円城塔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ数理恋愛小説がテーマの5編から成る短編集。
概念や理論を擬人化させ、恋愛を数理的に解釈するというイメージ。
前作はそれなりに読みやすいと思っていたが、これに手を出して改めて円城塔の難解さを目の当たりにする。
数学的構造物レフラー球を発見した数学者、レフラーとフランシーヌの恋を描いた表題作「Boy’s Surface」は前回の流れで読み進められたが、それ以降は確かに難しかった。
作品の雰囲気や流れるような文章で、面白く読めたことは確かなのだが、厳密に理解できたかと問われれば否。
が他の皆さんも語られている通り、「わからない」は文脈と作者の意図の話で、目の前に展開する異様な光景は、ただそ -
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Posted by ブクログ
前半≧ラスト>>後半、という順番で内容が充実していたと思う。
前半部分は電気羊をオマージュしたような設定。説明を基調とした展開。虚構が実体になり、実体が虚構となり、実体と虚構が混じりあっていく、そんな雰囲気を楽しめた。
後半部分はシンプルにダレている。特に東洋哲学に寄せた部分が東洋哲学ありきすぎる。機械には機械の考え方があるだろうし、機械の宗教の変遷を仏教歴に無理やり合わせている雰囲気がする。この本のテーマが機械の哲学である以上、追うのは仕方がないとして、追い方が無理やりというか、見せかけ感があった。
ラストもこのままダレるのかな、と危惧していたのだが、ここに来てオリジナリテ