石田淳のレビュー一覧
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人との交流が多い人、多趣味な人、素晴らしい習慣を幾つも持っている人。確かにそれ自体も非常に魅力的だが、それよりも、そこに至るまでの多くの「始まり」に飛び込んできた、その足取りの軽さや度量の深さに強い憧れや嫉妬を抱いてしまう。なぜなら、これからもその力を発揮して、その人はより広く深く成長していくのだろうから。要は、「始める力」はそのまま「成長力」と言い換えられると思う。ところが、そうは言うものの、今の環境にかかる慣性の法則に抗って「始める」には、並々ならぬエネルギーやモチベーションが求められる。
本書では、そのエネルギーを抑えて、動き出すことを容易にしてくれる「触媒」作用のあるヒントや工夫を指南してくれています。
中でも、本書ならではと感じたのが、「ハードルの設定」の方法。跳び箱を跳んでは重ねていくイメージは実感しやすく、「ハードルを低く設定した人ほど、ラクに跳べるのに、結果的に多くを手にすることができるため、ハードルは低いほどいい」とする結論は、これまで参考にしたものとは対極の考え方で新鮮だった。
そして、そもそも「始める」ことの意義とは何なのかに言及している点も良く、その一つの答え「最大の財産は時間であり、なにかを始めるというのは、大事な五分の価値を大きく変えること」はしびれました。
「始める力」のある人は、時間の価値を知っている人。魅力的なわけですね。 -
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ネタバレ第1章 「始める」とはなにか
第2章 「始めること」が難しい理由
第3章 行動科学マネジメントで「始める」を考える
第4章 「始める」ための17のヒント
おわりに 「始める」ことで、未来が楽しく明るくなる
☆「些細なことから始めること」の大切さを実感できる本です。
そしてなにより始めるハードルを低くする「始めてもヤメていい」。
自分には無かった新しい考えで、
始められずに言い訳ばかりする自分の胸にグサッと刺さりました。
何事にも失敗してもいいからトライしていこうと
思えるようになった一冊でした。
◆5分できれば十分にすごい。中途半端でもやればその分差がつく
◆始めたことをヤメてしまうのは「マイナス」ではない
→三日坊主は「自分に必要でないもの」を見つける指針
◆人生は習慣が土台。良い人生が送りたければ良い習慣を作る
◆私達の人生を決めているのは全て行動
→考えること・悩むことの多くがネガティブ、即行動することが大切
◆既にほんのささいな行動を起こしているなら、始めている!
◆最初から続けることを意識するな
◆すごく小さなことを確実に、ハードルは出来るだけ低く
→不安になるくらい、小さな一歩を
◆できそうだという気持ち「自己効力感=セルフエフィカシー」
◆P(ポジティブ)S(すぐ)T(確かに) -
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ネタバレ「続ける」方法が書いてある
①方法
「続けたい」行動には「増やしたい」行動と「減らしたい」行動がある これらはすぐに効果が出ないから続けにくい
「増やしたい」行動:やりやすくする・やりたくなる(ご褒美)・すぐ出来るようにする
ライバル行動:増やしたい行動を邪魔する行動、すぐに効果が出る対処としてはやってしまうとき・場所・環境を細かくあげて対処方法を考える
「減らしたい」行動:やりにくくする・やりたくなくなる(ペナルティ)・出来ないように環境を変える
②実践
続けるかどうか決める→最終目標・スモール目標を決め周りに公表する→行動は「何を」「いつ」「何回」出来た時のご褒美、出来なかった時のペナルティまで決める→チェックする(フィードバック)
③ビジネス
ABCモデル:AがあるからBをやった結果Cとなった
want to do>have to do want to doの人は自らご褒美をあげている
仕事ができない人は「やり方」が分からないか「続け方」が分からないか
「やり方」:行動を分解してチェックリストにする
「続け方」:ごほうび(個性に合わせて・ポイントカード)ペナルティは一時的である・ご褒美とセットであることに留意 -
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筆者によれば、個人の行動は科学によってマネジメント可能だという。ここでいう科学とは、再現・検証可能であるということだ。つまり、とことん客観的でなければならない。
一般的に個人行動のマネジメントというと、「やる気」や「モチベーション」などあいまいで抽象的なことばで片付けられてしまうことが多い。このような言葉は一見個人行動にポジティブな影響を与えると思いきや、主観的であり抽象的であるために、言われた本人はどうすればいいのかが分からなくなってしまうのである。従って、真に個人行動をマネジメントしたいのであれば、科学的にそれを説明し実行させなければならない。
以上の問題意識を前提に、本書では個人行動におけるABC理論(選考条件、行動、結果条件)の三つに分解し、それぞれにおいて個人行動を促進/疎外する要素を見出していけばいいということを主張する。この提案は非常に具体的であり、誰が読んでも普段の生活に取り入れやすいものだ。そこらへんに売っている自己満足な主観論を語る「啓発書」よりよっぽどポジティブな効果があるだろう。
以上の内容を持つ本書だが、いかんせん文章が無駄に長い。愕然とするのは、終章の4ページほどに簡潔にまとめられている内容を、ダラダラと無駄に引き延ばして書いていることだ。これは本の厚さを増したいだけなのか、それとも筆者の作文能力の問題かは知るよしもないが、本書を読む場合、飛ばし飛ばしかまたは終章だけ読めば十分だろう。 -
Posted by ブクログ
大事なのは
・動機付け
なぜ、その行動をする必要があるのか。それをすることでどんなメリットを得られるのか。それを具体的に考えること。
・スモールゴール
小さな目標。5:00に起きてランニング!がムリならば、5:00に起きることから始める。一度にたくさんのことを詰め込みすぎない。自分のできることをする。
・測定
毎日の行動記録をグラフ化する。
・ごほうび
実行できたら自分にご褒美をあげる。ご褒美といっても大きなものでなくて構わない。スタンプカードを作って実行できたらスタンプを押す、というのでも十分。
そのほか、嫌なもの(仕事)を最初にやる。そうすることで、「早く好きなもの(仕事)に取りかかりたい」という気持ちが強く働くから、早く片付けることができる。