中島義道のレビュー一覧

  • 孤独について 生きるのが困難な人々へ

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    新聞記事で中島義道氏を知りました。

    東大卒の哲学者で記事はニーチェブームに疑問を呈していました。

    面白うそうな人だなぁと思ったので買ってみました。


    本の内容は自伝です。

    言葉のタッチがハッキリしているので気難しく厳しい人の様に感じますが実際はとても繊細な人で優しい人なんでしょうね。

    そうなんですよね…一見柔和で物腰やわらかい人っていざとなると逃げちゃったりするけど、普段は素っ気ない態度で近寄り難い人が以外に見ていてくれて危機の時に手を差し伸べてくれたりしてくれるのよね。

    疲れている人に、こんな生き方もあるよと教えてくれる本です。

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    2022年07月24日
  • ヒトラーのウィーン

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    哲学者である筆者が、自身の人生において意味が深いウィーンを舞台に、同じくそこで青年期を過ごしたヒトラーの足跡や心情を、数々の場所をキーワードにして考察した本。

    芸術家を志したが、ウィーンという都市にことごとく拒否された頃のヒトラーの惨めさが、生々しく伝わってきた。
    ただ、特段、ヒトラーだからというエピソードは無く、才能と努力を否定された一人の青年の姿があるだけ。
    この男が、並外れた何かを持っているとは、このウィーン時代を見る限りは、到底思えない。

    筆者も最後に書いているが、人間が何を駆り立てるか、そして、その行動に対する、運命の符合の奇妙さというものを、これほど思わせてくれる人生も、確かに

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    2013年07月29日
  • 非社交的社交性 大人になるということ

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    ネタバレ

    哲学者って真面目な変人だと感じられた。
    「哲学塾 カント」を主宰する著者の主張する非社交的社交性は、カントの言葉。
    生きる意味や人生についてなどの本質的な思考を避けて社会におもねる、あるいは社会に有益なことを追及することを優先するマジョリティの生き方ではなく、そこに生きにくさを感じ悩んでいる人々に哲学を薦める書。
    13-89

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    2013年06月28日
  • 孤独について 生きるのが困難な人々へ

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    これは、人間嫌いで自分勝手、優秀で努力家で妥協ができない頑固者、そんな著者の自伝。
    考えすぎてしまうからこそ何もできなくなる。そんな部分に共感した。
    私は、考え無いことにした。感じるがままにあることを選んだ。
    著者は考え続けることにした。思考の袋小路で孤独であることを選んだ。
    何かを訴えるわけでもなく、教鞭をたれるわけでもなく、自身の半生について潔いまでに正直に書き連ねている。正直であるがゆえに、著者のズルさ、強かさがリアルに感じられる。
    私は彼から何かを得るわけでも、師として仰ぐわけでもない。
    ただ、彼の不幸な人生を嘲笑い、けれどもその一部に深く共感し、安心して己の孤独にはいらんとするだけで

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    2013年06月16日
  • 非社交的社交性 大人になるということ

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    中島義道さんの著書が読みたくて、ってひとが読むもんではないかなあ。
    半分くらいは私塾で起きたことの愚痴、としか言いようがなかった。
    けっこういろんなひとがおってええやんって思える人間のつもりやけど、さすがにこれは共感できへんかったなあ。
    授業を受けにくる生徒の行動も行動やけど、もうちょっと、それこそ「大人な」対応をしてほしいと思った。
    ただ、前半部分の哲学について書かれているところはなかなかおもしろかった。
    「非社交的社交性」って、嫌いなひとともなんとか楽しく距離を取りつつも接するという認識でよいのかな。とりあえず、他の著書を読んでみたい。

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    2013年06月14日
  • 非社交的社交性 大人になるということ

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    よくも悪くも哲学者なので、書いてあることが難解。2度、三度と読まないとなかなか理解できないと思う。他にも読みたい本や聞きたいCDもあるので、そうそう付き合っていられない。科学は突き詰めれば哲学に到達し、哲学は突き詰めれば信仰(宗教とは限らない)に行き着くのだ。ここ最近買った本はすべて不満足だ。

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    2013年06月18日
  • 私の嫌いな10の言葉

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    面白い。けど、『私の嫌いな10の人々』には負けるな!
    言いたいことはよーーーくわかるし、共感もするけど、そのようには生きれない弱いわたし(笑)

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    2013年05月25日
  • 孤独について 生きるのが困難な人々へ

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    「私は他人に執着することが嫌いである。」と始まるが、父親や留学生たち、Y教授に対する述懐は、執着そのものである。筆者の溜飲が下がるだけだ。
    積極的に孤独な時間を作ることは、必要であると、歳を重ねるにつれて思う。しかし、それだけを追うことは、自分にはできない。
    人生のある期間に、孤独な時間にどっぷり浸かることで、他者との関わりに幸せを感じることができるのだと思う。

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    2013年05月22日
  • 非社交的社交性 大人になるということ

