中島義道のレビュー一覧

  • 生きにくい・・・ 私は哲学病。
    この著者の他の著書を読んだことのある人なら、このタイトルは笑ってしまわれたと思います。私は「そらそうやわ」とツッコミながら買いました。
  • ひとを愛することができない マイナスのナルシスの告白
    自然に人を『愛』せない人。『愛』せないのは異常だというような、そんな時代。自己愛が異常に強い著者の告白のなかで、現代を生きる中での、私の『愛』への戸惑いも、少しほどけました。
  • 戦う哲学者のウィーン愛憎
    哲学者、中島義道のヴィーン留学記。著者の個性を端的に最も良く表した著作かもしれない。私費留学生としてはかなり恵まれた環境のように思えるし、トラブルの数々は自ら招いた部分も多い。全てを疑い、問題を掘り起こし、徹底的に思索するのが哲学者なのだが、それが社会生活にも徹底している。面白いが、疲れる生き方だ。
  • 偏食的生き方のすすめ
    偏食的な生き方は嫌いじゃない。確かに理解の及ばぬ世界であることに違いはないのだが、許せる。著者の日記形式による構成である。書名である偏食的生き方。まさに自由にのびのびと暮らしている著者が伺える。
  • 怒る技術
    そのままに、みんな怒れ!!と怒る戦う哲学者。確かに、現代日本に蔓延する「やさしさ」の弊害はあるので、参考になるよ。
  • カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ―
    この本から何かをもらう人はたくさんいると思うが、読み手を選びそうな本でもある。自分を弱いと思わない人でも、アダルト・チルドレンじゃない人も、読む価値はあると思う。
  • ぐれる!
    人生の選択肢は理不尽な理由で制限され、個々人のスタートラインは平等でない。それでも死ぬ日まで生きていく、そのための心構え? 極端で過激な切り口ですが、目から鱗が落ちるような、共感する部分が多々あった。
  • ぐれる!
    素晴らしい名言が誘った…  徹底的にぐれることこそ、「正しい」生き方なのです 更にぐれ方まで書かれております
  • 怒る技術

    予想とは違う

    怒りの技術と言うより、サラッと読んでしまう本。
  • 私の嫌いな10の言葉
    10あげられた嫌いな言葉の一つ一つは、著者の言わんとしている事とは少し違った意味で自分自身も警戒する言葉が多かったのですが、例えばなしや論点が飛躍しすぎに感じました。
    読みすすめていくのも不快感があり稚拙さも感じました。
    私は京都の事は知りませんが、皆まで言うなという奥ゆかしい文化もあっていいも...続きを読む