中島義道のレビュー一覧

  • さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室

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    ”幸福”になる為、俺は生きてる。あなたは何のために生きてる?難しく考えないで。「よいこと」って自分が心の底から本当に望む’こと’だよ。あと、のび太君はドラえもんの道具にたよってばかりじゃないよ。

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    2012年10月22日
  • 「人間嫌い」のルール

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    著者は、人間のある面がひどく嫌いという。いわゆる「よいこと」を絶対の自信を持って、温かい眼差しを持って強要すること。とりわけ、他人が喜んでいるときに喜ぶように、他人が悲しんでいるときに悲しむように共感することを強要する、他人の鈍感さと傲慢さが嫌いなのだという。

    共感は演技を呼び起こし、共感する者は賞賛され、共感しないものは非難されるがゆえに、人々は必死になって演技する「共感ゲーム」が繰り広げられる。誠実さに対する神経が異常に発達した人間は、こうした共感ゲームにコミットすることが無性に不愉快なのだ。

    他人からはどんなに馬鹿げて見えようと、自らの欲望にごまかしがないこと。著者は、世間体や金銭な

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    2018年10月31日
  • 人生に生きる価値はない

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    75点。人生に生きる価値はない。と言われたら「は?それってどういう意味?」となるし、「だから意味も価値もないってこと」っていわれてもよくわからない。
    無意味だということを自分が理解したとすれば、十分に有意味な行為だしなぁ。
    無意味である、とはいったい、どういう意味で「ある」のか。
    無意味さを、意味を経由して理解する以外の方法はない。
    じゃあ、どうすればいいのだろう。
    このひねくれた著者は一生をかけて、先のけっこうどうでもいいような問題について考え続けている奇特な爺さんです。
    小さい頃、死が怖かった人は多い。私もそうであった。私の場合は死ぬという行為にではなく、死後を想像することに恐怖を覚えた。

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    2012年10月11日
  • さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室

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    中学生との『テツガク』授業の内容を、分かりやすくまとめた本。
    語り・口調で読みやすい。
    生きることとは?良い事、悪い事とは?大人の私にもいろいろ考えさせられる内容。
    155ページ中146ページでやっとドラえもんの話が出てくる(笑)

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    2012年06月12日
  • 私の嫌いな10の言葉

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    無念の拳を振り上げながら、彼はまた新たに言葉を押しつぶすことを学んだのです。彼は「こんなことってあるものか!」と叫ぶでしょう。しかし、その彼が銃数年後、同じようにして他人(部下)から言葉を暴力的に奪わないとは限りません。37
    ――――――――――――――――――――――――――――――○
    多くの女性は「この人、私がいなければ何もできないの」と思い込みたいのでしょうが、それは夫を恋人を人間としてひとり立ちさせたくないから。精神のてん足をして、ひとり占めしたいからです。こんなことをしていると、いつかツケは自分に回ってくる。120
    ――

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    2012年06月12日
  • ひとを〈嫌う〉ということ

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    金沢の21世紀美術館で衝動的に買った本。言われてみれば至極当たり前のことが書かれている。どこかで誰かに嫌われるのは仕方ないと割り切れると思う。でも本当に仲良くしたいひとから嫌われるのは、どう理屈をつけたってつらい。頭で割り切れない感情があるってことが初めて実感としてわかった。。。

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    2012年08月22日
  • 私の嫌いな10の言葉

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    マジョリティの暴力的全体主義に徹底的に抗戦している。
    本音と建て前の建て前が突出していてあいかわらずある種の痛快さと不愉快さが織り交じった文章である。

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    2012年05月04日
  • 「人間嫌い」のルール

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    虚礼的な共感ゲームが今の日本に蔓延っている
    というのには大いにうなずいたけれど、
    やはり完全に(家族を含めた)他人に、100%期待しない生き方は
    難しいな〜と思った。

    この本にすっかり共感できるという人が、私にはまぶしい。

    読み終わった後も自分の頭の中で猛烈に自問自答中。

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    2012年05月03日
  • 人生に生きる価値はない

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    屁理屈ともとれもすつけど、ここまで徹底しているとある意味すがすがしいともいえるか。理屈は自分の哲学に根ざしている点はよいか。

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    2012年04月30日
  • 哲学の教科書

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    中島義道さんの本は
    基本的には好きなんだけど
    今回はあまり
    はまれなかったなあ

