地獄の奇術師

地獄の奇術師

880円 (税込)

4pt

十字架屋敷と呼ばれる実業家の邸宅に、ミイラのような男が出没した。顔中に包帯を巻いた、異様な恰好である。自らを「地獄の奇術師」と名乗り、復讐のためにこの実業家一族を皆殺しにすると予告をしたのだ。「地獄の奇術師」の目的は何なのか? 女子高生で名探偵、二階堂蘭子の推理が冴え渡る、本格探偵小説!

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地獄の奇術師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    二階堂黎人の長編ミステリー。作者のデビュー作であり、二階堂蘭子シリーズの最初の作品。

    登場人物や役割の明記も丁寧にされており、これぞミステリー小説と言える出来栄え。作風は江戸川乱歩や横溝正史の様な恐怖心もあるサスペンス的な部分もふんだんにあり、少し突飛な部分もあるが設定が魅力的で王道だと思った。蘭

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

    当時新本格派なんて知らずに読みふけったなかの1冊! 綾辻行人先生や有栖川有栖先生、歌野晶午先生、我孫子武丸先生を呼んでたらあとがきに必ずでてくる作家に二階堂黎人先生の名が!
    デビュー作品を読んだらノックアウト!オドロオドロした雰囲気がよく名探偵二階堂蘭子がまたよくてね!
    あの当時は幸せな読書体験だっ

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    黎明期の二階堂蘭子。
    その友人、黎人が書き手となり、連続殺人事件の謎を解き明かす。

    描写にぞっとするところもありなかなか読み進められず日数がかかってしまったけれど。

    0
    2015年07月18日

    Posted by ブクログ

    犯人の一人は途中でわかってしまったし、トリックもわかりやすかったけど、久しぶりにのめり込んだミステリー。この作者の他の本も読んでみたい!多分、横溝正史っぽい雰囲気が気に入ったのだと思うけど、ドキドキしながら読めて、面白かった!ただ、最後に明かされた、犯人の真意は、ちょっとこじつけっぽくて、よくなかっ

    0
    2012年10月06日

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズ


    暮林家連続殺人事件。顔の皮をはがれた女。三重密室で殺害された男。
    暗躍する「地獄の奇術師」と名乗る怪人物。
    暮林家が帰依するキリスト教の神父ダマンに隠された秘密。

     1997年9月11日購入

     1997年10月27日初読

     2009年6月25日再読

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ノリがいかにも昭和的な感じで、乱歩的な展開。全体的によくできているなあと思いつつも、鍵のトリックがビジュアルでないためにわかりにくく感じたり、またこれは仕方ありませんが、警察の無能ぶりが、どこか古臭さを感じさせたりと、終盤の展開も、どうして警察に言わないのかとか、ツッコミどころも多く、不満点も多々あ

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    地獄の奇術師 二階堂黎人
    読みました。
    面白かった。
    シリーズ物最高です。
    次回作を明日から読みたい。

    推理小説、探偵小説、ガイドが参考になる。

    まだまだ知らない作家作品がある。
    入手したい本がまた増える。
    順番待ちの本がまた増える。
    すべて読むため長生きしなければいけない。
    いい本しか読みたく

    0
    2022年07月10日

    Posted by ブクログ

    二階堂蘭子シリーズの1作目にしてデビュー作、僕と同い年のミステリ。
    序盤から漂う乱歩を想起させる奇怪さは古き良きミステリを思わせ心躍る。蘭子や黎人のキャラクターも良く、ストーリー展開も飽きさせず読みやすい。
    謎解き面については、犯人は当たったがトリックは一部判らなかった。しかしそもそもトリック自体は

    0
    2018年02月25日

    Posted by ブクログ

    『お前の力なぞ、悪魔の力の前にはまったく無力なのだ。お前は今、こうして悪魔と戦って死ぬのだをお前の体を突き抜けたこの燭台の形を見てみろ。ちょうど十字架のようではないか。お前はここで、愛する神と共に地上より滅びるのだ?』

    こういうセリフがなぜか懐かしく感じる。もう25年以上前の作品なんだな。二階堂黎

    0
    2018年01月08日

    Posted by ブクログ

    蘭子さんデビュー作、良くも悪くも懐かしいというか…。いろいろぶっこまれまくりです。青春ミステリとも言えそうだし、乱歩のような怪奇的要素。うん、いろいろ乱歩だ(笑)作中では古今東西の名作に触れられ、二階堂氏のミステリ愛のようなものを感じます。おかげで読んだことない物の、ネタバレを食らった気も。先ほども

    0
    2016年01月03日

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