「時間」を哲学する 過去はどこへ行ったのか

「時間」を哲学する 過去はどこへ行ったのか

869円 (税込)

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3.4

超難問「過去はどこへ行ったのか」を考える。過去体験はどこか空間的な場所に消えたのか。未来は彼方から今ここへと到来するのか。過去―現在―未来という認識の文法を疑い、過去が発生する場を見きわめる。(講談社現代新書)

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「時間」を哲学する 過去はどこへ行ったのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    某所読書会課題図書.過去が重要だという主張は理解できないわけではないが、次々と関連引用が飛び出して、さっきまで何を議論していたのか分からなく場面が続出.読書会のメンバーも解読に苦慮していたようでしたが、哲学者がこのような思考をすること自体、並みの人にとっては理解できないことも含めて、その存在を認識す

    0
    2021年10月27日

    Posted by ブクログ

    ■メインテーマ
    過去と未来の正体とは?

    ■筆者が最も伝えたかったメッセージ
    過去とは、過去の出来事を現在想起することで、
    未来とは、現在の心の状態。

    ■感想
    過去を知っている、過去が自分の中に生きているから、現在は支えられている。

    0
    2021年01月12日

    Posted by ブクログ

    過去というものは、あっという間に過ぎ去ってしまう。客観的時間と実感には大きな隔たりがあり、その点を理解することが時間に対する了解の第一歩ともいえる。
    過去における実感を未来に投影した場合、人生とははかないものであるという悲観的な、人生の短さに対する嘆きが生まれてくる。
    客観的時間とは、認識によって生

    0
    2016年04月11日

    Posted by ブクログ

    過去を考えるときは「今」であり、未来を考えるときは「今」である。結局ヒントは今にあると思う。過去や未来は幻想なのかもしれないと思った。過去、未来はクオリアなのかもね。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    通常殆どの人が想定する過去ー現在ー未来が一直線上にあるという見方がぐらつき、色々な場面で語られる時間に違和感を持つようになった。

    0
    2015年10月19日

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