【感想・ネタバレ】古典で読み解く現代経済のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年06月17日

経済素人なりに読んでみました。
現在の財政政策や金融政策の立ち位置がよく分かりました。
政治に対してもどう考えたらよいのかが分かりました。

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Posted by ブクログ 2011年07月03日

経済学の理論間の関係だけでなく、哲学との関係も整理されており、非常に勉強になった。加えて、野中郁次郎の暗黙知はポランニーの暗黙知の誤解から生まれたなど、池田節も心地よく面白い。

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Posted by ブクログ 2011年06月14日

1月、2月に8回に渡り行われた講義をもとに執筆された本です。アダムスミス、マルクス、ナイト、ケインズ、ハイエク、フリードマンの経済理論をベースに現代の経済問題を考えるという構成はなかなかおもしろいです。えてして、古典は現代とは無関係なものとして扱われがちですが、現代にも通用するところが古典なのでしょ...続きを読むう。
  

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Posted by ブクログ 2011年09月03日

スミス、マルクス、ナイト、ケインズ、ハイエク、フリードマンの著作を題材に、その思想の解説と、現代において参考にすべき点を解説。ケインズ以降は特に難しくて理解しづらい箇所も多かったが、単なる古典の個別解説ではなく、本書を通して、自由主義経済が現代の状況に有効であるとの一貫したストーリーが流れているため...続きを読む、読後感はよかった。
経済学は強力な思想のバックボーンとして極めて重要だと思いますが、新書1冊読んだくらいで十分理解できるはずもなく、今後も継続した勉強が必要です。

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Posted by ブクログ 2011年10月30日

竹中版の経済古典解説との差。竹中版は「古典は過去の問題を解決しようとした経済学者の足跡。そのプロセスから学ぼう!」といもの。池田版は「過去に発明された経済の知恵の中に現代の問題の解決策が含まれているかもしれない。」というもの。池田版は経済学の基本がわかっていないと理解に時間がかかりそう。(私はついて...続きを読むいけない部分があって、勉強しながら読んだ)

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Posted by ブクログ 2011年08月11日

国家も市場も人間の営み。人間の営みである以上感情が入り込む。どちらも万能ではないことを踏まえて試行錯誤するしかないということか。

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Posted by ブクログ 2011年07月19日

面白かった。ただ、自分には少々難解。
もう一度読みなおそうかな。

意思決定とかイノベーションとか経営に通じる辺り、面白かったな。
こういうのを論理的に説明できる経済学って素敵な学問だな。

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Posted by ブクログ 2014年01月04日

自分が経済学科卒業の割にはここで出てくる人たちの考え方とかを何一つきちんと記憶していない自分がまず恥ずかしいわけだが、学問として学ぶのと、実世界に出て経済の一翼を担ってから学ぼうとするのだけでも大きくその立ち位置が変わるなぁということも改めて実感しますわな。
少しずつエッセンスから学ぶことができるの...続きを読むで、かいつまんだ理解をするにはいい一冊だが、たぶん専門家からしたら物足りないんだろうな。

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Posted by ブクログ 2011年09月18日

アダム・スミスの国富論から始まる本書は、マルクスの資本論、ケインズの一般理論から間にハイエクとナイトを挟んで、フリードマンの「資本主義と自由」に至るまでを、現代に通じる経済問題とからめて解説してくれています。

いつものように解釈に対し賛否あるようですが、私には非常に興味深く、面白く読めました。
...続きを読むから国富論や資本論の原著を読み、自分のなりの解釈をはぐくむ、というのは相当時間に余裕のある人じゃないと難しいでしょ。
そういう生活をしてみたい、と思いつつ、まずは働かなくっちゃね、というのが現実なんで、とりあえずは先生のお話を聴くことに価値を感じます。

多少?と思う箇所は、池田先生がいつも取り上げる、
「きのうまで太陽が昇ったことは、あす昇る根拠にはならない」という言葉で、
これはブラックスワン(不確実性)の問題とは性質が違うのでは、と思うんだよね。
白い白鳥しかいないと思っても明日には黒い白鳥が見つかるかもしれない。
これは不確実性の問題だとしても、太陽云々は、地球の自転の話でしょう。
重さ5.972×10^24㎏の球体が、赤道上で時速1700㎞/hで回っている物理的な運動。慣性の法則の話じゃないですか。
もし地球が止まれば、椅子に座って安閑としている我々は、追突事故どころじゃない衝撃で壁に叩きつけらるわけで、って壁もすでにないか?
まあ、そういうことだと思います。
地球の自転を止める力はいかほどか?
あるいは太陽を一夜にして消す存在は何物か?というと・・・まあイイケドネ。

後、重商主義に囚われるのはバカってことだけど、これも半分しか納得できない。「」が本書ですが、
「重商主義が大好きです。今で言うと国家資本主義ですね」
重商主義と国家資本主義は、=で良いのでしょうか?
「金をたくさん貯め込んだ国が豊かなんだ・・・スミスはそれをまったくばかげている・・金それ自体は食えるわけでもないし・・・お金が富を生み出すことはない。これはスミスの昔から分かっていることです」
哲学的、文学的には議論のある処でしょうが、経済学的には金をたくさん貯め込めば豊かでしょ。
「真の富は金をつかって買う商品」、と言っても商品だけ積んでおけないでしょう。
意味不明です。

後はオモシロかったです。
特にマルクスが直観した、貨幣の持つ不安感とか、第六講の「資本主義と自由」の章で語られるベーシックインカム制度のもたらす劇的な官僚制度リストラクチャリング。教育バウチャーが引き起こす教育機関の圧倒的効果は、今後の日本が再生する為には、これしかない、ってほど感銘を受けました。

この本も再読、再再読したいですね。
教養が詰まっているのは確かです。

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