池田信夫のレビュー一覧

  • 「空気」の構造

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    最近、テレビにも出る池田信夫による、古来から日本を支配する「空気」の構造を分析する一冊。

    色んな角度から分析するのは素晴らしいし勉強にもなるのだけど、結論は割とありふれた感が。

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    2015年03月17日
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント

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    なんとなくしか理解出来なかった。
    数式とかよく分からない。

    この本で自分が理解したことは、
    資本収益率が経済成長率を常に上回る。
    すなわち金持ちがもっと富み、貧困層との格差は広がるということ。
    インターネットが普及しているこの社会で、取り替え可能な人材は価値が低くなり、取り替え可能じゃない人材は価値が高くなる。
    つまり価値ある人材は富み、価値のないものは駆逐されていくと言うこと。

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    2015年03月09日
  • 日本人のためのピケティ入門―60分でわかる『21世紀の資本』のポイント

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    テレビで解説されていたので、それを見ていたから
    何となく理解することができた。
    財産の成長率は賃金の成長率を上回る。
    技術革新によって、格差が広がっていく。
    相続で格差が広がる。

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    2015年02月28日
  • 資本主義の正体 マルクスで読み解くグローバル経済の歴史

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    ☆3(付箋14枚/P270→割合5.19%)
    私の勤めるコールセンターでも遂に上司がピケティの名前を口にするように(笑)。本人読んでないし、知ってるだけ偉い(←上から)と思うのですが、個人的にはいつも周辺事情を解説した本ばかり読んで本作に当たることが少ない。
    ピケティについても、概略はネットでまとめられていたりすると(資本蓄積が生む富の方が技術発展で生まれる富より大きい。あれ、でもこの理論が正しいとすると、年金が積み立て方式じゃなくて賦課方式なのは現実にそぐわないことになるなぁ)ますますピケティの本を読みたくなくなる。
    それで、周辺の研究発展自体を扱った本を読むのだけれど、この本は面白く読めま

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    2015年02月28日
  • イノベーションとは何か

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    行動経済学を元にイノベーションについて書かれている。最初の行動経済学についての話が若干長いかと感じる。

    イノベーション理論について様々な事例を用いながら説明しているのでわかりやすいが、本として一貫したものがないため、読み終えた感覚はすっきりはしない。

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    2014年06月12日
  • 「空気」の構造

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    空気の構造、というタイトルからもっと軽いのりの本かと思ったが、様々な日本人論を参照しながら、決められない日本人について学問的に迫った本。

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    2014年02月16日
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

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    マンガだが字が多く難しい.
    政治経済がわかるというよりも,日本の政治の現場を描いており戦後の日本の体質を知るにはちょうどいいと思う.
    しかし,公務員試験で法律と経済を一通り学んだ自負がある私でも考えるのに難しい部分があってこれを完璧に理解できる読者は政治学科の中でもまじめな学生に限られるのではないかと思う.
    主人公が成長していく系のマンガというわけでもなく,タイトルを流行にあやかっちゃった所が残念.

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    2014年02月09日
  • 「空気」の構造

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    空気をよむことが重要である日本の社会と
    いうか民族の成り立ちを歴史や文化を軸に
    解き明かしていく本。たしかに空気をよむことを
    重要視するようになった理論は間違いないと思いますが。

    空気をよむことが罪悪のようにいうのはいかがなものか
    と思いました。
    たとえば逆に空気をよむことが苦手な人々を
    障害というのか。空気をよむことの何がいけない
    ことなのか?空気ではなく、法や文体そのままで理解する
    グローバリズムの行きつく先の罪悪は
    本当にないのか?大いに疑問に思います。

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    2014年01月24日
  • アベノミクスの幻想―日本経済に「魔法の杖」はない

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    池田信夫とはツイッターで何度かやりとりしたことある。
    偉そうなことばっか言ってるヘボ評論家であって、エコノミストではない。
    でも、時々、正しいことも言う。
    日本経済に「魔法の杖」はない。当たり前だ。

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    2014年01月07日
  • 古典で読み解く現代経済

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    自分が経済学科卒業の割にはここで出てくる人たちの考え方とかを何一つきちんと記憶していない自分がまず恥ずかしいわけだが、学問として学ぶのと、実世界に出て経済の一翼を担ってから学ぼうとするのだけでも大きくその立ち位置が変わるなぁということも改めて実感しますわな。
    少しずつエッセンスから学ぶことができるので、かいつまんだ理解をするにはいい一冊だが、たぶん専門家からしたら物足りないんだろうな。

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    2014年01月04日
  • 「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人

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    今が終わりで、その先は?ということにはまだならない。つぎつぎとなりゆくいきおひの先がどうなるのかは、グローバル化だというが、それはどういう状況なのだろう?処方箋なしでもすごく楽しかったからいいけれど。

