あらすじ
■アメリカの一流企業600社が成果を挙げた「続ける技術」!
ベストセラーが内容も新たに待望の新書化!
「勉強」「ダイエット」「禁煙」
「英会話」「貯金」……。
あなたはこれまでに、すでに多くの方法を試してきたことでしょう。
でも、なぜか、続かない…
一体、なぜだと思いますか?
■“科学”だから、どんな人でも続けられる!
あなたが続かない理由。それは、
続けるための「行動のしくみ」を作っていないからです。
「どうやったらモチベーションが保てるのだろう?」と
成功法則や自己啓発の本に頼ろうとしていませんか?
「やる気」や「根性」を鍛えるのには時間がかかります。
しかし、「行動」なら「仕組み」を作ってしまえば、
簡単に変えることができます!
■本書のノウハウは、“行動科学”に基づいたものです。
「行動科学」とは、人間のいくつもの「行動」を科学的に分析し、
多くの実験や検証を経て生まれた、アメリカ発の理論です。
人間の「行動そのもの」にフォーカスし、
“いつ・どこで・誰がやっても、最高の結果を出す”にはどうしたらいいのか、を研究したものです。
どんなに立派な決意をしても、計画を立てても、続けなければ何の意味もありません。
あなたも「人生を変える習慣」を身につけてください!
※本作品は2006年に刊行された『「続ける」技術』(弊社刊)を加筆、再編集いたしました
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Posted by ブクログ
やろうと思ったことを続けられずに終わってしまっていたことが多々あった。
続けられるような環境作りがいかに大事か。
まずは、身の回りを整えようと思う。
Posted by ブクログ
「続けること」は仕事でもプライベートでも非常に重要なことだと考えます。
しかし、決意しても、続けられなかった経験がある方もいるのではないでしょうか。
私もその一人です。
本書では「決意」ではなく「行動」に焦点をあて、
・ある行動を増やす または
・ある行動を減らす
ためには、【ある行動をするための阻害要因または、ある行動をしてしまう要因を防ぐための小さな行動をすることが大事】だと書かれています。
私は自分の夢に向かって経営を始めたころは、会社員をやりながらダブルワークで立ち上げました。体力的に厳しい状態を経験したことで継続しやすい環境を整える必要性を痛感します。そして職住接近や趣味の草野球への参加を一旦やめることなど、具体的に変え、「経営を継続しやすい環境を整えたこと」で、今の結果があると自負しています。
決意ではなく、行動するための環境を整えることの重要性を改めて感じる一冊でした。
Posted by ブクログ
勉学にしろ、ダイエットにしろ、コツコツ積み重ねた成果ってすごいですよね
続けること。これって難しい。
この本では続けるためのコツを解説しています。
コツは大きく言って二つ。続けたいこと(本書ではターゲット行動と呼んでいます)をするためのハードルを低くすること。それからついつい手が出てしまうもの(ライバル行動という)のハードルを上げるだけ。
行動分析学という学問に根ざして編み出されたそうです。
あまりに読みやすかったので、一時間ほどで読めてしまいました。
さあ、あとは実践だけだ。
Posted by ブクログ
本書の「おわりに」書かれている通り以下の点に当てはまる人には是非オススメの本です!!!
○物事が長続きしなくて、「自分はだめな人間だ」という劣等感や挫折感を背負いこんでいる人。
○部下が思うように働いてくれない、成果を挙げてくれない。だから、「自分は上司失格だ」と悩んでいる人。
○子供が言うことをきかない、教えたとおりにできない、ということで「子育てに自信が持てない」という人。
Posted by ブクログ
・継続する場合、それを数値化して成長が実感できるようにしないとだめ。モチベーションを維持するため。
・目標を決める際は期限とゴールとなる数値を決めること。そうじゃないとだらける
・その行動にかけた時間を足していき右肩上がりになるグラフをつくることでモチベをあげる
・悪習をやめたいとき、もしそれをやりたくなったら、深呼吸して15秒だけ我慢してみる。すると不思議とやりたい気持ちがなくなる。
Posted by ブクログ
色々な自己研鑽を試みるも、そもそも続かないことが大問題と思い購入。
行動科学マネジメントの観点に基づいて、精神論ではない「やり続けるメソッド」を説明している。ものごとをやり遂げるには、とかく「やる気」「根気」「本気度」等の有無が取沙汰されるが、そのような目に見えないものではなく、あくまで「科学的に」続けるための方法を説く。「いつ、誰が、どこでやっても同じ結果を生む」のが行動科学マネジメントの観点。
「行動」そのものの定義から、なぜ続かないのかという考察、そして続けるにはどうすればいいか。要するに、根幹は以下の2点。
・スキルアップや試験勉強等、「やり続けたい」ものについては、
やめさせようとする邪魔な要素を遠ざける
・禁煙・ダイエット(食事制限)等、「やめ続けたい」ものについては、
やってしまう要素を遠ざける
「よーし、やるぞー!」だけでは続かないのも当然という話。
ふむふむ確かに、とうなずける内容は多かったが、ひとつ思ったのは「やる気」や「根気」が無関係という訳ではない、ということ。
