【感想・ネタバレ】部下の行動が1カ月で変わる!「行動コーチング」の教科書のレビュー

あらすじ

時間をかけて目標を設定しても、達成できない部下が多すぎる――。企業の管理職、マネジャーが抱える、こうした悩みを解消するには、部下の行動を望ましい方向へ具体的に導く必要がある。それを短期間で可能にするのが「行動定着コーチング」だ。
従来のコーチングでは、やる気・意欲の向上に重点が置かれていたが、行動定着コーチングでは、気持ちの問題より「行動」に焦点を当てる。教えられる側(多くの場合、部下)が取るべき行動を具体的に認識しなければ、職場に正しい行動は定着しない。逆に、それができれば部下の動きは1カ月で変わる。本書では、この新しいコーチングの実践法を事例を交えて詳細に解説する。

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Posted by ブクログ

部下の行動が1カ月で変わる! 「行動コーチング」の教科書2014/9/20 著:石田淳

マネジャーの多くは、プレーヤーとしてに仕事を抱えながら、部下育成という難題に取り組まなければならない。しかし、その苦しみは周囲になかなか理解されない。マネジャーは「どうにかしたい」と願いながら、結局何も変わらない境遇に耐えるしかなかった。

本書で紹介されている「行動定着コーチング」は従来のコーチングとは全く違う人材育成メソッドである。短時間で確実に部下を「できる人」に変身させる。しかも、複数の部下を同時に変えていくことができる。

構成は以下の5章から成る。
①なぜ頑張っても成果につながらない
②結果につながるコーチングの条件
③行動定着コーチングの実践
④コーチングの検証
⑤行動定着コーチングを支える5つの要素

目先の数字と結果は欲しい。
しかし、それよりも大切なことは長期的に安定し、高い成果を題し続けることができる組織になること。そのためには属する人が成長し続けること。

思いを共有し、試行錯誤を繰り返し共にゴールに向かっていく。理想であるもなかなか簡単にはできない。

本書では、そんな問題・課題を踏まえた上で乗り越えるメソッドを紹介している。今のマネジメントにその要素も加えてみたい。

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2017年11月18日

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