はないけれど。やや長めだけれどしっかり読んでいくとちゃんと真相が読めるので丁寧に書かれているなという印象。ドロドロした雰囲気から一点ラストはさっくりしていた。

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    2025年07月25日
  • 悪霊の館

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    なんか懐かしい感じのミステリー。こういう館の惨殺はたくさん出ているし、その分真相に検討も着くのだけれど読み応えたっぷりで良かった。おまけな感じのオカルト部分が結構好き。

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    2025年06月26日
  • 私が捜した少年

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    私が探した少年 二階堂黎人
    渋柿信介5歳の探偵の全5編でした。
    面白いかった。
    過去一若い探偵と思われる。
    パロディ、ハードボイルド、アイデアがいいね。

    このシリーズ、クロへの長い道 読みます。

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    2025年05月06日
  • 呪縛伝説殺人事件

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    片田舎の村で、二つの旧家が対立していて、昔から伝えられてる祟りみたいなものがあって・・・そんな中起こる密室殺人事件。おまけに隠された財宝なんてものまであって。
    ベタというか王道というか。正直、好物です。

    面白かったんですけどね。なんか最後もう一波乱ありそうでなかった。なんかこう、実は黒い思惑が・・みたいな話がありそうで。まあないせいで読後感よく終わったのでそれはそれで。しかし最初に屋敷図とか登場人物とかあるのはいいんですが、密室の図解まであるのは・・なんか意図があるんでしょうか?第一の殺人は冒頭で起きてるからいいとして、第二はなんで文中じゃないんだろう?この先に誰が殺されるのかわかっちゃうじ

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    2025年05月01日
  • 地獄の奇術師

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    だいぶ昔に読んだのであらすじほぼ忘れていたのでもはや初見。その間色々読んできたからか犯人が予想できるようになって成長を感じた。昔の話なのでありがちと言えばありがちだけれど、テンポよく起こる殺人と真相は力入れて作り上げた感じで嫌いではなかった。

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    2025年04月19日
  • 吸血の家

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    二階堂蘭子シリーズの2作目。
    蘭子ちゃんはコナンくんです。事件を引き寄せちゃう系の人。親戚筋でこんな大事起きるなんてあり得ないでしょうよ…。

    最後の犯人の語りがかなり説明口調だが、基本面白かった、で読み切れた。令和からするとクラシックなトリックなのかもしれないが、きっと当時は画期的だったのかも。
    そしてほぼ当て馬になってしまうワトソン役の黎人くん。きっと神木隆之介とか鈴鹿央士あたりに任せることになるんだろうな…毎回お疲れ様…。

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    2025年03月02日
  • 増加博士の事件簿

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    二階堂黎人の連作ミステリ短篇集『増加博士の事件簿(英題:The Casebook of Dr.Zouka)』を読みました。
    二階堂黎人の作品は初めて読みますね。

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    半分に千切られたトランプ、血染めの五芒星、握られた釣り餌、口の中の割れた茶碗、鼻の穴に突っ込まれた指……凶悪事件現場に遺されたあまりに不可解なダイイング・メッセージ。
    その真相に巨漢の名探偵・増加博士と痩身の羽鳥警部のでこぼこコンビが挑む! 
    不可能犯罪、トリック、ユーモア、そしてウンチクがたっぷりと詰まった“頭脳刺激”系ミステリー誕生!
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    2025年02月15日
  • バラ迷宮

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    バラ迷宮
    サーカスの怪人
    二階堂蘭子シリーズ短編。紫煙で行われる「殺人芸術会」での一幕。三十年以上前に発生したとあるサーカスで起きた残忍な殺人事件。蘭子達は元サーカス団員の話を聞き、空中ブランコの最中に起きた怪奇な事件について考察する。
    蘭子自身はある程度トリック等の目安がある中で、事件の真相解決の為、行動を開始する。
    トリックは大胆であり、犯人の特殊性も際立った作品。物語も読みやすく面白い作品だ。登場人物で疑わしき「サーカスの怪人」など、乱歩を思わせるような背景があり、単純に読み物として楽しめた作品だ。

    変装の家
    盲目の老婦人が所有する屋敷で起きた殺人事件。雪の降り積もる中、足跡を残さずに

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    2025年02月05日
  • 巨大幽霊マンモス事件

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    ネタバレ

    久しぶりの二階堂黎人作品。
    蘭子シリーズなので、期待して読み始める。
    時代は、第一次世界大戦辺りと思われる。
    ドイツ人の男が、軍のある命令により、商隊に入りシベリアの死の谷と呼ばれる地を目指すが、ロシアの赤軍に襲われたり、謎の追跡者に命を狙われて、商隊のメンバーが殺されていく。
    謎解きよりも、冒険譚として引き込まれた。

    死の谷の秘密や巨大マンモス、夢見と呼ばれる怪しげな人物達が、登場する。

    現代パートでは、蘭子やミステリ好きの好事家が集まって、ミステリーの謎解きを楽しんでいる。
    前半までのストーリーを小説にしたものを皆で、謎解きするが、蘭子が解明していく。
    トリックとしては、期待外れでスッ

