石田淳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
部下の行動が1カ月で変わる! 「行動コーチング」の教科書2014/9/20 著:石田淳
マネジャーの多くは、プレーヤーとしてに仕事を抱えながら、部下育成という難題に取り組まなければならない。しかし、その苦しみは周囲になかなか理解されない。マネジャーは「どうにかしたい」と願いながら、結局何も変わらない境遇に耐えるしかなかった。
本書で紹介されている「行動定着コーチング」は従来のコーチングとは全く違う人材育成メソッドである。短時間で確実に部下を「できる人」に変身させる。しかも、複数の部下を同時に変えていくことができる。
構成は以下の5章から成る。
①なぜ頑張っても成果につながらない
②結果に -
Posted by ブクログ
・⭐️その行動を繰り返すかどうかは行動をとることで得られた結果によるところが大きい→⭐️A(antencedent)先行条件、B(behavior)行動、C(consequence)結果、結果が次の強い先行条件になる、報酬を受け取れた行動は繰り返し行われやすい
・⭐️部下を観察し褒められるところを探す
・間違った行動を放置しない
・行動を褒め行動を叱る
・皆の前で褒め、一人の時に叱る
・絶対に怒鳴ってはいけない→今の時代怒って関係が深まることは皆無→萎縮するといい行動も増えなくなる
・⭐️怒りがわき起こったときにとる行動を決めておく→深呼吸など
・悪い報告をしてきた部下を褒める
・⭐️一人一人 -
Posted by ブクログ
行動科学とは
・頑張りなさい、ではなく、どういう行動をとったら良いかを具体的に伝える→⭐️測定できること、誰が見てもわかること。例えば、必ず相手の顔を見てニコニコしながら大きな声でこんにちわって言おうね。→⭐️褒められれはその行動を繰り返す。→結果ではなく「行動」を測定して評価する→目の前の目標をクリアさせることが大切、毎日小さな達成感を与えること
スキル
・苦手なことは徐々に慣れさせる、恐怖心を与えない→なにやってるの、いい加減にしなさいは、子供はどんな行動を取ればよいか分からない→一回叱ったら4回褒める、⭐️なるべく叱らないようにするではなくなるべく褒めるようにする→人間性を否定するよう -
Posted by ブクログ
ネタバレストレスをコントロールするには思考ではなく行動であるということに焦点を当てて書かれています。
今まで統計を見たことがなかったので知りませんでしたが、上司と部下のそれぞれの立場から生み出される悩みや想い違いが結果としてストレスを生む原因となっていることが分かりました。こうして数字でありありと現実を見せられると改めて考えなおすためのきっかけになります。
心を穏やかに保つためのテクニックなども盛り込まれているので、現在置かれている環境にイラ立ちなどがあれば読んでみてはいかがでしょうか。
ここからは私が納得したり面白いと思った内容を抜粋して残しておきます。
■人はひとりでストレスを作り出す
ストレス -
Posted by ブクログ
なかなか動き出せないのは、意志力が問題ではなく、正しく動かすコツが理解できてないという着眼点に惹かれた。
紐解くと、行動科学マネジメントの事が書かれており、私的に以下の5点に纏めてみた。
1.行動STEPの可視化と細分化によるモティベーションとの動機付け。
2.ターゲットの設定方法見直しによる行動喚起。
3.達成時のインセンティブと未達時のペナルティ設定による行動喚起の好循環サイクルの設定
4.次の行動(翌日の朝一の活動)に速やかに移せる身辺整理
5.良い思考の癖を生みだす、ルーティンの開発。
非定型業務(企画、未知の対応)と定型業務(デスクワーク)の仕事環境を変える。 -
Posted by ブクログ
したいけどなかなか体が動かない。めんどくさがって行動できない。
日常の様々な事に、自分たちは色々と理由をつけて以前やろうと決めたことを
しなくてもよい理由を見つけてやらなくなり、ダメな人間だと自己嫌悪に陥る。
というのはよくある事だと思う。
本書は行動マネージメントを通して、なかなか動き出せないのは意志が弱いからではなく、「自分を正しく動かくコツ」を知らないことが原因と書いている。
行動マネージメントとは簡単に言うと下記の2つをコントロールするための実践テクニックを解説している。
・不足達成に必要な「不足行動」を増やす(「~したい」と思っていることが不足行動)
・目標達成を邪魔する「過剰行動