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Posted by ブクログ
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もじ、もじもじ。文字どおり「文字は災いの元」、ということでもあるし、文字の渦に呑まれるようで今風に云えば文字沼にどっぷり、ということでもあるし、
全く当然のように使っている文字に不安を抱かせると云う意味では、確かに禍、テロルである。
言語学SFミステリ、とでも云いますか…言語学と云うよりはもっと本当に身近な、漢字ミステリ? なんだろガンプラ好きすぎてオリジナルのMSV作ってる、っていうのとやってることは変わらないんだけどそう云っちゃうのもなんだかなぁ(笑
読みやすい、ってー言葉はそろそろ褒め言葉にならないのかもしれないけれど、実際のところどんな内容も読みやすく書けるというのは基本的な技術としてもちろん必要でしょう。無闇に難解にしようとするのは「わかりやすいね」って云われるのが嫌であまのじゃくしてる子供と同じで、それは自分がわかっていればいいや、という閉塞に向かっていく。つまり、表現ではなくなる。
難しいことを難しく云うのは簡単で、じゃあそれをどう読ませるか。しかもそのひとの作品なら、とかじりついて読んでくれるひとにではなく、ふと手に取ったひとに読ませるのか。
そのために言葉遣いがある…んだけれど。
結局読み進めて行けば行くほど、テキストの不確かさというか不安定さというか、流動性みたいのに泡を食って、自分が遣っている自分の言葉すら危うくなっている。けれど混乱しているのではなくて。むしろ冴えざえと見渡してみて、はて自分はこの文字というものの、何をどう理解して遣い熟していたつもりであったのかと、まだ驚いたままで居る。
これぞ小説、というエンタメではないけれど、これは小説でしか出来ないだろう。
試み、というには剣呑すぎる挑戦。
まじでインベーダーゲームである。
評価…評価ねぇ…
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