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    2013年09月11日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    2/14からの確変フィーバーが終わった後
    自分の資産についての今後の扱いを
    どうしようかを考えています。

    <前書き>

    9月17日に日本銀行が発表した統計によると、6月末の段階での国と地方の債務残高が1035兆円と、初めて民間企業の債務残高を上回りました。これは政府予算が膨張する一方、民間の経済活動が停滞し、債務が減ったためです。政府債務はGDP(国内総生産)の2倍を超えるという先進国では最悪の水準に達しましたが、2011年度予算の概算要求も96.7兆円と昨年より膨張し、財政再建のめどは立ちません。



    私が就職する以前から「日本は破綻する」 「ハイパーインフレがやってくる」と

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    2013年08月28日
  • 「空気」の構造

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    大学で学んでから、かれこれ20年の「意思決定論」絡み。文化論的アプローチでの考察に惹かれて、リスティング。

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    2013年07月04日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    池田さん、鈴木さん、土居さん、竹中さんと好きな経済学者が勢ぞろいしてたので読んでみた。それぞれ専門分野が違うのでおもしろい。
    竹中さんの"規制仕分け"のアイディアは本書で知った。
    「この規制はホントに必要なんですか!?」みたくやっていくモノらしい。

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    2013年03月03日
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

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    2015年、日本の国家破綻の危機を小泉ジュニア政権はどう乗り切るのか?
    フィクションだが、実際に起きてもおかしくないリアルな話。おもしろかったけど、絵がもうちょっとね・・・
    小泉ジュニア政権は、フリードマンの『資本主義と自由』第2章の最後にあげられた「政府がやる理由はないないと思われるもの」14項目を10項目に整理して、それを実現することを宣言する。その10項目は、1.農業補助金の廃止、2.関税の撤廃、3.最低賃金の廃止、4.企業に対する規制の撤廃、5.政府による電波の割当の廃止、6.公的年金の廃止、7.職業免許の廃止、8.教育バウチャー、9.郵政民営化、10.負の所得税。間違ってはいないけど

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    2013年01月14日
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

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    ムック本でこのマンガの冒頭部だけを読んだことがあって、続きがどうなるのかちょっと気になっていましたが、その後忘れてしまっていましたのを、改めて読んでみました。
    全部読んでみて、なかなかリアルに書けているように思いました。ただ、大手銀行の国債売却による値崩れとか、取り付け騒ぎの暴動とかは、僕は現実には起こらないような気がしますが。大手銀行は国債を売っても、他にこれに替わる運用手段がないですから、売るに売れないですし。
    でも、頭の体操にはなりました。

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    2012年11月26日
  • 「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人

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    池田氏と与那覇氏の歴史談義。従来の歴史観を変えるという意味では面白い本だが、今日本が直面している問題を扱う割には提言はない。結局、大昔から日本はこの状態であったというだけでは、没落していくのを指を咥えて見ているしかないという結論に思える。そういう意味で、だから日本はダメなんだよね、と茶飲み話をするのではなく、どうしたら良いのかという話が聞きたい。実現性は別にしても。

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    2012年11月17日
  • イノベーションとは何か

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    ネタバレ

    イノベーション(改革)とは、優れた技術がダメな経営手法ではうまくいかない。 ダメな技術でも経営手法が優れていればうまくいくこともある。

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    2012年07月25日
  • 原発「危険神話」の崩壊

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    低線量被曝が体にいいのか悪いのか、諸説ありますが、高線量で人が死ぬのは事実。怖いのは、それが目に見えず匂いもしないからで、かつ、本当に明快な知見もないという点で他のリスクとは随分違うと思っています。そこを差し引いて、他のリスクと同様に論じるべきではないと思います。人がそもそも合理的でないのだから、合理的な議論なんてないのだ、なんていうと、著者さん呆れるよね、きっと。いろいろな人がいるのだという本。

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    2012年07月09日
  • 原発「危険神話」の崩壊

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    東大出身で,某私立大学教授の人気ブロガーによる原発事故関連本.人気があるのもうなづける内容だと思ったが,個人的に同意できる部分とできない部分がはっきり別れた内容だったので★は3つとした.
    例えば,「チェルノブイリ事故の直接の犠牲者として確認されたのは,事故から25年たった現在でも62人」,「プラント事故としては,飛び抜けて大きい規模ではない」と,ものは書きよう,考えようである.その通りという部分と首を傾げる文章が混在していたが,その振れ幅が
    大きかった.4章,6章、7章の論旨は賛同できたが,前半の内容を考えると釈然としない感じもした..
    児玉龍彦先生のチェルノブイリで膀胱癌が増えたは間違いとの

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    2012年06月10日