    一語一語が
    頭の中で上滑りしていく感じ

    でも もしかしたら
    あたしの頭の中に
    哲学用の回路が
    できあがっていないから
    かもしれない

    とりあえずは 簡単そうな
    哲学ものを
    あんまり選ばずに
    さくさく読んで

    回路を作ろうかなあ

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    2012年04月29日
  • 私の嫌いな10の言葉

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    この本に書かれていることに賛同しようがそうでなかろうが、読後は自らの感覚が先鋭化される内容。
    ただこんな本を読まずとも、この社会で生きていれば自ずから考えざるを得ない話ばかりだとも。
    他の著書も読ませていただいたし、この作者の思想を喰らって生きるのは非常に面白いと思うが、喰らってなお希望とともに生きる、自分はそうありたい。

    次点として、「俺(私)、間違った事言ってる?」も加えていただきたい。

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    2012年04月24日
  • さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室

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    “ドラえもんはマンガの世界だけど、きみたちはそれがどんな魅力的でも、苦労しないで手に入れたもの、人から恵んでもらったもの、などに頼っちゃダメだ”
    “人類が消滅しないまでも、いまの十分の一に減れば、環境問題はいっきょに「解決」される。でも、だれもこういう主張はしない“
    “みんな、「どうせ死んでしまう」とか「人生に生きる意味はない」と、うすうす感じながら自分をごまかしてやっと生きているのに、近くにそれにこだわっている人がいると迷惑なんだよ”
    “人生にはどうしようもない「偶然」が左右するんだよ。だから、きみたちは、今後どんなに努力してもむくわれないかもしれず、どんなにサボってもむくわれるかもしれない

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    2012年04月10日
  • ひとを愛することができない マイナスのナルシスの告白

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    まぁぁ暗くて捻くれてて湿っぽい、重い重い愛に関する哲学エッセイ。
    愛とはなんと利己的で暴力的で理不尽で人を醜くさせるものなのか!
    利己的な自分の愛を底の底まで考え抜き「愛とは何か?」という問題を自らの歪んだ愛をモチーフに考察した奇妙かつ深く興味深い一冊。
    愛に疲れた人、愛を信じられない人、愛とは何かが分からず人を愛せない人必読の書……かな。

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    2012年04月10日
  • ヒトラーのウィーン

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     ナチズムや歴史ではなく、個人としてのヒトラーに迫った本。
    ヒトラーと言えば、禁煙運動と菜食主義者として有名。また、本書で触れられるユダヤ人の最終解決の方法をガス室にした理由「血を見たくないから」でわかる彼の神経質、強迫観念的、潔癖症、妥協を許さない性格。この性質があのユダヤ人大量殺戮をする行動と表裏一体だという分析は興味深い。
     今、巷で流行る嫌煙運動やベジタリアンと、現在の他人に非寛容な息苦しい社会との関係をついつい関連づけてしまう。
     

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    2012年03月30日
  • カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ―

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    著者自身が自らの経験のなかで掴み取った生き方
    親の立場として読むと、親の願望で雁字搦めしていただろうことに心が痛くなる

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    2012年03月25日
  • 「時間」を哲学する 過去はどこへ行ったのか

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    読んだキッカケ: 時間について考えてみたくなった。時間は、どうして無尽蔵にあるように感じてしまうのか。人生は短いんだよということを手に取るように実感できる方法はないものか?と本書では答えば見つからずに今も模索している。

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    2012年03月15日
  • ぐれる!

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    ネタバレ

    ぐれることがいいことのように書いてある。

    でも、著者が最高峰の大学に入学後、ひきこもりになって、
    親をひたすら恨んでいたというのが、リアリティがあって、
    著者に興味がわいた。

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    2012年01月30日
  • 明るいニヒリズム

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    "じつに、一瞬一瞬、宇宙の総体は消え続けているのであり、持続してあるかのようなものはただの観念の集合であって、人間が言語によって拵えげた架空物なのである。"

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    2011年12月07日
  • 悪について

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    カント倫理学に基づいた善悪の分析。
    善なる行為だけをなして生きる、つまり善であることはできない。
    自分のなすべき行為が善なる動機から出ているのか悩み、そうあろうと心がけることが善である状態なのだろう。
    思考停止してはいけない。

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    2016年03月02日
  • <対話>のない社会 思いやりと優しさが圧殺するもの

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    自らの言葉に自らの心を表して、自らの言葉に自ら責任をもって、相手の言葉に真剣に耳を傾け、相手の言葉で他者との差違を学ぶ「対話」が、日本には少なすぎることを指摘し、「対話」の獲得によって社会の風通しをよくしようと主張する一冊。

    大変共感できる内容でした。

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    2011年11月23日