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    2025年01月30日
  • 吸血の家

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    二階堂蘭子シリーズの長編推理小説。二階堂家の親戚筋である雅宮家で起きる事件を題材にした作品。

    絶世の美しさを持つ一族。美しき三姉妹が暮らす旧料亭「久月」で起きた過去の事件。遊郭時代にあったとされる「翡翠姫」の伝説

    喫茶店「紫煙」に現れた謎の女性が訪れ、二階堂家の人間に「久月」で殺人事件が起きる事、それを未然に防ぐ事を伝えてほしいと伝え残し、立ち去ってしまう。「紫煙」に集う人達は彼女の姿を追うが、不思議な事に見逃してしまう。
    蘭子と黎人は報告を受け、親戚筋の「久月」事、雅宮家で起きた過去の事件を調べる。
    過去の事件は蘭子達が懇意にしている中村刑事が過去に受け持った事件であり、足跡なき不思議な

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    2025年01月04日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

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    長い。途中でついていけなくなった。イマイチ、犯人の動機もちょっと伝わりきらなかったし。密室のトリックも文章ではよく分からず、図が欲しいと思った。

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    2024年12月30日
  • 悪魔のラビリンス

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    面白かった。
    二階堂黎人 悪魔のラビリンス

    私は、最新の出筆など知らないので、人狼城の恐怖の続編が、出たのか出てないか知りません。
    出てるなら、読みたいと思います。あとがきから知ったことまとめ。
    ①悪魔のラビリンス文庫でた時点では、人狼続編は出てない。
    ②悪魔のラビリンスの続編が、手元にある「魔術王事件」「双面獣事件」どちらも未読。
    二階堂黎人ワールドはまだまだ知らないことあります。
    怪人対名探偵いいね。
    乱歩蜘蛛男魔術師黄金仮面黒蜥蜴通俗長編栗本薫天狼星につうじていました。機会があれば入手したいし読みたい。


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    2024年10月09日
  • 地獄の奇術師

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    二階堂黎人さんの作品は、本作品が始めてとなります。
    若干情景描写で細かすぎる印象を受けましたが、全体的には読みやすかったかと思います。
    「地獄の奇術師」を名乗る神出鬼没な犯人による連続殺人を、女子高生探偵二階堂蘭子が解き明かしていくといった流れとなりますが、地獄の奇術師の正体をストーリー的には、そのようにするしかなかったのかもしれませんが、一歩やりすぎているなと感じました。

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    2024年08月12日
  • 巨大幽霊マンモス事件

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     二階堂蘭子シリーズ長編。蘭子シリーズは少しずつ集めていたが中々手をつけるタイミングが無く。今回、今作を手に入れるタイミングが良く取り掛かる事になった。二階堂黎人は水乃サトルシリーズが主だったので楽しみだ。

     戦争時代のロシアを背景に、過去にスパイであったジュペア老人が、当時とある作戦に従事していた二人の手記を土台にしながら「殺人芸術会」の面々に謎を提起する。
     作中作についてはルカ・フロローフ、セルゲイ・エルルーシ二人の目線から展開され、その中で生じた事件などを、殺人芸術会のメンバーが解き明かすという流れだ。
     ある程度冒頭の部分で蘭子や黎人のキャラクターは掴めたし、秘密クラブの様相も、ク

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    2024年06月22日
  • 呪縛伝説殺人事件

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    ずいぶん気弱で頼りない主人公だと思ったがDV酒乱父→チンピラ前夫→義理家族の中で針の筵、では仕方ないか。

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    2024年06月19日
  • バラ迷宮

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    バラ迷宮 二階堂黎人

    二階堂黎人さんの作品は安定している。
    これは全て読みたい作家さんです。
    この本は短編集だった。二階堂蘭子に慣れてきたし、古今東西、私の中で1番の短編集だと思います。

    さあ次に読む予定の作品は少し長め。
    未読の二階堂蘭子シリーズは後何作あるのかまだ知りませんが、何はともあれ楽しいね。

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    2024年04月16日
  • 魔術王事件(下)

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    事件がある程度終盤に来てからの名探偵登場。また、このパターンか…。
    謎解きの鮮やかさは良いけど、このスタイルに飽きてしまった…。
    大時代な表現も、お腹いっぱい、って感じに。

    二階堂黎人はもう卒業して、新作ミステリーの方を読もうかな。

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    2024年02月03日
  • 聖アウスラ修道院の惨劇

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    ネタバレ

    作中で蘭子さん、「この世が、すべて神の意志によって創造された物なら、神の意志の届かないものや、神の目が届かない所は一つも存在しないわ。だから、地獄や怪物や絶対悪など、神の人間に対する加護に反するものなんて、あり得るはずがないじゃないの」とか言っているけど、アナタ絶対に神様なんて信じてないでしょ、と突っ込みを入れたくなった。

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    2023年09月17日
  • 地獄の奇術師

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    ネタバレ

    『人狼城の恐怖』が面白かったので、二階堂黎人の初期作をまとめ買い。でも、本作は後にE・クイーン『十日間の不思議』を読んだら、動機も手口もそっくりじゃない? って思ってしまったのである。

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    2023年09月15日