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Posted by ブクログ 2018年07月05日
短編かと思いきや読み進めるうちに長編小説だと気づく。ナンセンスなのか、全てに意味があるのか私には理解しきれなかったけど面白いことには変わりないです。
床下から大量にフロイトが出てくる話、Boxを一年に一回転がす話など、現実離れしたシュール・カオスな世界も楽しめて大好き。SFだけどSFじゃない感じ。2...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月16日
初、円城塔作品を読んだ(後からそういえば屍者の帝国は読んでたと気づいた)。読んだけれど、読んでいないかもしれない。なにを言っているのか自分でも怪しい。 時間という概念が崩壊し、ありとあらゆる可能性があり得るし、あり得ない世界。未来方向、或いは過去に銃弾が飛ぶ、と聞いても実際に読まないとわからない。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月14日
伊藤計劃から派生して読む。ぜんぜん違う。
無数の入れ子構造と時間の改変、というふたつの柱による、奇想天外な論理物語。
何でもあり小説。常識は一切通用しない。
個々のエピソードはそれなりに理解できるのだが、全体を通して何が貫かれているのかを統合するのが難しい。
まわりくどい文章(語り手云々...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月02日
いくつもの時間と物語の断片から相互に参照し合いながらそのつど生成される機関。という形の小説。入り組みすぎてて笑ってしまうほどだが、完全に理解できなくても判る面白さが絶大にあって、脳が踊る。こんな形の小説は読んだことがないし実際あまりないのだろうけれど、それなのに「これこそが小説としての楽しみだ!」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月07日
たとえば、『ダ・ヴィンチ・コード』は息もつかさぬ展開で、一気に読まされたにもかかわらず、読後、もの凄く不満が残った。その含蓄の浅さはさておいても、小説でなければならない必然性がないのだ。アクションの連鎖なら映画のほうが効果的ではないか。
本書『Self-Reference ENGINE』は小説で...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月06日
「書くこと」についてのSFなのか。
何を言っているのかよく分からないことが多い。それでも奇妙につじつまが合っているように感じることも多々ある。
難解さと「分かったような気がする」感のバランスがちょうどよく、こういう本を読むのは楽しい。
とにかく、この内容をこれだけの長さで書ききることができるのはと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月17日
とりあえず巨大知性体萌え!(「自然」萌えか?) メタとメタとメタの隙間にナンセンスをゴリ押しで突っ込んだような文体は筒井康隆の偏執的な長編を思い出させるけど、あそこまで読んでて虚しくはならないw 全く関係無いように見えて、すこしだけ関係のある短編集にワクワクしてしまう人におすすめ。メタな話にあんまり...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月23日
アニメ『ゴジラS.P』きっかけで本書を手に取った。
イベントなる時空破壊現象後、巨大知性体らが演算戦を繰り広げる世界。
非常にバラエティに富んだ22篇もの複雑な短編から構成されているが、解説がめちゃくちゃ丁寧で全篇のあらすじをまとめてくれているため、読後復習になり大助かり。
『三体』を彷彿とさせるよ...続きを読む
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