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    この本は中島義道ファンでないひとにはおすすめしません。後半はひたすらコミュ障の若者と中島義道とバトル話が続きますが、そういう人が増えたのか、哲学を志向するひとにそういう人が多いのか、わかりかねますが… 生きづらい方達であることは確か。嫌にならず受け入れている中島義道はある意味やはり
    すごい。

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    2013年05月19日
  • 哲学の教科書

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    ネタバレ

    原因や結果とは、「こうしたことは二度と起こってほしくない」とか「この現象は回避したいものだ」とかの原始的なわれわれの欲求にしたがって、自然現象をさらにとらえなおすことです。P163
    因果関係とは、「起こってほしくない」という思いを込めて、ある現象を見るところに発生する概念です。原因とは、ある現象が、われわれが期待している通常のあり方から逸脱したとき、はじめて問うようなものなのです。P165

    過去の出来事に興味を抱く態度全体が、じつはもはや取り返しのつかない意思行為をいかにとらえるかという態度に支えられています。過去の出来事の原因を問うのは、第一に、過去の出来事がもはや取り返しのつかないことを

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    2020年05月05日
  • 女の好きな10の言葉

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    女性が読んだら激怒しそうな本。納得するかはともかく、女性がよく半ばヒステリー気味に発する言葉をテーマに、関連する映画や小説の引用を交えて、それらがどういう心情のもとに発せられたのかを考察するといった内容です。
    それらは、男性ならまず言わない言葉であるところ、それらの言葉について考えることは、男女の違いのヒントになり得ると思われます。
    さらに、小説や映画でも、そういった差異は強調すべきポイントなので、今後作品を楽しむ上でも参考になるのだろうと思います。

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    2013年04月22日
  • ひとを〈嫌う〉ということ

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    好きと嫌いは表裏一体、蓋をするのではなく、正確に見届けることは、豊かな人生を築く一環である。

    好きが強いと嫌いも強い、好きが弱いと嫌いも弱い。そんな気がします。

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    2013年06月02日
  • カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ―

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    私は「カイン」と「善良な市民」の狭間にいる人間のように思います。
    だから共感する部分、そうでない部分があり、結果的に評価としては★★★となりました。

    共感する部分に関しては、引用にてまとめてあります。

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    2013年03月23日
  • 哲学の教科書

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    ねっとりとした語り口だ。哲学への愛憎なんだろうな。哲学というのは本質的な問、生と死とか、を取り扱ってもそこにいつまでの手続き論がぐるぐる回っているということなんだろうか。

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    2013年03月17日
  • 不幸論

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    ぶっ飛んでる中島さんの話が新書で読める幸せ。

    ぶっ飛んでいながらも、権威もあるからだろうけど。

    中島さんの本を読むと安心する。

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    2013年03月10日
  • 孤独について 生きるのが困難な人々へ

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    明るく元気で、前向きに、人に囲まれて快活に生きてる人は、この本を手に取ることはないでしょう。逆に、こういう陰気なタイトルに惹きつけられるのは、著者と同類(または近い)の暗さを持ってるってことでしょう。そういう、ごく一部の人にとっては、胸にズキッとくる痛みと一緒に、共感と勇気を感じられる本じゃないかな。

    最近は、ポジティブ・シンキングが徹底してて、ネガティブなことをちょっとでも考えると害になる、ネガティブ発言をする人には近寄らない、みたいな雰囲気があったり、仲間を大切に、家族を大切にっていう傾向も強まってる気もするんですが、素直にそう思えている人にとっては、異次元の内容でしょうねぇ、きっと。

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    2013年03月09日
  • ぐれる!

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    ブズについての部分は、笑ってしまいました。中途半端じゃないのが良い。読んでスカッとしました。しかし読む人にもよるかな、といった感じです。

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    2013年03月05日
  • 私の嫌いな10の人びと

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    “マイノリティ”である著者の口調が気持ちいいほど潔い。
    共感できるところもあったが、著者のいきすぎた(ように感じた)語りに驚いた。でも全て読み終えると、もっとこの著者、中島先生の著作を読みたいと思った。

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    2013年02月06日
  • ひとを〈嫌う〉ということ

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    ネタバレ

    人を嫌ってはいけないことは、学校や家庭で何となく教えられた気がします。しかし、嫌うことっていけないことでしょうか?
    僕個人の考えだと、嫌うことそのものは別に構わないと思っています。逆説的ですが、それは自分が嫌われてもいいと思っているからです。
    当たり障りのない、無難な人生を送ってもいいかもしれませんが、僕はそうじゃあない方が好きです。誰かに嫌われるようなことをしても、それが世のため人のためを思ってやったことであればいいじゃないかと。
    人を嫌うということは、人から嫌われることを考えるのと同じことで、共感できる部分が多々ありました。

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    2013年01月17日
  • エゴイスト入門

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    本編は明瞭でわかりやすい。
    でも最後の勝間和代の寄稿で興醒め。著者の言う哲学者、エゴイストを勘違いしているような気がする。本編の余韻が一気に吹っ飛んでしまう。あれはない方が良い。

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    2013年01月03日