体の知性を取り戻す

体の知性を取り戻す

847円 (税込)

4pt

小学校入学と同時に覚えた「小さく前へならえ」。それ以来ずっと、私たちは社会が求める「正しい」鋳型に自分の体をあわせてきた。その結果、何が本来の自分なのか、わからなくなっている。自分の体は、自然界最大の謎なのだ。あらかじめ体に装備された力とは何か? どうすればそれを取り戻せるのか? 気鋭のライターが、自らの武術体験から、体に眠っている能力の引き出し方を明かす。(講談社現代新書)

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体の知性を取り戻す のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月07日

    尊敬できる人と仕事できるのが嬉しくて、ついその方のために、承認されるように頑張ろうと力が入ったとき、このスタンスでいいのかな?という違和感があった。それって、他人に自分を受け渡すのと同じことでは?という疑問がわいたのだった。その日にたまたま開いたこの本で、私の感じた疑問と同じことが書いてあって驚いた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月29日

    超面白い! こういう本を読みたかった。
    身体論から、現代人が縛られている「何か」について解き明かす。体の「知性」ということになるのだが。

    2016.11.29.

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    Posted by ブクログ 2015年12月26日

    著者はフリーのライターですが、十代で陽明学の「知行合一」の考え
    方に出会って以来、心と体の一致を探ろうと、キックボクシングや武
    道を開始。その探求の中で出会ったのが武術、とりわけ韓氏意挙とい
    う「究極の武術」でした。本書は、そんな究極の武術にまで辿り着い
    た著者が、自らの心と体の探求遍歴の中で学んで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月03日

    理想を追わない、努力を礼賛しない、善悪で判断しない、手ごたえを信じない。今まで「良し」とされてきた価値観がことごとくひっくり返る一冊。

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    Posted by ブクログ 2017年07月08日

    タイトル買いしました。
    言語による世界認識は必要、でも感覚が何より大事。
    タイトルにある、「取り戻す」という言い回しがいいな、と思います。つまりもともと我々の体に備わっていたものが、誰かの考えた「基本」や「正しさ」、「同調圧力」、「経験則」により失われてしまったと考える。
    頭脳労働をしている人間にと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月15日

    凡人の著者(失礼)が、達人(甲野師、光岡師)との出会いにより成長していく様子を追体験できます。
    達人の言うことは分かったようで分からない。でも凡人(失礼)の言うことはすっと入ってくる。
    著者が経験した失敗はそのまま自分の失敗として心当たりがあるし、そこからどのように考え方を変質させていけるか。
    大き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月04日

    本書の主題は極めて重要な考え方と思う
    知性=脳 って短絡的すぎる
    知性=体全体 なんだと思う
    私は真剣に武道に取り組んだことがないこともあり
    本書の言葉がどうも理解しきれないので★は4つ
    そもそも文章化できない題材なのかも・・・

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    Posted by ブクログ 2014年10月16日

    著者の幼少期からの体育・武道歴を時系列に並べ、そこで感じた違和感、体との向き合い方について述べていくエッセイ的な本。柔らかい内容で、一読しただけでは腑に落ちずモヤモヤする部分があるけど、面白い。特に、"実感"は一般的に良いものでリアルなものとされてるけど、体ではなく頭で感じる快楽...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月22日

    他律的な身体運用ではなく、実感を伴わずとも自分の力を発揮できる武術の出会いを通して、自分の生き方を模索していく筆者の姿は、求道者そのものの姿である。

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