あらすじ
子どもが本をたくさん読むと、子どもが自信に満ちあふれる。そして成績が伸びる。それが塾の運営を通して多くの子どもを見守った著者の結論でした――。しかし、子どもがそんな簡単に本を好きになるのでしょうか? 答えは「なる」です。著者は行動科学に基づいた、「子どもに1日10分の読書を続けさせる」という方法で、多くの子どもを本好きに変え、そしてその学力を伸ばすことに成功してきました。本書はその「1日10分読書」の実践方法を紹介。「マンガはダメ?」「何を読ませればいい?」「何歳から始めればいい?」などのお母さんの疑問に答えながら、子ども未来のために親ができるちょっとした習慣をお教えします。心理学を使った行動科学ティーチングで誰にでもできて、12,000人以上のお母さんとお子さんで実証したクチコミで話題の方法です。特別付録に「中学受験やテストに出題された名作リスト80」も加えた、すべての親に送る一冊。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本で唯一行動科学メソッドをコンサルティングできる第一人者の著者が1日10分の読書でこどもの成績を伸ばすという本。実に単純に理解できる内容で本も読みやすい。すぐに行動できる内容。参考文献も多く紹介してあるので、ぜひ必見
Posted by ブクログ
石田淳さんは、行動科学の権威でビジネス書で何度のお世話になっていました。ある意味ファンです。今回、子供に読書の習慣をつけたいと思い本を手に取りました。
忘れていた行動科学の話を思い出し、それをいかに子供の読書習慣へ応用するかが容易にに書かれていて大変参考になりました。
大学生への読み聞かせ事例を読んで、その効果に驚きました。小学生になって字が読めるのだから自分で読みなさいで済ませるのではなく、読み聞かせも重要なのだと理解しました。とりあえず月一目標で。。。
Posted by ブクログ
読解力 → 理解力
マンガでもルビを打ったものは漢字の勉強に役立つ
自分が昔読んで面白かったものをすすめがち
→ どのように感じたか、内容や感想を聞いてしまいがち
→ 読書の習慣を妨げる可能性
「本嫌いにさせてしまう5要因」
・自分が良いと思う本を子供に押し付ける
・「自分で読みなさい」と早くから文字を読ませる
・読んだ後に、無理に感想を求めたり内容をテストしたりする
・読みなさいというばかりで、周りの大人が本を読まない
・長い間テレビをつけっ放しにしたりゲームをさせたりする
邪魔をしている行動(ライバル行動)を発見して対策を打つ
行動を起こした後にメリットがあると、その行動を繰り返す
→ スタンプカード
→ カレンダーに印をつける
無意識の行動にも「理由」がある → 理由を変えれば行動は変わる
叱るよりやり方と続け方を教える
読書のための決まった場所の確保
「見られる」「褒められる」という状況が、やる気を起こしてくれる