行動科学マネジメント自体は至極真っ当だとは思うものの、自分の行動を分析することや不足行動を増やす(過剰行動を減らす)ことに向き合うのは、やはりそれなりの本気度とやる気・根気がないとそもそもできないよなぁ…と思う。
とはいえ、少なくとも徒手空拳でダイエットを始めようとするよりは助けになるのではないかと。
Posted by ブクログ
続ける技術をリマインドしたくて読書。
2009年1月に原書版を読ませてもらい氣づきと現在の生活習慣に肯定的な影響をもらっている。そんな学びも薄れてきたので、新板でリマンドして知恵としてさらに活用したい。
ターゲット行動を増やす、減る。
ライバル行動を減らす、増やす。
日々の悪習で減らしたい行動をターゲット行動としてライバル行動を増やすことで減らす。
資格や新しい仕事、自己実現での目標達成ために細分化した行動をターゲット行動にして、ライバル行動を減らす。
人が努力する目的は、自己実現と成長と本文中で紹介されている。その通りだと思う。そして、克己や自分との約束を守ることを積み重ねるとセルフエスティーム(自己肯定感)となる。
飲酒が多く、飲むと確実に効率が落ちるので、不要な飲酒を減らすために、部屋にアルコールを買い置きしない。ランニング時に財布を持っていかない。
本書を読んで部屋からテレビを排除して時間を増やしたり、ゲームで遊ばないためにPCや携帯電話にゲームを入れない、デフォルトのゲームは削除する。ニンテンドーDSも勉強系のみでゲームは買わないをやってみた。これだけでもかなりの効果だった。
次は無駄なネットサーフィンを減らして午前中にいかに集中できるか。
食後、そのまま寝てしまう悪習を止める。
資格獲得。
などか…。
今まで足りなかったのは、
・ノートなどに具体的に書き出して客観的に見えるようにすること。
(ただのメモ書きだったのでもう少し工夫する)
・サポーターなど周りに助けてもらう仕組み作り。
・本当にその目標達成が必要なのかを深く自問自答してより目標を明確化すること。
(達成したらどうなる?どんな氣分が味わえるか?周りはどんな反応をする?喜んでくれる人は誰か?金銭的なメリット?精神的なメリット?)
セルフエスティーム(自己肯定感)を高めるためにもっと行動科学を活用したい。
手元に残し再確認する予定。
読書時間:約35分
Posted by ブクログ
非常にシンプルにわかりやすく書かれており、2時間ほどで読めて、試して見ることもできそう。ターゲット行動を特定する、その行動へのハードルを上げる、とか下げる、といったポイントがわかりやすかった。
Posted by ブクログ
増やしたいこと、減らしたいことを明確にしていく手法で淡々と記載されています。第1章と第6章との事象を見比べて、第1章から第6章に至った経緯を第2章から第5章に示されており、構成もわかりやすかったです。
Posted by ブクログ
続かない理由は①やり方が分からない②継続の仕方が分からないのどちらかしかないという。そのうち継続の仕方についてはほとんど考えたことがなかった。続けるためには行動を変える。行動科学では過剰行動と不足行動に分類し、2つのターゲット行動を管理することで継続していく。つまり続けるために不要な行動(過剰行動)を減らし、必要な行動(不足行動)増やす。継続する努力や根性を入れるのではなく、行動を変える。その行動が何なのかを沢山の具体例で表現されていて、とても分かりやすかった。また、行動にはその行動をする理由があり、理由を作る・理由を減らすこと(先行コントロール)で行動を管理する。継続は継続する技術を実行するだけで誰にでもできる、意思や根性ではないという言葉は、継続できない自分に勇気を与えてくれた。
気付き・・・継続は技術。考え理解し必要な行動を実施する。
to do ・・・継続したいことは、行動分解し必要な行動を発見し実行する。
Posted by ブクログ
全般的に、呼んでいて当たり前と思えることが多かった。
続かない理由を気持ちではなく環境としていることが、なかなか納得できないところであった。
しかし、いくつか共感でき、わかりやすく単純な考え方が多かったのも事実である。
「目標を達成できたかどうかを知るためには、主観を排除し、客観的なものさしで測定する」という考え方は必要だ。
主観が入ることで、大きく方向性が変わってしまうことがよくある。
そして、子育てに利用したいのが、「ごほうび効果」「ポイントカード制」である。やり方しだいでは、子供のやる気をうまく引き出せそうだ。
「人間は、自分に言い訳をして楽なほうへ走りたがる生き物である」とはそのとおりで、これをどう克服するかがまさに継続する技術なのかもしれない。
勉強、運動ともに利用できることはうまく利用しながら継続していきたい。
Posted by ブクログ
まずは、「増やしたい行動」と「減らしたい行動」の洗い出しからかな。
方法がとてもシンプルに思えるので、この飽きやすい私でも大丈夫かなという心配と
これなら続けられるかもという気持ちが半々ではあるが
今月中に、続けるための仕組みづくりやってみようと思った。
自分自身を数値で知るのも面白いかも。
Posted by ブクログ
やめたいことはハードルをあげ、やりたいことはハードルを下げる(例えば常にかばんにテキストを入れておくとか、家にお菓子を置かないとか)。今日から私もできるかしら…